「まばゆいばかりに洗練された未来のおとぎ話」――VARIETY
「宮崎駿にも影響を受けた」ダーク・ファンタジーSF
世界三大ファンタスティック映画祭の一つブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞を受賞したダーク・ファンタジーSF『VESPER/ヴェスパー』が1月19日(金)より公開される。
この度、『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督、ヒグチユウコ、歌広場淳ら著名人コメントが到着、さらに追加場面写真が解禁された。
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭最高賞受賞
ダークファンタジーSF『VESPER/ヴェスパー』本予告編
壮大なスケールと圧巻のVFXで描かれる壊れた地球、そして絶望の世界にあっても希望を捨てず、したたかに生き抜く少女ヴェスパー。ヨーロッパ発のインディペンデント映画ながら、この独創的かつ魅力的な世界を生み出したのは、才気溢れるクリエイターコンビ、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペル。本作は世界三大映ファンタスティック映画祭の一つブリュッセル国際映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞しただけでなく各国の映画祭を席巻、VAIERTYの批評では「まばゆいばかりに洗練された未来のおとぎ話」とも評されるなど映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも実に91%支持というハイスコアを獲得(2023年10月17日現在)し注目を浴びている。
主演を務めたのはティム・バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、アカデミー賞受賞『博士と彼女のセオリー』など、若くして名だたる作品に出演経験のある新鋭ラフィエラ・チャップマン。エディ・マーサン、リチャード・ブレイクといった実力派のキャスト陣を向こうに回しての熱演で今後ますますの活躍が期待される。
<新着情報①>
独創的かつ、美しい世界観の一端が
垣間見える、5枚の追加場面写真
監督たち自身が「様々な植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮崎駿などに影響を受けた」と語る独創的かつ、美しい世界観の一端が垣間見える5枚の場面写真が追加で解禁され、期待感を煽っている。
<新着情報➁>
「真に迫っていながら詩的で美しい」「魅力的な様にうっとり」
世界観の魅力を伝える著名人コメントが到着!
この度いち早く本作を鑑賞した御名人たちからのコメントが到着した。
全世界的に大ヒット中の『ゴジラ-1.0』監督の山崎貴は「真に迫っていながらも詩的で美しい」とその物語と世界観を絶賛。
数々の映画作品でオルタナティブポスターを手掛ける画家のヒグチユウコも「たくさんの動植物の魅力的な様にうっとりしてしまった」とクリエイティブの美しさを語っている。
そのほか歌広場淳、人間食べ食べカエル、かいばしら、RaMuのコメント、併せて監督たち自身が、「様々な植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソンそして宮崎駿などに影響を受けた」と語る独創的かつ、美しい世界観の一端が垣間見える5枚の場面写真が追加で解禁され期待感を煽っている。
<コメント一覧>
山崎貴|映画監督
あり得るかもしれない未来が、真に迫っていながら詩的で美しい。
絶望しかない世界の中で、懸命に生きるヴェスパーの姿は、これからの決して薔薇色には
思えない時代を生きていく僕らに、覚悟と勇気を与えてくれる。
これは寓話ではない。タイムテレビが切り取ってきた未来の面影だと思う。
ヒグチユウコ|画家
人類の分断と明らかなディストピアなのだが
出てくるたくさんの動植物の魅力的な様にうっとりとしてしまった。
未来(過去)の私たちの知らぬ植物の繁茂する世界がくる(あった)のを夢見心地に脳内で考えてしまうひとには是非ともスクリーンで味わってほしい。
歌広場淳|ゴールデンボンバー
異常なほど美しい主人公・ヴェスパーは絶望的に過酷な「下層」の世界で生きる少女。ただ、生態系が破壊された世界でも科学という希望を捨てずに「上」に行こうともがいている。それって、よく分からない政治家とか金持ちの背後で苦しんでる現実世界の“私たち”でしょ!? 作品の世界が苦しすぎて誰もヴェスパーの美貌を気にしてなかったので、最後にもう一回言います。ヴェスパー、異常なほど美しいです。
人間食べ食べカエル|人喰いツイッタラー
植物が胎動し、妖しい生き物たちが静かに蠢く。
この世界観に浸り続けるうちに、自身の鼓動も同期していく。
2時間が永遠にも感じられるし一瞬でもある。
とにかく心地よい作品で、鑑賞後はすっかり虜になってしまった。
かいばしら|俳優/YouTuber
擦られ続けたポストアポカリプスに少女入れてキャッチーに描こうなんて優しさは皆無
どぎついビジュアルと語り口であちら側に引きずり込まれてしまった。
RaMu|タレント/YouTuber
ディストピア映画好きの私、数々の気持ち悪くて綺麗な植物たちに圧倒されてしまった。
視覚から入ってくる情報たちは全て普通の生活していたら想像もつかないもの達。
搾取されるもの、するものの世界の中で主人公の少女の勇敢な姿に心震えました。
【ストーリー】
壊れてしまった地球。分断された世界。
それでも、少女の小さな希望が世界を変える。
生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように生活していた。そんな外の世界に寝たきりの父と二人で暮らす13歳の少女ヴェスパーは、ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見する。シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれない、父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパー、しかし辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた、墜落した飛行艇の行方を追っていた……。
『VESPER/ヴェスパー』
監督:クリスティーナ・ブオジーテ、ブルーノ・サンペル
脚本:ブルーノ・サンペル、クリスティーナ・ブオジーテ、ブライアン・クラーク
撮影:フェリクサス・アブルカウスカス
音楽:ダン・レヴィ
編集:スザンヌ・フェン
出演:ラフィエラ・チャップマン、エディ・マーサン、ロージー・マキューアン、リチャード・ブレイク
2022年/フランス、リトアニア、ベルギー/英語/114分/シネマスコープ/5.1ch
字幕翻訳:北村広子/原題:VESPER/レイティング:G
配給:クロックワークス
© 2022 Vesper – Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod
▼公式サイト
https://klockworx-v.com/vesper/
2024年1月19日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
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