ベトナムで今なお続く、犬食文化。
犬の屠殺場という不気味な背景に、ひとり、またひとり、怪死を遂げる─。
ベトナムで興行収入 6 億円を突破し、国産ホラーとして歴代最高成績を収めた映画『狗神の業』（読み：いぬがみのかるま）が、2025 年8月15日（金）よりシネマート新宿他全国にて公開される（原題：Quy Cau、英題：CRIMSON SNOUT）。
合わせて、日本版ビジュアル・場面写真13点・予告編が解禁された。
ベトナム国内で興行収入 6 億円を突破！
カナザワ映画祭 国際コンペティション部門グランプリ
ベトナムでは、公開されるや否やその衝撃的なストーリーが話題を呼び、口コミでじわじわと人気を広げると、同時期に公開されたハリウッドの大作「アクアマン」を抜いて週間動員数 1 位に躍り出るという快挙を成し遂げた。また、映画祭においても富川国際ファンタスティック映画祭 2024 ほか世界各地のジャンル映画祭で称賛され、日本でも、カナザワ映画祭に新設された国際コンペティション部門「Choice「of「Kanazawa」の第 1 回長編グランプリ作品に輝いた。
恐怖の象徴「チャオドイノンメ」に着想を得た
不快度 100％の最新ベトナム産ホラー
監督は、これが初の長編映画制作となったルー・タン・ルアン。キャストには、ベトナムのホラー王と呼ばれるクアン・トゥアンや国民的俳優キム・スアンなどの実力派に加え、インスタグラムのフォロワー数 100 万人超えの人気 DJ ミーがオーディションを経て初の演技に挑戦し、個性豊かな布陣が映画の魅力を膨らませる。
そしてこの度公開されたのは、犬肉販売を生業とする家族全員がこちらに不気味に笑いかけてくる日本版ビジュアルと、「むごい殺生をして恩恵を失った」「犬は食べません…」等の台詞が印象に残る予告編。さらに、犬の屠殺場や犬肉を調理する様子を捉えた不快感を煽る場面写真も到着した。血と怨念が付きまとう業(カルマ)、家族内で交錯する疑念や隠してきた罪が、次第に浮き彫りとなっていくが…。
過度な家父長制、不気味な村コミュニティ、狂乱の黒魔術の儀式・・・昨年、そのハードなゴア描写で
ホラーファンに衝撃を与えた「Kfc」に次ぐ、不快度 100％の最新ベトナムホラーが見逃せない。
【監督プロフィール】
1989 年生まれ。ベトナムの映画業界で著名な ST.Digital に在籍し、『Tri「Am「the「Movie』や『The「Time「Keeper』などの人気プロジェクトに編集者として参加。その経験を活かして制作した初の長編監督作「Quy「Cau」は、興行収入 6 億円を超える大ヒットを記録し、「ベトナムのホラージャンルの奇跡」と言われた。続く監督作『Linh「Luc「- Quy「Nhap「Trang』も興行収入 3.5 億円超を記録しており、ベトナムを代表するヒットメイカーとして今大注目の若手監督。
場面写真集&STORY
ナムは父の葬儀のために、婚約者のスアンと共に故郷へ帰省する。しかし、実家が経営する犬肉店やスアンの妊娠をめぐって口論となり、家族の非情な態度と不穏な雰囲気に次第に不快感を覚える。葬儀の日の夜、ナムは夢を見る。夢では、まるで売られる前の犬のように家族全員が殺され吊るされており、その傍らで「一族全員が殺される」と亡くなった父が言い放つ。その言葉通りに不可解な出来事が起こり始め、家族は次々と犠牲になっていくのだった。
以前同じように家族を亡くした別の犬肉店の娘・ライは「赤い鼻の白い犬に気をつけろ」と警告する。それは、ナムの実家にいる番犬と同じ特徴で…。”犬肉”を生業とする一族に継承される”業”が、家族を飲み込んでいく─
●STAFF・CAST●
監督：ルー・タン・ルアン
出演：クアン・トゥアン、ミー、ヴァン・ドゥン、ナム・トゥー、ハン・トゥイ、キム・スアン
2023／ベトナム／ベトナム語／カラー／99 分 配給：JIGGYFILMS 原題：Quy Cau
HP：https://x.gd/Sa2oC
公式 X： https://x.com/infoJiggyfilms
30 秒予告編：https://youtu.be/cL1aU_q__KI
90 秒予告編：https://youtu.be/EpECdaAzfew
