【映画祭リポート】アヌシー国際映画祭2025で深夜の熱狂!新作ホラー・アニメ映画『ナイトメア・バグズ』が拍手喝采の中で上映!

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“一人で制作する長編アニメ映画”としてシッチェスなど世界の著名映画祭を驚かせた
ホラー・アニメ映画『アムリタの饗宴』Amazon、U-NEXT、Lemino、Huluにて見放題配信中



当サイト「cowai」が製作・提供する、新作ホラー・アニメ映画『ナイトメア・バグズ 心霊蟲』(日本公開未定)が、アニメ映画祭の世界最高峰、アヌシー国際アニメーション映画祭2025に選出され、6月13日に上映された。
ミッドナイトスペシャル部門という深夜11時からの上映にもかかわらず、千人近い観客が集まり、総監督の福谷修(「cowai」編集長)が登壇。上映後には拍手喝采を浴び、大成功に終わった。
この映画祭の模様をリポートで紹介する。




『ナイトメア・バグズ 心霊蟲』(2025)は、アニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション制作・原作・脚本・音楽の5役をこなし、「cowai」の編集長、福谷修が総監督・製作・プロデュースを務めた新作ホラー・アニメーション映画。
いわくつきの巨大集合住宅を舞台に、女子大生のりんと、女子高生のたまひが様々な怪異に巻き込まれながら、隠された謎に迫る。

坂本監督の過去の作品、ファンタスティック映画祭の最高峰・シッチェス・カタロニア国際映画祭で正式上映された『アムリタの饗宴』(内田真礼主演CV)と、2019年のアヌシー国際アニメーション映画祭に招待上映された『アラーニェの虫籠』(花澤香菜主演CV)を、新たな解釈の下、映像をリニューアル、さらに新シーン、新カットを加えて再構築した海外向けの作品。日本公開は未定。






【映画祭リポート】
アヌシー国際映画祭で深夜の熱狂!
新作ホラー・アニメ映画『ナイトメア・バグズ』が拍手喝采の中で上映!



(右下)上映後、観客と記念写真を撮る総監督・福谷修。



アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメ部門が独立して生まれた、世界最古・世界最大規模のアニメ映画祭。かの手塚治虫先生も参加時に「この世の天国」と評した、南仏の“世界一美しい映画祭”だ。

南仏の“世界一美しい映画祭”



プロ、アマを問わず、約100カ国から4,000本近くのアニメ映像作品(各部門合計)がエントリーされ、約110本の作品が選出、上映される。毎年12万人を超える来場者でにぎわい、その熱狂的な盛り上がりは今やカンヌを上回るほどと言われる。

そんなアニメ界最高の舞台で、新作ホラー・アニメ映画『ナイトメア・バグズ』がミッドナイトスペシャル部門に選出され、上映される連絡が届いたのは今年の5月。

急遽、総監督の福谷修(「cowai」編集長)が舞台挨拶で登壇することが決まり、渡仏することになった(アニメーションを手掛けた監督の坂本サクは残念ながら都合がつかず、参加を断念)。

北京国際空港で乗り継ぎ、ジュネーブ国際空港へ。



福谷は飛行機を乗り継いで計13時間かけて、スイスのジュネーブ国際空港に降り立ち、さらに乗り合いタクシーで1時間かけて、フランスの南東部の町アヌシーに到着した。



上映に先立ち、映画祭に併設される世界最大のアニメの国際マーケット、MIFAを訪問。



ジャパン・ブースで、『ナイトメア・バグズ』など、今年の映画祭で上映される作品を紹介していただいている。福谷もポスター展示の壁にサインし、パーティーにも少し参加。

今年2025年のミッドナイトスペシャル部門にて『ナイトメア・バグズ 心霊蟲』と共に上映される日本映画は、公開中の『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』や、スタジオ4℃の話題作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。









いよいよ『ナイトメア・バグズ 心霊蟲』上映、舞台挨拶

『ナイトメア・バグズ』が上映される映画祭のメイン会場「ボンリュー・グランデ・サール」(昼間に撮影)。



『ナイトメア・バグズ』は6月10日と13日に上映され、舞台挨拶を行う13日は、なんと映画祭の全プログラムの大トリでの上映。大変な栄誉ながら、キャパ950人のメイン会場「ボンリュー・グランデ・サール」で、上映は深夜11時からだけに、観客の入りが心配されたが……。



上映前には早くから観客の長い行列が!みんな、『ナイトメア・バグズ』を楽しみにしているとのこと。

会場の外にまでのびる行列



最終的に満席に近い観客が集まり、ほっと一安心。



いよいよ舞台挨拶が始まる。



非常に緊張しましたが、MCの方や、通訳をしていただいた風早氏のおかげで、なんとか終えることができました。



上映中は映像美あふれるシーンや、幻想的なシーンで、何度も拍手が起こり、予想以上の好反応。

エンドロールでは拍手喝采となり、凄い盛り上がりだったため、再度登壇し、観客の皆さんと記念撮影。



すでに深夜1時を回っていたので、ロビーでのサイン会は難しかったものの、会場の外で待っていた観客の皆様に即席のサイン会。



観客のSNS(英語の原文を翻訳)。



翌朝には帰国の途に就くというハードスケジュールでしたが、忘れられない時間を過ごすことができました。

なお、『ナイトメア・バグズ』の日本での公開は未定。進展があり次第ご報告します。









世界最高峰のファンタスティック映画祭シッチェスにも選出!
「cowai」提供のホラー・アニメ映画第一弾『アムリタの饗宴』サブスク(見放題)配信スタート!




世界最高峰のファンタスティック映画祭、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭に選出され、「伊藤潤二とラヴクラフトを足したような、独特の世界」と絶賛されたホラー・アニメ映画『アムリタの饗宴』(内田真礼、能登麻美子、MoeMi 、花澤香菜CV)。
他にもトビリシ国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞、フィレンツェ第7回アニモ―ション映画祭で最優秀長編作品賞(グランプリ)、NYフィリップ・K・ディック映画祭で最優秀アニメーション作品賞(グランプリ)を受賞するなど、世界中の映画祭で好評を博し、日本では2023年に劇場公開された『アムリタの饗宴』がついに、2025年4月16日(水)より、Amazon Prime Video、5/1(木)より、U-NEXT、Lemino、にてサブスク(見放題)配信がスタートした。
また、6月よりHuluでも、サブスク配信がスタートする。




“伊藤潤二とラヴクラフトを足したような独特の世界”
名門シッチェス・カタロニア国際映画祭でも絶賛!

『アムリタの饗宴』予告編









坂本サク監督の第一作『アラーニェの虫籠』も
アマプラ、U-NEXT、Lemino、Huluにて好評サブスク(見放題)配信中!
アニメ映画祭の最高峰・アヌシー国際アニメーション映画祭ほか世界中の映画祭で絶賛!










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