タランティーノ「数少ない完璧な映画の一つ」
スティーブン・スピルバーグ監督は「いま観ても最⾼に怖い」

ホラー映画史に刻まれた原点が、
4K デジタルリマスターで、鮮烈に甦る

ホラー映画の最⾼傑作とされる『悪魔のいけにえ』。1975 年、⽇本の観客はスクリーンに映し出された⽣々しい狂気に凍りついた。理屈も情けも通⽤しない暴⼒、⽿を裂くチェーンソーの絶叫。それは「恐怖」という感情の原液を、観る者の脳髄に直接叩きつけるような体験だった。
旅⾏中の若者たちがテキサスの⽚⽥舎でふと⽴ち寄った⼀軒家で出会った殺⼈⻤⼀家。本作が商業デビューとなったフーパ―が、世界中の映画ファンに「決して逃れられない絶望」というトラウマを焼き付けた。全ての恐怖の原点がここから始まったのである。⽇本公開 50 周年を記念し、ホラー映画史上最も重要な作品がこの冬、鮮烈に4K デジタルリマスターでスクリーンに甦る。
公開 50 周年記念版の 4K リマスターは、2014 年の 40 周年時に、トビー・フーパー監督が監修したバージョンをベースとしている。40 周年版の修復は、まずオリジナルの16mm フィルムネガを 4K スキャン。フィルムについた傷や汚れ、ゴミはデジタル技術で丹念に除去され、クリーンな映像が実現した。⼀⽅で、本作特有のドキュメンタリータッチを⽣むザラザラした「粒⼦感」は、監督の意図を尊重し意図的に残された。50 周年記念版では、この 4K 素材を最新の映像技術でさらにアップグレード。従来は潰れていた暗部のディテールや、テキサスの乾いた⽇差し、鮮烈な⾊彩表現を向上させ、⾳声もオリジナルの意図した恐怖を最⼤限に引き出した。
予告編
さらに、世界でファンを多く持つアーティスト、RockinʼJelly Bean ⽒によるイラストを
⼈気グラフィックデザイナー⼤島依提亜⽒がデザインした
公開 50 周年記念版ティザービジュアルも到着︕

ティザービジュアルには、ホラー映画のアイコンともいえる、殺⼈⻤レザーフェイスと、恐怖に顔をゆがませるサリー、⼤きく⾒開かれた⽬のショット、若者たちの緑⾊のバン。⼈⾁ソーセージ。さらに下部には、捕らえられた若者の姿など、劇中の衝撃的なシーンが描かれている。RockinʼJelly Bean(ロッキン・ジェリー・ビーン)⽒による鮮烈な⾊彩で劇中の衝撃的なアイコンが濃密に描かれたイラストは、2022 年に映画ファンから絶⼤な⽀持を得るアメリカの Mondo(モンド)*とのコラボレーション⽤に制作されたものを公開 50 周年記念として特別にリデザイン。数々の話題作を⼿掛ける⼤島依提亜⽒のデザインによって、作品への愛と狂気に溢れたビジュアルが完成した。
*Mondo︓ポップカルチャーグッズの販売で世界的に有名なアメリカの会社。
本⽇正午よりムビチケオンラインも販売開始︕
(https://store.moviewalker.jp/)
鮮やかに、そして更に凶暴に甦り、50年の時を経て再び⼈々を恐怖に陥れ、最⾼に不快にし、⽇本をどん底に突き落とす︕
ぜひ、本作の続報に期待したい。
【作品情報】
オリジナル版アメリカ公開︓1974 年 10 ⽉
⽇本公開︓1975 年 2 ⽉ 1 ⽇
『悪魔のいけにえ 4K デジタルリマスター 公開 50 周年記念版』 *⽂字間は半⾓アケ
監督・製作 トビー・フーパー 脚本 キム・ヘンケル トビー・フーパー
マリリン・バーンズ アレン・ダンジガー ポール・A・パーテイン
1974 年/アメリカ/カラー/83 分/原題︓THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE 配給︓松⽵ R15+
公式サイト movies.shochiku.co.jp/akumanoikenie/
X アカウント https://x.com/shochiku_youga




