昼は高校の優等生、夜は娼婦…。R・コーマン系映画史上最大級のヒット作にして衝撃作『エンジェル』が「カリコレ®2022」上映に続いて9/9(金)より38年ぶりの劇場公開決定!

pick-up イベント・映画祭 オススメ 映画



1984年サンフランシスコ国際レズビアン&ゲイ映画祭
最優秀作品観客賞受賞


1984 年に日本でも劇場公開され話題となったロバート・ヴィンセント・オニール監督(『ザ・モンスター』脚本)の衝撃作『エンジェル』が 38 年ぶりに劇場公開が決定した。

「カリコレ®2022」「サタデー★夜コーマン」枠のひとつとして特別上映の後、9 月 9 日(金)より新宿シネマカリテにて公開される。
この度、日本版キービジュアルが解禁された。


日本版キービジュアル












昼間は高校の優等生、夜はハリウッドに繰り出す娼婦。
少女はいつも、危険なハートに満ちている。



© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.




昼間は全科目 A の成績優秀な女子高生、夜は街角に立つ娼婦という二つの顔を持つ少女エンジェル。
ある日、娼婦を狙った変質者による連続殺人事件が発生、エンジェルの親しい仲間もその餌食となった。
一瞬犯人の姿を目撃したエンジェルは警察に協力するが、連続殺人鬼の魔の手がエンジェルに迫る・・・。


© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.




単に興味本位での設定ではなく、必死に、素直に生きようとする少女を通して、友達への愛、大人たちの世界、夜の友人たちとの暖かな交流など、一般社会からはみだしてしまった人々の生き様を熱い視線で描く衝撃的作品。

同様に夜の街を舞台に連続殺人鬼と刑事の攻防戦を描いた『ザ・モンスター』の脚本ロバート・ヴィンセント・オニール監督作。リチャード・ラッシュ監督の『嵐の青春』(67)や『七人の無法者』(68)、さらには『イージー★ライダー』(69)の小道具担当として映画キャリアをスタートさせたオニール監督は、『THE PSYCHO LOVER』(70)や『WONDER WOMAN』(73)などの B 級ドライヴ・イン・シアター向け映画を経て 80 年代にロサンゼルスの街を舞台としたサスペンス・スリラーでその才能を開花させた。

『ザ・モンスター』の脚本執筆中にアイデアを思い付いたという『エンジェル』では、長期間ハリウッド・ブルバードに出向き脚本を練り、脚本に沿ってロケハンを行うのではなく、ロケーションの場所ありきで脚本を書きあげている。監督いわくハリウッド・ブルバード自体が作品の主役であるという。


© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.




主演のドナ・ウィルクスは 23 才で 15 才の役を熱演、実際の娼婦に取材をするなど入念な役作りでスタッフを驚かせるとともに安心させた。

撮影は『野獣捜査線』(85)『刑事ニコ/法の死角』(88)『ハリソン・フォード 逃亡者』(93)『コラテラル・ダメージ』(01)などの監督作を誇るアンドリュー・デイヴィス。光を自由自在に操るその技術で監督の求める鮮烈な夜のロサンゼルスをフィルムに刻んだ。


© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.












“B級映画の帝王”ロジャー・コーマン系の映画で
最大級のヒット作にして衝撃作、38年ぶりの劇場公開!
日本版オリジナルキービジュアルが解禁!



© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.




約 300 万ドルの製作費に対し、初公開時全米で 1,700 万ドルを超える興行収入を記録、“B級映画の帝王”で知られたロジャー・コーマンが設立した会社 NEW WORLD PICTURES が配給を手掛け、その年の同社最大のヒット作となった。コーマンが同社を売却後の第一弾作品であり、同社のポスト・コーマン時代を支えることとなった重要作。そのあまりのヒットぶりにすぐさま続編『ストリート・エンジェル/復讐の街角』(85)が企画されたが、ドナ・ウィルクスの事務所が高額のギャラを要求、プロデューサーのサンディ・ハワードが激怒しキャストを変更せざるを得なくなった。その後の第三弾『エンジェル3』(88)含めて 2 本の続編が作られたがいずれも内容、興行ともに失敗に終わった。

今回解禁された日本オリジナルキービジュアルは本国版をベースに、昼間のロサンゼルスと夜のロサンゼルスのストリートに昼間と夜、二つの顔を持つ少女エンジェルが背中合わせに配置され、その対比と共に作品を表現したデザインとなっている。






『エンジェル』は 7 月 15 日(金)より新宿シネマカリテ”で開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション®2022」 (「カリコレ®2022」)にて 7 月 16 日(土)に特別上映されたのち、9 月 9 日(金)より新宿シネマカリテにて公開。9月 30 日(金)よりシネ・リーブル梅田、10 月 7 日(金)よりアップリンク京都にて、以降全国順次公開となる。










【関連記事】













【作品情報】

『エンジェル』

[1984 年サンフランシスコ国際レズビアン&ゲイ映画祭・最優秀作品観客賞受賞]

監督:ロバート・ヴィンセント・オニール

製作総指揮:メル・パール、ドン・レヴィン、サンディ・ハワード

脚本:ロバート・ヴィンセント・オニール、ジョセフ・M・カーラ

撮影:アンドリュー・デイヴィス

音楽:クレイグ・セイファン

出演:ドナ・ウィルクス、クリフ・ゴーマン、ディック・ショーン、ロリー・カルフーン、スーザン・ティレル

(1983 年|アメリカ|93 分|G|1984 年劇場公開作品(松竹富士配給)|原題:ANGEL)

© 1983 The Angel Venture. All rights reserved.

キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給

公式サイト:newworldpicturesmovie.jp




新宿シネマカリテにて9月9日(金)より公開
シネ・リーブル梅田 9月 30 日(金)、アップリンク京都 10 月 7 日(金)より公開
以降全国順次公開





Tagged

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

5 × 1 =