「cowai」提供の新作ホラー・アニメ映画『アムリタの饗宴』が公開延期。監督のメッセージと新規場面写真を紹介。清水崇、鶴田法男も称賛した『アラーニェの虫籠』の前日譚!

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「cowai」提供の新作ホラー・アニメ映画『アムリタの饗宴』の公開が、当初予定されていた2021年より、2022年以降に延期された。コロナ禍の制作スケジュールの遅延等のため。
本作は、“たった一人で制作する劇場用アニメ”として、内外で話題を集めたホラー・アニメ映画『アラーニェの虫籠』の前日譚を描く新作スピンオフ。

この度、坂本サク監督からのメッセージと、新規場面写真が公開された。


『アムリタの饗宴』ティザーポスター ©zelicofilmLLC/SakuSakamoto





「公開の延期につきまして、楽しみにお待ちいただいてる方々に心よりお詫び申し上げます。
コロナウィルスの影響など諸事情によりスケジュールも押しておりましたが、前作を越える表現を目指して妥協しないためにも、止む無く延期を決定いたしました。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。」


(『アムリタの饗宴』監督・坂本サク)



『アムリタの饗宴』新規場面写真 ©zelicofilmLLC/SakuSakamoto




なお、本作は現在も製作中であり、2022年に新たな公開日や声優のキャスティング等を発表する予定。

今回、製作中の本作の新規場面写真を解禁。ヒロイン「たまひ」の場面写真は初公開となる。










清水崇、鶴田法男も称賛した、クリエイター坂本サクの挑戦!
前作『アラーニェの虫籠』とは?



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ドラマ『MOZU』のイラスト&アニメーションや、清水崇監督のドラマ『怪奇大家族』のオープニングなどを手掛けた気鋭のアニメーション作家、坂本サクの長編デビュー作『アラーニェの虫籠』。(新作『アムリタの饗宴』は、『アラーニェの虫籠』の前日譚を描くスピンオフである)

超絶絵師とも呼ばれた坂本が監督、アニメーション、原作、脚本、音楽の一人五役をこなした。
60分を超えるハイクオリティ長編アニメを一人で制作する試みは世界でもほとんど例がない。





アニメーション映画祭の世界最高峰、アヌシー国際アニメーション映画祭のミッドナイトスペシャル部門に選出された他、四大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭2019では、日本映画で唯一、グランドコンペティション長編部門にノミネート、モントリオールの第22回ファンタジア国際映画祭にてアニメ最高賞「今敏賞」にノミネートされたほか、フィリップ・K・ディックSF映画祭2019など海外の映画祭で公式上映され、注目された。












『アラーニェの虫籠』著名監督のコメント


鶴田法男  
(  映画監督/『リング0 バースデイ』『ほんとにあった怖い話』『おろち』) 


アニメーション映画で本当に怖いと思ったことはなかった。
しかし、『アラーニェの虫籠』はそれを初めて体験させてくれた。
グロテスクな描写に頼るわけではなく、
Jホラー演出を巧みにアニメに昇華させた史上初の本格的ホラーアニメだろう。
これを一人で作った坂本サク監督と、
監督の才能を信じた福谷修プロデューサーに最大限の敬意を表したい。




清水崇 
 (  映画監督/『牛首村』『呪怨』) 


「後半、なんていうのかな、いい意味でも悪い意味でも、お客さん突き放すぐらいに、
イメージの連鎖っていうか、悪夢の連続で、どこまでいっても目が覚めないようなのが、
なんか『やだな』っていう感じがしたんですよ。
同時に、僕、今日(鑑賞が)二度目だったので……小さな子供に健康的なアニメを見せて頑張れーとか、
魔女っ子とかやってる世代の子に、ふと留守番の時にこれを見せたいなって。
そしたらたぶん、わけわからないけど、子供の時、とんでもないものを見せられた、
見てしまった気がするっていうトラウマを与える。
で、大人になって、ちゃんと見ても『やっぱりそのままだった』っていう映画にもってこいだなって思います。
これ、褒めてますから。ちょっとよくわからないかもしれないけど。
たぶん、そういう状態でみたら、またすごいのかなって」

(池袋シネ・リーブルのトークショーにて)




永江二朗 
 (  映画監督/(『トモダチゲーム』『真・鮫島事件』『心霊写真部』) 


近年、アニメーション映画でホラーというジャンルをほとんど見た事がありません。
「アラー二ェの虫籠」は本格ホラー映画として私に衝撃を与えました。
むしろ実写より描ける世界観が広大なほど恐怖は増殖されたように思います。
その異様な世界観を超絶絵師である坂本サク監督が見事に表現しており、
監修にホラー界のマルチクリエーターである福谷修氏が参加している事も
作品のクオリティーを高めている要因だと感じました。
ラブストーリーも良いですが、たまには本格ホラーアニメーション映画「アラー二ェの虫籠」を是非!




加藤久仁生 
 (  アニメーション作家/第81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞『つみきのいえ』) 


サクさんの長編、すごく楽しみにしています。
相変わらず全部一人で作るという、大変というか、
本当に体だけは気をつけてほしいなと思うんですけど、
新しいサクさんワールドが世に出るように僕も応援しています。






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キャスト
■花澤香菜(りん)『夜は短し歩けよ乙女』『PSYCHO-PASSサイコパス Sinners of the System』
■白本彩奈(奈澄葉)『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』
■伊藤陽佑(時世)『特捜戦隊デカレンジャー』
■片山福十郎(斎恩)『ピンポン THE ANIMATION』
■バトリ勝悟(可耶)『カードファイト!! ヴァンガードG NEXT』
■福井裕佳梨(桐花)『ガンダム Gのレコンギスタ』
■土師孝也(寺久保医師)『ハリー・ポッター』シリーズ

スタッフ
■監督・原作・脚本・アニメーション・音楽:坂本サク
■製作・プロデュース・監修:福谷修 映画『こわい童謡』、NintendoDS『トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説』監督
■【主題歌】眩暈SIREN「その嘘に近い」(ワルプルギスRECORDS)








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