『悲情城市』や『䚃嶺街 クーリンチェ少年殺人事件』に続く、
白色テロ時代を描いた衝撃作『返校 言葉が消えた日』7月30日(金)公開!
2017 年に発売された台湾の同名大ヒットホラー・ゲームの映画化で、台湾人が忘れてはならない 40 年にも及んだ負の歴史を正面から描き、第 56 回金馬奨で主要 12 部門にノミネート、最優秀新人監督賞を含む最多 5 部門受賞の快挙を成し遂げた話題の映画、『返校 言葉が消えた日』が7 月 30 日(金)に公開される。
この度、原作のホラーゲームでお馴染みのアイテムが登場する、衝撃的で緊張感あふれる web限定R15+特別予告編が解禁された。
web限定、激コワ【R15】バージョン!
ホラゲー感満載の特別予告編が解禁!
この度解禁された特別予告編では、劇場で流れている通常の予告編とはテイストが異なり、ゲームでのアイテムやシーンを中心に、衝撃的なシーンの連続で緊迫感あふれる内容となっている。
「それはある高校で起こった悲しい事件だったー」
主人公のファン・レイシンが目を覚ますと、そこは雨音が聞こえるだけの暗闇の教室だった。
ロウソクに火を灯し、稲妻が鳴り響く廊下を歩く。
その時、後ろから声をかけてきたのは、秘密の読書会のメンバーである男子学生のウェイ・ジョンティンだ。
「皆はどこへ行ったんだ」と校舎を彷徨う二人。
その時!突如顔のない女性の姿が現れる。
逃げ惑うファンとウェイ。そして、外では読書会の仲間が、不気味な何者かに襲われているー。
死体がぶら下がる部屋、麻袋を被った生徒が並び、全員で拍手をしている体育館。
そんな背筋が凍るようなシーンが続き、「国に殺される!」という声が響きわたる。
「どうしてこうなった?」
耳を塞いで、絶叫するファンの叫び声の後、シーンは一転、息を潜める2人を何者かが少しずつ追い詰めていくー。
本作の監督ジョン・スーは「ゲームの映画化で最も見たくないものは、原作であるゲームの精神に忠実でないものです。その形やスタイル、さらに物語の構造でさえ変えても良いと思いますが、私を含む世界中の多くのゲーマーが心を動かされた「返校 -Detention-」というゲームの持つ、感情の遍歴というテーマは映画に盛り込まれなければなりません。それが私にとって最も重要なことでした。」と語る。
ゲーム発祥の地、台湾では、映画の公開後3日間の興行収入が6770万台湾元(約2億3500万円)に達するなど、2019年の台湾映画の興行収入の首位に立った。
映画ファン、ゲームファンだけではなく多くの人々に受け入れられた本作、是非公開に注目したい。
イントロダクション
1962 年、独裁政権のもと国民のあらゆる自由が制限されていた台湾
ある高校で政府が禁止する本を密かに読む読書会が開かれていた
だが、遂に国家の手による迫害事件が起きてしまう
その陰には、哀しい密告者の存在が─
台湾人が忘れてはならない負の歴史をストーリーに取り入れるという大胆な発想で大ヒットとなったホラー・ゲームを元に、迫害事件の謎解きと、青春を奪われた若者たちの切ないドラマが交錯する。
その深いメッセージ性が昨年1月の台湾総統選挙にも影響を与えたと言われ、メディアやSNSで大騒動を巻き起こしたダーク・ミステリーがいよいよ日本に上陸!
ストーリー
放課後の教室で、いつの間にか眠り込んでいた女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が目を覚ますと、なぜか人の姿が消えて学校はまるで別世界のような奇妙な空気に満ちていた。
校内を一人さ迷うファンは、秘密の読書会のメンバーで彼女に想いを寄せる男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会い、力を合わせて学校から脱出しようとするが、どうしても外へ出ることができない。
廊下の先に、扉の向こうに悪夢のような光景が次々と待ち受けるなか、消えた同級生と先生を探す二人は、政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しくも恐ろしい真相に近づいていく──。
■監督:ジョン・スー
■出演:ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
■原題:返校/2019 年/台湾/カラー/103 分
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■配給:ツイン 宣伝プロデュース:ブレイントラスト
■公式 HP:henko-movie.com 公式 Twitter:@henko_movie
【関連作品】
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