『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』と斬新なアイデア、驚異的ビジュアル、圧倒的なリアリティで、観客に新たな世界を体験させ続ける“世界でも最も次回作が期待される映画監督”クリストファー・ノーラン。
彼の集大成にして最高傑作の呼び声高いタイムサスペンス超大作『TENET テネット』が9月18日(金)日本公開される。
全米に先立って公開された41の国と地域では、業界関係者や事前報道の予測を大幅に上回るオープニングを記録。
満を持して9月3日より公開された全米でも、いまだニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、サンフランシスコなどのある大都市の劇場が再開されず、座席数の制限も継続される中、劇場封鎖となった3月以降で断トツの初登場No.1の大ヒットを記録し、週末興行収入2週連続No.1!全世界興行収入は2億ドルを達成!今まさに世界中で『TENET テネット』現象が加速している!
カズレーザー×磯村勇斗
公開直前“逆行体験”イベント!
そしてこの度、9月18日(金)の『TENET テネット』日本公開を記念して、「公開直前“逆行体験”イベント」が実施された。
スペシャルゲストとしてクリストファー・ノーラン監督の大ファンである、お笑い芸人のカズレーザー(メイプル超合金)と俳優の磯村勇斗が登壇し、2 人が愛してやまないノーラン監督の待望の最新作『TENET テネット』の魅力や、未だ分からないことだらけである本作の謎について語り合った。
『ダークナイト』シリーズで衝撃を受けて以来、クリストファー・ノーラン監督の作品が大好きだと語る磯村は、「未だ観たことのない世界へ連れて行ってくれるところが一番の魅力ですね。未開拓の地に足を踏み入れるかのような感覚になるし、その先に期待と緊張が入り混じるように仕掛けてくるところが好きです」とその魅力を熱弁。
公開をすごく楽しみにしていたという『TENET テネット』については「『メメント』や『インターステラー』に続いて“時間”をテーマに扱っていますが、まさか逆行させて、しっかり映像で見せてくるとは…」と本作で描かれた時間の逆行について驚愕の様子。
本作で張り巡らされる伏線の数々に「考えながら観なければと思いつつも、直感が大切」だと本作鑑賞時のポイントを伝授した。
一方、カズレーザーは「ノーラン監督は毎回自分のハードルをめちゃくちゃ上げますよね」と作品を作る度に自らの限界に挑むノーランのすごさを指摘。
『TENET テネット』は「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『ターミネーター』を混ぜて、そこに『カメラを止めるな』をかけたようなすべての作品のいいとこどり」と表現し、「難しいけど、置いてかれたとておもしろいのが憎い。がっつり追いついていこうと思って観ても、パズルが組みあがっていくような気持ちよさがあるのがおもしろい」と本作の魅力について語った。
2人が友達に勧めるとしたら?という質問に、磯村は「とにかくノーラン中毒になれる映画だと伝えたい!」とコメント。「初めて観る人には、なんでノーランの作品を繰り返し見たくなるのかを知るきっかけにもなると思うし、なにより大きいフォーマットにこだわっている監督なので大迫力の画面と音を楽しめる、絶対に映画館で観るべき映画ってことは言えますね」とアピールし、カズレーザーは「前日しっかり寝てから観ること」を勧めた。さらに「『あそこどうだったんだろう?』とすぐ2回目が観たくなるので、1日空いている日に観てほしいです。本当に体力使いますから…観終わったときに2キロ痩せましたからね!」と笑いを誘い、体調を整えて臨むようにアドバイスした。
また、イベントでは時間が“順行”する世界と“逆行”する世界が入り混じる本作にちなんで、“逆行体験”クイズが用意された。
1問目には、階段を降りる様子を逆再生している映像と、逆再生演技をしている映像が用意され、どちらが演技かを当てるクイズを出題。
あまりの違和感のなさに「本当に難しい!」と2人そろって、苦戦するも見事正解を当てた。
2問目は磯村が発言している様子を逆再生した映像から、何を言っているかをカズレーザーが回答。
逆再生された言語の不可解さに、「前半はテネットって言っているのはわかりました!後半が…テネットのネギ添え…そんな料理があるんですか?」と大苦戦。
正解は「テネット観テネット」で、超難問だったようだ。
最後の問題はある写真をカズレーザーが破いていく様子を逆再生し、それが何の写真か当てるというもの。すぐさま「『TENET テネット』劇中でジャンボジェット飛行機が保管庫に突っ込むシーン」だと正解を当てた磯村の『TENET テネット』への本気度が垣間見えるクイズとなった。
最後にカズレーザーが「本当に楽しい映画。実は万人に勧められる映画なのでぜひ劇場で体験してほしいと思います」、磯村が「劇場に足を運ぶ機会が少しずつ増えてきていると思いますが、映画館もしっかり感染予防をしていると思いますので、『TENET テネット』を機に劇場へ足を運んでもらって、また映画館で映画を観るのが楽しいと思うきっかけとなる作品になればいいなと思います!」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。
さらに、本日ゲストとして登壇したカズレーザーが『TENET テネット』の見どころについて熱く語るスペシャル予告も解禁!
【オマケ】この他の、イベントでの二人のコメント
Q:作品の感想について
磯村「ほんとすごかったですね。『自分大丈夫かな』と思ってしまうくらい、脳の処理が追い付かなったですね。伏線がたくさん張られて、最終的にしっかりわからせてくれる。それはクリストファー・ノーランの魅力だと思うんですけど。今回もいろいろあって、解消していくけど、最終的にどういったことなのか、というのはあなたたちが考えてくださいね、っていう提示の仕方をして。『TENET テネット』は考えて観なければと思いつつも、直感が大事だなと思いましたね」
カズレーザー「ああ~なるほど」
MC「観た後、考えちゃう?しばらく『TENET テネット』に浸る時間がありますよね?」
磯村「考えちゃいますね。浸る時間がありました」
カズレーザー「全部は説明してくれないからね。いいところで突き放してくる」
磯村「あめとムチ」
カズレーザー「そうなんですよ、いい女ですよね。色気のある方のやり方なんですよ。
ついていかなきゃなって思わないと、すぐ置いていかれちゃうんですね。置いていかれてもメチャクチャ面白い、それが憎いところで、僕が酔っ払って見てても、メチャクチャ派手だから楽しいんですけど、みんなはねシラフで観てほしいんですけど、(必死に)追いついていこうって思いながら観ると、メチャクチャ快感なんですよね。あ、ここがつながった、だから監督の手の上で転がされている。これは面白い」
Q:時間の逆行について
カズレーザー「タイムトラベル、タイムリープ、全部混ぜているのね。それをちゃんとわかりやすく、わかりにくく見えるんですけど、なんか、ここ俺、わかるって、自分だけわかった気になるんだよな。その繰り返しなんで、メチャクチャ気持ちいいですよね。パズル、どんどん組みあがっていくところが」
磯村「そうですね、順行と逆行がなんていうんですかね、同じ世界線で動いているときに、人間が前に歩くんだけど、逆行するときは、後ろに歩いていく、いわゆる逆再生みたいなことが映像で起きているんですけど。特に明確だったのは、アクション・シーン。名もなき男と機動隊が戦うんですけど、そこのシーンが、普通のアクションだったら、そのままバシバシやって倒れて、みたいなところなんですけど、それが倒れたところから起き上がっていくところまですべてこう描いていて。撮り方、どうやっているんだ、まあ逆再生で撮っているんだろうなと思って、観終わった後に、関係者の方に聞いたら、ちゃんと逆行しながら撮っていたと。しっかり考えて、アクション何度も練習して、その倒れた状態から立ち上がって、っていうのをちゃんと計算されて、アクションをしていたっていうのを聞いて、どこまで実写にこだわるんだ、ノーランって、って思いましたね。」
カズレーザー「演じている役者さんもメチャクチャ頭いいですよね」
磯村「いいですよね、間違えられないですからね」
MC「パンチにしても。演じ切ってるわけですよね。磯村さんできそう?」
磯村「いや、僕は自信ないですね。」
カズレーザー「これは特殊な芝居ですよね、全員ムーンウォークうまいんでしょうね」
MC「主人公が逆行に飛び込むシーンとか」
磯村「すごいですよね。自分たちも一緒にすっと持っていかれるというか、ほんとに主人公と同じ目線にさせてくれるその演技、演出というか、入り込んじゃいますよね」
【公開情報】
『TENET テネット』
9月18日(金)全国ロードショー!
IMAX®/Dolby Cinema™/4D同時公開
ミッション:〈時間〉から脱出して、世界を救え――。名もなき男(ジョン・デイビット・ワシントン)は、突然あるミッションを命じられた。それは、時間のルールから脱出し、第三次世界大戦から人類を救えというもの。キーワードは〈TENET テネット〉。名もなき男は、相棒(ロバート・パティンソン)と共に任務を遂行し、大いなる謎を解き明かす事が出来るのか!?
監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン 製作:エマ・トーマス 製作総指揮:トーマス・ヘイスリップ
出演:ジョン・デイビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ディンプル・カパディア、アーロン・テイラー=ジョンソン、クレマンス・ポエジー、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー
オフィシャルサイト:http://tenet-movie.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/TENETJP #TENETテネット
配給:ワーナー・ブラザース映画
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