興行収入450億円突破!中国No.1メガ・ヒット!
乗員乗客128名の命は、ひとりの男に託された―。
世界が驚愕した空前の危機を描く、超弩級スカイ・パニック・アクション!!
奇跡の実話を中国随一のヒットメーカーが映画化!!
中国では建国70年周年を迎えた2019年に「中国の誇り3部作」最後の作品として公開され、3週連続で1位を獲得し7週に渡りベスト10にランクイン。興行収入450億円を突破するメガ・ヒットとなったスカイ・パニック・アクション映画『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』が10月2日(金)より、TOHOシネマート新宿、心斎橋ほかにて全国順次ロードショー公開される。
四川航空3U8633便が、1万メートルの高空を飛行中に操縦室のフロントガラスが破損したことにより墜落の危機に陥る。そんな極限状態の中、乗客を守り抜いた機長やクルーたちの活躍を描く、中国版「ハドソン川の奇跡」と称された奇跡の物語。
国民的英雄のリュー機長を演じるのは、ジョン・ウー監督『マンハント』で福山雅治とW主演を務めたチャン・ハンユー。
そして、『インファナル・アフェア』『頭文字D』のヒットメーカー、アンドリュー・ラウがメガホンをとった。
四川航空3U8633便。重慶発、ラサ行き。
旅に出る者、故郷へ帰る者、そして愛する人のもとへと向かう者―
乗客乗員128名それぞれの想いを乗せて飛び立つ。
しかし、操縦室を予期せぬ事態が襲い、墜落の危機に陥る。
生死の淵をさまよう機体を待ち受けるものとは―。
操縦不可能、氷点下30度、巨大な乱気流。
絶体絶命の中で、必ず生きて還ると誓う男がいた―。
<STORY>
2018年5月14日。重慶市からラサに向かう四川航空3U8633便。リュー機長をはじめとする9名のクルーは、乗客119名を乗せて飛び立った。当初フライトは順調かに思えた。しかし、地上1万メートルの高空を飛行する中、突如操縦室のフロントガラスにひびが入り、瞬く間に大破。副操縦士のチェンの体が外に投げ出される。辛うじてチェンの体を掴んだリュー機長だったが、氷点下30度の冷風が前方から激しく吹き込み、圧力を失った操縦室は自動操縦も不可能になる。激しく揺れる機体に、クルーたちの制止も虚しく乗客たちはパニックとなるが、それはまだ、その先に待ち受ける空前の危機の序章に過ぎなかった―。
<STAFF&CAST>
出演:チャン・ハンユー『マンハント』、オウ・ハオ『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』
ドゥー・ジアン『オペレーション・レッドシー』、ユアン・チュアン『レクイエム 最後の銃弾』
チャン・ティエンアイ『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』、リー・チン
監督:アンドリュー・ラウ『インファナル・アフェア』/脚本:ユー・ヨンガン
<Cast>
チャン・ハンユー 張涵予(リュー・チャンジェン役)
チャン・ハンユーは、中国語官話で『シャーク・テイル』(2004年)、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(2001年)、そして、『トロイ』(2004年)などのハリウッド映画の吹き替えの声優としてキャリアをスタートさせた。
チャンは、いくつもの高い評価を得た作品にわき役で出演しており、演じられる役の幅の広さがうかがえる。ツァオ・バオピン監督の『The Equation of Love and Death(英題)』、スパイ・スリラー『The Message(英題)』(2009年)、アクション映画『孫文の義士団』(2009年)などの作品に出演している。さらに、チャンは、時代劇『項羽と劉邦』(2011年)で、張良を演じた。
2012年、チャンは、歴史的な飢餓を描いたフォン・シャオガン監督の『Back to 1942 (英題)』で僧侶を演じた。2013年には、チャンは、クワン・フー監督のコメディー映画『The Chef, the Actor, the Scoundrel(英題)』で、俳優リウ・イエやホアン・ボーとタッグを組み、オペラ・シンガーを演じている。
2014年、チャンは、ツイ・ハーク監督の『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』に出演し、アンダーカバーの中国人民解放軍兵士を演じ、金鶏賞最優秀男優賞を受賞した。次は、クワン・フーが監督した犯罪映画『ロクさん』(2015年)に出演した。また、チャン・イーモウ監督のファンタジー時代劇長編大作『グレートウォール』(2016年)にも、脇役で出演した。
2016年、チャンは、犯罪スリラー映画『オペレーション・メコン』に主演した。この作品は高く評価され、2016年の中国警察映画の中で興行成績が一番高かった。2017年には、ジョン・ウー監督の警察スリラー映画『マンハント』に出演している。さらに、レオン・ライの初監督作品『Wine War(英題)』にも出演している。
その確かな演技力で名声を手に入れたチャンは、中国の一流俳優の仲間入りを果たした。彼は、金馬奨、金鶏奨、百花映画賞、華表奨、四大授賞式で俳優賞を受賞し、中国で初の快挙となった。
受賞歴
2017年 北京学生映画
祭 お気に入り俳優賞 『オペレーション・メコン』
2015年 中英映画祭 最優秀男優賞 『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』
2015年 金鶏奨 最優秀男優賞 『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』
2008年 中国映画メディア賞 最優秀男優賞 『戦場のレクイエム』
2008年 金馬映画祭 最優秀主演男優賞 『戦場のレクイエム』
ユアン・チュアン 袁泉(ビ・ナン役)
ユアン・チュアンは、1977年10月6日に中国の湖北省で生まれた。中央戯劇学院の演劇科を卒業。ユアン・チュアンは、『Rhapsody of Spring(英題)』(1998年)に初めて映画に出演し、その演技で金鶏奨最優秀助演女優賞を受賞した。
その次回出演作『Once Upon a Time in Shanghai(英題)』(1998年)でも、金鶏奨最優秀女優賞にノミネートされ、『藍色愛情 A love is blueness』(2000年)の演技で、北京学生映画祭最優秀女優賞を受賞した。2002年、ユアンはモー・イェン監督の『Pretty Big Feet(英題)』で二度目の金鶏奨を受賞。これは、現代の中国西部を初めて描いた作品である。
ユアンは、映画界でも活躍しているが、卒業後、中国の国立劇場の演劇作品にも出演している。『Hurricane(英題)』(2001年)の演技は話題となり、多くの観客を呼んだ。2005年に発表されたメン・ジンフィ演出の大ヒット・ミュージカル作品『Amber(英題)』の演技では、観客を圧倒させた。この作品はアジア7か国をツアーで周り、10万人もの観客を動員した。
2006年、スタン・ライ演出の『Secret Love in Peach Blossom Land(英題)』に出演した。この作品は高く評価され、「2006年の最も優れた演劇作品」に選ばれた。この作品の成功によって、台湾の著名な音楽家ヤオ・チエンと出会う。ヤオ・チエンは、ユアンに音楽の道を勧め、2007年にユアンは、デビュー・アルバム「The Lonely Flower(英題)」をリリースした。
さらに、ユアンは中国国家大劇院で上演された「ジェーン・エアー」(2009年)に出演した。彼女の演技は高く評価され、ユアンは「冷静で、内向的で、頑なな」ジェーンを見事に演じ切り、小説に負けない演技だったと観客の間でも好評であった。2010年、ユアンは中国金獅子演劇賞を受賞、2012年には梅花演劇賞を受賞。両方とも、演劇界では名誉ある賞である。
2014年には、興行成績トップに立った2作品、『Breakup Buddies(英題)』と『いつか、また』に出演し、ユアンにとって飛躍の年となった。
2017年、ユアンは、中国で大ヒットとなったテレビドラマ『The First Half of My Life(英題)』に出演した。
受賞歴
2016年 華鼎奨 最優秀演劇俳優賞
2002年 金鶏奨 最優秀助演女優賞 『Pretty Big Feet(英題)』
2002年 百花映画祭 最優秀助演女優賞 『Pretty Big Feet(英題)』
2001年 北京学生映画祭 最優秀主演女優賞 『藍色愛情 A love is Blueness』
オウ・ハオ 欧豪(シュ・イー・チェン役)
オウ・ハオは、中国の俳優であり歌手である。彼の出演作で最も知られているのは、チャン・ヤン役を演じた『ひだりみみ』(2015年)。
ドゥー・ジアン 杜江(リャン・ドン役)
ドゥー・ジアンは、1985年9月10日に中国の山東省済南市で生まれた。彼の主な出演作には『オペレーション:レッド・シー』(2018年)、『Last Letter(英題)』(2018年)などがある。2013年に女優のフォ・シーイェンと入籍し、二人の間には一人子供がいる。
受賞歴
2019年 To Ten 中国映画祭 十年に一度の若手俳優賞
2018年 海南国際映画祭 最優秀助演男優賞 『オペレーション:レッド・シー』
2018年 百花映画祭 最優秀助演男優賞 『オペレーション:レッド・シー』
チャン・ティエンアイ 張天愛(フォアン・ジャ役)
クリスタル・チャンは、中国の女優でありモデル。彼女の代表作は、2015年の大ヒットウェブ・ドラマ『太子妃 狂想曲<ラプソディ>』。
他に『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』などに出演。
受賞歴
2015年 横店中国映画祭 最優秀助演女優賞 『The Legendary Sniper(英題)』
<STAFF>
監督:アンドリュー・ラウ 劉偉強
アンドリュー・ラウは1960年4月4日生まれ。Shaw Studio(邵氏影城)の撮影監督アシスタントとしてキャリアをスタートさせる。持前のやる気と勤勉さを発揮し、1985年には撮影監督に昇格した。
彼の手持ちカメラでライブ・アクションのシーンを撮影する技術は抜きんでている。その高い技術は、『天使の涙』(1995年)、『いますぐ抱きしめたい』(1998年)、『600万ドルの男』(1974年)、『男たちの挽歌4』(1994年)などの作品で見ることができる。
アンドリューは1991年に監督業を開始。『Against All(英題)』(1984年)、『リズム・オブ・デスティニー』(1992年)、『Ultimate Vampire(英題)』(1991年)などが彼の初期の頃に手掛けた作品である。
1995年、アンドリューは、バリー・ウォンとマンフレッド・ウォンと共にBOB&パートナーズを立ち上げた。映画企画制作部長となった彼は1996年に、『欲望の街・古惑仔 I /銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風』を監督し、興行成績の記録を塗り替えた。アンドリューは、マーシャルアーツとコンピューター・アニメの特殊効果を融合させたことでもよく知られており、『風雲 ストームライダーズ』(1998年)や、『レジェンド・オブ・ヒーロー 中華英雄』(1999年)などがその最たる例である。『ひとめ惚れ』(2000年)や『Ultimate Vampire(英題)』などのラブ・ストーリーも手掛け、ジャンルの幅を広げた。
2002年には、映画製作のプロを集め、ベース・プロダクション・リミテッドを設立し、『インファナル・アフェア』シリーズの製作に取り掛かった。この作品は、アンディ・ラウ、トニー・レオン、エリック・ツァン、アンソニー・ウォンら四大俳優と、ケリー・チャンとサミー・チェンの二大女優を主演に迎えた。『インファナル・アフェア』シリーズは、香港の興行成績を次々に塗り替え、ついには、興行収入5000万香港ドルを超えた。また、同作品は、第22回香港電影金像奨7部門で受賞を果たした。
2003年には『インファナル・アフェア 無間序曲』と、『インファナル・アフェアⅢ 終極無間』を完成させた。さらに、アンドリューは、スポーツ/文化/エンターテイメント部門のリーダー・オブ・ザ・イヤー2003に選ばれた。
さらに、日本の人気漫画「頭文字D」(2005年)を基に書き上げた脚本を映画化した作品は、その年の興行成績1位に輝いた。2006年には、またもや大ヒットとなった韓国映画『デイジー』を手掛けた。2010年から2011年にかけて、著名なカンフー俳優ドニー・イェンを主演に迎えたマーシャルアーツをふんだんに取り入れた映画『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』と『A Beautiful Life(英題)』を完成させた。アンドリューが最近製作を務めた『烈火英雄 戦士達に贈る物語』(2019年)は高い評価を得、それが興行成績にも反映されている。
今後も、アンドリューは、映画界に大きな変革をもたらすために、「ハイエンド」で多彩な映画を手掛けることになるだろう。アンドリューは、その独特なスタイルと、抜きんでた野心を武器に、大衆に訴える作品を生み出す才能を持ち合わせている。
受賞歴
2007年 香港電影金像獎 — 最優秀撮影賞(『傷だらけの男たち』)
2007年 香港専業電影撮影師学会 (HKSC賞)— 最優秀撮影賞
2004年 ブルーリボン賞 — 最優秀外国語映画賞(『インファナル・アフェア』)
2003年 香港金紫荊奨 — 最優秀監督賞(『インファナル・アフェア』)
2003年 金馬奨 — 最優秀監督賞(『インファナル・アフェア』)
製作:ペギー・リー 李錦文
ペギー・リーは、プロダクション・マネージャー/プロデューサー。彼女が手掛けた主な作品は『グリーン・デスティニー』(2000年)、『DOA/デッド・オア・アライブ』(2006年)、『ウルトラヴァイオレット』(2006年)などがある。
視覚効果:エレン・プーン 潘國瑜
潘國瑜(エレン・プーン)は、優れた創造性と高い技術を要求される視覚効果の分野で、世界的に知られたエキスパートである。30年ほど前にアニメの世界に踏み入れてから、今までに数々の賞を受賞した著名な監督たちと一緒に仕事をしてきた。
1986年にMPC(ムービング・ピクチャー・カンパニー)に入社した時からエレンのアニメのキャリアはスタートした。彼女はCG部門の設立メンバーの一人であり、MPCが手掛けた数々の最先端のテレビ番組やコマーシャルに使われたテクノロジーの開発に貢献した。1990年には、ラシェズ・ポストプロダクションに勤務しながらも、画期的なコマーシャルを生み出す。それは、3歳の女の子の幼児が大人のようにしゃべるという内容であった。英国の国勢調査局のためのコマーシャルで、その発想力と完璧な技術力が高く評価された。エレンはテレビ番組「トゥモローズ・ワールド」に出演した際に、英国で初めてCG技術を紹介した。現在はお馴染みとなっている動物が喋る映画やCMを手掛けている。
1991年、エレンは、ジョージ・ルーカスが率いるインダストリアル・ライト&マジックに誘われる。この会社は、映画産業の中でも最先端のアニメや視覚効果を誇る一流の制作会社である。エレンは、この会社に11年間勤め、女性で初めて視覚効果スーパーバイザーの地位まで登り詰めた。エレンは、『グリーンマイル』(1999年)の劇中の奇跡のシーン、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)に登場する生き物たち、『ジュラシック・パーク』(1993年)の恐竜たちなどを含む、その他数多くの名場面を手掛けてきた。
ハリウッドで仕事をしながらも、母国中国でも仕事をしたいという情熱を持ち続けた。やがて、『HERO』(2003年)で、中国の巨匠、チャン・イーモウと仕事をするチャンスに恵まれる。そのユニークなビジュアル・スタイルや、時代劇に巧みに盛り込まれた視覚効果が、高く評価されている。この作品は、同ジャンルのアジア映画の金字塔として不動の地位を手に入れた。『HERO』で、エレンは、2003年度香港電影金像奨最優秀視覚効果賞を受賞した。
もともとアニメに愛着があったエレンはやがてディズニーの作品で照明と構成を担当することになり、彼女にとって大きな飛躍となった。彼女は、プロデューサーやスーパーバイザーとして作品に関わるのも好きであるものの、映画のスクリーン上に登場する魅力的なキャラクターたちを実際に作り上げることができるアーティストの仕事も楽しいと言う。彼女が手掛けた『アナと雪の女王』(2013年)や『ズートピア』(2016年)(両作品とも、アカデミー賞最優秀長編アニメ作品賞を受賞している)、そして最近の『モアナと伝説の海』(2016年)、『シュガー・ラッシュ』(2018年)を見れば、エレンが如何に才能あるアーティストであるかが分かるだろう。
2014年、エレンは、ドリームワークスのベテラン監督ラマン・ホイが手掛けた高予算映画『モンスター・ハント』の視覚効果プロデューサーに指名された。中国の観客のためにデザインされたCGキャラクターたちが実写と融合されたのは、初めてのことだった。しかも、素晴らしい物語が土台となっていた。この映画は大成功に終わり、2015年の興行成績第一位を獲得し、2015年の時点で、史上最高額となった。その後、その映画はブランド化し、登場する生き物は、お茶の間で人気のキャラクターとなった。エレンは、2016年に二度目の香港電影金像獎視覚効果賞を受賞。
エレンは、『Monster Hunt 2(英題)』でも引き続き視覚効果スーパーバイザーと視覚効果プロデューサーを担った。本作品は、2018年2月に世界中で公開された。公開された週は、中国映画の興行成績記録を塗り替えた。今でも、中国で最も成功したフランチャイズ作品として知られている。
エレンは、様々な文化を跨ぐ創造的な美学によって磨かれたインスピレーションと緻密な専門的技術、そして財政力により独自のプロジェクトを手掛けている。
受賞歴
2016年 香港電影金像獎 最優秀視覚効果賞 『モンスター・ハント』
2016年 アニメーション・マガジン・ホール・オブ・フェイム賞
2003年 香港電影金像獎 最優秀視覚効果賞 『HERO』
【作品紹介】
出演:チャン・ハンユー『マンハント』、オウ・ハオ『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』、
ドゥー・ジアン『オペレーション・レッドシー』、ユアン・チュアン『レクイエム 最後の銃弾』、
チャン・ティエンアイ『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』、リー・チン
監督:アンドリュー・ラウ『インファナル・アフェア』/脚本:ユー・ヨンガン
2019年/中国映画/中国語/111分/シネマスコープ/5.1ch/字幕:森澤海郎/映倫区分G
原題:中國機長/英題:The Captain/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
© 2019 Bona Entertainment Company Limited All Rights Reserved.
flight-captain.com