『サユリ』公開初日舞台挨拶レポート!南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、原作・押切蓮介、白石晃士監督登壇!「ホラーってこういう映画もあるんだと楽しみを知っていただけたら嬉しいです」

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“最恐傑作”と呼ばれたホラー漫画がついに実写映画化!
ホラー漫画の異才:押切蓮介 × ホラー映画の鬼才:白石晃士



原作・押切蓮介のホラー漫画『サユリ 完全版』が、『貞子vs伽椰子』『不能犯』『コワすぎ!』などで知られる白石晃士監督によって同名タイトル『サユリ』として映画化、8月23日(金)より公開中だ(配給:ショウゲート) 

この公開初日を記念して主演・南出凌嘉をはじめ、根岸季衣、近藤華、原作者の押切蓮介、監督の白石晃士が登壇する公開記念初日舞台挨拶を実施した。
撮影を振り返ってのエピソードや、ファンからの質問に答えるなど、本作の裏話をたくさん披露した。
さらに、超豪華!押切蓮介先生描き下ろしイラスト色紙のプレゼント抽選会も実施し、ファンを巻き込んで公開初日を大いに盛り上げた。


本ビジュアル




次回予告


原作・押切蓮介&白石晃士監督の単独インタビュー&サイン・プレゼントを予定!







映画『サユリ』公開記念初日舞台挨拶レポート!
南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、原作・押切蓮介、監督・白石晃士登壇!
白石「ホラーってこういう映画もあるんだと楽しみを知っていただけたら嬉しいです」

原作・押切蓮介、近藤華、南出凌嘉、根岸季衣、監督・白石晃士



漫画家・押切蓮介によるオカルトコミックを、『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズで知られる鬼才・白石晃士監督がハイブリッドに実写映画化した『サユリ』(全国公開中)。本日無事に公開初日を迎え、公開記念初日舞台挨拶が都内映画館で実施され、主演の南出凌嘉、共演の根岸季衣、近藤華、原作者の押切蓮介、そして白石晃士監督が登壇した。

公開を待ちわびたファンの声援と響き渡る拍手のなか登場。6年越しにようやく公開を迎えたという本作について、白石監督は「感無量でございます。ありったけの思いを込めて作った映画なのでぜひ楽しんでください」としみじみと観客に挨拶した。



そして、自身の漫画が映画化され念願の公開を迎え感無量と話す押切は、「朝からずっとエゴサーチをしていて、今はエゴサ疲れしています。でも、帰ったらまた引き続きエゴサを楽しもうと思ってます」と早速本編を鑑賞したファンの感想を気にかけている様子。



続けて白石は、人気漫画の実写映画化を自身が手がけたことについて聞かれると、「この作品には生命力の価値が描かれていると思いました。死の世界と生命力の世界、両方を描くことを核として作りました」と監督ならではの見解を明かした。

本作でホラー映画初挑戦となった南出と近藤はオーディションで抜擢されたという。
その決め手となった理由について白石監督は「南出さんは風貌が押切さんの漫画に出てきそうなお顔付きだなと思ったのと、オーディション時の雰囲気がまさに則雄だった」と答え、オーディションでの南出の佇まいを褒めちぎる。近藤については、「役に誠実に向き合う姿勢であることと、演技を観た時に彼女しかいないと思いました」と太鼓判を押した。
白石監督からの絶大な評価を得た南出と近藤からは思わず笑みがこぼれた。



原作漫画でも屈指の人気を誇るキャラクター“ばあちゃん”を演じた根岸は、映画化にあたって大胆な衣装や髪型にチャレンジしたことが話題に上がり、「原作漫画からビジュアルが離れてしまって申し訳ございません」と原作者・押切に伝える場面も。



すかさず押切は「最高でした。笑かしてもらいました」と逆に大絶賛の感想を送った。また、根岸との共演を夢のようだと話す南出は、「あっという間に撮影期間が過ぎてしまって寂しかったです。自分より先に根岸さんがクランクアップを迎えた時が一番悲しかった」と当時の思い出を回顧。
すかさず根岸は「わたしもよ!」と思いを伝え、ストーリーでも感じられる“則雄とばあちゃん”の絆が、南出と根岸からうかがえる一面を見せた。



さらに、そんな人気キャラ“ばあちゃん”をどのように生み出したのかを聞かれた押切は「僕の母がモデルです。今日もこの場に母が見に来ているのですが、母はこのことを知らないのでを衝撃を受けていると思います」と明かし、会場全体が驚きに包まれた。

続けて、ファンから募集した質問に答えるコーナーでは、はじめに“撮影中の印象に残っているエピソードは何か”と聞かれ、近藤は「みんなで休憩時間によくトランプをしていたんですけど、人間役の方と幽霊役の方が混ざっていてすごく不思議な光景でした」とアットホームな現場の様子を語った。



南出は「見た目が怖い“サユリ”さんが一番現場をほのぼのさせてくれていました」と明かした。

©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス



続けて、“実際に幽霊が目の前に現れたら立ち向かいますか?”という質問対しては、全員が立ち向かわないという答えが一致。
白石は「実際に白い手を目撃したことがあるのですが、その際は握手したくて掴もうとしました。近づきたいし触りたいです」とまさかの恐怖エピソードが。
近藤は「逃げるか固まるか。もし戦うなら口論します。口で戦います」と話し、



一方、立ち向かわないと答える南出は、「一緒に住んで仲良くなれたら良いですね」と南出らしいほのぼのとした理由をあげて、それぞれの幽霊に対しての対策を打ち明けた。

©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス



最後の挨拶では、近藤が「私自身ホラーが得意ではないのですが、そんな私でも楽しめました。周りにそんな方がいたらホラー以外の要素でも楽しめるよということを伝えてあげて欲しいです」
南出は「本作は今までにないホラー映画となっております。すごく怖いんですが痛快で観終わったらなぜか元気が出る映画です。一人でも多くの方々に観ていただきたいです!」と熱いメッセージを送った。



押切は「僕と白石監督が“最恐タッグ”と謳われておりますが、まだLINEの交換をしておりません。この映画がヒットしたらぜひLINEの交換をさせていただきたいです!」と会場の笑いを誘った。
白石は「フラットな気持ちで映画に身を任せていただいて、怖くて楽しい思いをしてください。ホラーってこういう映画もあるんだと楽しみを知っていただけたら嬉しいです」と熱い想いで締めくくり、大盛況の中イベントは終了した。





映画『サユリ』公開記念初日舞台挨拶 概要
■日時:8月23日(金)18時30分~19時05分 ※上映前イベント ※一般客あり
■場所:新宿バルト9 シアター8 (東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)
■登壇者(予定):南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、押切蓮介(原作)、白石晃士(監督) MC:伊藤さとり







【今週のオススメ/レビュー】
遠慮のない邪悪な演出が研ぎ澄まされて、静かな感動に変異する。
押切蓮介と白石監督にしか不可能な、唯一無二の傑作ホラー」

©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス




前半は、王道のJホラー・テイスト、
後半は一転して、既存のJホラーをぶっ壊さんとする怒涛の展開!
昔のどす黒い白石晃士が蘇り、邪悪な演出が研ぎ澄まされて静かな感動に変異する。
押切蓮介と白石監督にしか不可能な、唯一無二の傑作ホラーだ。


                      福谷修(「cowai」編集長/ホラー・クリエイター)








超豪華!映画『サユリ』公開記念
押切蓮介先生描き下ろしメモリアルポストカード配布決定!

第一弾


いよいよ8月23日(金)より全国公開された映画『サユリ』。公開から2週に渡って入場者プレゼントの配布が決定した!原作者の押切蓮介にとって、「ミスミソウ」に続いての実写映画化となった「サユリ」。自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品であり、当初から映画化にも期待を寄せていた。
そんな押切が「ホラー映画で泣くとは思わなかった」と語るほどの完成度を実現した本作!観客の皆様にもぜひ楽しんでほしいという思いを込めて、映画公開のためだけに描き下ろしたメモリアルポストカードを入場者に2週連続でプレゼント配布することが決定した。

公開1週目から配布する第1弾(写真上)では、映画ならではのアイテムがイラストに登場!レジェンド俳優・根岸季衣が演じている、タバコを片手にファンキーな姿のばあちゃんが印象的な仕上がり。さらに、神木家を襲うサユリの手には“赤いバール”が描かれている。このイラストが意味しているものは何なのか、ぜひ本編鑑賞後にお確かめいただきたい。「暑い夏をゾクッとさせると見せかけて灼熱となれ!」という押切先生からの熱いメッセージも付いている!

第二弾



そして公開2週目から配布する第2弾では、横を向く少女の霊サユリの中に主人公・則雄やばあちゃんを始め、同級生の住田や神木家の人々が集結している。無数に広がる不気味な手形が神木家と住田が味わう想像を絶する恐怖を表しているかのように、不穏な空気を感じさせる出来栄えとなっている。「命を濃くして悪霊も暑い夏も倒しちまおう‼」と押切先生からの夏を乗り切るメッセージも!




<入場者プレゼント情報詳細>

■名称:
映画『サユリ』公開記念!押切蓮介描き下ろしメモリアルポストカード第1弾
映画『サユリ』公開記念!押切蓮介描き下ろしメモリアルポストカード第2弾

■配布スケジュール
第1弾:8月23日(金)~
第2弾:8月30日(金)~

※どちらも数に限りがございますので無くなり次第終了とさせていただきます。






INTRODUCTION
原作・押切蓮介(「ミスミソウ」)×
監督・⽩⽯晃⼠(『貞子 vs 伽椰子』『コワすぎ!』)による注目ホラー


©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス



累計20万部を突破し、異能・押切蓮介のホラー表現到達点と呼ばれるホラー漫画「サユリ」は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。原作者の押切にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品だ。また、これまでに映像化された押切作品は、ゲーム×ラブコメとして大ヒットを記録した「ハイスコアガール」(現在、月刊ビッグガンガンにて続編「ハイスコアガールDASH」が連載中)のアニメ化や、トラウマ級のサスペンスとして話題を呼んだ「ミスミソウ」の実写映画化などがある。
今回の「サユリ」は、押切が“こんな邦画ホラーがあればいいのに、、、”と考えながら自ら描き上げたホラー漫画ということもあり、満を持しての実写映画化となる。

©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス



そして監督は、大ヒットホラー『貞子vs伽椰子』や、松坂桃李主演のサスペンススリラー『不能犯』、モキュメンタリ―の人気作『コワすぎ!』『オカルトの森へようこそ』などの鬼才、白石晃士。
これまでに、幽霊、呪い、オカルト、モキュメンタリーなど様々なジャンルのホラー作品を数多く手掛けてきた、まさに“ホラーを知り尽くした映画監督”である。
最新作『サユリ』で、白石監督は“恐怖”をどのように描くのか−。この夏、《期待度MAX》のホラークリエイタータッグによる新たな“最恐傑作”が誕生する。


©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス








押切蓮介先生コメント



生まれて初めての海外です。自分の原作の映画がきっかけで韓国に渡れる事が嬉しいです。旅行がてら韓国を楽しみたいです!
ホラー映画の人間と悪霊の対立は長きに続き、人間側が惨敗しております。
この事実に私は怒りを覚えております。何故生きている人間が弱く、この世のものではあらざるものが強いのだと。そんな事はないと私は原作を描きました。それを見事に表しているのがこの映画サユリです。 韓国や海外の映画ファンの皆さんにもぜひ楽しんでいただければ!



押切蓮介




原作『サユリ 完全版』(幻冬舎コミックス刊)

(C)押切蓮介/幻冬舎コミックス







STORY

©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス



ある日、夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家。
家族7人の幸せな時間も束の間。
一人ずつ死んでいく家族、どこかから聞こえる奇怪な笑い声。
この家には“何か”がいる-







■タイトル:サユリ   
■公開表記:2024年8月23日(金)、全国公開
■コピーライト:©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
■配給:ショウゲート
■監督:白石晃士 
■原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス刊) 
■脚本:安里麻里、白石晃士
■出演:南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原 善、占部房子、きたろう、森田 想、猪股怜生ほか
■製作プロダクション:東北新社
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/108分/R15+
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
■公式サイト:sayuri-movie.jp 
■公式X:@sayurimovie2024 ■公式TikTok:@sayurimovie2024 #映画サユリ




2024 年 8 月 23 日(金)、全国公開






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