【極悪なバイオレンス描写に高評価続出!】注目度急上昇の高橋ヨシキ長編映画監督デビュー作『激怒』舞台挨拶リポート!川瀬陽太、小林竜樹、彩木あや、奥野瑛太、高橋監督登壇!

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狂っているのは世界か俺か。
《安心・安全な町》が牙をむくとき、暴走刑事の怒りが爆発する!
「犯罪ゼロの町、富士見町へようこそ。


アートディレクター、高橋ヨシキの長編映画監督デビュー作『激怒』が8/26(金)より公開中だ。
凄惨なバイオレンス描写が全編を彩る異色エンタテインメントながら、YAHOO!映画レビューでは初週が4.0、今週末が3.9、filmarksでも初週が3.7、今週末が3.6と高評価を維持している。
今回は、本年屈指のバイオレンス映画としても注目度が急上昇している本作の初日舞台挨拶の模様をリポートする。



ポスター(高橋ヨシキ・バージョン)










日本映画史を塗りかえる、中年刑事の大、大、大、大、大激怒&
ブチギレ・エンターテインメント!!
「俺は、お前らを殺す。」



(C)映画『激怒』製作委員会




企画・脚本・監督は高橋ヨシキ(本作『激怒』で長編監督デビュー)、主演を務めるのは近年の日本映画で最も多数の映画に出演していると言われる川瀬陽太。この2人がタッグを組んで贈る注目のバイオレンス映画『激怒』がついに完成した。脇を固めるのは『横須賀綺譚』の小林竜樹、『太陽の子』の奥野瑛太ら、邦画界で活躍する注目の若手。ヒロインを演じるのは本作で映画デビューを飾る彩木あや。冒頭シーンには話題作『岬の兄弟』(片山慎三監督)主演の和田光沙と松浦祐也も登場して驚かせる。また『ローリング』『あのこは貴族』の渡邊琢磨と、三島賞作家で音楽家の中原昌也が担当したサウンドトラックは本作の見どころの一つであり、重低音とオーケストレーションが交錯するユニークな音楽が脳髄を直撃する。さらに実写版『キングダム』、『アイアムアヒーロー』の藤原カクセイが特殊メイク・特殊造形を担当。さらに米津玄師をはじめ数多くの人気アーティストの映像作品を手掛ける佐伯雄一郎がモーション・グラフィックを提供、オープニングとエンディングのアートはスティーヴン・キングやクライヴ・バーカー作品の装丁で世界的な人気を誇るゴシック・アーティストのダニエル・セラの手によるもの(https://www.danieleserra.com/)。ユニークで優秀なスタッフ&キャストが集結したことで、大作をも凌ぐ前代未聞のバイオレンス・エンターテインメント映画が誕生した。製作は映画『激怒』製作委員会、配給はインターフィルム。









川瀬陽太、小林竜樹、彩木あや、奥野瑛太、高橋ヨシキ監督が登壇!
「ちょっと信じられないような。驚くレベルの結果」(高橋ヨシキ)
映画『激怒』初日舞台挨拶リポート

左から、小林竜樹、彩木あや、川瀬陽太、奥野瑛太、高橋ヨシキ監督 「cowai」特写


川瀬陽太「どうも、こんにちは。川瀬陽太です。諸般の事情というか何たらウィルスのせいで、登壇人数が限られてしまって、だったらもう(司会進行役を)兼用でやらせていただきます。本日はありがとうございます」


「cowai」特写




川瀬の紹介で、高橋ヨシキ監督、奥野瑛太、彩木あや、小林竜樹の順に登壇。

高橋ヨシキ監督「今日は『激怒』初日にご来場いただきましてありがとうございます。本当に今、感無量というか、足かけ5年…」

川瀬陽太「そうだね」

高橋監督「撮影が始まったのが2020年ですから、もう2年経っているわけで、ようやく出来上がって、皆さんにご覧いただけたんで、本当に嬉しい。関わった全員と、応援してくれた人、それから、クラウドファンディングで応援してくださった方、今日のお客さんも含めて、心から感謝申し上げます。ありがとうございました」


「cowai」特写



場内から拍手。

奥野瑛太「二宮役をやらせていただきました奥野瑛太と申します。今日は初日にありがとうございます。僕も試写の機会を逃して、先ほど初めて、この回で見たんですけど、すごくドキドキして、いまだに何かよくわかっていない状況で、ここ立っています(笑)」


「cowai」特写




彩木あや「アンナ役の彩木あやです。今日はありがとうございます。今この場に立たせていただいていることが信じられないぐらい緊張もしております。すごく、あの、嬉しいです」


「cowai」特写




川瀬「あの慣れないポールダンスから何から本当すいませんでした(笑)」

彩木「(笑)」

小林竜樹「吉原という嫌な役をやりました小林竜樹と申します。初日の一番最初の回ということで、初めて見ていただいたお客様に、こんなに(拍手)していただいて嬉しく思います。
撮影から約2年半ぐらいですかね。皆さんのご尽力があり、ようやく劇場で公開できました」


「cowai」特写




高橋監督「いやもう(現場は)本当に楽しかったし、あと何だろう、川瀬さんに言われたけど、僕、撮っている時、(俳優を)役で見ちゃうから、なんか時々、カメラの後ろで、『うーん』とかうなって、『悪いやつだな』とか思いながら(芝居を)見ていましたね」


「cowai」特写




川瀬「それこそ彩木さんが、あのポールダンスで(男たちに)絡まれるシーン、あそこでヨシキが『もう本当に許せん!と思ってたんだけど、川ちゃんがやっつけてくれてよかった』って。『お前が(脚本を)書いたんだよ!』っていう(笑)」

高橋監督「すいませんでした(笑)」

川瀬「まあ、俺とヨシキはそれなりに媒体とかでいろいろ語ったりしてたんですけど、俳優部の皆さんはどうだったんですか」

奥野「(作品を見て)すごく緊張しながら現場に行った時のことを思い出しました」


「cowai」特写




高橋監督「(車の)運転の時、大変でしたよね、車の横にカメラをつけてだから、横に出っ張ってて」

川瀬「矯正施設から帰ってきてからですね。あの車のシーンで、車の横につけたカメラの分、はみ出ちゃうから、下手すると隣からバイクとかがすり抜けたら事故になっちゃうし、カメラが壊れちゃう」

奥野「あれは緊張しましたね」

川瀬「広い道路でよかった」

高橋監督「奥野さん、運転しながら、お芝居をしなきゃいけないっていう」

奥野「大変でしたよね」

川瀬「彩木さんは、ポールダンサーで結局何日ぐらい練習されたんですか」

彩木「あれは(練習が)3日間、(撮影で演じたのが)3回ですね」

川瀬「元々ダンスをやられている方なんで、勝手に勝算はあったんですけど(笑)」

彩木「いやあ、やっぱり慣れないので、あざとかでできちゃいましたけど。でも、すごく楽しかったです。1回やってみたいなって思っていたんです。そういう初めてが今回多くて。もうそもそも映画自体初めて出させていただいたし、ポールダンスも初めて、刺青も初めて(笑)。特殊メイクも初めて、バイオレントなシーンも初めてで、緊張も滅茶苦茶していたんですけど、皆さんがいろいろ教えてくださったり、ものすごく楽しい現場で、私も映画を見て、撮影の時のことを思い出しました。いっぱい勉強させていただいて、ありがとうございます」


「cowai」特写




川瀬「あとは竜樹はね、最初、僕のバディだったのに急にいきなり偉くなって、クヒオ大佐みたいな格好になっちゃったから(笑)、『お前何なんだ』と思ってたけども、面白かった。俺、竜樹がこういう役やってるの見たことなかったかも。そういう意味でも良かったなと」

小林「そうっすね。ホンを最初に読ませていただいてから、現場でも何か不安で、高橋ヨシキ監督と川瀬さんと『自分の役はこれで大丈夫なのか』って、常に確認しながらやっていた記憶があるんです」

川瀬「すまんな」

小林「いえ、役の大きさというか、どういうふうに見せていくのが正解なのかは、やっぱり常に迷いながらやっていた記憶はあるんです。その中でヨシキさんがおっしゃってくれたことで助けになったことがたくさんあったんですね」

「cowai」特写




小林「あと、俺、昨日2年半ぶりに台本を読み返してたんすよ。『激怒』の。その中で、(川瀬演じる)深間さんが『まともじゃねえよ、こんな世の中じゃ』っていう下りがあって、なんかそのセリフがすごく印象深く残っていて、考えさせられるというか、ご時世とマッチしてるなと思いました」


舞台挨拶の後半では、高橋監督が用意したミニだるま「ミスターだるま君」の目入れをすることに。


「cowai」特写




川瀬「この小さいダルマは、国映という会社でずっと準備をしていた時のものなんです。こたつに入りながら会議とか。会社の中にこたつがあるんですよ。とりあえずだるま1個開いてね、初日に監督に目を入れてもらおうと思っていたんです。国映という会社は元々成人映画を作ってる会社で、滝田洋二郎さんとか瀬々敬久さんとかを輩出した会社なんですけども、ここの人たちがいたから、この映画ができたんです。国映という会社がないとこの映画は出来上がってなかったんですね。ちょっとそこだけは言わせてください。本当に感謝しています。ありがとうございました。ということで…」

高橋監督、晴れて、だるまに目を入れる。再び拍手。

高橋監督「これはもう一生大事にします!」

川瀬「思えば5年前に新宿の飲み屋で高橋ヨシキに呼び出されて、『川瀬さん、映画を撮りたい』と言われたところから、本当に時間がかかったんですけど、こういった形で皆様に届けられることができて、本当に感無量です。この映画に携わった人たちには感謝しかありません。
皆さんも見ていただいて、面白かった、つまらなかった、いろいろあるかと思うんですけど、もしよかったら、この映画をちょっと拡散してやってください。本当に今日は、皆さんのおかげでこんなふうに素敵な回になりました」


「cowai」特写




最後に監督からひと言。

高橋監督「最初に話したこととかぶってしまいますけど、初めて川瀬さんに話に行った時は、『とにかく映画撮りたいね』っていう、そんぐらいのぼんやりしたところから始まって、脚本をずっと書いて直して。結構かかったんすけど、その時も『これ、できんのかな』みたいなことを思っていたんです。だから、国映さんの所で(制作が)始まった時、今回ラインプロデューサーでついている坂本礼監督に『こういうのってできるんですか』って聞いたら、『いや、何でも大体できますよ』って、もう即答だったんですね。そうなんだって思って。だから『できない』とか考えている自分がちょっと恥ずかしくなって、『何でもできるぞ』っていうつもりで取り組みました。その後、スタッフとキャストの皆さんがものすごい、ちょっと驚くレベルの結果を出していただいたおかげで、とても見応えのある、重厚でリッチな作品になりました。そのことをすごく喜ばしく思っています。もう何だろう、ちょっと信じられないような。本当にありがとうございました」






【イベント概要】

■開催日 8 月 26 日(金)

■時間 20:05~20:30 ※本編上映後イベント

■場所 新宿武蔵野館 スクリーン 1(東京都新宿区新宿 3-27-10 武蔵野ビル 3F)

■登壇者(敬称略):川瀬陽太、小林竜樹、彩木あや、奥野瑛太、高橋ヨシキ監督











STORY


(C)映画『激怒』製作委員会


中年の刑事・深間(川瀬陽太)には、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまうという悪癖があった。かつてはその暴力を活かして街から暴力団を一掃した功労者と讃えられたこともあったが、度重なる不祥事に加え、大立ち回りで死者まで出してしまった責任を問われ、海外の治療施設へと送られることになる。数年後、治療半ばにして日本に呼び戻された深間は、見知った街の雰囲気が一変してしまったことに気づく。行きつけだった猥雑な店はなくなり、親しくしていた飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。一方、町内会のメンバーで結成された自警団は「安心・安全」のスローガンを掲げて高圧的な「パトロール」を繰り返している。一体、この街に何が起きているのか? 深間の中に、久しく忘れていた怒りの炎がゆらめき始める……。


(C)映画『激怒』製作委員会










ポスター(ダニエル・セラ・バージョン)



【CAST】
出演:川瀬陽太『ローリング』「レッドアイズ監視捜査班」(TV)、小林竜樹、奥野瑛太、彩木あや、森羅万象

【STAFF】
企画・脚本・監督:高橋ヨシキ/プロデューサー:森田一人、高橋ヨシキ、川瀬陽太/撮影:高岡ヒロオ/照明:岩丸晴一/特殊造形:藤原カクセイ/モーション・グラフィック:佐伯雄一郎/VFX スーパーバイザー:鹿角剛/音楽:中原昌也・渡邊琢磨
日本映画/2022 年/100 分/スコープサイズ/5.1chサラウンド/映倫:R15+
(C)映画『激怒』製作委員会/配給:インターフィルム
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8月26日(金)より新宿武蔵野館、テアトル梅田ほか全国順次ロードショー






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