『TENET テネット』クリストファー・ノーラン監督の創作の秘密に迫る待望の一冊『ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術』が1月29日発売!直筆スケッチなど貴重資料も公開!

書籍・雑誌



2020年最大の話題作となったタイム・サスペンス超大作『TENET テネット』のBlu-ray&DVDが2021年1月8日(金)にリリースされ、好評を博している。
時間を逆行するアクション・シーンなど、前代未聞の見せ場の連続に、思わず再生機の「巻き戻し再生ボタン」を何度も押してしまった人も少なくないだろう。

『TENET テネット』や『インセプション』『インターステラ―』『ダークナイト』など、重量級の超絶エンタテインメント作品を撮るヒットメーカーでありながら、同時に難解なストーリー、実験的な演出、強い作家性も維持し続ける、驚異の映画監督クリストファー・ノーラン。
彼の頭の中はいったいどうなっているのか?
その創作の秘密に迫った待望の書『ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術』が1月29日(金)発売される。



セブンネットショッピングはこちら



楽天ブックスはこちら

ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術 [ トム ショーン ]

価格:4,400円
(2021/1/27 時点) 楽天ブックス



「ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術」

トム・ショーン 著
山崎詩郎・神武団四郎 監修
富原まさ江 翻訳

2021/1/29発売
B5変型判/400ページ/フルカラー
定価:本体4,000円(税別)
発売・発行:玄光社



人気沸騰のせいか、アマゾンでは発売前ながら一時的に「在庫切れ」となっていたが、出版社に確認したところ、今後も随時入荷予定とのこと(もちろん数に限りがあるので、あくまで予定)。
他にも楽天やセブンネットなどで対応中(こちらも数に限りがあるのでお早めに)。
そして、もちろん発売当日には全国の書店に並ぶ予定だ。
いずれにせよ確実に入手したい場合は予約をお勧めしたい。









直筆スケッチ、絵コンテ、写真などの初公開資料
数々の秘話から明かされる創作の舞台裏



時間を操る映像の魔術師、映画監督クリストファー・ノーラン。

本書はデビュー作『フォロウィング』から最新作『TENET テネット』までを作品ごとにとりあげ、構想から脚本、ビジュアルイメージ、撮影プラン、演出、編集、音へのこだわりなど「ノーラン独自の映画術」を、直筆スケッチ(構想メモ)や未公開写真、絵コンテなどをもとに詳細に紐解く。
初めて目にする貴重な資料も目白押しだ。

たとえば、『インターステラー』の項目では、大きな話題を呼んだ、四次元超立方体のテサラクトの直筆スケッチが紹介されている。



また『ダンケルク』の項目では、ロケ撮影の天候など撮影の舞台裏を詳細に紹介。俳優の演技に関しても、役柄やキャリアに合わせて、様々なアプローチを試みていることがわかる。



『TENET テネット』の項目では、逆行するアクションの図解(直筆スケッチ)を紹介。
撮影では、劇中、最も面倒と思われた、空港のシーンから始まったことに触れ、逆行のルールとして、「シーンからショットを切り取って逆行に加工しないこと」など、いかにして驚異的な逆行アクションが生み出されていったのか、そのこだわりと緻密なプロセスが記述されている。









大ヒット作に投影された
これまで詳しく語られなかった生い立ち



さらに『ダークナイト トリロジー』、『インセプション』、『ダンケルク』など大ヒット作に投影されたノーラン自身の経験、インスピレーション、これまで詳しく語られなかった生い立ち(「故郷という概念が人とは少し違っていると思う」)もすべて明かされる。

ある夜、寮のベッドで横になり『インセプション』の構想を練ったこと(「暗闇の中で音楽を聴き、いろんな物事について考える──そして映画や物語を思い描いて想像力を駆使する空間は大切だった」)、彼の色覚が『メメント』にどう作用したか(「他人はこの世界をどう知覚しているか、自分のものとどう違うのかということに人は魅了される」)など、ノーランの思考に触れる内容が盛りだくさんだ。

哲学的で複雑なストーリー構成と商業的成功を両立させる、唯一無二の映画監督、ノーラン。
本書はその真の姿を伝える、保存版の1冊だ。



INTRODUCTION はじめに
STRUCTURE 第一章 構造
ORIENTATION 第二章 方向性
TIME 第三章 時間
PERCEPTION 第四章 知覚
SPACE 第五章 空間
ILLUSION 第六章 幻影
CHAOS 第七章 混とん
DREAMS 第八章 夢
REVOLUTION 第九章 革命
EMOTION 第十章 感情
SURVIVAL 第十一章 生還
KNOWLEDGE 第十二章 知
ENDINGS 第十三章 結末

謝辞
監督フィルモグラフィー
参考文献
索引









著者:トム・ショーン
『サンデー・タイムズ』紙の映画評論家。『Blockbuster: How Hollywood Learn Learn Learn Stop Worry and Love Summer』、『Martin Scorsese: Retrospective』などこれまでに5冊を出版し、また『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ文芸付録』、『エコノミスト』紙、『ヴォーグ』誌などに寄稿している。ブルックリン在住。
ツイッター:@Tom_Shone
インスタグラム:@shonetom



監修:山崎詩郎(やまざき・しろう)
物理学者。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。現在は東京工業大学理学院物理学系助教。量子物理学の研究により第10回日本物理学会若手奨励賞を受賞する。
コマ大戦で優勝した「コマ博士」としてNHKなどTV出演多数。超異分野学会特別賞受賞。著書は講談社ブルーバックス『独楽の科学』。
『インターステラー』の科学解説講演会を約100回実施し、『TENET テネット』では字幕科学監修や公式映画パンフレットの執筆を務める。



監修:神武団四郎(じんむ・だんしろう)
映画ライター。雑誌やパンフレットなどに寄稿、編集でも携わる。共著に『キング・コング入門』、『モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史』(洋泉社)など。編書に『別冊映画秘宝 絶対必見!SF映画200』、『中子真治SF映画評集成』(洋泉社)など。監修に『スター・ウォーズ 制作現場日誌 ―エピソード1~6―』、『メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場』(玄光社)などがある。



翻訳:富原まさ江(とみはら・まさえ)
出版翻訳者。小説・エッセイ・映画関連など幅広いジャンルの翻訳を手がけている。最近の訳書に『スター・ウォーズ 制作現場日誌 ―エピソード1~6―』、『クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵』、『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場』(玄光社)、『図説 デザートの歴史』(原書房)など。



【書籍情報】
出版社 : 玄光社 (2021/1/29)
発売日 : 2021/1/29
言語 : 日本語
単行本 : 400ページ
ISBN-10 : 4768314325
ISBN-13 : 978-4768314326
寸法 : 18.4 x 2.5 x 23.2 cm



ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術



セブンネットショッピングでの購入はこちら



楽天ブックスでの購入はこちら

ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術 [ トム ショーン ]

価格:4,400円
(2021/1/27 時点) 楽天ブックス

Tagged