新たなフィリピン映画の幕開け!
アメリカンドリームを夢見た青年の美しい悪夢
ロッテルダム国際映画祭2019 Bright Future部門 正式出品
Qシネマ国際映画祭2018 助演男優賞受賞
フィリピンにおける「アメリカン・ドリーム=バスケットボール(NBA)」を黒魔術で叶えようとしたフィリピンマザーの強い愛と、運命に翻弄された息子の物語を美しいモノクロームで描き、東南アジア映画界の新たな幕開けとなった新作映画 『ウリリは黒魔術の夢をみた』(原題:Dog Days)が 2025 年 4 月 5 日(金)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開される。(配給:サムワンズガーデン)

『ウリリは黒魔術の夢をみた』予告編
フィリピンの「ニュー・ウェーブ」から届いた“見たことのない”映像体験
予告編では、90年代のフィリピンを席巻したオルタナティブ・ロックバンドEraserheadsのリードギタリストであるマーカス・アドロが出演・エンディングの曲も書き下ろしているほか、ラヴ・ディアス作品にも出演しているエイドリアン・ヴェルガラ、そしてキドラット・タヒミックの息子カワヤン・デ・ギアといった贅沢な顔ぶれを観ることができる。
INTRODUCTION&場面写真集
マイケル・ジョーダンになれと ママは、血で祈りを捧げました。

ピナツボ火山の大噴火を自分たちの手で起こしたと信じるカルト集団。
彼らの黒魔術に導かれ命を日本車 ギャランに捧げた狂信的な母カルメンは、アメリカ人男性との間に生まれた赤ん坊にある運命を授ける。
それは《プロのバスケ選手となりNBAで活躍する》こと。
赤ん坊はスーパースター から名を借りて「マイケル・ジョーダン・ウ リリ」と名付けられた。
やがて叔母の元で逞しく成長したウリリは伝説の23番を背負い、美しくもビッチな恋人との肉欲とバスケ賭博に明け暮れる青春を過ごしていた。
そんな中、NBA行きのチャンスが目の前にぶら下がるも、悪夢の様な出来事が次々とウリリの前に立ちはだかる…。
果たして彼はバスケの神様に祝福 された子どもだったのか、それとも?

フィリピン映画シーンの最先端をゆく時代の寵児ティミー・ハーンによる長編劇映画『ウリリは黒魔術の夢をみた』が満を持して日本初上陸する。
本作は、白石和彌監督やグザヴィエ・ドラン監督など次世代を代表する新人監督にフューチャーしたロッテルダム国際映画祭のBright Future部門に正式出品されたお墨付き。
ラヴ・ディアスを彷彿とさせるモノクロームの質感と、ダニエル・クロウズ風の不条理な世界観、そしてポストコロニアルに生きる現代フィリピン人のアイデンティティが融合した、オフビートな “ 真夏の悪夢 ”が疾走する。













場面写真の中には、ラヴ・ディアスのもとで照明を学んだアルバート・バンソンとアーティストとしても活躍するジッピー・パスクアの撮影が作り出す芸術的なモノクロームが美しい数々のショットが連なり、世界が認めたフィリピン映画の「ニュー・ウェーブ」の夜明けを感じることができる。

フライヤー・ビジュアル
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【作品概要】
監督:ティミー・ハーン
出演:イヴ・バガディオン、バーバラ・ルアロ、エイドリアン・ヴェルガラ、
マルコス・アドロ、カワヤン・デ・ギア、チャールズ・アーロン・サラザール、
ジェット・B. ライコ
2018年 | フィリピン | 124分 | R15+ | 言語: タガログ語・英語 | DCP | 原題:Dog Days
配給・宣伝:SOMEONE’S GARDEN
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