予測不能な恐怖のドラマで注目度も急上昇!モダンホラードラマ「怖れ」主演の莉子、髙木雄也に緊急インタビュー!莉子「後半はさらに恐ろしい、とんでもないことに」、髙木「全員怪しく見えてくる。考察しがいがある」

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あなたの身近に潜んでいるかもしれない
“怖れ”に迫るモダンホラードラマが誕生!!



8月15日(木)深夜よりCBCテレビ(中部日本放送)にて放送中のモダンホラードラマ「怖れ」(毎週木曜 深夜0時58分~深夜1時30分・全10話/放送翌日正午よりTVer にて見逃し配信中。また、放送終了後よりFODでも鑑賞できる)。

本日深夜に第四話が放送されるが、その二転三転四転する予測不能な、恐怖のドラマが評判になっている。
途中から見ても十分面白いし、TVerなどで追っかけ視聴も可能だ。

後半は、さらに狂気と恐怖がエスカレートすると言われ、ますます本作への注目度が急上昇する中、「cowai」では主演の莉子、髙木雄也(Hey! Say! JUMP)に緊急インタビューを敢行。
ドラマ離れした、スリリングな撮影の舞台裏を語ってもらった。

[※1]「Hey! Say! JUMP」の「a」の書体はCentury Gothic(センチュリーゴシック)が正式表記



© 「怖れ」製作委員会



スマートフォン・PC向け漫画サービス「サイコミ」で絶賛連載中の『怖れ -令和怪談-』川上十億(サイコミ/Cygames)を原作にパパ活やAI、ASMRなど令和を象徴するテーマが描かれている。

脚本は、お笑いタレントや放送作家など多才な顔を持つかもめんたる・岩崎う大氏が担当し、「Google Pixel」や「ユニクロ」など数々のCMやアーティストMVなどを手掛ける小山巧氏を演出に迎えた、あなたの身近に潜んでいるかもしれない“怖れ”に迫るモダンホラードラマ。




ドラマ「怖れ」予告映像60秒Ver







話題沸騰のモダンホラードラマ「怖れ」放送記念!
莉子&髙木雄也インタビュー
髙木「最初、オファーを受けた時は『無理、やりません』って断ろうと思ったんです」
莉子「ホラーの現場って、実は……」

© 「怖れ」製作委員会



ーー「怖れ」第四話まで拝見しました。全く予測できない意外性のあるストーリーと凝った映像表現、俳優の熱演で、ドラマの新しい可能性を感じました。

莉子 ありがとうございます。

髙木雄也 ありがとうございます。

ーー莉子さんは、ホラーというジャンルはいかがですか。

莉子 大の苦手です。(きっぱり)

ーーでも、ホラー作品にたくさん出演されていますよね?

莉子 ホントそうなんです(苦笑い)。苦手なんですけど、1年間ぐらいの半分、ほぼホラーばっかりやっていた時期があったぐらい。

髙木 へえ。

莉子 その時は、それこそ初号(試写)とかで、毎回、怖いシーンを見ないといけなかったので滅茶苦茶しんどかったんです。

ーー髙木さんはホラー初出演ですか。

髙木 初ですね。そもそも僕はここ数年、舞台が中心で、ホラーどころか、映像から離れていたので。

ーー演じることを決めたきっかけは何だったですか。

髙木 最初、(役の)オファーを受けた時は「無理、やりません」って断ろうと思ったんです。でも、なんとなく作品に興味が湧いて。実際に本(脚本)を読んでみたら、「面白いじゃん!」って。緻密によく練られている話で、複雑で難しいけど、わかった時はすごく楽しいだろうなって。だから(演じることを)決めましたね。

ーーホラーはお好きですか。

髙木 苦手じゃないけど、あんまり…。正直、「よし、今日は映画を観よう」と思った時に、ホラーは選ばないかな。たぶんラブストーリーを選びそう。

莉子 ええっ(笑)、ラブストーリーなんですか。

髙木 その時の気分にもよるけど。まあ、ホラーでも、ゾンビぐらいならちょっと観るかも(笑)。

莉子 私もホラーはほとんど見ないんですが……、でも、ホラーの現場って、実は楽しくて面白いことが多いんです。

髙木 ああ、それはよく聞きますね。みんな、心底楽しんで作っているからこそ、本気の怖さが生まれるって。

ーー今回の現場はどうなんですか。

髙木 そうですね。確かにキャッキャ……いや、キャッキャやっているわけではないけど(笑)、ワイワイやっていますね。






髙木「恐怖シーンにすごくリアリティを感じた」
莉子「作品の本当の意図や真実を理解すると…、ぞっとしました」


© 「怖れ」製作委員会



ーーお二人はシナリオを読んだ時、どんなところに怖さを感じましたか。

髙木 やっぱり、人間の怖さですね。お化けの怖さとは全く違う。僕は、お化けとか信じていないんですよ。見たこともないし、「いないっしょ」ぐらいの気持ち。でも、人間の怖さって「本当にある」じゃないですか。ちょっと何かが外れちゃえば、誰にでも起こり得ることだから。そういう方が怖いですね。だから、この台本を読んだ時も、恐怖シーンにすごくリアリティを感じました。

莉子 脚本を読んだ感想は、とにかく私が何役も「演じ分け」をする必要があったので、相当悩みました。どこまで自分が演じるのか、そもそもこの物語がどういうものなのか、なかなか理解が追いつかなかったんです。最初はもう何が何だか、全然わからなかった。だから監督と撮影前に何度も話し合いをさせてもらって、理解するまでに時間がかかりました。

ーーたしかに、莉子さんは第一話はごく普通のOL、日向を、第二話ではコスプレイヤーのアユミを演じ、二人とも殺害の結末を匂わせる上に、それ以外に“主人公マユ”が存在するなど、次々と予想だにしない展開が起こります。

莉子 作品の本当の意図や真実を理解すると、物語に散りばめられた恐怖の仕掛けがリアルに実感できて、ぞっとしました。

ーーこれまで出演されたホラーとも違う?

莉子 多分また全然違うホラーになっていると思います。
単に怖がらせるだけのホラーでもないし、サスペンスとかリアルな人間ドラマにも力が入っていて、それらをホラーというジャンルの中ですごくうまく描いていると思いますね。

ーー髙木さんが演じるのは、最近何かと注目される突撃系配信者(ヤマカズ)の役ですが、どう演じようと思われましたか。

髙木 今の時代、配信する方がたくさんいるので、参考にはなるんですけど、あまり意識はしませんでしたね。むしろ一見よくある配信者に見えて……というストーリー上の仕掛け?ネタバレになるのであまり言えないんですが、特に後半に向けてのプラスαの要素を、前半のキャラクターにどう伏線として違和感なく乗せていけるのか、演じる上で考えました。
最終的には前半でキャラクターを作り込んでおけば、後半はおのずと自分が狙っている通りになるかなと思って、そうしました。だから、そこまで大変じゃなかったですよ。
もっと後半の話をしたいんすけど、残念ですね。後半は、前半とはまた違った姿を見せられるかな。







髙木「演じながら、自分が撮った映像がけっこう使われるんですよ」
莉子「一つの作品で何役も演じることってなかったので……『いったいどうなるんだろう』って不安で」

© 「怖れ」製作委員会



ーー実際の撮影はいかがでした?

髙木 本当に経験したことのないような撮影が数多くあったので。そこは難しかったというか、自分で100%できたかな?っていう不安もありつつという感じですね。

ーー具体的には、どの辺りが、経験したことのない撮影だったんですか。

髙木 演じながら、同時にiPhoneで「兼カメラマン」みたいな(笑)。自分が撮った映像がけっこう使われるんですよ。

ーーあの映像は本当に髙木さんが撮っているんですね。

髙木 そうです。だから映像がうまく撮れていなかったら、もう一回(やり直し)とかね(笑)。こっちはお芝居しながら、カメラのことまで考えなきゃいけなくて。

莉子 確かに大変そうでしたね。

髙木 でも、そういうのが面白かった。最近ずっと舞台をやっていて、いろいろ細かく作り込んで、それをオープンに皆さんに見せていたんだけど、映像って逆に瞬発力が必要じゃないですか。久々に映像の現場に入って「いいな」と思いましたね。たまにはこういう所に来ないと瞬発力もなくなっちゃうから。

ーー莉子さんはいかがですか。先ほど、監督と複数の役を演じることについて何度も話し合ったと仰っていましたが。

莉子 そうですね。ほんとに、こんなにも一つの作品で何役も演じることってなかったので……。監督からは「1話、2話、3話では(演じる)役名も違うし、別人ではあるんだけど、ベースの部分は一緒なんです」と教えられて。「なるほど」思いながら、台本を読み返して、どう演じるべきか、自分なりに考えました。しかも、実際の撮影は(台本通りの)順撮りではなく、シーンをバラバラに撮っていくので、「いったいどうなるんだろう」って不安でいっぱいだったんです。

© 「怖れ」製作委員会



ーーどうやって乗り越えたんですか。

莉子 本番では、それぞれの(キャラの)衣装を着て演じることで、なんとか切り替えができるようになったんです。「この衣装だから、この役だな」って、すぐに役に入り込めたことが良かったですね。

ーー現場でも監督と話し合ったんですか。

莉子 はい。私自身も役のことを考えるうちに、「ここって、こうした方がいいと思うんですけど」と相談して監督に「そうだね」って受け入れていただけることもよくありました。常に一緒に(キャラを)作り上げていくことを忘れずにいてくださる監督だったので、とても演じやすかったと思います。

ーーカメラワークやライティングも凝っていますね。

莉子 髙木さんが自身でiPhoneを撮られているシーンもそうなんですが、私のシーンでも、GoProとかを使っての撮影が新鮮でした。私がポストにお金を入れるシーンとか、ポストの中や下から撮ったりして、それがオシャレでかっこいい画になるんです。新しい形だなと思って、私もお芝居をしていく上でいい刺激になりました。






髙木「(首吊りのシーンは)大変でしたよ。かなり頑張りましたね」
莉子「(血まみれとか、絶叫とか)毎日が“山場”過ぎて、体力の消耗が激しかったですけど(笑)」






ーー後半になると、莉子さんの演じるキャラもさらに大変なことになるんじゃないかと思いますが、その辺り、ヒントだけでも教えてもらえますか。

莉子 後半はストーリー的にも狂気が増していくというか、本当に今まで演じたことのないような役に挑戦しました。台本だけだと、もう想像もできない世界で(笑)、ひたすら監督に確認しながら作り上げていった感じです。

ーー凄そうですね。でも、予告編やここまでの数話を鑑賞しても、ドラマ離れしたショッキングで斬新な映像美や、スリリングで意外性のあるストーリーが印象に残ります。監督のこだわりも随所に感じられますが、演じる側も熱演、大変さも伝わります。
たとえば、予告編では、髙木さん演じる突撃系配信者ヤマカズがロープでの首吊りを匂わせる映像もありましたが。(さらに↑解禁された第四話予告編にも)

髙木 あれは大変でしたよ。
ヤマカズが本当に首を吊るのかは、見てのお楽しみです。
でも、ああいうシーンって、普通はスタジオで、体をワイヤーで支えて撮るはずなんだけど、今回は屋外のシーンだから、それができない。じゃあ、どうやって撮ったのか、言いたいけど、まだちょっと(笑)。でも、かなり頑張りましたね。自分でもプランを考えて、「よしっ」てやりました。けっこう筋肉も使いましたし。まあ、集中して一発OKでした。

ーーホラーファンとしては、どんなシーンになっているのか、とても楽しみですね。
莉子さんは現場で大変だったのは……って、予告編だけでも血まみれに絶叫の連続ですが。

莉子 もう、ひたすら大変でした。体力的にもスケジュール的にもかなり過密だったので。
普通、撮影って「この日がんばれば、あとは…(楽になれる)」みたいなのがあるんですけど……。

髙木 わかる(笑)。

莉子 この作品は常に、きっと明日がんばれば……いやでも……明日がんばれば……明日がんばれば……って、がんばっていたらクランクアップになっていました(笑)。
毎日が“山場”過ぎて、本当に立ち止まる暇がなかったですね。ずっと全力疾走で走り続けているみたいな感じだった。

ーー莉子さんは一人で何役も演じ分け、毎回絶叫して、血まみれになって逃げたり、殺されたりと、ハードな見せ場を全力でこなしていました。

莉子 ホラーでは、目の開き方とか声の上げ方も、ある程度オーバーにするというか、自分が思っている以上に頑張らないと、観客に「怖さ」が伝わらないみたいなところがありますね。その分、体力の消耗が激しかったですけど(笑)。でも、ホラーって、毎回思うんですが、映像表現の中でまだまだ新しい挑戦ができるというか、特に今回のドラマはそんな可能性を感じましたね。役を通じて、またお芝居の表現の幅が広がったかなって。大変ではありましたけど、学びの日々ではありました。


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莉子「後半はさらに恐ろしい、とんでもないことに」
髙木「全員怪しく見えてくるんじゃないですか。考察しがいがある」

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ーー現場でお互いのお芝居をご覧になって、役者として「すごいな」って思ったところがあったら、教えて下さい。

髙木 何役もやって、その違いを出せるっていうのは、すごいと思います。

莉子 いやいやいや。

髙木 僕自身もこの作品をやる前に、舞台で8役やったんです。

莉子 えっ、そうなんですか。

髙木 うん。本当に「どうしよう」みたいに、すごく悩んでいたから、今回は(莉子さんがそれを)やるんだって(にやり)。

莉子 えーっ(笑)ですね。

髙木 あの大変さを知っているからね。でも舞台は1ヶ月、2ヶ月かけて作り上げて(観客の前に)出すんだけど、そうじゃなくて、さっきも言ったように舞台とは真逆の瞬発力でさ、今日はこの役、明日の午前中はこっちの役、さらに午後にはまた違う役をやんなきゃいけない。それを映像作品でできるのはすごいことだなって思いました。

莉子 ありがとうございます。
髙木さんは…お芝居の素晴らしさは言うまでもないんですけど、例えば、私との(共演)シーンでは、カメラが私にしか向いてない時とか、全然力を抜いていただいて構わないんですけど、もう全部全力でやってくださって、本当に助けていただきました。

髙木 手を抜いても良かったのかな(笑)。

莉子 いやいやいや、そんなこと言わないでください(笑)。すごく感謝しています。常にお芝居にまっすぐ向き合ってる方なんだなって、現場で何度も感じることがありました。私も見習わないといけないって思いましたね。

髙木 でも楽しかったです、やっていて。

ーー完成した映像はとても恐ろしいのに、お二人のやり取りを見ているだけで、現場の和やかな雰囲気が伝わりますね。まさに優れたホラーの現場だったと感じられます。
では、最後に視聴者に向けて、今後の見どころ、メッセージをお願いします。

髙木 見どころは…毎回毎回多すぎる(笑)。でも(主人公の)マユっていう存在はずっと一貫しているのかな。その中でストーリーがどう二転三転し、ヤマカズやマユがどう変わっていくか。多分、全員怪しく見えてくるんじゃないですか。考察しがいがあるというか、楽しんでほしいですね。

莉子 一話一話も面白いんですけど、やっぱり最後まで見ていただくと全貌と言うか真相がわかるので、それがこのドラマの大きな魅力だなって思います。最後まで見て、改めて第一話を見直すと、まったく違う話に見えてくると思うんです。個人的には前半だけでもお腹いっぱいなんですが(笑)、後半はさらに恐ろしい、とんでもないことになります。何も言えないのが、本当にもどかしい。前半の謎めいた部分も、後半にはすべて伏線が回収されていくと思いますので、ぜひ最後まで見てください。

ーーありがとうございました。



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【STORY】

人間だから怖れるのか 怖れるから人間なのか…


© 「怖れ」製作委員会




フリーターの田辺日向は、マッチングアプリで出会った男につきまとわれる。

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 何が起きたのか分からないまま、アユミとして生活するが、 コスプレイヤーの撮影会でトラブルに巻き込まれ、恐怖の中で再び命を落とすことに…するとまたもや、アユミは別人の進藤カナエというOLになり、新たな恐怖に襲われるのだった。

なぜ死ぬたびに別人になるのか…、深まる謎にカナエは途方にくれる。

一方、突撃系配信者のヤマカズ(髙木雄也)は、街で起こる様々な殺害事件に、謎の女性、溝口マユ(莉子)が関わっていることを突き止める。果たしてマユの正体とは?

全ての謎を解くカギは、人気VTuberユクスルにあった!


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■ 番組情報 

番組タイトル :「怖れ」
放送日時 :2024年8月15日(木)より毎週木曜 深夜0時58分~深夜1時30分 
放送回数 :全10話
放送局 :CBCテレビ
配信 :放送翌日正午よりTVer にて見逃し配信
原作 :『怖れ -令和怪談-』川上十億(サイコミ/Cygames)
出演 :莉子 笠原秀幸 山谷花純 こだまたいち 佐藤友祐(lol) 成海花音 髙木雄也 ほか
脚本 :岩崎う大(かもめんたる)/三谷伸太朗、塩味鷹虎、安江渡演出 :小山巧、桑島憲司
オープニング曲 :「disbelief」珀(avex trax)
エンディング曲 :「NERD」Hey! Say! JUMP [※1]
製作著作 :「怖れ」製作委員会(エイベックス・ピクチャーズ CBCテレビ)
権利表記 :© 「怖れ」製作委員会
番組公式HP :https://hicbc.com/tv/osore
番組公式SNS :【X(旧Twitter)】https://x.com/dorama_osore
【Instagram】https://www.instagram.com/dorama_osore/
【TikTok】https://www.tiktok.com/@dorama_osore
[※1]「Hey! Say! JUMP」の「a」の書体はCentury Gothic(センチュリーゴシック)が正式表記





8月15日(木)よりCBCテレビにて
毎週木曜 深夜0時58分~深夜1時30分・全10話放送
放送翌日正午よりTVer にて見逃し配信中







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