H・R・ギーガー創造!喰いちぎる! 噛み切る! 奴らは股間を狙う!
映画史上最高にクレイジーで、ヤバい傑作が 25 年ぶりに
HD リマスター&ディレクターズカット完全版でスクリーンに蘇る!
人間の股間を狙い、喰いちぎる、獰猛なラテックスの怪物が蘇る!『エイリアン』や『スピーシーズ 種の起源』をデザインしたH・R・ギーガーが創造し、最も愛したモンスター映画『キラーコンドーム』。その映画史上最高にクレイジーで、ヤバい傑作が25 年ぶりに、HDリマスター&ディレクターズカット完全版でスクリーンに蘇る!
8月4日(金)シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ他 全国ロードショー!
「cowai」では、書き下ろしポスタービジュアルを手掛けたロッキン・ジェリー・ビーン(Rockin’Jelly Bean)の単独インタビューを敢行。彼のサイン入りお宝ポスターを抽選で一名様にプレゼントする。応募方法など詳しくは記事の後半で紹介。
『キラーコンドーム ディレクターズカット完全版』公開記念!
ポスターを手掛けたロッキン・ジェリー・ビーン単独インタビュー!
――前回、25年前のポスターもとても印象的でしたが、今回のデジタルリマスター版のポスターもインパクトがあって素晴らしいです。両方ともロッキンさんが描かれたわけですね。
ロッキン・ジェリー・ビーン: そうです、25年ぶりに同じ作品のポスターを描きました。まさか、もう一回やらせてもらえるなんて夢にも思ってもいなかったし、そもそも『キラーコンドーム』がこんなデジタルリマスターで綺麗になって戻ってくるとは(笑)。ただただびっくりしました。
――新たなポスターは、デジタルリマスター版の公開に合わせて依頼をされたんですか。
前回のポスターは、この映画を買い付けてきた叶井俊太郎氏から「ジェリー・ビーン、ちょっと映画のポスター描いてよ」って直接依頼されて。25年前ではっきり覚えてないですが「とにかくかわいい女の子を描いてほしいんだ」って言われて。「えーっ、映画まだ見てないんだけど」「そんなの大雑把でいいから、かわいい女の子どんどん描いて」って(笑)。
でも当時は出来上がったビジュアルの反響が凄くて、日本中にあった雑誌200誌以上で紹介されて、オフシアターでは珍しい大ヒットになったと思います。
――映画は見ていなくても、ポスターは見たことがあるぐらいに、当時はポスターのインパクトが強かったです。
自分もサイン会で、ファンの方に「俺の作品、何で知ったんですか」って聞くと、『キラーコンドーム』って言う人が多いんですよね。25年経っても若い子から「『キラーコンドーム』で知りました」って言われる(笑)。
――今回の依頼も叶井さんから?
そう。ある日、叶井氏からふらっと電話がかかってきて「今度デジタルリマスターで出すから、ちょっとまた描いてくれ」って同じテンションで依頼されて、しかも「前回を超える感じで」って念押しされました。
――前回のポスターを超えるインパクトって大変じゃないですか。
前回は、自分の中でも本当にエポックメイキング的な仕事だったので、常にあれを超えようと思っていたんですけど、なかなか超える仕事がなかったんです。
だから叶井氏から「前回を超えるやつ」って依頼されて、奮い立ったというか、二つ返事で「やらせてください」って言いました。ただ、やっぱり完成まで、だいぶ悩みましたね。
――デザインの決定までに時間がかかった?
前回もそうだったんですけど、デザインは友人のデザイナーに手伝ってもらって一緒にやってたんです。自分1人でやったらもう少し詰めて描くような感じになると思うんですが、彼がアートディレクター的な役割をしてくれて、なんかいい感じの抜けがあった。だから今回もいくつか僕からラフ(案)を出して、その中の一つを彼が「いや、これでいこう。これはおもろい」って言ってくれて決まった。自分の中では「本当にこれで大丈夫?」って思っていたけど、最終的に出来上がったデザインを見て、「なるほどね」って感心して、何か2人のコラボレーション的な良さが出た仕事だと思いました。25年ぶりにまた同じようにできたことはうれしかったですね。
――前回のデザインもかなり完成されていると思うんですが、それを超えるとなると、新たに変えるところと、あえて変えてないところがあると思います。
確かに「前回を超えろ」と言われたので、なるべく前回と違う方向性にこだわりつつ、かといって、全く違うものだと、それはそれで面白くないので。同じ『キラーコンドーム』なんだけど、こっちは2023年版を作っているということは常に意識していましたね。
――新旧二つのデザインとも、ロッキンさんらしさが全開しているにもかかわらず、『キラーコンドーム』という作品の見どころや魅力をちゃんと適切にとらえているのもお見事ですね。決して誇大広告になっていない(笑)。
そこは人間の真面目さが出ちゃったんですよ(笑)。
――前回と今回とは制作工程に違いはありますか。
前回はまだパソコンを導入してなかったので、鉛筆で描いて、絵具で色をつけています。文字はペンで書いてからデザイナーに渡して、彼にレイアウトを全部してもらう。今回もタブレットを使ったものの、最初はやはり鉛筆です。鉛筆で描いたものをスキャンして、フォトショップで色付けしていく感じですね。
まあ、技術的な進歩があったとしても、やっていることは今も昔もほぼ一緒ですね。
――正直、前回のデザインも古びていません。失礼かもしれませんが、どっちが新作なのか、一瞬迷うほどです。
逆に、そう言っていただけると一番うれしいです。
基本的に自分の描くものでは、レトロ感があるのが好きですから。何年経っても飽きない感じでいてくれるのがいいんです。
女の子は前回よりもかわいく描こうと思いましたね。
――『キラーコンドーム』のディレクターズカット版はご覧になりました?
残念ながら、まだ全部見ていないです。オリジナルの『キラーコンドーム』自体はこの仕事のために、おそらく25年ぶりにちゃんと見ています。
――改めて見た感想はいかがですか。
やっぱりすごく面白かった。25年前、叶井氏から「ジェリー・ビーン、これ見て描いて」って渡されたDVDはまだ日本語字幕とかなかったんですよ。プロモーション用のドイツ語のやつだった。それでもおぼろげにストーリーは覚えていたのですが、今回改めて見直してびっくりしたのは、今の時代にとてもマッチしてるってことでした。
――それは作品が古びていないという意味ですか。
いや、古びてはいるんだけど(笑)、ストーリーが今の時代にめちゃくちゃ合っている。例えば主人公が中年のホモで、当時は「なんだよ、これ。冗談のつもりかよ」ってツッコミを入れていたんだけど、今はテーマ的にもすごくいいことを言ってるなって。当時はLGBTなんて言葉も認知されていなかった。まさか25年たってこんな時代になるとは思ってなかったから、先見性があるというか、多様性という意味でも、今見たら絶対面白い映画だと思います。
――特殊効果も一周回って、妙に生々しく感じられますね。
逆にデジタルじゃないからいいんじゃないですか。アナログらしいリアリティがあるという意味でも、なんか手作り感というか、血が通ってる感じがしますもんね。あ、コンドームだからゴム感なのか(笑)。
――今回のポスターの「ここを見てほしい」というポイントがあれば教えてください。
そうですね。女の子は前回よりもかわいく描こうと思いましたね。そこは外せないし、毎回思うんですけど。今回はちょっとリアリティを出そうと思って、お腹のお肉の感じとか。しっかり見てほしいですね。あとのポイントは、一番下のひよこかな(笑)。ひよこ、頑張りましたね。
――最後にメッセージを。
『キラーコンドーム』初めて見る人はもちろん、昔ビデオで見た人も、劇場のでっかいスクリーンで楽しんでほしいですね。私もそうですが、25年ぶりに見みると、びっくりするぐらい違う何かがあります。またデジタルリマスターが綺麗なんですよ。自分もまだ全部見ていないんだけど、トレーラーを見た段階で、「こんなに綺麗に撮れてたんだ!」って感慨深いものがあります。前のは、暗いアンダーグラウンドな感じだったのに、なんかもう別物なぐらい。今回のデジタルリマスター版をぜひ劇場で見てください。
――ありがとうございました。
【読者プレゼント】
ロッキン・ジェリー・ビーンのサイン入り
お宝ポスターを一名様にプレゼント!
<応募方法>
応募締め切りは2022年8月12(土)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート( )をRTしてください。
<抽選結果>
締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品は宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)
皆様のご応募お待ちしています!
【応募の注意点】
〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
INTRODUCTION
奴は地獄から来た食いしん棒。
片玉刑事 VS 人喰い避妊具、絶対ヤバい性紀の対決!
犯罪都市ニューヨークを震撼させた猟奇連続“喰いちぎられ”事件、犯人の正体はマッド・サイエンティストが生んだ怪物”キラーコンドーム”だった。
怪物に左のタマを喰われた刑事ルイジ・マカロニは事件の全貌を解明し、増殖、巨大化する怪物たちを退治するために執念を燃やす!
原作は世界 18 か国で翻訳されたドイツの人気コミック作家ラルフ・ケーニッヒのベストセラー。製作は『エビータ』『デッドマン・ウォーキング』の製作者として知られるラルフ・S・ディートリッヒ。 監督はテレビを中心に活躍するドイツのコメディの鬼才マルティン・ヴァルツ。
H・R・ギーガーがクリーチャー・デザインを手掛け、「関わった作品の中で唯一気に入っている映画だ」と語ったことでも有名な本作は、SFX を『ネクロマンティック』や『死の王』などの狂気の巨匠ユルグ・ブットゲライト監督が担当しているのも大きな見どころだ。
出演は刑事マカロニを『ピアニスト』『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』などのウド・ザメールが演じるのをはじめ、『ベルンの奇蹟』『ハイジ アルプスの物語』などのペーター・ローマイヤー、『お名前はアドルフ?』『逆転のトライアングル』のイリス・ベルベン、『U ボート』『ベルリン・天使の詩』のオットー・ザンダーなど、実はヨーロッパの超名優たちがナンセンスな熱演を繰り広げる!
先着順!来場者プレゼント“キラーコンドーム”配布決定!
来場者プレゼント“キラーコンドーム”
(中西ゴム工業株式会社より提供)
※先着順、なくなり次第終了
※上映劇場にて配布予定
公開に際して公式グッズ販売決定!
パンフレット、B2 ポスターの他、続々登場!
MEDICOM TOY 製フリクショントイも!
『キラーコンドーム』T シャツ
M~XL 5,000 円(税込) ※一部劇場にて
『キラーコンドーム』ステッカーシート
1,000 円(税込) ※一部劇場にて
『キラーコンドーム』トートバッグ
3,000 円(税込) ※一部劇場にて
『KILLER CONDOM 2023』
1,980 円(税込) ※一部劇場にて
メディコム・トイ製
全長:約 9 センチ
『キラーコンドーム ディレクターズカット完全版』
監督:マルティン・ヴァルツ/クリーチャー・デザイン:H.R.ギーガー/
制作:ハラルド・ライヒュブナー/SFX:ユルグ・ブットゲライト
出演:ウド・ザメール/ペーター・ローマイヤー/イリス・バー/マルク・リヒター ほか
制作年:2023年/カラー/ドイツ/118分/協力:中西ゴム工業株式会社/宣伝協力:エクストリーム/
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト: killer-condom.com
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