いま見えている世界は「本当の世界」ではない。7 月 5 日に世界は変わる。
これは映画なのか、それとも──警告なのか。
東日本大震災を予知していたことで話題となった漫画家・たつき諒氏の著書『私が見た未来』。この作品には、2025年7月5日に起こる大災害を夢の中で見たと記されている。さらに、物理学者・保江邦夫氏も同日にフィリピン海域に隕石が落下する可能性があると提言している。また、アメリカ先住民・ホピ族が伝える“最後の予言”もこの日ではないかという噂が、ネットを中心に広がり続けている。そんな数々の予言・噂をモチーフにした新感覚ホラー映画『2025 年 7 月 5 日午前 4 時 18 分』が6月27日（火）より、池袋シネマ・ロサほかにて全国ロードショーされる。
「cowai」では、主演の小栗有以(AKB48)に単独インタビューを敢行。その知られざる舞台裏に迫った。
また、映画の公開と本記事の掲載を記念して、『2025 年 7 月 5 日午前 4 時 18 分』の映画ポスター(B2)を抽選で３名様にプレゼントします。(※ポスターに小栗有以さんのサインは付きません。応募方法は記事の後半に掲載)
「7月5日に注目する全ての人が楽しめるように」(小栗)
映画『2025年7月5日午前4時18分』6/27公開記念！
主演・小栗有以(AKB48)単独インタビュー！
――『2025年7月5日午前4時18分』鑑賞しました。どんな作品になるかと思ったんですが、意表を突く展開で面白かったです。
小栗有以 うれしいですね。ありがとうございます。
――ホラー映画の主演は初めてですか。
小栗 映画『未成仏百物語～AKB48 異界への灯火寺～』というオムニバス作品の一編で主演をしていますが、グループではなく、個人としては映画初主演になります。
――アイドルと女優の切り替えは大変ですか。
小栗 もちろん(アイドルとして)グループを盛り上げたいという気持ちは常にありますが、現場に入ったら、“アイドル”とか“かわいい”を捨てて、一人の小栗有以として、しっかり原ハルカを演じたいと思いました。
――ホラー映画はお好きですか。
小栗 苦手です。ちっちゃい頃、お父さんが「世にも奇妙な物語」の音楽を口歌ですっごいされて、ずっと大泣きしてました(笑)。
――オファーを受けた感想は？
小栗 「7月5日に大きな災害が起きる!?」って、今すごい話題になっているじゃないですか。それをタイトルにしたホラー映画に、(ホラーが苦手な)私が主演をしていいのかなって思いました。もちろんお話をいただけた時はとてもうれしかったですけど、グループ以外で、映画に、しかも主演することに、不安とプレッシャーはありました。でも“この日”に注目される、すべての皆さんが最後まで楽しんで見てもらえるような作品にしたいなと思って、一生懸命演じました。
――現場的にはいかがでしたか。
小栗 不安はありましたが、今回の(制作)チームのスタッフさんが監督といつもの顔なじみのメンバーらしくて、とてもアットホームだったんです。
――ホラーなのにアットホーム(笑)
小栗 そう(笑)。だから私もそんなに緊張せずに入っていけて、撮影もスムースで演じやすかったです。もちろんプロの集団だから、厳しい時は厳しいですし、みんな団結して、より良いものを作り上げてる感じがしました。言いたいことも言い合って、撮影をしながら変化していくこともあって勉強になりました。このチームとご一緒できたことがうれしかったですね。
――主人公の原ハルカをどう演じようと思いましたか。
小栗 いただいた台本を読むと、怖いは怖いんですけど、この映画のポスターのようなホラー感のあるシーンとか、人間の怖さとか、得体の知れない怖さとか、様々な恐怖の形がぎゅっと詰め込まれていて、一気に読んでしまいました。普段の作品と比べると、今回はセリフの量もそんなに多くなく、むしろセリフではなくて表情で伝えることを研究しました。
――表情のお芝居ですか。
小栗 いっぱい表情筋をほぐすことを意識しましたね。
ホラー映えするヒロイン!?
ぜひ考察して楽しんでほしい
――役作りで何かホラー映画を鑑賞されましたか？
小栗 正直一本も見れなかったですね。ただ、TikTokにあるホラーのショートムービーはチェックしました。作品というより、いろんな女優さんの驚いている表情とか、怖がる表情を見て勉強しました。
――その甲斐あってか、ホラーのヒロインとしての存在感があったと思います。
小栗 本当ですか。
――イタリアン・ホラーのヒロインのような雰囲気がありましたね。
小栗 ホラー映えするのかなあ(笑)。だとしたら、すごくうれしいですね。
――深夜にドアを外から叩かれて、おびえるシーンの表情も良かったです。
小栗 あれは、けっこうナチュラルというか、お芝居的にあまり作り込んでいないんです、恥ずかしながら(笑)。もちろん表情筋をほぐすことはしていたんですけど。
――あのシーンはどうやって撮ったんですか。
小栗 実は、ドアノブを外からガチャガチャ！と回すのも監督が自らやってくれて。しかも、そこにプラスして、バン！バン！バン！と叩く音が続くんですけど、事前に言われてなくて(笑)。やっぱりホラーのシーンなので、監督としては(役者に)迫真のリアクションを求めていたんです。だから、もう本当に怖くて……。でも途中の「はっ…」っていう表情が自然に引き出されていて、「こうやって撮るんだ」って感心しました。ドッキリじゃないけど、そういう仕掛けも、ありがたかったなって思いますね。
――ホラー演出ならではですね。
小栗 監督もこだわりが強かったので、いろんなアングルからじっくり撮っていましたね。撮影自体はスムーズではあったんですけど、撮る量が多いから、いつの間にか日が暮れて、深夜になって、みたいな。朝から深夜まで、びっしり撮影していたので、ナチュラルにちょっとクマができていて、それも活かして、ハルカを演じました。
――他に監督のホラー演出で印象に残ったシーンがあれば。
小栗 そうですね。本当に監督ならではの撮り方だなって思ったのはカメラ目線、真正面からの撮影が多かった気がしました。カメラ目線をあえて撮らない監督も結構いると思うんですけど、真正面からの撮影は珍しいですよね。
――確かに。
小栗 でも、まっすぐ見るのって、目が合うというか、逆に怖くて、そこにホラー感を感じましたね。しかも時折、(カメラ目線を)若干ずらしたりするんですよ。この監督ならではの撮り方だと思いました。
――撮影で苦労したシーンはありましたか。
小栗 涙を流すシーンでしょうか。クランクイン間もない時、(涙する)シーンを撮ったんですが、監督的にはそれが良かったのか、次の時、最初にはなかったはずの涙のシーンが追加されていて、うれしかったですね。
あと、印象に残ると言えば、家族と一緒にオムライスを食べるシーン。あそこの会話は実はアドリブなんです。お父さん役とお母さん役の俳優さんがすごく優しくて、本当の親子の様に打ち解けました。一応、セリフは決まっていたんですけど、自分たちの言葉で話してみたいと思って、監督に相談して「(セリフを)変えても大丈夫」となったんです。ホラーのリアクションと同じではないですが、あそこもすごくナチュラルなお芝居になっています。
――では、最後にメッセージをお願いします。
小栗 『2025年7月5日午前4時18分』という、間近に迫った、都市伝説にもなっている運命の日付を題材にした映画です。日常の不穏な空気を描きながら、ホラー感のある、ちょっとドキッとしたりヒヤッとしたりする部分や、人間の怖さを感じる部分など、本当にいろんな怖さが詰め込まれています。私もそうですが、ホラーが苦手な人でも楽しめるんじゃないかなと思っています。だから作品を見て、ぜひ考察して楽しんでほしいですし、できることなら一回ではなく、何回か見て、より深みにあるミステリアスな面白さを感じ取ってほしいです。
――ありがとうございました。
【小栗有以ビデオメッセージ＋予告編】
ヘアメイク：ITATSU（is）
スタイリスト：大友洸介
＜衣装協力＞
ワンピース：COCO DEAL/ココ ディール ¥17,600(税込)
ショートパンツ：COCO DEAL/ココ ディール ¥13,200(税込)
イヤリング：STELLAR HOLLYWOOD/ステラハリウッド ¥11,000(税込)
リング：STELLAR HOLLYWOOD/ステラハリウッド ¥12,100(税込)
ソックス、シューズ：スタイリスト私物
【読者プレゼント】
『2025年7月5日午前4時18分』6/27公開記念！
映画ポスターを抽選で3名様にプレゼント！
<応募方法>
応募締め切りは2025年7月19日(土)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ポスト( https://x.com/cowai_movie/status/1938259761491022196 )をリポスト(RT)してください。
<抽選結果>
締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。当選品は郵送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)
皆様のご応募お待ちしています！
【応募の注意点】
〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
STORY
映像制作会社に勤める原ハルカの周囲で、目に見えない異変が静かに広がり始めた。同僚の穂花が熱心に追うネットミーム──2025年7月5日、午前4時18分何かが“起きる”という噂。偶然か、必然か。その日はハルカの誕生日と重なっていた。
そんなある日の深夜、玄関がドアノブを狂ったように回し続けられる音を聴く。恐怖を覚え動けずにいるハルカ。その後もたびたび深夜の不気味な訪問者に悩まされ、疲弊してゆくハルカは仕事の合間にTikTokで見つけた一本の動画。そこに映っていたのはハルカの部屋。そして…布団に中に潜り込む“誰か”の姿が映し出されていた。
時間は静かに──確実に──あの刻限へと近づいていく。7 月 5 日、午前 4 時 18 分。その瞬間、ハルカ、そして世界に訪れることとは一体？
INTRODUCTION
物語の主人公は、その日が誕生日である原ハルカ。彼女の身の回りで次々と起こる不吉な出来事をきっかけに、平凡だった日常が少しずつ崩れていく。やがて迎える、2025年7月5日 午前4時18分――そこに待つのは、果たして“何か”なのか？
主演は、AKB48の主要メンバーとして活躍し、ドラマ・映画・モデルなど幅広い分野で才能を発揮している小栗有以とベストセラー作家としての地位を確立し、俳優としても活躍する船ヶ山哲。共演には女優としてのみならずSNSやグラビアでも活躍中の大熊杏優、そして人気動画クリエイターから俳優へと活動の幅を広げている大関れいからが名を連ねる。
監督・脚本は、短編映画『おまいらのせいで、美容室で恥じかいた』、長編映画『自殺するっていうなら、その前に僕に抱かれませんか？』など2chスレッドをテーマした作品で注目を集めた古川大晃。日常に潜む恐怖と破滅の予兆が交差する新感覚都市伝説ホラーに注目したい。
＜CAST・STAFF＞
【タイトル】2025 年 7 月 5 日 午前 4 時 18 分
【公開日】2025 年 6 月 27 日（金）池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー
【出演】小栗有以（AKB48） 船ヶ山哲 大熊杏優 大関れいか 赤羽流河 佐藤里穂 四ノ宮吏玖 宇良田まい
【監督・脚本】古川大晃（「自殺するっていうなら、その前に僕に抱かれませんか？」）
【配給】S･D･P
【企画・製作】STUDIO STROLE
【コピーライト】©︎STUDIO STROLE
【Web・SNS】
◇公式サイト：https://0705movie.com
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2025 年 6 月 27 日（金）池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー
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