『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督の最新作『ノープ NOPE（原題）』と、『サスペリア』などの巨匠ダリオ・アルジェントの新作ジャーロ『DARK GLASSES(原題)』の予告編が解禁された。
『ゲット・アウト』の監督・主演コンビによる“未知との遭遇”?
2022年夏公開『ノープ NOPE(原題)』予告編
監督・脚本は『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール、『ゲット・アウト』で主人公を演じたダニエル・カルーヤを再び主演に迎えている。
ジョーダン・ピール版「未知との遭遇」と言われているが、果たしてそんな単純な内容になるかどうか。
家畜のように人間を回収するエイリアン?上空を覆う巨大物体、キャトルミューティレーターを思わせる舞い上がる人間など、この手の侵略系SFホラーには定番の見せ場でまとめたられ予告編だけに続報が待たれる。
原題：NOPE 全米公開：2022年7月22日（金）予定 配給：東宝東和
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ダリオ・アルジェント、10年ぶりの新作
ローマが舞台のジャーロ『DARK GLASSES(原題)』予告編
御年81歳のダリオ・アルジェントの『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』以来、10年ぶりとなる最新ホラー『DARK GLASSES』の予告編も解禁。
ローマを舞台にした久々のジャーロ。
連続殺人鬼に襲われ失明した娼婦が、同様に殺人鬼によって人生が一変した中国人少年を引き取り、二人で殺人鬼に立ち向かう。
主演のイレニア・パストレッリは『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のヒロインで知られる。共演は、おなじみアーシア・アルジェント。
盲目のキャラクターは『サスペリア』、『シャドー』他でおなじみのローマでジャーロという舞台設定、『オペラ座 血の喝采』風のグロな殺人描写、『サスペリアPART2』『フェノミナ』を意識したような寒色系の室内、赤い原色を強調したライティング、夜のカーチェイス、凶暴なワンちゃん、凶器を捉えた偏執的な映像美など、これまでのアルジェント作品のエッセンスが随所に注がれている様子。
イタリアン・ジャーロといえば、異国から来た人物が探偵役になることが多いが、本作では中国人少年が相棒というのが時代を感じさせる。
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