見つめるだけで世界は狂う
シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀主演俳優賞受賞
「ただ目が合っただけ」で周囲の人々に襲われるようになった男が、生き残りの戦いの果てに辿り着く《終末》を描いたフランス発の不条理サバイバル・スリラー『またヴィンセントは襲われる』の2024年5月10日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他で全国公開される。
あわせて日本公開版ポスタービジュアル&予告編を紹介する。
ヴィンセントはある日を境に、老若男女たちから突然殺意を向けられ、襲われ、命を狙われるように。「自分と目線が合った瞬間に、人々は襲いかかってくる」……終わらない襲撃の法則をかろうじて発見したヴィンセントは、生き残りをかけた《自衛》を開始する──。
主人公ヴィンセントを『バック・ノール』のカリム・ルクルーが演じた本作は、第76回カンヌ国際映画祭の批評家週間に選出されゴールデンカメラ賞にノミネート。シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀主演俳優賞を獲得するなど、世界各地の映画祭で高く評価されている。
『またヴィンセントは襲われる』予告編
予告編では、日常のあらゆるシチュエーションの中で人々と目が合ってしまい襲撃を受けるヴィンセントの姿が描かれ、「なぜヴィンセントは襲われるのか?」という謎がより深まる内容となっている。
ポスタービジュアルの画面を彩る青色からは、ヴィンセントの目に映る「不条理に自身の命を狙う残酷な世界」をイメージさせる。
<STORY>
ヴィンセントはある日、職場で働いていたインターン生から突然暴行を受ける。ケガが癒える間もなく今度は別の同僚にも襲われたが、加害者たちは襲撃時の記憶を全く覚えていなかった。
「事件の原因は被害者の方にあるのでは」と疑われるヴィンセント。しかし彼に突然殺意を向けて襲いかかってくる者は後を絶たなくなり、見ず知らずの他人すらも命を狙ってくるように。
「自分と目線が合った瞬間に、人々は襲いかかってくる」……終わらない襲撃の法則をかろうじて発見したヴィンセントは、生き残りをかけた《自衛》を開始する──。
キャスト:カリム・ルクルー ヴィマーラ・ボンズ
監督:ステファン・カスタン
原作:マチュー・ナールト
脚本:マチュー・ナールト ドミニク・ボーマール ステファン・カスタン
宣伝協力:Cinemago
配給:NAKACHIKA PICTURES
原題:Vincent doit mourir(英題:VINCENT MUST DIE)
2023年/フランス/シネスコ/カラー/ステレオ/115分
(C)2023 – Capricci Production – Bobi Lux – GapBusters – ARTE France Cinéma – Auvergne-RhôneAlpes Cinema ‒ RTBF
映画公式サイト:vincent-movie.jp