「新感染」シリーズ監督ヨン・サンホ絶賛!
韓国発!新感覚<整形サイコホラー>『整形水』9/23公開!
世界中で驚異の閲覧数と高い評価を誇る人気原作をもとに、美しくなりたいという人間の果てなき欲望と狂気をアニメーションで描いた韓国発の容赦なき新感覚<整形サイコホラー>『整形水』が9月23日(木・祝)より公開される。
この度、本作の日本語吹替版の制作が決定し、沢城みゆき、諏訪部順一、上坂すみれ、日野聡ら豪華声優陣が発表された。
原作は、日本では「LINEマンガ」で独占配信中のオムニバス作品『奇々怪々』。グローバルでの累計閲覧数は31億回を超え、韓国「NAVERWEBTOON」サービス内での評価は10点満点中9.9点を獲得する大人気作。
誹謗中傷、外見至上主義――現代社会の闇をエンターテイメントへと昇華させた本作は、世界中の映画祭で高く評価され、昨年ロックダウン中の韓国でも劇場公開されて話題を呼んだチョ・ギョンフン監督のデビュー作。
「新感染」シリーズのヨン・サンホ監督も「ジャンルアニメとして新たな領域を開拓し、現代社会が抱えている問題をあぶり出す」と絶賛している。
数々の賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』の歴史的快挙を筆頭に、映画をはじめドラマや音楽など世界的に高い評価を受ける韓国のエンターテイメントの躍進に注目したい。
本作の日本語吹替版の制作が決定し、
沢城みゆき、諏訪部順一、上坂すみれ、日野聡ら超豪華声優陣が集結!
小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、“整形水”を手に入れることで驚きの変貌を遂げる主人公イェジ/ソレ役を演じるのは沢城みゆき。『ルパン三世』の峰不二子役をはじめ、自由自在に幅広い役柄をこなす沢城が、本作でも全くの別人へと変身する主人公を2役の如く見事に演じ分ける。
そして、イケメンで高学歴の新人俳優ジフン役には、『テニスの王子様』の跡部景吾役や、『呪術廻戦』両面宿儺役など、話題の人物を演じ注目を集める諏訪部順一。
イェジの外見を罵りからかう傲慢な態度の人気タレントミリ役には、「スター☆トゥインクルプリキュア」 ユニ/キュアコスモ役などを務める上坂すみれ、芸能事務所のマネージャーキム役を『鬼滅の刃』煉獄杏寿郎役などで知られる日野聡が演じる。
主演の沢城は、“整形水”使用前後で別人かのように生まれ変わる主人公について、「私が演じたイェジはまだまだ美人初心者。峰不二子のようには決して振る舞えない(笑)あくまでも頑張って背伸びしていることを意識しました。」と語り、役作りについて「通常太っている人を演じる時は、低めに声を作ることが多いのですが、今回は音響監督から、“口に綿を入れましょうか”と提案をいただき、人生で初めて(笑)チャレンジしました。」と驚きのアプローチ方法が明らかに!
外見だけでなく、強いコンプレックスを心に抱えるイェジの心境を見事に演じキャラクターに深みを与えている。
また、サスペンスやホラーはとても好きなジャンルだと明かす、ジフン役の諏訪部は作品の印象について「現代社会の歪みをベースにしたダークファンタジーとも言うべきこの物語の結末には、自分も“えぇーっ!?”と驚愕しました。後世に語り継がれるレベルではないかと思います。ぜひ御覧いただきたいです。」と絶賛!
そして、ミリ役の上坂すみれも「テーマは美しさですが、ここまで外見至上主義を描いた作品ないと思います。出てくる人皆、美を追い求める以外の感情がすごく欠損していて、思いやりや優しさを失ってしまう。その代償として美を手に入れたとしても、そこに意義はあるのだろうかと?と容赦なく我々につきつけます。」とコメントし、キム役の日野聡も「美しさだけが本当の幸せではないというメッセージ性の強い作品だと思います。安易に美を手に入れられる怖さや、本質を見極めることの大切さについて考えさせられ、さらに、欲しいものを手に入れてしまうと、さらなる欲がでてしまう人間の恐ろしさを描いているのも、この作品の魅力です。」と“美”への本質を描いた本作の魅力を語っている。
リスクなく、文字通り自由自在に美貌を手に入れられる夢のようなアイテム、“整形水”。それを手にしたイェジが別人へと変貌を遂げた時、物語はあらぬ方向へと狂いだしていくー。
“整形サイコホラー”でみせる錚々たる声優陣の熱演と怪演は、字幕版とはまた異なる魅力で鑑賞必至!
映画『整形水』に引き続き、注目していきたい。
◆キャストコメント全文
【沢城みゆき as イェジ(“整形水”使用前)╱ソレ(“整形水”使用後)】
<役柄について>
私が演じたイェジはまだまだ美人初心者。峰不二子のようには決して振る舞えない(笑)あくまでも頑張って背伸びしていることを意識しました。通常太っている人を演じる時は、低めに声を作ることが多いのですが、今回は音響監督から、「口に綿を入れましょうか」と提案をいただき、人生で初めて(笑)チャレンジしました。
<作品について>
ホラーは苦手なジャンルなのですが、実際に見てみると、想像よりポップな印象で、すごく清潔感が立つ作品でした。Made in Japanとはまた違う雰囲気をまとっています。ラストは、日本だとそこまでやらないと思うほどの衝撃の展開。もう1歩も2歩も転がり落ちていくんだというのは、韓国ならではともいえるかもしれません。
【諏訪部順一 as ジフン】
<役柄について>
サスペンスやホラーはとても好きなジャンルで、物語も面白そうだったので、オファーをいただいた時に「ぜひ!」と返答させていただきました。実際、とても楽しかったです。最初に真実のジフンを構築し、そこにもう一枚被せるような、演技の上に演技をレイヤードするようなイメージで演じました。原音のセリフ音声を踏まえつつ、日本語版の台本に書かれているセリフをきちんと読み解き、その時々の表面的、内面的な感情をきちんと表現できるよう努めたつもりです。
<作品について>
現代社会の歪みをベースにしたダークファンタジーとも言うべきこの物語の結末には、自分も「えぇーっ!?」と驚愕しました。後世に語り継がれるレベルではないかと思います。ぜひ御覧いただきたいです。
【上坂すみれ as ミリ】
<役柄について>
私が演じたミリは、芸能界に来る前は本当に普通の子だったのに、もてはやされるうちに心がすさんでしまい、結果として気性の激しいタレントになってしまった人だと自分なりにイメージを膨らませていきました。
<作品について>
テーマは美しさですが、ここまで外見至上主義を描いた作品はないと思います。出てくる人皆、美を追い求める以外の感情がすごく欠損していて、思いやりや優しさを失ってしまう。その代償として美を手に入れたとしても、そこに意義はあるのだろうかと?と容赦なく我々につきつけます。それが今の韓国のパワーなんだなと思います。
【日野聡 as キム】
<役柄について>
見る人によってとらえ方が変わってくる役柄です。彼が一体どこまでを知って行動しているのか?僕自身も台本を読んでいて様々な可能性が残されていると思い、どこに軸をおいて演じていくべきか、難しさと面白さがありました。ある仮説を元に演じたのですが、いろんな想像ができますね。
<作品について>
作品の発想が非常に面白く、且つ物語的にも怖くドキドキするエンタメ作品で、演じるのを楽しみにしていました。美しさだけが本当の幸せではないというメッセージ性の強い作品だと思います。安易に美を手に入れられる怖さや、本質を見極めることの大切さについて考えさせられ、さらに、欲しいものを手に入れてしまうと、さらなる欲がでてしまう人間の恐ろしさを描いているのも、この作品の魅力です。
【STORY】
誰もが美しくなれる奇跡の水。
つけたら最後、破滅のはじまり―。
小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。
タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。
そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。
顔を浸せば、自らの手で自由自在に思い通りの容姿へと変えることができてしまう奇跡の水。後遺症も副作用もない。
美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。
全く新しい人生を歩むために。それからしばらくして、周囲で不審な出来事が起こり始める…。
2020年/韓国/ 85分/カラー/ビスタ/5.1ch/英題:BEAUTY WATER/翻訳:小西朋子/PG12
原作:オ・ソンデ(LINEマンガ『奇々怪々』内「整形水」)
監督:チョ・ギョンフン
提供:トムス・エンタテインメント
配給:トムス・エンタテインメント/エスピーオー
©2020 SS Animent Inc. & Studio Animal &SBA. All rights reserved.
公式 HP: seikeisui.jp /Twitter:@seikeisui (#映画整形水)
9月 23 日(木・祝)全国公開
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