第 38 回サンダンス映画祭(ミッドナイト部⾨)正式出品/
第 41 回モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭 最優秀映画賞、最優秀映画⾳楽賞 受賞/
第 26 回富川国際ファンタスティック映画祭 最優秀監督賞受賞
第 16 回リスボン国際ホラー映画祭メリエス・ダルジャン⻑編映画賞受賞 他多数!
北欧デンマークの新たなる鬼才・クリスチャン・タフドルップ監督の最新作で、北欧最狂のヒューマンホラーと映画祭で絶賛された『胸騒ぎ』が5月10日(金)より新宿シネマカリテほかにて全国公開される。
この度、“今年No.1の不穏な映画”と海外の映画祭で絶賛された本作を象徴する、違和感ありまくりの特別映像が解禁された。
旅先で出会った親切な家族。
何かがおかしい、彼らの“おもてなし”
イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い意気投合する。
数週間後、パトリック夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪ねる。
再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。
彼らの「おもてなし」に居心地の悪さと恐怖を覚えるビャアンとルイーセだったが、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせるが——。
【本編映像が解禁】この夫婦の“おもてなし”何かが嫌だーー。
招待された家で繰り広げられる、違和感だらけの不穏な会話――。
今回解禁となった本編映像では、主人公ビャアンらデンマーク人一家とパトリックらオランダ人一家が食事をするシーン。
和気あいあいとしたランチタイムかと思いきや、徐々に色濃くなる違和感に、不穏な空気が漂い始める様子が収められている。
オランダ人夫婦の夫パトリックは、世界で母国のチーズの評価があまりにも低いと一方的な熱弁を繰り広げている。かたや、その妻カリンはデンマーク人夫婦の娘アウネスに、オランダ語で話しかけ続ける−−。
一体どんな言葉を投げかけているのかもわからず、まるで“自分の娘”のように接する彼女に嫌悪感を抱く母ルイーセ。
終いには、「娘に指図しないで!母親は私よ、あなたじゃない」と怒りを露わにしてしまう。
カリンは平謝りするが、その顔には人を小馬鹿にしたような薄気味悪い笑顔を浮かべている。
この居心地の悪すぎる食事は、悪夢の始まりに過ぎなかった−−。
これは異文化による些細なすれ違い?それとも・・・
兄弟でタッグを組んで生み出した身の毛がよだつ巧妙な脚本。
海外メディアから「今年最も不穏な映画」と評される本作は、クリスチャン・タフドルップ監督と弟のマッズ・タフドルップがタッグを組んで脚本を構築した。人間の裏側に潜む「悪」や「恐怖」を描いたタフドルップ監督は、「冷酷でダークな部分を掘り下げてみたいと考えていました。だからこそ、弟と“デンマーク史上、最も不穏な映画を生み出す”というテーマを掲げて本作の製作に挑んだ」と観客たちを今までにない絶望と恐怖へ陥れるため、軸がブレないように弟と話し合いながら作り上げたと説明。
ずっとホラー作品に挑んでみたかったと話すタフドルップ監督は、「映画的にも品質の高いホラー作品だと自信を持って言えるように、脚本もかなりの修正を重ねて作り上げた」とこだわりを明かす。ヒューマンホラーならではの上質な“恐怖”を、ぜひ劇場で体験していただきたい。
INTRODUCTION
『M3GAN/ミーガン』『エクソシスト』のブラムハウスでリメイク決定!
世界を震撼させた、ホラーファン必見の注目作
第38回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるや「血も凍るような恐怖」(The Hollywood Reporter)、「今年最も不穏な映画」(Cinemacy)と大きな話題になり、本国デンマークのアカデミー賞のロバート賞では11部門にノミネート。
さらに、第41回モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭最優秀映画賞、第26回富川国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞を受賞するなど映画祭を席巻、世界中を恐怖のどん底に突き落とした北欧デンマーク発の「最狂ヒューマンホラー」がついに日本に上陸する。
本作でメガホンをとったのは、俳優としても活躍するデンマークの鬼才クリスチャン・タフドルップ監督。
脚本も手掛けた本作で描かれるのは、ある善良な家族が過ごす悪夢のような週末――。
そんな本作を、『M3GAN/ミーガン』、『エクソシスト/信じる者』、『ゲット・アウト』など数々の大ヒットホラー映画を手がけるスタジオの米ブラムハウス・プロダクションが惚れ込み、日本公開に先駆けてジェームズ・マカヴォイ主演でリメイク版の製作も決定した。
製作総指揮を本作『胸騒ぎ』のクリスチャン・タフドルップ監督が務め、リメイク版の監督をジェームズ・ワトキンス(『フレンチ・ラン』『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』)、プロデュースを“ブラムハウス”CEOのジェイソン・ブラムが手掛けることも明らかとなっている。
ホラーファンは見逃し厳禁の大注目作がついに日本公開となる。
松井玲奈、相沢梨紗(でんぱ組.inc)、野水伊織、人間食べ食べカエル……
「cowai」編集部含む、ホラー系メディアなど総勢 17 名から
悲鳴にも似た《絶賛コメント》が到着!
何もできない、逃げ出せない。
あの時こうしていたらは一切通用しないストロングスタイル。
不穏さを感じながら抵抗することさえできない様は、スクリーンを見つめることしかできない私たちも同じで、無様に不条理の中に打ち捨てられた。
しかし、誰かの不幸は他の誰かの幸福になり得るのである。絶望を見事に演じ切ったモルテン・ブリアンに拍手を。
——松井玲奈(役者・小説家)
あまりにも怖すぎて、どう薦めて良いものか、頭を抱えております。
特に、ラスト15分は心の準備を万全にしてからみてほしい。この映画を観た誰も、この物語の真実を語る事はできない…。世にも恐ろしい映画です。
——相沢梨紗(でんぱ組.inc)
ちょっとした違和感や不安の予兆が、驚くほど巧妙な演出で描かれるのが面白すぎて、ほいほいと足を踏み入れたものの…。
その微かな”胸騒ぎ”に素直に従って行くんじゃなかったと後悔する主人公と同様に、観るんじゃなかった…。一応警告しましたからね!
——大島依提亜(グラフィックデザイナー)
旅先でも気を緩ませたらいけない。絶対に!
胸騒ぎの予感があったら全力で逃げることを学びました。心して観てください。
寒々しいながらに風景描写は美しく、恐怖を煽ります。
——ヒグチユウコ(画家)
ああいやだいやだ!これだから友だちなんてつくるもんじゃない。ましてや知り合い程度で深入りするもんじゃあない。なんて人間嫌いが加速する作品なんだ。妙に直感が働く時はそれに従った方がいい。
気を遣って我慢してもろくなことにならないことは、この作品が証明してくれる。
他人を信じるな。すべてを失ってからでは遅いから。
——野水伊織(映画感想屋声優)
コメント全文➁
物語が進むにつれ、沸々とこみ上げてきたのは激しい怒りだった。
「邪悪」に対する怒りではない。邪悪と対峙して、なんら抵抗することもできず屈服する「善き人」の弱さに対してだ。
ラストの衝撃度も凄まじい。監督の真の狙いはどこにあるのだろう。人間を奮い立たせたかったのか、それとも諦めさせたいのか。
——中野京子(作家・ドイツ文学者)
不穏な家族から次々と手渡される、善意のコーティングを施された「何か」。あなたは受け取らない自信がありますか?これは善意に仕掛けられた罠と、それに抗いきれないどこにでもいる「普通の家族」の話。
小気味よく撒かれた不安の種がどこまでも、どこまでも発芽し続けるスリリングな97分。
本当に気が休まらなかった!!!
——Dr.マキダシ(精神科医/ラッパー)
この映画を見た後では、全ての人が悪意を持っているようにみえる。油断すると食い殺されてしまう気がする。いや、きっとそうに違いないんだ。押しつけがましい善意と腹黒い悪意で魂を壊しにやってくるんだ。
誰か助けて……助けてください……そしてこの胸騒ぎの理由(わけ)を教えてください。
——氏家譲寿(ナマニク)(映画評論・文筆家)
人間の悪意だけでなく、救いようのない弱さも嫌というほど見せつけられる。
ひたすら辛く、どこまでも広がるような虚しさに襲われる。北欧から度々出てくる「美しい情景で厭を包む」作品群。その中でもトップクラスで気分が落ち込みます。冗談とか大袈裟な話ではなく、この作品は心身ともに健康な時に観ましょう。
——人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
なんて居心地の悪い映画なんだ!!
微妙な気まずさが徐々に恐怖へと変貌していき目が離せない。いつしかドス黒い悪意の前に身動きがとれなくなり、観客は暗闇の中に取り残される。
かつてない絶望映画体験に心が崩れ落ちた。
簡単に人を信じちゃ、いけないよ。
——ホラー映画取締役
コメント③
知らない相手との会話の節々に感じる些細な違和感。それは単なる思い過ごしなのか、それとも「純粋な悪意」の表れなのか。その曖昧な感覚をじわりじわりと広がっていく不穏な恐怖として描く。
見たことを後悔するほどの容赦の無い物語と後味の悪さだが作品としては素晴らしい。
これが映画の醍醐味だ。
——ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
邦題のとおり、冒頭から嫌な予感はする。
たまには誤った選択をしてしまうのも人の常だ。
では、それら選択の連続の中で、最悪の結末を回避する“ポイント・オブ・ノー・リターン”ー帰還不能点ーはどこにあったのか?絶対に死守すべきものは何か?それ以外については損切りの決断を下せるものなのか?ケース・スタディの格好の材料。
——大島てる(事故物件サイト運営代表)
キリキリキリ……ジェットコースターが上がる。
ひどくゆっくりとした上昇なので、まあいいかと気にしないでおく。すると突然、凄まじい勢いでどん底へと落下してしまう。急転直下?いや違う、そのコースターはいつでも自由に降りられたはず。降りないことを選んだのは他ならぬ「君だ」。そんな、誰もがする間違いについての話。
——吉田悠軌(怪談研究家)
序盤の食事場面の指舐めから各所の「口まわりの無気味」が巧みで、観ている間、ずっと不味い唾が湧く不快作です。鑑賞後は思い切り叫んで、その唾を吐き捨てましょう。悪意との契約を絶つべし。
——望月哲史(webムー編集長)
静かに蓄積されていく違和感、不穏さがラストで大爆発!“最狂ヒューマンホラー”の名に恥じない残酷で狂った絶品。もう観たくない。
——渡邊存瀰(TOCANA編集長)
あるあるある。身に覚えがありすぎる!
モヤッとする他人の振る舞いを、当たり障りなく受け流した過去の記憶がいくつも蘇る。
彼らから距離を取ることに失敗していたら、本質的にこの家族のような目に遭うこともあったかも!?しばらく胃が痛くなったけど観てよかった。大変勉強になりました(グッタリ)。
——レイナス(ホラー通信 記者)
世界中の映画祭が衝撃と戦慄に包まれたのも納得できる傑作だ。
近年まれに見る、おぞましさ。
ラストの衝撃は『ミスト』を超えている。
ホラーと安易に言うのも抵抗があるほど、真に恐ろしい、危険な映画だ。
——福谷修(WEB映画マガジン「cowai」編集長)
(※順不同・敬称略)
<CAST・STAFF>
監督:クリスチャン・タフドルップ
脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッズ・タフドルップ
出演:モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、
フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース
2022 年/デンマーク・オランダ/ カラー/2.39:1/5.1ch/97 分/
英語・デンマーク語・オランダ語/
英題: Speak No Evil 原題:GÆSTERNE/PG-12
配給:シンカ 宣伝:SUNDAE
提供:SUNDAE、シンカ
© 2021 Profile Pictures & OAK Motion Pictures
sundae-films.com/muna-sawagi
5 ⽉ 10 ⽇(⾦) 新宿シネマカリテほか全国公開
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