死者となった<連続殺人鬼>グラバーから黒電話への着信─。
主演のイーサン・ホーク&スコット・デリクソン監督続投!!
『M3GAN/ミーガン』、『ハッピー・デス・デイ』など、ホラー界を牽引するブラムハウスが製作、『ドクター・ストレンジ』、『エミリー・ローズ』、『フッテージ』の、“真の恐怖映画”からマーベル作品までを手掛け現代映画界に不可欠な存在であるスコット・デリクソンが監督を務め、ホラー映画のあらゆるカテゴリーを超越する予測不能な展開で世界を震撼させた以心電信サイコスリラー『ブラック・フォン』(2022)。断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、少年が連続殺人鬼からの脱出を図るという斬新な設定と、恐怖の先に描かれる兄妹の絆が感動を呼び、ジャンル系映画の祭典”ファンタスティック・フェスト”(2021年9月開催)でのプレミア上映で大喝采を浴びると、米レビューサイトRotten Tomatoesで驚異の100%FRESHを公開まで維持し続けるという(※2022年3月22日時点)伝説を作るとともに、翌年6月に公開を迎えると全世界で1億6,000万ドルを超える大ヒットを記録した。そんな、怒涛に押し寄せる恐怖と感動で観る者を虜にし、世界中を熱狂させた20年代上半期を代表する傑作サイコスリラーの待望の続編がついに完成!
この度、邦題を映画『ブラックフォン 2』(原題:BLACK PHONE 2)とし、11月21日(金)より日本公開することが決定した。さらに、日本版予告編と、サイコキラー・グラバーの威圧感が際立つポスタービジュアル&場面写真も解禁となった。

真の悪は、死をも超越する――。
死者となった<連続殺人鬼>グラバーからの黒電話への着信
名優イーサン・ホークが再び連続殺人鬼を怪演!

世界中を前例のない恐怖で震え上がらせた前作では、子供の連続失踪事件が多発するコロラド州の町を舞台に、断線した黒電話に届く「死者からのメッセージ」を頼りに、監禁されたひとりの少年が連続殺人鬼の家から脱出に挑む、予測不能の恐怖と狂気で満ち満ちた物語が描かれた。ある日、学校の帰り道、内気な少年フィニー(メイソン・テムズ)が、手品師を装い声をかけてきた連続殺人鬼グラバー(イーサン・ホーク)に誘拐されたことから始まる。固く閉ざされた地下室に監禁され、古びたマットレスと、壁にある断線した<黒電話>があるのみで脱出不可能かと思われた中、突如として鳴り響いた<黒電話>のベル。電話から聞こえる声は、これまでにグラバーに惨殺された少年たちからのメッセージだった。彼らが伝える言葉を頼りに、フィニーが命がけの脱出を試みる一方、兄の危機を予知夢で知った妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)もまた、その不思議な力を頼りに必死に兄の居場所を探していた。「死者たちのメッセージ」と妹の予知夢を力に変えたフィニーは死闘の末グラバーを地獄へ葬り、固獄の地下室からのただ一人の生還者となった。グラバーの死をもって惨劇は幕を閉じたかに思われたが──。むしろ死は始まりに過ぎなかった。事件から4年後、兄妹たちの前に<黒電話>が再び鳴り響く─!
今もあの地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった。死してより強力になった最恐のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹はどのようにたち向かうのか──。

観る者の背筋が凍りつく殺人鬼グラバーには、4度のアカデミー賞®ノミネートを誇る名優イーサン・ホークが再び演じる。前作でのキャリア史上最も邪悪で不気味で狂気じみた怪演は記憶に新しく、本作では死を超越したサイコキラーとして、サイキック兄妹の前に立ちはだかる。グラバーに立ち向かうフィニーは、前作『ブラック・フォン』で世界中の注目を集めたその卓越した演技力で、大人気名作アニメーションシリーズの実写化映画『ヒックとドラゴン』(2025)の主人公ヒック役を射止め、『Regretting You(原題)』(2025、日本公開未定)など立て続けに主演作が公開する、ハリウッドでいま最も勢いのある若手俳優のひとりメイソン・テムズが、フィニーの妹・グウェン役は、「死霊館」ユニバースの『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019)の主人公の娘エイプリル役、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』(2019)でアンディから大事なおもちゃを譲り受けたボニーの声を担当したマデリーン・マックグロウがそれぞれ続投する。脇を固めるキャストには、『明日を継ぐために』(2011)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたデミアン・ビチル。ジェイソン・ステイサム主演『ワーキングマン』(2026)への出演が決定しているアリアンナ・リヴァス。そして、フィニーとグウェンの父親役は前作に引き続き再びジェレミー・デイビスが演じるなど、実力派キャスト陣が物語を彩る。
脚本・監督を務めるのは、『エミリー・ローズ』(2006)、 『フッテージ』(2012)、『ドクター・ストレンジ』(2016)で知られるスコット・デリクソン。前作で未知のホラー体験を世に送り世界を魅了した彼が、恐怖と感動を融合させるその唯一無二の手腕で再び観る者を恐怖の世界へと引きずり込む。製作には、『ゲット・アウト』(2017)『透明人間』(2020)『M3GAN/ミーガン』(2023)など、時代を象徴するホラー作品を次々と世に送り出してきたブラムハウス・プロダクションズの創設者ジェイソン・ブラム。共同脚本・製作にC. ロバート・カーギル、キャラクター原案・原作は、スティーヴン・キングの息子で、「黒電話」の小説家ジョー・ヒルといった前作の製作陣が勢ぞろいした布陣で史上最恐の続編を創り上げる。
「復讐するは我にあり。」グラバーが夢と現実の境界を越えて襲い掛かる日本版予告編解禁!
あわせて、凍てついたマスクを被り、自身を葬った主人公フィニーを間近で見据えるポスタービジュアルも到着!
解禁となった日本版予告編では、グラバーが夢と現実の両側からサイキック兄妹を執拗に追い詰める姿が捉えられている。
白銀の世界にぽつりと置かれた電話ボックスや、「故障中」と貼られた<黒電話>。今にもベルが鳴り出しそうなこの象徴的な存在が、4年前の悪夢を思い起こさせる。
前作でも、予知夢によってフィニーを捜索した妹グウェンが「恐ろしい夢を見たの」と告げる不穏な一言から物語は始まる。その一言によって、これから起こるおぞましい恐怖体験の断片を感じさせる。4年前にフィニーが監禁されていた地下室では、立ちすくむグウェンと、あの頃のまま壁に掛けられた<黒電話>がある。そして地下室へ降りてくる狂気の足音──。すべての出来事は、兄妹に何を語りかけているのか。異様に鳴り続ける黒電話に、堪らずフィニーが受話器を手に取り耳に当てると、死闘の末に葬り去ったはずの連続殺人鬼グラバーが、「物語は完結したと思うか?」と不気味に問いかける。死してなお恐ろしい形相のマスクで顔を覆ったグラバーが現れ、フィニーに迫る。
映像には、グウェンの悲鳴、幽霊として現れる子どもたち、手斧や怪奇現象によって襲われる兄妹の姿が次々と映し出され、前作をはるかに超える絶望的なシーンが描かれる。そして、怨念に満ちた「復讐するは我にあり」という宣言とともに、死んだことで無敵化したグラバーによる復讐劇が幕を開ける。今度は死者となって再び現れるサイコキラーに、兄妹はどのように立ち向かうのか。本編への期待が極限まで高まる映像となっている。

あわせて到着したポスタービジュアルと場面写真では、黒電話を通じて話すフィニーを電話BOXの外からグラバーが凝視する様子が写し出されている。見る者を釘付けにする身の毛もよだつ口角が不自然なまでに上がった笑顔のマスク。その奥底に覗く瞳は全く笑っておらず、強い怨念を感じさせる。サイコキラーの再来を恐怖と共に心に刻み付けるビジュアルに仕上がっている。
果たして兄妹は、死を超越し襲い来る最凶の殺人鬼グラバーの怨念を断ち切り、惨劇に終止符を打つことができるのか!?前作を遥かに凌駕する恐怖と、さらに強く描かれる兄妹の絆が織りなす物語に、再び世界中が震撼すること間違いなし!ブラムハウス発、怨心電信サイコスリラー『ブラックフォン 2』は、11月21日(金)より全国公開。本作の続報にぜひ注目したい。
【作品情報】
『ブラックフォン 2』
原題:BLACK PHONE 2/上映時間:1時間54分/提供:ユニバーサル・ピクチャーズ/配給:東宝東和
キャスト:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、デミアン・ビチル、ミゲル・モラ、ジェレミー・デイビス、アリアンナ・リヴァス
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン & C. ロバート・カーギル
原作キャラクター:ジョー・ヒル
製作:ジェイソン・ブラム、スコット・デリクソン、C. ロバート・カーギル
製作総指揮:ジョー・ヒル、アダム・ヘンドリックス、ライアン・チュレック
公式HP:https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone2
11 月 21 日(金)劇場公開
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20世紀の幽霊たち (小学館文庫) 「黒電話」収録