ジョニー・デップ出演、サム・ライミ監督のゾンビ映画!日本初公開の驚愕の注目作など約200作品が無料上映&無料配信!アジア最大級の国際短編映画祭、本日9/16より開催!ジョージ・ルーカスの応援メッセージあり!

イベント・映画祭


米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020が9/16~27開催!
世界112の国と地域から厳選された約200作品を無料上映&無料配信!




米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」が2020年9月16日(水)より開催される。
コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、当初予定していた6月の開催を延期し、2020年9月16日(水)より9月27日(日)をメイン日程に、オンライン会場での展開も拡充して開催することとなった。
映画祭では、世界110以上の国と地域から集まった約5,000本の中から、選りすぐりの約200作品を無料上映&無料配信する。
上映会場は、表参道ヒルズ スペース オー、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンスほか(入場無料。一部有料のイベントあり)。会期中は世界の監督とLive Q&Aも展開する予定だ。
また、注目作品の多くがオンラインで配信され、無料で鑑賞できる(鑑賞には登録の必要あり)。
 

ラインナップと上映&配信スケジュール、イベントの詳細は公式サイトをご参照ください
(イベントによってはすでに満席の会場もあります。ご注意ください)。

映画祭オフィシャルサイト
https://www.shortshorts.org/2020

オンライン鑑賞ページ(鑑賞には登録が必要です)
https://shortshorts2020.vhx.tv/



約200本の作品はバラエティに富み、いずれも厳選された傑作、注目作ばかり。
オフィシャルサイトの膨大なラインナップや予定イベントを眺めているだけで、お腹いっぱいになりそうだが、そこは長編映画とは違い、気軽に数多くの作品を楽しめるのがショートフィルムの醍醐味。
まだまだなじみの薄い人も多いショートフィルムの魅力に触れられる絶好の機会だろう。


 



日本初公開のジョニー・デップ出演、サム・ライミほか監督によるゾンビ・ホラー映画『ブラックガイアンドラ』!
ホラー・ファンならファンタスティック映画祭受賞の『足枷』などの注目作が無料配信!




インターナショナルプログラム特別上映作品では、日本初公開となるジョニー・デップ、デビッド・リンチ出演、サム・ライミほかの監督によるゾンビ・ホラー『ブラックガイアンドラ』、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督作品『夜の車』などの話題作が特別上映&無料配信される。また、ジュリエット・ビノッシュ主演のコメディ『違反』のようにオンライン限定配信の注目作品もある。
一方で、カンヌ映画祭パルムドール、アカデミー賞4冠に輝いたポン・ジュノ監督による『支離滅裂』は会場上映限定となる。

多彩なラインナップの中でも、『ブラックガイアンドラ』は、豪華キャスト、スタッフによる、ゾンビをめぐるサバイバル・ホラーであり、ハリウッド映画となんらそん色のない出来栄え。地味で退屈という世間的な短編映画のイメージを覆す作品となっている。いったいどうして、こんな作品が生まれたのか。共同監督・脚本・主演のアンソニー・コンティは監督時なんと16歳で、しかも彼の体は末期の副腎がんに冒されていた。映画を作る彼の夢を、支援団体のメイク・ア・フィルム・ファンデーションが、ジョニー・デップらハリウッドスターと一流クリエイターの協力を得て実現したのだ。
長編と比べればリスクの少ない短編ならではの、映像制作の多様な可能性を示した好例と言えるはずだ。

他にも注目作品が山のようにあるが、「cowai」的には、サンセバスチャンホラー映画祭2019 最優秀賞などに輝いたホラー『足枷』を推したい。こちらもオンライン配信で無料鑑賞できる。

『足枷』








【作品解説】



『ブラックガイアンドラ』

原題 The Black Ghiandola
総分数 16分36秒
アメリカ/ホラー/2017



監督 サム・ライミ、アンソニー・コンティ ほか
脚本・主演 アンソニー・コンティ
出演 デビッド・リンチ、ジョニー・デップ、ローラ・ダーン


STORY
世界が終わりに向かう中、家族をゾンビに殺された青年が、恋に落ちた女性を命懸けで救う。



共同監督・脚本・主演 アンソニー・コンティ

マサチューセッツ州ウォルポール出身のフィルムメーカー(監督当時16歳)。2016年6月に進行したステージ4の副腎皮質がんが見つかる。2016年10月、アンソニーは重い病気または生死に関わる病気を持つ子供たちの映画への望みを叶えるために著名な脚本家、監督、俳優、プロデューサーとチームを組み、短編映画制作を援助する組織Make A Film Foundation(MAFF)(https://makeafilmfoundation.org)に連絡する。ゾンビ映画を作りたかった彼のために、MAFFはジョニー・デップを含む多くのハリウッド有名人の力を借りて制作を手伝った。


オフィシャルサイト作品紹介ページ
https://www.shortshorts.org/2020/prg/ja/1509

オンライン鑑賞ページ(鑑賞には登録が必要です)
https://shortshorts2020.vhx.tv/


メイク・ア・フィルム・ファンデーション







『足枷』

原題 The Burden
総分数 16分49秒
オランダ/ホラー/2019
監督 ニコ・ヴァン・デン・ブリンク



STORY

彼の実家を訪れた若い女性を待っていたのは、不気味な隣人と不吉な過去の事件だった。



映画祭受賞歴

ファンタジア映画祭2019 (カナダ) 最優秀監督賞
HARD:LINE映画祭2019 (ドイツ) Silver Razor Blade観客賞
ストランスブールヨーロッパファンタスティック映画祭 2019 (フランス) 観客賞
サンセバスチャンホラー映画祭2019 (スペイン)最優秀賞




監督 : ニコ・ヴァン・デン・ブリンク


アムステルダムを拠点とするフィルムメイカー。2014年にオランダフィルムアカデミーを卒業。彼の短編ホラー『SWEET TOOTH』は2017年にファンタジア国際映画祭での上映に続き、ニューラインシネマに取り上げられた。最新作である本作もファンタジア国際映画祭でプレミア上映された。


オフィシャルサイト作品紹介ページ
https://www.shortshorts.org/2020/prg/ja/1501

オンライン鑑賞ページ(鑑賞には登録が必要です)
https://shortshorts2020.vhx.tv/











ジョージ・ルーカスからの応援メッセージ



フィルムメイカーの皆さん、

新型コロナウイルスの影響で、映画産業、映画制作のコミュニティは未曾有の事態に陥っています。
SSFF & ASIA を始め、多くの映画祭が延期や中止となったことは大変残念です。

しかしながら、映画産業は映像作品を世の中に発信する新たな手法を革新的に編み出しています。
若いフィルムメイカーの皆さんにはどうか、情熱を絶やさず頑張ってほしい。
SSFF & ASIAのような映画祭は、映画ファンとつながる新しい方法を模索していますし、素晴らしい作品、フィルムメイカーたちの才能を世界に発信すべく展開を用意しています。


映画を作りつづけようとする全ての方のクリエイティブマインドに感謝するとともに、若き作り手たちを世の中に送り出そうとしているSSFF & ASIAにエールを送りたいと思います。

May The Force With You (健闘を祈る)!
                 


                         -George Lucas






※2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となった。
ジョージ・ルーカスは言わずと知れた『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親。
南カリフォルニア大学(USC)時代に短編を制作し、その中の一つ、『電子的迷宮/THX 1138 4EB』が数々の賞を受け、プロ・デビューのきっかけとなった。






【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 概要】



■映画祭代表:別所 哲也
■フェスティバルアンバサダー:LiLiCo(映画コメンテーター)
■開催期間:9月16日(水)~9月27日(日)※オンライン会場も同上の日程に展開
■上映会場:オンライン会場および表参道ヒルズ スペースオー、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンス(赤坂インターシティAIR)含む都内複数の会場にて
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:無料上映 / 無料配信 ※一部、有料イベントあり(予定)
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※上記の記載内容は変更になる場合がございます。

上映作品のスケジュール等はオフィシャルサイトをご参照ください。
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2020

■オンライン鑑賞ページ(鑑賞には登録が必要です)
https://shortshorts2020.vhx.tv/



オフィシャルコンペティションの各優秀賞、およびノンフィクション部門の優秀賞、合計4作品が米国アカデミー賞短編部門のノミネート候補作品となる。
そしてオフィシャルコンペティション3部門(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)の優秀賞から選ばれる、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)は、9月27 日(日)に行われるアワードセレモニーで発表となる。
また、本映画祭の開催に先駆けて、9月16日(水)午後三時より、オープニングセレモニーが開催される。



2020年度の開催テーマ

変化を力に変えていこう。
新型コロナウィルスの世界的な流行で、私たちの社会は大きな変化に直面しています。それらの変化には、決して悪い変化だけではなく、新しいコミュニケーションや表現の扉を開く前向きな変化があると私たちは考えます。
例えば、オンラインコミュニケーションは国境を超えたコミュニケーションの可能性を私たちに感じさせ、動画配信サイトで発信される映像は、プロフェッショナルとアマチュアの境界をなくし、下剋上ともいえるチャンスを生みました。
そして、映画を含む文化芸術の場ではウィズコロナに対応した新しい表現のカタチの模索も続いています。それらの中には、模索の一つとして終わるものもあれば、新しいスタンダードへとつながるものもあるでしょう。変化は現在進行形で続いていて、まだ評価がされていないのが現状です。
SSFF & ASIAは毎年世界中で作られるショートフィルムを集め、審査する価値づけ機関としても活動してきました。
今年は世界がコロナウィルスに直面してから約半年のこのタイミングで、新しい表現に目を凝らし、価値ある表現に光を当てる役割をも担います。
6月からの開催延期に伴い、映画祭テーマを「ボーダレス」から「(ニュー)ボーダレス」へと変更した背景には、「その表現がどんな境界(ボーダー)を越えた新しい表現であるか」を考える、というメッセージを込めています。
これまで社会を区切り概念を生み出してきたボーダーを超えること、すなわち、私たちが今まで当たり前のこととして受け入れてきた概念を改めて見直してみること。今年のSSFF & ASIA はショートフィルムを通じて、新しい時代の「(ニュー)ボーダレス」な表現の形を立ち上げます。



ショートフィルムとは?

ショートフィルムとは、長いもので30分前後、短いものはわずか1分ほどの映画作品です。SSFF & ASIA のオフィシャルコンペティションでは、25分以内の作品を公募の条件としています。短尺とはいえ、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーなど多彩な持ち味の作品があり、短い尺だからこそできる映像表現や、ウィットに富んだ物語が数多く制作されています。
ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、スティーブン・スピルバーグなど、その歩みをショートフィルムからスタートしている監督も少なくありませんし、著名な俳優が出演している作品も多数あります。また、ショートフィルムは若手映像作家が力を養うためのフォーマットであり、映画祭はまさにその登竜門といえます。未来の映像作家たちの可能性に、この映画祭で触れてみませんか。



本映画祭の歩み

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。
現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。
また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。

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