1⽉24⽇(⾦)より Prime Video独占配信
シリーズ累計 8,700 万本超えの⼤⼈気ゲームが待望の実写化︕
数々の⼤ヒット・ホラー映画を⽣み出す、⻤才イーライ・ロス監督の最新作︕
とびきり“ヒャッハー”なアクション・アドベンチャー・コメディ︕
『ホステル』『グリーン・インフェルノ』『サンクスギビング』などのホラー作品で知られるイーライ・ロス監督が、シリーズ累計 8,700 万本超えの同名ベストセラーFPS(ファーストパーソン・シューティング)を基に実写化したアクション・アドベンチャー・コメディ映画『ボーダーランズ』が、2025 年 1 ⽉ 24 ⽇(⾦)より Prime Video にて独占配信される。
銀河系で最も混沌とした惑星パンドラを舞台に、⾏⽅不明の少⼥を探す依頼を受けた悪名⾼い賞⾦稼ぎリリスが、個性あふれる仲間と最⾼にブッ⾶んだ“ヒャッハー”な冒険を繰り広げる。
主⼈公リリス役をオスカー⼥優ケイト・ブランシェットが演じているのも見どころだ。
この度、「cowai」ではイーライ・ロス監督へのインタビューを、前後編2回にわたって掲載する。
《後編》の今回はいよいよ「cowai」単独インタビューを敢行。
《前編》では一般メディアとの共同質問がメインだったが、今回はマニアックな質問に挑戦してみた。
当初はオンラインでの直接インタビューも検討されていたが、ロス監督が多忙のため、最終的に、事前に質問を送り、筆記で答えていただいた。
多数のメディアからの質問に答える形式だけに、個別の回答はかなり限られていたと思われるが、ロス監督は非常に熱心かつ丁寧に答えてくれた。
改めて監督と、コーディネートしてくれた宣伝会社に深い感謝を申し上げたい。
イーライ・ロス監督インタビュー《前編》
【特別企画2】
イーライ・ロス監督(『ホステル』『グリーン・インフェルノ』『サンクスギビング』)
「cowai」単独スペシャル・インタビュー《後編》!
「ケイト(・ブランシェット)に『ニューヨーク1997』のことを話したら、彼女は…」
ーーホラーなどのジャンル映画のニュースを紹介するWEB映画マガジン「cowai」と申します。
ロス監督が人気ゲームを原作とした今回の作品を監督が手掛けることには驚きましたが、作品は70年代・80年代ジャンルムービーへの愛にあふれた作品であり、大変面白かったです。監督は『ボーダーランズ』をどんな映画にしたいと考えましたか。
イーライ・ロス マカロニ・ウエスタンのスペース・オペラを作るというアイデアが大好きなんです、それがどんなにクレイジーに見えてもね。『スター・ウォーズ』はジョン・フォードの『駅馬車』を元にしています。私はこの映画を『マッドマックス 2』や『フィフス・エレメント』、『バーバレラ』、「悪魔の首飾り」(『世にも怪奇な物語』の第三話)、『ニューヨーク1997』など、私が愛する映画のミックスとして感じてほしかったんです。でも、西部劇には明確なアーキタイプ=雛形があります。誰が良い奴で悪い奴かがわかるし、どちらにも何かかっこよさや魅力があります。登場人物は人類の無法者の性質を代表していて、常にアウトサイダーを応援しているような気持ちになるんです。私たちは、西部劇の構造を持つロードムービーのミックスを作りました。でもそれは宇宙の別の惑星、3000年後の未来を舞台にしたもの。そこには弾丸を排出するロボットもいるんです。
ーープレス資料によれば、監督は「ホラー映画の監督は、ファンタジー、SF でも素晴らしい監督になる。ホラーには、パンク・ロックの精神“アナーキーな感覚”があるからね」と仰っています。名言と思いますが、もう少し「ホラー監督の醍醐味」「ホラーにおける、パンクロックの精神、アナーキーな感覚」について、詳しく教えていただけますか。
イーライ・ロス ホラー映画を作る監督の仕事は、観客を刺激することだと思っています。ホラー映画は私にとって心地よいものですが、最高のホラー映画は観た後もずっと胸の奥に残り、忘れられません。誰かが恐ろしい話を語る時のあのスリルは、他にはないものです。でも、そういった映画を作っても、好かれることはないんです。私はよく言います、“血は目を染める”、と。見てしまうと、それが全てになってしまう。素晴らしい演技、ユーモア、美しい撮影、美しいスコアがあっても、もし私がうまくやれば、観客は一つのイメージを見て、あとは目を覆ってしまい、そのイメージだけを思い出すことになります。子供の頃、私はパンクロックを聴いていました。ルールがない音楽のようで、まさにそれが私が三池監督の映画を観た時の感じです。まるで完全な狂人が作ったかのような。その危険さが、私がホラー映画を作る時に求めているものです。
ーー本作には、『マッドマックス 2』『ニューヨーク1997』など、1980年代のSFアクション映画の影響が強く感じられます。意識した作品があれば教えて下さい。
イーライ・ロス まったくおっしゃる通りです。ただし、それらはすべてパンドラの世界に適合し、そこでうまく機能する必要がありました。例えば、『ニューヨーク1997』では、アイザック・ヘイゼスがシャンデリアを車に載せて運転しているシーンがありましたよね。あれは本当にかっこよかったです。シャンデリアをあんなふうに使うなんて、まさに未来の世界で彼が選んだ方法だと感じました。ゲームにもそのような要素があります。電話の柱に冷蔵庫がぶら下がっていて、未来の人々が過去のものを見つけて、それをどう使うべきかはよく分からないけれど、これが良いアイデアだと思ったような感じですね。
ーーケイト・ブランシェットを主演にした点も印象に残ります。『エイリアン』のリプリーや、『ニューヨーク1997』のスネークをほうふつとさせつつも、新しさも感じます。監督はどんなヒーロー(ヒロイン)像をイメージされたのですか。また、実際に撮影現場では、監督から役作りの演技指導やリクエストはされたのでしょうか。それとも役作りは俳優にお任せだったのですか。
イーライ・ロス ケイトに『ニューヨーク1997』のことを話したら、彼女は「私のお気に入りの映画よ」と言いました。誰も知らないことですが、当然ですよね、だって彼女の素晴らしいドラマ作品についてインタビューしているときに、80年代のサイエンスフィクション映画について質問することはないでしょう。でも、スネークというキャラクターをイメージしたときに、これが素晴らしい作品の基盤になると思いました。
ーー派手なアクションシーンも多いですが、その辺りで苦労があれば教えて下さい。
イーライ・ロス たくさんあります。コロナは悪夢でした。一緒にリハーサルができず、もし誰かが陽性だと全員が隔離されなければならなかったんです。本当にひどかったです。
ーー撮影はすべてスタジオ内でしょうか。外のロケ撮影もあったように思いますが、どのように撮影されたのか教えて下さい。
イーライ・ロス 一部はCGIを使わなければならなかったので、ブルースクリーンが多かったですし、セットを拡張して本当に作り上げた部分もありました。もし皆さんがVRヘッドセットを持っていれば、どのように作業したのか想像ができす。コロナ禍で撮影していたのでブダペストのセットには誰も訪れることができませんでしたが、私はGoPro 360を持ち込んでVR映像を撮り、ファンがヘッドセットを使ってセットの雰囲気を体験できるようにしました。美術部門は『DUNE/デューン 砂の惑星』のスタッフも担当していたので、例えばハイペリオン社の車両などは実際に作ることができました。セットは本当にワイルドで、サンクチュアリシティは本当に素晴らしかったです。そしてもちろんCaustic Cavernsは実際のトンネルで撮影しました。とても寒くて少し危険でしたが、見た目は本当に素晴らしかったです。全ての俳優が自分でスタントをしたがり、私たちはそこですごく熱くなって撮影しました。
360°VR映像でとらえた『ボーダーランズ』メイキング映像
『リング』の4Kを観たんだけど、傑作でした。
でも最近よく見るのは……
ーーホラーファンにとっては、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン』シリーズ)の出演がうれしかったです。ロス監督の作品に、ジェイミーが出演するのは初めてですか。また、ジェイミーとは、本作の役柄について、どんな話をされましたか。
イーライ・ロス 私たちはタニスがすごく謎めいた存在であるということについて話しました。ランディ・ピッチフォードもこのキャラクターがどこから来たのか、なぜ彼女がそのような人物であるのかについて話して役柄を固めていきました。
もちろん、ジェイミーと一緒に働くことはこの上ない名誉でした。本当に素晴らしい人で、実際に話してみて、彼女が映画界でも崇拝される存在である理由がわかった気がします。
ーー監督の立場で、『ボーダーランズ』の「ここを見て欲しい」「ここが見所」というオススメのシーンがあれば教えて下さい。
イーライ・ロス 私はcaustic cavernsでの戦闘シーンが大好きです。本当にキャストが活き活きとしていて、みんな自分で戦いたいと思ってくれました。アリアナ・グリーンブラット(タイニー・ティナ役)なんかは壁を歩きたがっていたので、フロリアンが彼女を拾い上げて回転させたんです。彼らは素晴らしい役者です。
ーー監督の過去のホラー作品は、残酷でグロテスクだけど、どこかユーモアも感じられます(シニカルでブラックなユーモアも含めて)。本作においても、スリルの中にも、ユーモアを感じるシーンがいくつかありますが、その辺りは、監督は意識されていますか。
イーライ・ロス 私はただただできるだけ自分の魂を込めた演出をしたかったんです。すべては映画に反映されませんでしたが、検閲があったから仕方ないですね。
ーー過去に手掛けた監督作品やプロデュース作品で、印象に残る作品を三つ、「ベスト3」を選んでもらえませんか。また、その理由も教えて下さい。
イーライ・ロス 難しいですね…。あなたはできますか?(笑)
ーー監督が過去に影響を受けた監督や作品を教えて下さい。『ホステル』では三池崇史監督が特別出演、『ホステル2』ではルッジェロ・デオダート監督がカメオ出演していますが。他にもあれば教えて下さい。
イーライ・ロス もちろん、『ホステル』に多大な影響を与えた三池監督は大好きです。最近、『リング』の4Kを観たんだけど、傑作でした。でも最近は『HOUSE ハウス』をよく観ています。ああいう映画を作りたいと思っているんです。完全に狂っていて、壮大で、ルールのない、ただ純粋にクリエイティブな映画をね。
ーー今後の予定を教えて下さい。今後もホラー作品に関わっていかれるのでしょうか。また、今後挑戦してみたいジャンル、企画、作品があれば教えて下さい。
イーライ・ロス 1月に“The Horror Section.”という新しい会社を発表する予定で、とても楽しみです。自分の映画を作り、公開したいと思っています。ファンは100ドルから参加できて、会社の一部を所有することができるんです。詳細はインスタグラムの@realeliroth(https://www.instagram.com/realeliroth/?hl=ja)をフォローしてください。
ーーありがとうございました。
『ボーダーランズ』
1⽉24⽇(⾦)より Prime Video独占配信スタート
INTRODUCTION
⽶国 Gearbox Software 社が開発し、2009 年に 2K Games 社とテイクツー・インタラクティブ社が発売したビデオゲーム『Borderlands(ボーダーランズ)』。世界累計で 8,700 万本以上を誇る、史上最も売れたベストセラーPCゲーム、およびコンソール・ゲームが、このたびアクション・アドベンチャー・コメディとなって実写映画化された。2009 年発売のゲーム『Borderlands』をベースに、謎めいた過去をもつ悪名⾼いトレジャー・ハンターの冒険の旅路を描く。
謎の過去をもつ悪名⾼い賞⾦稼ぎのリリスは、宇宙最強の男アトラスの⾏⽅不明の娘を探す依頼を引き受け、銀河系で最も混沌とした彼⼥の故郷・惑星パンドラへ。道中、リリスは傭兵ローランドと予期せぬ同盟を結び、ウサギ⽿がトレードマークのタイニー・ティナ、筋⾻隆々の解体作業員クリーグ、変わり者の科学博⼠タニス、そして賢い(︖)ロボットのクラップトラップら寄せ集めチームを結成する…。
監督は『グリーン・インフェルノ』(’13)、『ノック・ノック』(’15)、『サンクスギビング』(’23)のイーライ・ロス。脚本は、ロスとジョー・クロンビーが共同で執筆。製作は、『ゴーストライダー』シリーズ(’07、ʼ11)、『アンチャーテッド』(’22)を⼿がけたアリ・アラッド、マーベル・スタジオの CEO にして、『スパイダーマン︓スパイダーバース』(’18)のプロデューサー、アヴィ・アラッド、『トワイライト』(’08〜ʼ12)、『ハンガー・ゲーム』(’12〜ʼ15)シリーズの製作ほか、ライオンズゲートのモーション・ピクチャー・グループの共同社⻑を務めたエリック・フェイグ。製作総指揮は、ゲーム『ボーダーランズ』製作に携わったGearbox Software 社の創設者ランディ・ピッチフォード。
【STORY】
謎めいた過去をもつ悪名⾼い賞⾦稼ぎのリリス(ケイト・ブランシェット)は、銀河系で最も混沌とした惑星にして⾃らの故郷“パンドラ”に戻ってくる。彼⼥の使命は、アトラス(エドガー・ラミレス)の⾏⽅不明の娘を⾒つけることだ。宇宙で最も強⼒な S.O.B(=son of a bitch の略/宇宙⼀のクズの意)のリリスは、傭兵ローランド(ケヴィン・ハート)、放浪の解体者タイニー・ティナ(グリーンブラット)、ティナの守護者クリーグ(ムンテアヌ)、⾵変わりな科学博⼠タニス(ジェイミー・リー・カーティス)、そして、賢い(︖)ロボット、クラックトップ(ジャック・ブラック)と同盟を結成。即席の寄せ集めヒーロー・チームは娘の捜索、そして惑星パンドラに秘められた謎を明らかにすべく、危険な冒険へと旅⽴つ。
⽇本語吹替版キャストに
今井⿇美、平川⼤輔、⾼⽊渉らが参戦︕
⽇本語吹替版予告編
⽇本語吹替版キャストには、ゲーム『ボーダーランズ』シリーズでも吹き替えを担当した⼈気声優陣が集結した。
主⼈公リリス役を今井⿇美、冒険の旅を共にする傭兵ローランド役を平川⼤輔、アトラスの娘タイニー・ティナ役を秋乃、賢い(?)おしゃべりロボットのクラップトラップ役を⾼⽊渉、強化⼈間?のクリーグ役を浜⽥賢⼆、⾵変わりな科学博⼠タニス役を武⽥華が務める。さらに、橘 U ⼦、⻘⼭穣、佐原誠が名を連ねた。
リリス役の今井は「ゲームとはキャラクターの年齢感が違うので難しかったですが、アナザーワールドの“リリス”として受け⼊れていただければ嬉しい」とコメント。クラップトラップ役の⾼⽊も「運命的なキャスティングに逸る気持ちを抑えながらオファーを⼼待ちにしておりました」と喜びを語っている。
【作品情報】
タイトル︓『ボーダーランズ』
配信開始⽇︓2025 年 1 ⽉ 24 ⽇(⾦)
配信表記︓Prime Video にて 2025 年 1 ⽉ 24 ⽇(⾦)より独占配信
原題︓『Borderlands』
原作︓Gearbox Software 「Borderlands」
監督・脚本︓イーライ・ロス
製作︓アリ・アラッド、アヴィ・アラッド、エリック・フェイグ
脚本︓ジョー・クロンビー
出演︓ケイト・ブランシェット、ケヴィン・ハート、ジャック・ブラック、エドガー・ラミレス、
ジェイミー・リー・カーティス、アリアナ・グリーンブラット
製作年︓2024 年
製作国︓アメリカ
本編時間︓101 分
コピーライト︓®, TM & © 2024 Lions Gate Ent. Inc. Borderlands is a trademark of Gearbox. AllRights Reserved.
⽇本語字幕編予告 URL︓https://youtu.be/XKAk79WkFBE
映画『ボーダーランズ』公式サイト︓https://klockworx-v.com/borderlands/
クロックワークス公式 X︓https://x.com/klockworxinfo
Prime Video 公式 X︓https://x.com/PrimeVideo_JP
映画『ボーダーランズ』
2025 年1⽉ 24 ⽇(⾦)より Prime Video にて独占配信中
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