この地に宿るのは、神か悪魔か
想像を絶する驚愕のエクストリームホラー
『22年目の告白 〜私が殺人犯です〜』(17年)、『A.I崩壊』(20年)、『シュシュシュの娘』(21年)など幅広いジャンルの作品を手掛け、日本映画界を牽引する入江悠監督が放つ、オール韓国ロケによる、驚愕のエクストリームホラー『聖地X』がついに11/19(金)より全国公開された(劇場と配信で同時公開)。
初日翌日の11月20日には公開記念舞台挨拶がグランドシネマサンシャイン池袋にて行われ、主演の岡田将生、共演の川口春奈、薬丸翔、そして入江悠監督が参加した。
『聖地X』予告編
禁断の地”聖地 X”が遂に解禁!
本編のカギ!古井戸を模した鏡開きで公開を祝福!
公開記念舞台挨拶レポート
主演の岡田将生は「脚本を読んだ時にどんな映画になるのだろうか?と思ったけれど、僕が演じた輝夫のポンコツな性格で物語が成立しているところが沢山あって面白かった」と手応え。
妹役の川口も「私が演じた要は、韓国での予期せぬ事態に巻き込まれて色々な感情と表情を見せる女の子。後半になるにつれて人間的な変化や成長が見えていたら嬉しい」と役柄紹介。
薬丸は分身したキャラクターの役作りに触れて「入江監督とルール作りをして、一人の人間として成立するよう意識した」と細やかな演技プランがあっての撮影を回想していた。
物語のキーとして、いたる所に“水”が出てくる。
プールや海にも入った岡田だが「韓国が思った以上に寒く、水温も低かった。入りたくはなかったけれど、水が物語のキーになっているので震えながら海にも入りました。それも今ではいい思い出」と懐かしむと、同じく薬丸も「水から出た瞬間、スタッフの方々がもの凄く大きい保温タオルで温めてくれましたよね」と手厚いケアに感謝していた。
川口:母に「あれ何?」と突っ込まれたダンスシーンにも注目して
川口のエクササイズダンスも見所の一つ。
ロケ地・韓国で振り付けの特訓をして臨んだという川口だが、当該シーンの理由について入江監督は「もちろん物語にこじつけられる意味はありますが、単純に今の歳の川口さんのダンスを映像として残したかった」とニヤリ。
まさかの狙いにビックリの川口は「すでに作品を見た母から『あんたあれなんなの?』と言われた。私も『なんだろう…』と。結構撮影も長かった」と苦笑いも「でもいい経験をさせてもらえました」と見どころとして胸を張っていた。
岡田VS薬丸のラストバトルも手に汗握る名場面。
岡田は「韓国のアクションチームの熱量に触発された。もっといいものを作りたいという高みを目指したくなるようなチームでした。薬丸君と息を合わせながら撮影をしていきましたが、面白くてユーモアもあって、楽しいアクションシーンになりました」と見所に。
アクション初挑戦という薬丸は「全部岡田さんにリードしていただきました。僕が手順を間違えたとしても、岡田君が対応して助けてくれた」と最敬礼。
しかしアクションチームの熱が高まりすぎて撮影時間がオーバーしてしまった結果、入江監督は「日本側のプロデューサーが韓国側の製作陣に怒られていました」と暴露して笑わせ、岡田も「それもこうして明るく話せるのは良い事です」と重ねて笑わせた。
岡田:「なんだこの映画は!?」 と思ってもらえたら
映画の内容にちなんで、それぞれのパワースポットを発表。
薬丸は「ラーメン屋さん」、入江監督は「本屋」と回答。
悩んだ川口は「薬局。用事がなくても入って楽しい。何かしら手に取ってしまう。薬局を見つけたら行く」と飾らない返答で、最後まで悩んだ岡田は「近所のスーパーに行ったら、長ネギが1本18円で安かった。でもさすがに安すぎて怖くて買えなかった。安くて嬉しいけれど僕は50円くらいがいいかな…。すごく気になりましたけれど」と地元ネタ。
しかしあまりにも素朴過ぎるパワースポット話に入江監督からは「二人ともほぼ近所の話!」とツッコミが入っていた。
最後は映画に登場する井戸をモチーフにした樽で大ヒット祈願の鏡割り。
主演の岡田は「どうして長ネギの話をしてしまったのか…。それがミステリー」と照れつつ「でもこの映画の根底にあるのは、そんな違和感です。ジャンルにとらわれない映画なので、『なんだこの映画は!?』と思ってもらえたら」とさらなる違和感の拡大に期待を込めていた。
イントロダクション
オール韓国ロケ! 日韓の才能が集結!
『犬鳴村』(20年)、『樹海村』(21年)のプロデュースチームが企画し、オール韓国ロケで挑んだ世界照準のエクストリームホラー映画が誕生した!監督は『22年目の告白 〜私が殺人犯です〜』(17年)、『A.I崩壊』(20年)、『シュシュシュの娘』(21年)など幅広いジャンルの作品を手掛け、日本映画界を牽引する入江悠。
原作は前川知大が主宰する劇団「イキウメ」が上演した同名舞台。入江と前川は『太陽』(16)以来2作目のタッグとなる。
舞台「聖地X」 (Amazon)
主人公で小説家志望の山田輝夫を岡田将生、輝夫の妹・要を川口春奈が演じるほか、緒形直人、真木よう子、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔ら日本を代表する豪華キャストが顔をそろえ制作プロダクションROBOTが韓国映画『犯罪都市』(17)、『悪人伝』(19)のプロダクション、B.A.エンタテインメントと手を組み世界基準の恐怖とクオリティを生み出した。
【ストーリー】
その土地には、絶対に行ってはならない。ひとたび足を踏み入れた者は、想像を絶する奇妙な現象に巻き込まれ、死ぬまで悪夢は終わらない!
小説家志望の輝夫(岡田将生)は、父親が遺した別荘のある韓国に渡り、悠々自適の引きこもりライフを満喫中。そこへ結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口春奈)が転がり込んでくる。
しかし、韓国の商店街で日本に残してきた夫の滋(薬丸翔)を見かける要。その後を追ってたどり着いたのは、巨大な木と不気味な井戸を擁する和食店。無人のはずの店内から姿を現したのは、パスポートはおろか着の身着のまま、記憶さえもあやふやな滋だった。
輝夫と要は別荘で滋を取り押さえ、東京にいる上司の星野(真木よう子)に連絡すると、滋はいつも通り会社に出勤しているという。では輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか? さらに妻の京子(山田真歩)が謎の記憶喪失に襲われた和食店の店長・忠(渋川清彦)は、「この店やっぱり呪われているかもしれません」と言い出す始末。日本人オーナー江口(緒形直人)いわく、店の建っている土地では、過去にも同じように奇妙な事件があったことがわかってくる。
負の連鎖を断ち切るため、強力なムーダン(祈祷師)がお祓いを試みるも、封印された“気”の前には太刀打ちできない。
この地に宿るのは神か、それとも悪魔か?彼らはここで繰り返されてきた数々の惨劇から逃れ、増幅し続ける呪いから解放されることはできるのか!?
想像を絶する悪夢が今はじまる――。
【作品情報】
岡田将生 川口春奈
渋川清彦 山田真歩 薬丸翔
パク・イヒョン パク・ソユン キム・テヒョン
真木よう子 緒形直人
原作:前川知大「聖地X」 監督・脚本:入江悠 音楽:SOIL&”PIMP”SESSIONS 海田庄吾
エンディングテーマ:SOIL&“PIMP”SESSIONS『Face』(Getting Better / Victor Entertainment)
製作:五老 剛 香田哲朗 森田 圭 村上 潔 與田尚志 栗花落光 柴田邦彦 山田泰彦 加太孝明 福田剛紀
エグゼクティブ・プロデューサー:飯田雅裕 紀伊宗之 プロデューサー:小出真佐樹 小杉 宝 共同プロデューサー:神保友香
ラインプロデューサー:山下秀治 韓国プロデューサー:YANG SOO JUNG 音楽プロデューサー:津島玄一 宣伝プロデューサー:山澤立樹
撮影:大塚 亮 照明:野村直樹 録音:古谷正志 美術:KIM KYOUNG HO 衣装:村上利香 YOU JI YEON ヘアメイク:金森 恵 アクション監督:JUN JONG SEOK(TRIPLE-A)
VFXプロデューサー:赤羽智史 編集:佐藤 崇 キャスティング:杉野 剛 助監督:松本 壇 LEE GUN WOO 制作担当:KANG SOL 演技事務:篠﨑めぐみ
「聖地X」製作委員会:朝日新聞社 Akatsuki KDDI キングレコード 東映ビデオ FM802/FM COCOLO ADKエモーションズ サンライズプロモーション大阪 ROBOT 全日本プロレス
企画・制作プロダクション:ROBOT 企画協力:東映 共同制作:B.A.エンタテインメント 配給:GAGA 朝日新聞社
©2021「聖地X」製作委員会
公式HP:https://seichi-x.com 公式ツイッタ-: @seichiX_movie
公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCn2SPgsIaeTHg2C3REDRdfQ
■映画『聖地X』配信概要
配信サービス:「auスマートパスプレミアム」「TELASA(テラサ)」
配信日時:2021年11月19日(金)10:00~
対象:auスマートパスプレミアム会員(月額情報料548円(税込)/初回30日間無料)
TELASA(テラサ)会員(月額情報料618円(税込)/初回15日間無料)
※各サービスの詳細については、下記をご覧ください。
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