ファンタジー、ホラー、アート、日常系まで。日本のアニメの未来を担う学生作品159本を一挙公開!日本最大規模の学生アニメーションの祭典『ICAF2020』初のオンラインで無料開催!

イベント・映画祭


2002年にはじまり18回⽬を迎える学⽣アニメーションの映画祭「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)」。
「SWITCH ONLINE!」のキャッチコピーを掲げて、初のオンライン開催となる。
今回、全国から参加する学校は22校。各校の教員によって推薦された出品作品は総計159本、総上映時間は10時間半を越える。
現在のプレオープニング期間(9/19~23)から、メインイベント期間(9/24~27)、アーカイブ期間(9/28~10/4)の三つの期間で開催される。




筆者も映画祭に参加したことがあるが、学生作品ながら非常に見応えがある。後に人気テレビアニメや劇場用アニメで活躍されるアニメーターやアニメーション作家も少なくないと聞いて納得だった。

ジャンルもファンタジー、ホラー、アート、日常系とバラエティに富んでいる。
すでに始まっているプレオープニング期間中(9/19~23)には「観客賞」の投票もスタート。メインイベント期間中(9/24~27)には、CAF 出身のアニメーション作家をゲストとしたトークイベント「ICAFとらのみち」(ゲスト:中田彩郁、姫田真武、見里朝希)なども配信する予定。

将来のアニメ業界を背負う、未知の才能に、ぜひこの映画祭を通して触れてほしい。(福谷修)








ICAF2020 フェスティバル・ディレクター
布⼭タルト(東京藝術⼤学)


2002年にはじまり18回⽬を迎える学⽣アニメーションの映画祭「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)」。
「SWITCH ONLINE!」のキャッチコピーを掲げて、今回は初のオンライン開催となります。
ICAFはアニメーション教育に携わる教育機関の教員がボランタリーに運営する映画祭で、学⽣たちの発表と交流の場の創出を主たる⽬的としています。昨年度の卒業⽣達の多くは、新型コロナウィルスの影響で卒業制作展という作品発表の場を奪われてしまいました。ICAF2020を通じて、⼀⼈でも多くの⽅々に作品をご覧頂きたいと願っています。
今回、全国から参加する学校は22校。各校の教員によって推薦された出品作品は総計159本、総上映時間は10時間半を越えます。これら膨⼤な作品群を俯瞰することで2020年現在の学⽣アニメーションの最前線を堪能して頂くとともに、これからのアニメーションの世界を担う若者達を、是⾮今後も応援して頂ければ幸いです。



ICAF2020「アート・アニメーションの小さな学校」上映作品ダイジェスト

記事の後半に各大学のPR映像も紹介。









【映画祭 内容詳細】



1. 初のオンライン開催


全国22 校から集められた学生アニメーション作品159 本(総上映時間10 時間41 分)を、以下の特設WEB サイトで無料鑑賞できます。
https://2020.icaf.info

作品1:『The Balloon Catcher』金子 勲矩(多摩美術大学)




2.3 つの開催フェーズ

映画祭の会期は、以下の3 つのフェーズに分かれます。

(1) プレオープニング期間(9/19~23)
22 校の推薦作品を集めた「各校選抜プログラム」を先行公開します。同プログラムは「観客賞」の対象になりますので、是非、みなさんも投票にご参加下さい。

作品2:『家の前に大きな木がある』劉 軼男(東京藝術大学)




(2) メインイベント期間(9/24~27)
参加校22 校の全ての作品計159 本を一挙公開します(「学校別プログラム」)。プレオープニング期間の全てのコンテンツを引き続き公開する他、ICAF 出身のアニメーション作家をゲストとしたトークイベント「ICAFとらのみち」(ゲスト:中田彩郁、姫田真武、見里朝希)や、第23 回文化庁メディア芸術祭との連携企画による「ICAF×文化庁メディア芸術祭連携プロジェクト『新人作家トーク!』」(出演:Daria KASHCHEEVA、築地のはら、CHENG Jialin、ぬQ)」を順次、配信予定。更に、持ち込み上映・講評会「ICAF×文化庁メディア芸術祭ICAF とらのあな」(講評者:古川タク、鋤柄真希子・松村康平)も配信。
最終日には「観客賞」を発表します。

(3) アーカイブ期間(9/28~10/4)
ICAF2020 の全作品と全イベントの記録をご覧頂ける期間です。

作品3:『ユメオイノハナ』大島帆乃夏(東京工芸大学)



4.文化庁メディア芸術祭との連携企画

ICAF2020 は第23 回文化庁メディア芸術祭協賛事業です。同芸術祭と連携し、アニメーション部門で新人賞を受賞した若手アニメーション作家らへのインタビューのコンテンツ共同配信を行います。
今回、新人賞を受賞した築地のはらさんとCHENG Jialin さんをはじめ、文化庁メディア芸術祭には、ICAF で作品を発表してきたOB/OG 達が多数入選しています。
その他、ICAF 恒例の持ち込み上映・講評会「ICAF とらのあな」についても、同芸術祭と連携して同芸術祭ゆかりの方々をゲスト講師としてお招きします。

作品4:『ここに誰かいたかもしれない』程 嘉琳(CHENG Jialin)(東京造形大学)



5.3D バーチャル会場

バーチャル空間における参加者同士の交流の場として、バーチャルSNS プラットフォーム「cluster」上にICAF2020 のバーチャル会場を設けます(メインイベント期間のみ)。

作品5:『ACCEPT』楊 翔安(武蔵野美術大学)









ICAF参加大学PR動画(作品紹介ダイジェスト)











































【開催概要】
名称:インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 2020
(略称:ICAF 2020)

会期:2020年9月19日(日)〜10月4日(日)
  [プレ・オープニング期間]9月19日(日)〜9月23日(水)
  [メインイベント期間]  9月24日(木)〜9月27日(日)
  [アーカイブ期間]    9月28日(月)〜10月4日(日)

オンライン会場:https://2020.icaf.info

主催:インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会
共催:日本アニメーション協会(JAA)、日本アニメーション学会(JSAS)
特別協力:国立新美術館

参加校:アート・アニメーションのちいさな学校、大阪芸術大学、大阪電気通信大学、金沢美術工芸大学、吉備国際大学、九州産業大学、京都芸術大学、京都精華大学、神戸芸術工科大学、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、東北芸術工科大学、長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学芸術学部、比治山大学短期大学部、広島市立大学芸術学部、北海道教育大学 岩見沢校、武蔵野美術大学

協賛:京楽ピクチャーズ. 株式会社、株式会社アイケイアイエフプラス、株式会社カーフ、株式会社十返舎、株式会社Too、株式会社ボンズ、株式会社ロボット、シンエイ動画株式会社、CLIP STUDIO PAINT、株式会社ガレージフィルム、株式会社白組、株式会社スタジオコロリド、株式会社ティー・ワイ・オー ドワーフスタジオ、株式会社ディレクションズ、株式会社ノーヴォ、株式会社pHスタジオ、株式会社ファインアシスト、株式会社ポリゴン・ピクチュアズ、太陽企画株式会社、有限会社オレンジ、リトルビット株式会社
運営協力:株式会社猿人

第23回文化庁メディア芸術祭協賛事業

ICAF 公式サイト https://icaf.info
Twitter @icaf_info https://twitter.com/icaf_info
Facebook https://www.facebook.com/InterCollegeAnimationFestival






Tagged