ヤンキー高校生 VS 口裂け女!?
遂に誕生した、闘う都市伝説+青春ヤンキーバトルホラー!!
公開中の『先生!口裂け女です!』(エクストリーム配給)が好評だ。Yahoo映画の平均レビューが3.9、Filmarksが3.8、と、4や5の高評価が目立つ。従来の口裂け女映画とも異なる、独特の魅力に満ちた作品はいかにして生まれたのか。新鋭ナカモトユウ監督に緊急インタビューを行った。
また、このインタビューを記念して、ナカモト監督と屋敷紘子のサイン入り、ティザーポスターを抽選で3名様にプレゼントする。(前回、口裂け女役の屋敷紘子インタビューのプレゼントと同じです。こちらで応募された方は重複しますので応募はご遠慮ください)
『ジョン・ウィック』『Mr.ノーバディ』『ドント・ブリーズ』に続く、
ナメてた相手がヤバい奴だった系エンタテイメント!!
ヤンキー高校生3人組が盗んだバイクの持ち主は、運の悪い事にあの口裂け女だった!!「私のバイク返せー!」と物凄い勢いで追い掛けてくる口裂け女!果たして彼らの運命は?そして口裂け女の正体とは?全く新しい闘う都市伝説『先生!口裂け女です!』の本ビジュアル&場面写真&予告編が解禁!口裂け女に闘いを挑む、フレッシュなキャスト陣に要注目!7月7日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ他 全国ロードショー!
Netflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』
木戸大聖映画初主演作
主演はNetflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』で主人公の若き頃を演じて大ブレークした木戸大聖。映画初主演にして、ちょっと気の弱い心優しきヤンキー、タケシ役を熱演!ヒロインのアヤカを演じるのは『仮面ライダーエグゼイド』の黒崎レイナ、バイク盗みの天才・F1を五島列島出身の期待の若手俳優・上野凱、口裂け女役は『マンハント』(ジョン・ウー監督)『るろうに剣心 伝説の最期編』のアクション女優・屋敷紘子。監督・脚本・編集はホラーとカンフーとバイクをこよなく愛する『死霊軍団怒りのDIY』(清野菜名主演) 『福山市長に1日密着してみた』のナカモトユウ。
「『悪魔のいけにえ2』とか、『死霊のはらわたⅡ』が好きなんですよね」
映画 『先生!口裂け女です!』高評価続出記念!
ナカモトユウ監督インタビュー!
――『先生!口裂け女です!』全く予想できない作品でおもしろかったです。
ナカモトユウ監督: お恥ずかしい。いや、でも、そんなに怖くないけど大丈夫ですか?
――ホラー・コメディというジャンルもありますからね。サム・ライミとか。
ナカモト監督: そうなんですよ。僕は『悪魔のいけにえ2』とか、『死霊のはらわたⅡ』が好きなんですよね。
――ああ、わかります。
ナカモト監督: 雰囲気的にはやっぱり80年代テイストっていうか、あんまり暗い映画にしたくなかったんですよ。ホラーの怖さや雰囲気も大事だけど、真面目すぎないというか、明るすぎるわけじゃないけど、ポップな要素も入れつつ、ホラーというより、バトルホラーをやりたかった感じはありました。自分のやりたい、いろんな要素を最大限詰め込んだ作品ですね。
――企画のきっかけは?
ナカモト監督: 昔、原チャリを窃盗して暴走族に売ってたっていう人の話を聞いて「面白いな」と思って。それで、主人公のヤンキーたちが原チャリを窃盗したら、その持ち主がやばいやつで追いかけ回される……みたいなプロットを作ったんです。ただ最初は「口裂け女」とは決めてなくて、ヤンキーと何と戦わせれば面白いかって、ずっと考えていました。そんな中で、僕は都市伝説とかが大好きで、そういえば「口裂け女が100mを6秒で走る」っていう設定を思い出して、原付って60キロぐらいしか出ないでしょ。大型バイクなら逃げ切れるけど、原付だとなんかギリギリだって(笑)。そっからアイデアが広がりましたね。
――ヤンキーと戦う口裂け女は斬新ですね。
ナカモト監督: そうですね。令和初の「口裂け女」ですから(笑)。
――今回の口裂け女のイメージは監督が考えたんですか。
ナカモト監督: 特殊メイクの(藤原)カクセイさんと事前に打ち合わせできる機会があって、そのときに、僕から「今回の口裂け女はかっこよくいきたい」みたいなお話をしました。ビジュアルもいろいろ僕から提案したんですけど、話していく内に、なんとなく「仮面ライダーBLACK SUN」っぽくなっちゃって(笑)。僕があの作品を好きってのもあるんですけど、カクセイさんもBLACK SUNをやっていたので、「仮面ライダーでいきたいです」って話したら、カクセイさん「えーっ」「いやいや」「どういうこと?」みたいに驚かれて(笑)。
――そりゃ、口裂け女ですからね(笑)。でもポスターを見る限り、仮面ライダーというより、リアルな存在感の口裂け女に仕上がっていますが。
ナカモト監督: 目のメイクもあんまりグロとかそっちに振ったりはせず、もう少しシンプルに正統派な感じにしたいとか話し合って、現代の口裂け女のイメージをすり合わせました。ただ、やっぱりさすがカクセイさんというか、最終的にはクオリティの高い口裂け女のビジュアルになりましたね。
「ホラー版のジャッキー(映画)」を目指したんです
――クオリティが高いという意味では、アクション監督の川本さんも本格派ですね。
ナカモト監督: 『ジョン・ウィック4』に参加するぐらいですからね。僕はお仕事するのは初めてだったんですけど、アクションはすごくかっこよく仕上げていただきました。
しかも、かっこいいのはもちろんなんですけど、僕はジャッキー・チェンが大好きなんで「もうちょっとギャグを入れたい」みたいなことを話して、川本さんの家の近くのファミレスとかで、何回も何回も打ち合わせしましたね。
――なるほど、アクションの中にも、口裂け女ならではのホラー・コメディ風な要素が入っているのは、監督のアイデアなんですね。
ナカモト監督: そうですね。
――いろんな映画の要素が入っているという意味では、冒頭の、口裂け女が全速力で走って追いかけるシーンは『ターミネーター2』ですよね。
ナカモト監督: そうです。BGMも含めて「ここは『T2』みたいな感じで行きたい」とスタッフに話しました。あのシーンは洋風のアクションホラーを意識しましたね。
――ヤンキーたちの乱闘に口裂け女が乱入するクライマックスも、低予算映画としては、かなり見ごたえがあります。
ナカモト監督: あのシーン、実は撮影時間は短かくて、午後ぐらいからアクションを撮り始めたんですよ。本当は丸一日かけたかったんですけど。でも川本さんが本当に優秀で、アクションができる方をたくさん呼んできてくださって。日本でもトップクラスにアクションがこなせる方たちが加わったおかけで、大変なシーンもどんどん撮ることができましたね。
――ホラーといえば、後半にも本格的なスプラッター描写があります。
ナカモト監督: あそこは物語の構成上、「口裂け女が誰かを殺すシーンが必要だ」と思ったんですけど、普通のホラーにはしたくなかったんですよね。なんだろう、普通に人を殺したくない……いや、よくわかんないこと言ってんすけど(笑)、なんか変なことできないかなと思って、ずっと考えて。
アクションシーンもそうなんですけど、さっきも言った通り、ジャッキー映画とかの、誰もが知ってるギャグを口裂け女にやらせたら面白いんじゃないかっていうのがあって。ジャッキーのアクション風に内臓が飛び出したりとか(笑)。そう、だからこの口裂け女の殺戮のシーンも「ホラー版のジャッキー(映画)」を目指したんですよね。
――ホラー版のジャッキーと言っても、ほとんどの人は想像できないのでは(笑)。
ナカモト監督: まあ、見たらわかるんですけど、「口裂け女がジャッキーアクションするぜ」って、いやこれ、言葉で説明するのが本当に難しい(笑)。
ナカモト監督: でも、あの(口裂け女が惨殺した相手の)生首も、カクセイさんにしっかり作っていただいて、ちゃんと宙を舞うというか、飛んでいくんですよね。生首、カクセイさん本人が投げてるっていう。
――あの生首、きれいに飛んでいきましたね(笑)。テクニックを感じます。あと、ホラー好きなら、少ししか映らないですけど、「あなたの知らない世界」のパロディも。
ナカモト監督: それに気づいただけでも、めちゃくちゃ嬉しいっすね(笑)。
――世代的によくご存じですね。
ナカモト監督: ちっちゃい頃に、なんか昔の番組を紹介する番組があって、そこで見た記憶があります。昔のテレビの、なんか独特の怖い感じがすごく好きだったんですよ。アナログというか。たぶん「あなたの知らない世界」を知っている世代の人はニヤリとするかな、でも逆に若い人は絶対わかんねえだろうなって(笑)。あれも一瞬ですけど、(オリジナルのタイトルの)書体をちょっとだけ変えただけで、ほとんど印象は同じにしていますね。
「口裂け女でこう来たか!」って驚いてほしい。
――口裂け女を演じられた屋敷紘子さんはいかがでしたか。
ナカモト監督: 最初に打ち合わせた時に、口裂け女にはこういう設定とか過去があってみたいことはお伝えしてましたね。ただ脚本を書いてる時、主人公とか3人組はセリフを書いても脳内再生ができるんですけど、口裂け女だけはセリフを書いても、「ちゃんと成立するのかな」ってずっと半信半疑で。結構ボソッと変なこと言わせてるんで、「どうなるんだろう」って不安でしたね。それでリハーサルで屋敷さんに実際に演じてもらったら、すごくしっくりきたというか、「ちゃんと口裂け女が成立してる!」って。他のキャストにはいろいろ要望を伝えたんですけど、屋敷さんに関して僕はほとんど要望はなかったですね。僕も手探りだったんで、屋敷さんが口裂け女を作ってきてくださったっていうのが大きいですね。
――他のキャストでは、ホラーファンは大迫さんに注目ですね。
ナカモト監督: そこはぜひ書いていただきたいっすね(笑)。大迫さんが口裂け女に会うっていうので、そこは狙って脚本を書きましたね。主人公の父親でしょ。だから主人公には金属バットを持たせているんです(笑)。もちろんヤンキーってのもあるんですけど、やっぱりね大迫さんが父親なんで金属バットがないと駄目だろうって。
――「コワすぎ!」がお好きなんですか。
ナカモト監督: もう大好きで、「コワすぎ!」で大迫さんを知って、カナザワ映画祭で初めてお会いしてお話して「いつか僕の作品にも出てください」ってお願いしてから、結構、毎作品、僕の作品にご出演いただいてますね。
――「コワすぎ!」でも、工藤は口裂け女と戦っていましたね。
ナカモト監督: そうなんですよ。脚本を書いていく上で、大迫さんが口裂け女と初めて対面するところは、やっぱちょっと力が入りましたね。ただ、今回の映画では大迫さんと口裂け女が戦うとかはないんでよ。それをやっちゃうと安っぽいパロディになっちゃうんで。本当は本人に金属バット持たせたかったけど(笑)、さすがにやめました。ただ、口裂け女と対面した時のシーンはちょっと面白くなるように工夫しました。大迫さんや「コワすぎ!」ファンはぜひニヤリとしながら見てほしいですね。
――最後に、この作品の見どころと、メッセージを。
ナカモト監督: 見どころは、主人公3人組がパクッた原付の持ち主が口裂け女で、追いかけ回されて殺されそうになる序盤から、展開がコロコロコロコロ変わり、映画のジャンルもコロコロコロコロ変わるという。84分っていう短い尺の映画なんですけど、目まぐるしく、いろんな要素が盛りだくさんになっているので、ジャンルの切り替わる瞬間とかを楽しんで見ていただきたいですね。映画好きや映画オタクの方は絶対楽しめる作品ですし、ホラーファンの方には「口裂け女でこう来たか!」って驚いてもらって(笑)、あとは仮面ライダーとかジャッキー映画が好きな方にも見てほしいです。
――ありがとうございました。
【読者プレゼント】
映画 『先生!口裂け女です!』高評価続出記念!
ナカモトユウ監督&<口裂け女>役・屋敷紘子
サイン入り激レア・ティザーポスターを抽選で3名様にプレゼント!
<応募方法>
応募締め切りは2022年7月30(日)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート( https://twitter.com/cowai_movie/status/1683107570125508608 )をRTしてください。(前回、口裂け女役の屋敷紘子インタビューのプレゼントと同じです。こちらで応募された方は重複しますので応募はご遠慮ください)
<抽選結果>
締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品は宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)
皆様のご応募お待ちしています!
【応募の注意点】
〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
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※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
【STORY】
高校生のタケシ(木戸大聖) と F1(上野凱) は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。ある日、タケシたちが通う学校に転校してきたアヤカ (黒崎レイナ) も仲間に加わり、3 人で原付窃盗をすることに。寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとしたとき、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走ってくる女にすぐに追いつかれてしまう。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100m を 6 秒で走る伝説の口裂け女だったのだ!
果たして彼らの運命は!?そして口裂け女の正体とは!?