“欲望”をのみこんでゆく――。
異物を“呑み込む”ことで快楽を得る人妻のたどる運命を、美しくもスリリングに描いた衝撃のスリラー『Swallow/スワロウ』が2021年1月1日 (金)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショーされる。
【あらすじ】
完璧な夫、美しいニューヨーク郊外の邸宅、ハンターは誰もが羨む暮らしを手に入れた。
ところが、夫は彼女の話を真剣に聞いてはくれず、義父母からも蔑ろにされ、孤独で息苦しい日々を過ごしていた。
そんな中、ハンターの妊娠が発覚する。待望の第一子を授かり歓喜の声をあげる夫と義父母であったが、ハンターの孤独は深まっていくばかり。
ある日、ふとしたことからハンターはガラス玉を呑み込みたいという衝動にかられる。彼女は導かれるままガラス玉を口に入れ、呑み下すのだが、痛みとともに得も言われぬ充足感と快楽を得る。
異物を“呑み込む”ことで多幸感に満ちた生活を手に入れたハンターは、次第により危険なものを口にしたいという欲望に取り憑かれていく…。
製作総指揮&主演のヘイリー・ベネット、迫真の熱演!
トライベッカ映画祭主演女優賞をはじめ世界中の映画祭で絶賛!
監督のカーロ・ミラベラ=デイヴィスは、自身の祖母が強迫性障害により手洗いを繰り返すようになったというエピソードから本作を思い立ち、結婚、妊娠、夫や義父母からの重圧により孤独を深めていく主人公が、異物を呑み込むことで自分を取り戻していくというショッキングな物語を生み出した。
製作総指揮ならびに主演を務めたのは 2007 年のヒュー・グラントとドリュー・バリモア共演のラブコメ『ラブソングができるまで』の歌姫役で注目を集め、近年も『イコライザー』、『マグニフィセント・セブン』、『ハードコア』、『ガール・オン・ザ・トレイン』ほか話題作へ次々と出演する注目の女優ヘイリー・ベネット。
本作はトライベッカ映画祭で披露されるや批評家からの大きな絶賛を集め、ヘイリー・ベネットはその体当たりの熱演により主演女優賞を獲得!
さらにはファンタジア映画祭での監督賞・脚本賞受賞、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭での国際批評家賞・最優秀演技賞受賞ほか、世界の名だたる映画祭で多数の賞を受賞した。
ヘイリー・ベネット至高のパフォーマンスにのみこまれる、
【鑑賞注意!】の予告映像。
予告映像は主人公の夫の昇進パーティーから始まる。
成功して完璧な夫、郊外の美しい邸宅、主人公のハンターは裕福で何不自由ない幸せな生活を送っており、加えて妊娠も発覚。幸せの絶頂のはずが、どこか浮かない顔。夫や義理の両親からは蔑ろにされ、「果たして私は本当に幸福なのか?」と深く苦悩するように。
孤独な彼女はやがて、思い立ったかのようにケースの中のガラス玉を手に取り口元へ、次の瞬間、嚥下する音が響く――。
その後は異物を呑み込むときの様子を尋ねられ、「いい気持ち。冷たい金属の感触が特に好き。」と晴れ晴れとした表情で答えていくハンター。
そして、画鋲、電池、最後には鋭利で長い螺子(ねじ)回しを口元へ運んでいく姿が収められている。
美しい映像とは裏腹に、観る者の喉がキューッと痛む、まさに【鑑賞注意!】の予告編。しかしながら、その先の展開が気になることは間違いない。
果たして彼女の運命は!?
【作品情報】
『Swallow/スワロウ』
出演:ヘイリー・ベネット、オースティン・ストウェル、エリザベス・マーヴェル、
デヴィッド・ラッシュ、デニス・オヘア
監督・脚本:カーロ・ミラベラ=デイヴィス
音楽:ネイサン・ハルパーン
撮影:ケイトリン・アリスメンディ
編集:ジョー・マーフィー
2019年/アメリカ・フランス/シネマスコープ/95分/英語/レイティング:R15+
原題:SWALLOW/字幕翻訳:平井かおり
配給:クロックワークス
公式サイト http://klockworx-v.com/swallow/
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