ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のアジア部門で見事グランプリを授賞!藤井秀剛が《幼児虐待》をテーマに描く“和”のスラッシャー・ホラー『超擬態人間』が10月30日より公開!

映画



日本人が挑戦するアメリカンホラー


(c) :2018©POP CO., LTD



《幼児虐待》をテーマに描くスラッシャー・ホラー『超擬態人間』が10月30日(金)より公開される。
監督は『生地獄』『狂覗』の藤井秀剛。
《赤子を抱える男の幽霊》という日本唯一の幽霊画(伊藤晴雨作「怪談乳房榎図」)に着想をえて、オリジナルストーリーを構築。
欧米ホラーのエッセンスと日本人のDNAが見事に融合した本作は、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のアジア部門で見事グランプリを授賞。
予測不能なミステリーと、Jホラーとはひと味違う世界観が世界中で絶賛された作品だ。

(c) :2018©POP CO., LTD


【ストーリー】

ありふれた朝。親子で目を覚ました風摩と蓮は直ぐに異変に気づいた。目の前には〈いつもと違う〉光景が広がっていたのだ。それは深い森……。なぜ彼らは森で目を覚ましたのか?

時同じくして、一台の車が山中に迷い混んでいた。結婚式を控えたカップルとその新婦の父親が乗る車だ。馴れない山道で方向を見失った一行。そんな彼らは更なる試練と向き合う事になる。車が故障したのだ。

ふたつの話が一つになるとき…。それは世界崩壊の始まりを意味していた…。

(c) :2018©POP CO., LTD

(c) :2018©POP CO., LTD





【『超擬態人間』 映画祭・受賞履歴】

・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2019
Spamflix Asian Film Awards部門正式招待上映
同部門グランプリ受賞

・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019
オフシアター・コンペティション部門正式招待上映

・ プチョン国際ファンタスティック映画祭2019
Forbidden Zone部門正式招待上映

・Camera Japan Festival 2019(オランダ)
正式招待上映

・Obscura Film Festival 2019(ドイツ)
正式招待上映

・Rojo Sangre Film Festival 2019(アルゼンチン)
正式招待上映


(c) :2018©POP CO., LTD





【監督プロフィール】


藤井秀剛

中学卒業後、単身渡米。カリフォルニア芸術大学卒業。10年の米国生活を経て、帰国後、2500本の脚本の中から、音楽プロデューサー、つんく♂氏に見出され『生地獄』で監督デビュー。ロイド・カウフマン氏に『最高のホラー監督』と評価を得るなど カルト作品としてヒット。人の恐怖に社会風刺を交えたサスペンス/ホラーのみを描くジャンル監督。2017年公開『狂覗』は1週間 のレイトショーに始まり、ロングラン。キネマ旬報からも年間 BESTに選ばれるなど、高い評価を得る。
 本作、「超擬態人間」以降も、Samsungの全面協力の元、全編GALAXYで撮影した密室スリラー「闇國」(2019)、「ドリーム・ホーム」(2010)でシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭・最優秀女優賞を受賞した香港の人気女優ジョシー・ホー主演の日本・香港合作「怨泊~On Paku~」(2020)、新感覚の青春犯罪サスペンスの「半狂乱」(2020)など、意欲作が控えている。

<作品>

生地獄(2000年)
監金~マネーざんす (2001年)
怖来~furai~(2005年)
恐怖依存症(2006年)
狂覗(2017年)
秘醒~PIZZA(2018年)
超擬態人間(2019年)
闇國(2019年)
半狂乱(2020年)
怨泊~On Paku~(2020年)





【プロダクションノート】


「新たなホラーで世界に殴り込む。」そんな藤井監督の一声からこの企画はスタートした。やるからには、今までないものを、日本のありきたりな幽霊モノのJホラーでなく、西洋が得意とするアメリカンホラーを「和」で描き、全く新しいホラー作る。2016年8月プロジェクトはスタートした。

監督のコンセプトは、「鬼」、「着物」、「竹藪」、「古民家」、「沼」、「廃線」など<和>の要素を取り入れ日本美にも拘り、その為、問題は山積み。ロケ地の撮影許可が下りず、日本全国の廃墟という廃墟を歩きつくし、ロケーションにも拘わりぬいた撮影準備はクランクイン・ギリギリまで困難を極めました。

山の中の撮影は過酷を極め、96時間ぶっ通しの完全徹夜撮影と、48時間ぶっ通し撮影を合わせた計7日間の撮影は、まさに地獄。虫だらけの古民家は床は抜け放題。沼に必要な水を引く事ができず、ストーブ1台で暖を取るに11月の寒さは過酷すぎた。疲れと空腹に限界を超え、精神的に異常をきたす者もいた。そのあまりに過酷な状況に、中止の二文字も頭をよぎったが、誰もが限界値の底辺で『世の中をアッと言わせる作品を作るんだ!』という熱意を保つその姿に、心を押し殺し、死ぬ気でこの作品を撮影した。

(c) :2018©POP CO., LTD



本作の監督である 藤井秀剛は、虚構の世界をサスペンス、ホラーで描き、キャラクターや観る者の心理を画で操るカメラワークと脚本に定評のある、日本では珍しい監督です。又エンタメ性を持ちつつも、実は裏テーマを盛り込むのが特徴的で、その手腕は、トロマ社代表ロイド・カウフマンや社会学者で映画批評家の宮台真司氏が絶賛されるほどである。

本作は、特殊な制作チーム<CFA>が手掛けている。<CFA>とは、出演俳優自身が、スタッフ業の全てを兼任するというもの。つまり、本編の出演者は全員スタッフでもあるわけです。近年、無名俳優の仕事が減少傾向にある中、まともな役を演じたい、まともな映画に出演したい・・・そんな強い想いの中で結成されたのが本制作チームです。芝居のみならず、作品のクオリティも含め、制作の細部にまで拘わるプロ中のプロ集団だ。





【作品概要】

原題:超擬態人間 (ちょうぎたいにんげん)
英語題:MIMICRY FREAKS
カテゴリー:長編、フィクション
ジャンル:ホラー、スリラー
制作国;日本
撮影ロケーション:日本
原語:日本語
国際版字幕:英語
素材形式:カラー
本編尺:80分
音声:ステレオ
画面比率:2.35(シネスコ)
撮影素材:デジタル、Full HD
上映用メディア:ブルーレイディスクもしくはDCP
コピーライト(c) :2018©POP CO., LTD

【スタッフ】

監督/プロデューサー/脚本/撮影/編集:藤井秀剛
エグゼクティブ・プロデューサー:山口剛
プロデューサー:梅澤由香里
ラインプロデューサー:坂井貴子
作曲/音楽:上田健二
特殊効果:ミヤ・サヴィーニ

【キャスト】

丸山風摩 役 杉山樹志
佐竹徹 役 望月智弥
元川益暢 役 田中大貴
元川佐久羅 役 河野仁美
光武蔵人 役 桂弘
新開真里 役 坂井貴子
丸山英之 役 越智貴広
永田絵麻 役 宮下純
狂乱男 役 安井大貴
拾い犬 役 パルマ

製作:株式会社POP
配給:イオンエンターテイメント株式会社
宣伝:simpleplus合同会社
海外販売:イオンエンターテイメント株式会社/108JAPAN 株式会社

Tagged