【読者プレゼント】史上最恐「悪魔の書」の真相に迫る、衝撃のドキュメンタリー映画『サタンがおまえを待っている』スティーヴ・J・アダムズ監督、ショーン・ホーラー監督インタビュー!B2ポスターを1名様にプレゼント!

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教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み
10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック。
すべてのきっかけは「悪魔の書」だった!



悪魔教を信じる者たちの信じがたい行為が白日のもとに晒されたとき、北米大陸全土が暗闇に覆われ、10年以上も続く社会現象となった。この事実と、その背後にある、史上最恐の「悪魔の書」の真実を暴く恐怖のショッキング・ドキュメンタリー映画『サタンがおまえを待っている』が8月8日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。
「cowai」では映画の公開を記念して、スティーヴ・J・アダムズ監督&ショーン・ホーラー監督への単独インタビューを掲載(※少しネタバレあり)。また、映画のB2ポスターを抽選で1名様にプレゼントします。(応募方法は記事の後半で紹介)

本ポスター




80年代北米を襲った未曾有の悪魔パニック。そのきっかけとなったのは「悪魔の書」だった・・・。1人の被害者が幼いころに経験した悪魔崇拝の儀式。被害者の目線でその儀式の内容が事細かに記された書に全米が大炎上。カトリック教会やローマ教皇、FBIをも巻き込み、それまで誰も知り得なかった悪魔崇拝の恐るべき実態が ついに明るみに出ることとなった。


『サタンがおまえを待っている』本予告編



この度、ミシェルの証言や当時の騒動の模様など、貴重なアーカイブ映像で構成された本予告が解禁。悪魔的儀式に関する告発は事実かと聞かれ、きっぱりと「もちろんです」と答えるミシェル。だが、「もう何が現実かわからない」と涙声で訴える場面も。ほか、サタン教会の開祖アントン・ラヴェイの姿やサタニック・パニックを知る上で欠かせない重要事件、マクマーティン保育園裁判の写真なども挟まれ、ひとりの女性の蘇った記憶から出発し、世界を暗黒に包み込んだ騒動が立体的に浮かびあがる予告となっている。最後に回り続ける逆さ十字は一体何を意味するのか、恐怖の全貌はぜひ本編にてご確認いただきたい。






「悪魔を信じるかって?」
映画『サタンがおまえを待っている』公開記念!
スティーヴ・J・アダムズ監督、ショーン・ホーラー監督インタビュー!【※少しネタバレあり】

左からスティーヴ・J・アダムス監督、ショーン・ホーラー監督



※以下、作品の核心に触れる部分がございます。

――『サタンがおまえを待っている』近年まれにみる面白さのドキュメンタリーでした。

ショーン・ホーラー監督: ありがとう。

スティーヴ・J・アダムズ監督: 楽しんでいただけただけでも嬉しいですね。

――まず、この作品を手掛けた経緯について教えてください。

ショーン: 私は、まさにこの本(「ミシェル・リメンバーズ」)の舞台となっている(カナダの)ビクトリアで育ったんです。

――原作の舞台で!

ショーン: ミシェル・スミス(悪魔的儀式虐待被害者/「ミシェル・リメンバーズ」著者)たちが住んでいる所から、たった10分の所に住んでいたんだ。でも本が出版された時はまだ子供で、もちろんミシェル本人に会うとかはなかったけどね。

スティーヴ: 僕はビクトリアにそんなダークな歴史があったことは全く知らなかった。きっかけは撮影前、僕とショーンが住んでいた、カナダのブリティッシュコロンビア州(ビクトリアは州都)を舞台にした、ドキュメンタリーの企画を探していたこと。そこでエージェントから渡された100冊ぐらいの原作本の中で、50冊目ぐらいに「ミシェル・リメンバーズ」が入っていた。するとショーンが「あっ、これ知ってる!」って興奮気味に話して、そこから企画が始まった。僕も本の存在を初めて知って、これを掘り下げたいって興味を抱いた。

© 666 Films Inc.



――コンビで映画を作られるのですね。

スティーヴ: どのくらいやってたっけ?

ショーン: 2011年からじゃない?14年間一緒に映像作品、主にドキュメンタリーを手掛けています。なぜかというと実在の人物の物語にとても惹かれるから。

――最初からドキュメンタリーとして作ろうと思ったのですか。例えば『死霊館』のように、実話をベースにしたドラマ仕立ての映画にすることは考えなかったんですか。

スティーヴ: 僕は最初からドキュメンタリーとして考えていた。この作品が、今まで一度も映画化やドラマ化をされていないことも大きかった。興味深い内容なのに、完全に忘れられていたので、逆にこれはぜひやりたいと思いました。

ショーン: この物語をフィクションとして脚色するのは面白いかもしれないけど、これまでは実現が難しかっただろうね。

――その理由は?

ショーン: あくまで推測だけど、一番の理由はこの映画のラストでもちゃんと触れている。もちろん僕ら自身がフィクションにするってことは全然考えなかった。ただ、僕らのドキュメンタリー映画が公開された後はわからないよね。

ミシェル・スミスご本人(悪魔的儀式虐待被害者/「ミシェル・リメンバーズ」著者)。出版当時。© 666 Films Inc.








『ジョーズ』の原作本をヒットさせた
編集者が仕掛けた史上最恐の「悪魔の書」なのに……


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――70年代のベストセラーだった実話の原作を、大人になって改めて読んで、映画化しようとした際、この本の内容を疑ったんでしょうか。それともこの内容を信じたいと思ったんでしょうか。あるいは取材を通して真実を探ろうとしたのですか。

ショーン: いい質問だね(笑)。子供の頃、「ミシェル・リメンバーズ」を一度読んでみたけど、正直あんまり面白くなかった。これは大人になって読み直しても変わらない。なにより文章が面白くないし、引き込まれないんだ。担当した編集者は、あの「ジョーズ」の原作と同じなんだけどね。

――「ミシェル・リメンバーズ」の編集者が「ジョーズ」の原作と同じとは、すごい因縁ですね。「ジョーズ」のような映画化や、記録的なベストセラーを狙ったわけですね。

ショーン: 「ジョーズ」の原作本は最後までどんどん読みたいと思わせるほど、ワクワクするんだけどね。元々、「ミシェル・リメンバーズ」はゴーストライターに書かせようとしたらしいんだけど、うまくいかず、結局ミシェル本人たち(精神科医ローレンス・パズダーとの共著)が書くことになった。そして録音してあったセラピーのやりとりをテキスト化するなどして、一冊の本にまとめたんだ。
僕らが知りたかったのは、本の執筆の裏で何が起きていたのかっていうこと。
例えば、ミシェルをめぐる奇妙な三角関係とか、セラピーを繰り返した結果、彼女と彼女に関わる人たちの人生にどんな影響を与えたのか、そこに興味があったんだ。

ミシェルと共著者の精神科医ローレンス・パズダー © 666 Films Inc.



スティーヴ: 僕は最初から「ミシェル・リメンバーズ」の話を全く信じていなかった(笑)。ミシェルの証言は完全にいっちゃってるし、現実と明らかに乖離(かいり)している。だから、ドキュメンタリーに登場する、FBI捜査官らが本当に地に足のついた、捜査にまつわる冷静な証言をしてくれて、彼らの分析とそれを裏付ける綿密な資料が、本に描かれた異常な儀式や、悪魔教による虐待という“真実”をことごとく揺さぶり、虚飾をはがしていったわけです。

ショーン: 地元とはいえ、僕もさすがに本の内容を信じていなかったよ。だって部屋にサタニストが集まって、赤ちゃんの死体を山のように積み上げるとか。ミシェル本人が悪魔の尻尾を盗もうとするとかね。

スティーヴ: 冗談で、きっと悪魔崇拝の人たちのコンベンションが行われてたんじゃないのって言ってたんだ(笑)。

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再現映像がオカルト映画風になったのは……

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――およそ半世紀前の埋もれた書籍の真相に迫るというのは、かなり大変だったと思います。撮影や製作においての苦労したエピソードがあれば教えて下さい。

ショーン: これも良い質問だ(笑)。資料集めだけでも何年もかかっているからね。特にテレビ番組に関しては、当時の70年代後半から80年代初めの映像素材が本当に残っていなくて。仮に残っていても、テープが傷んで再生できないとか、何度も挫折しながら、必死に探しましたね。その結果、オプラ・ウィンフリーのかなり初期の番組とか、高名なレイト・ナイト・トークショーの番組とか、「ミシェル・リメンバーズ」に関連する、貴重なアーカイブ映像を見つけることができました。でも本当に数えるぐらいでしたね。

当時のテレビ番組映像。三人の中から「本物のミシェルを当てろ!」という内容。© 666 Films Inc.



――取材は何人位に?

ショーン: 映画には12人登場して話していますけど、実際に取材したのは50人~60人ぐらいかな。ミシェルに関することは、医療の記録でもあるので、匿名で取材に応じた人も少なくないんです。

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ショーン: 取材をするたびに、「何か資料があったら提供してください」とお願いしていました。そうしたら、完パケ納品の一か月前に、なんとセラピーのテープ、90分もの尺の音声の記録が送られてきたんですね。再生すると、私たちの想像を超えた驚くべき内容だったので、映画のクライマックスに使用することにしました。

――あのクライマックスのミシェルの音声は生々しくて衝撃的でしたね。
それと音声と共に、当時の録音の模様などを再現した映像も印象に残ります。クライマックス以外にも、全編で陰影に富んだ、ある意味でオカルト映画っぽい演出になっていましたが、それはどういうアイデアから生まれたんでしょうか。

スティーヴ: そう、当時の音声はあったものの、それをどう映像で表現するか、コンセプトを考えている時、元々ミシェルというのは、『ローズマリーの赤ちゃん』とか『エクソシスト』とか、オカルト映画のファンだったことを知ったんです。

『ローズマリーの赤ちゃん』予告編



――ミシェルさんがオカルト映画のファン!それも衝撃ですね。

スティーヴ: 僕らがそのことを知った上で、改めて原作を読むと、どう考えても、ミシェルの話には、オカルト映画の影響が色濃くにじんでいるようにしか見えない。だから、彼女の証言を映像化する時は、その側面も組み入れたいと思いました。仮にこの本が彼女によって完全に作られた物だとすれば、僕らも自由にクリエイティブに表現すべきと思ったんですね。だから最初はオカルト映画っぽい演出で始めて、まあ、ちょっとやりすぎた部分もありますけど、最後は「一番怖いのは人間である」という結論で締めくくっています。

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――お二人は好きなオカルト映画、ホラー映画はありますか。

ショーン: やっぱり世代的に『ローズマリーの赤ちゃん』、あとは『ポルターガイスト』。この手の作品が好きだから、今回の題材に惹かれたっていうのもありますね。



スティーヴ: 好きなホラー映画は『死霊館』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』かな。『死霊館』は、一作目がツボにはまりました。物語の展開がやっぱり怖い。あと僕がホラーを好きなのは、映画館でたくさんの人と一緒に見ると、独特なエネルギーが感じるから。みんなで怖がったり、悲鳴を上げる人たちが多かったので、印象に残っていますね。

――最後に、お二人は悪魔の存在を信じていますか。

ショーン: 楽しい質問だね。元々、サタン協会には興味があって、今回の映画でも「なるほどな」って思うところもあったので、この後、サタン協会に入信するかもしれませんね(笑)。

スティーヴ: (笑)。全然信じてないよ、悪魔なんて。

――ありがとうございました。

オンライン・インタビュー時の二人



(取材・文・福谷修)






【読者プレゼント】
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<応募方法>


応募締め切りは2025年8月27日(水) 
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」X公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ポスト( )をリポスト(RT)してください。



<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式XアカウントよりDMで通知後、発送させていただきます。
(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情でご連絡や商品の発送が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください)



皆様のご応募お待ちしています!



【応募の注意点】

〇当選後にご連絡が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。






INTRODUCTION
「幼い頃、私は悪魔に捧げられた―」
史上最恐《悪魔の書》に迫る、戦慄のドキュメンタリー映画


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1980年にミシェル・スミスという女性とその精神科医ローレンス・パズダーによる共著として出版され、アメリカで大ベストセラーとなった書籍「ミシェル・リメンバーズ」。
『エクスシスト』(73)や『オーメン』(76)の大ヒットにより世の中でオカルト、悪魔が猛威を振るっていた時期、ミシェルは退行催眠のようなセラピーによって、蓋をしてきた禁断の記憶を思い起こす。

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それは5歳の頃に悪魔を崇拝する教団に引き渡され、儀式に捧げられたというものだった。
「私を檻に入れ動物を生贄にしたり、ろうそくを立てて詠唱したり…排泄物を食す行為や胎児の手足の切断が行われているのを目撃した」等、「悪魔的儀式虐待」の様子を詳細に描写したあまりに刺激的な内容は、テレビのバラエティ番組、ワイドショーでも多く取り上げられ、大きく拡散されていく。

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これをきっかけに、「実は私も幼い頃に儀式に参加させられた!」という告発が続出。
世に言う”サタニック・パニック”という大混乱が巻き起こるのだった。
それは”現代の魔女狩り”ともいわれ数々の事件を引き起こし、警察・FBI・学者なども巻き込み、アメリカ全土を恐怖に染めていく。

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今なおアメリカに影を落とす一連のパニックとその恐るべき真相を、スティーヴ・J・アダムズ&ショーン・ホーラー監督コンビがテンポの良い巧みな演出で描いた本作は、SXSW映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ホットドックスフェスティバルフェスティバル等々世界の名だたる映画祭で絶賛!また、辛口レビューサイトRotten-tomatoesでは批評家から95%フレッシュの高評価を獲得している(25年5月14日時点)。

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【証言:悪魔教の身の毛もよだつ行為】

「動物を生贄にし、胎児を儀式に使った」 「目的は善の撲滅と悪魔の召喚」
「悪魔は言葉で韻を踏む、悪魔がそう言っていた」 
「悪魔崇拝者による<野獣の供宴>と呼ばれる儀式」
「目の前で動物の手足を切断、殺害を強要、赤ん坊を殺し、その血を飲まされる」
「悪魔教の聖書に血で署名、親はオカルト組織に属しピザの配達員を切り殺して食べた」
「証拠の発見が難しいのは遺体が残っていないから、悪魔教の正統派は生贄の体を焼き儀式中に食す」
「ブリーダーと呼ばれ、魔女団に子供を産まされた」「最初の2子を悪魔に献上するのが栄誉」








場面写真集

© 666 Films Inc.
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STORY

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1980年から90年代にかけ、「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の生贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、アメリカで未曾有の大パニックが巻き起こった。被害者たちの証言によると、子どもに対し数々の残虐な儀式虐待が行われ、年間200万人もの子どもが犠牲になっていたといい、警察やFBIも動かす大騒動となっていた。そのきっかけとなったのは、ミシェル・スミスという女性の体験を記した一冊の本だった。「ミシェル・リメンバーズ」と題されたその本には、ミシェルが退行催眠により思い出した幼少期の記憶―極めて残虐で恐ろしい悪魔崇拝儀式の内容―が記されていた。ローマ教皇にまで伝わったほど衝撃的内容は、テレビのバラエティやワイドショーでもセンセーショナルに取り上げられていきアメリカ全土を恐怖に染めていく。

全米を震撼させ今もなお影響を与え続ける空前のパニックと、その戦慄の真相に迫った恐怖のショッキングドキュメンタリー。







監督:スティーヴ・J・アダムズ、ショーン・ホーラー
登場⼈物:ミシェル・スミス(悪魔的儀式虐待被害者/「ミシェル・リメンバーズ」著者)※アーカイブ映像
ローレンス・パズダー(精神科医/「ミシェル・リメンバーズ」著者)※アーカイブ映像
アントン・ラヴェイ(サタン教会創始者)※アーカイブ映像
ブランチ・バートン(サタン教会)
チャールズ・エニス(バンクーバー警察)
ケン・ラニング(FBI 特別捜査官)
サラ・マーシャル(配信者)
ロフタス博⼠(記憶科学専⾨家)
2023 年|カナダ映画|英語|カラー|90 分|原題:SATAN WANTS YOU
字幕翻訳:⼤⽯千恵⼦|キングレコード提供|ポニーキャニオン配給
© 666 Films Inc.
公式サイト:satan-matteru666.com
公式 X:@satanwants666






2025 年 8 ⽉ 8 ⽇(⾦) 新宿シネマカリテ ヒューマントラストシネマ渋⾕ 他全国公開





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