ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち 2022」にて限定上映され、SNSなどで大きな話題を集めた『スターフィッシュ』が3月12日(土)よりシアター・イメージフォーラム(東京)にて急遽拡大公開されることが決定した。
メインビジュアル、場面写真、予告編と共に作品の魅力を紹介する。
このミックステープは世界を救う
2018年に製作され、同年アメリカで公開されたものの、キャストの知名度や「ある朝目覚めたら世界を救うことになった女性の物語」という突飛な内容が影響してか、日本未公開になる可能性が高かった本作。
しかしその質の高さが我が国でも徐々に浸透、今年1月7日からヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち2022」にて1月28日より限定上映されると、噂を聞きつけた映画ファンが殺到。SNSなどで賛否両論を巻き起こして大きな話題となり、この度晴れてシアター・イメージフォーラムにて正式に劇場公開が決定した。
「このミックステープが世界を救う」。そんな親友の遺したメッセージを胸に、喪失感を抱えながら立ち上がる女性・オーブリーに、マーベルのドラマ「ランナウェイズ」や映画『ハロウィン』(18)で注目され、次期スターとして活躍が期待されるヴァージニア・ガードナー。全編にわたってほぼひとりのみの出演という大役を見事にこなす。
監督はミュージシャンとしても活動する新鋭、A.T.ホワイト。幻想的な映像美とグロテスクな造形、さらには、アニメーションまで大胆にミックスし、若い女性の複雑な心象風景を見事に映像化。
そしてもうひとつの主役と言えるのがテープに収録された音楽。
アイスランドのポストロックバンド、シガーロスをはじめ、スパークルホース、グランダディといった人気ミュージシャンの楽曲が、オーブリーの心の声を物語っていく。
この世にたったひとり残されたら? そして世界を救うのは自分だと託されたら?
自分自身と向き合うことで悲しみを乗り越えたオーブリーが迎えるラスト。
観る者すべてが真の感動と癒しに包まれることになる必見の注目作といえるだろう。
STORY
親友グレイスを失ったオーブリー。
悲しみに耐えきれずグレイスの家に忍び込む彼女だったが、翌朝目覚めると人々の姿が忽然と消え、見慣れた街は怪物が闊歩する異様な世界に変貌していた。
これは現実なのか幻なのか。わずかな手がかりはトランシーバーから漏れ聞こえる男の声。
そしてグレイスが遺した1本のカセットテープ。
街のいたるところに隠されたテープを集めて信号を解読すれば世界が救える。
親友が遺した謎のメッセージを信じて、オーブリーは決死の覚悟で扉を開けて外へ飛び出していく・・・・・・。
原題:STARFISH
キャスト:ヴァージニア・ガードナー、クリスティーナ・マスターソン、エリック・ビークロフト、ナタリー・ミッチェル、タンロー・イシダ
脚本・監督・作曲:A.T.ホワイト
プロデューサー:アイダ・ベルナル、アルド・ジョバン・ディアス、タンロ・イシダ
エグゼクティブ・プロデューサー:アンソニー・ホワイト、エドガー・ロメロ、A.T.ホワイト
共同プロデューサー:ネイサン・ハーツ アソシエイト・プロデューサー:アリソン・ホランド
撮影:アルベルト・バナレス 編集 アレックス・エルキンス、A.T.ホワイト
2018年/99分/イギリス・アメリカ/英語/カラー/スコープサイズ/5.1ch
©2018 Starfish Productions,LLC. All Rights Reserved.
配給: アムモ98
公式HP:starfish-movie.com
3 月 12 日(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー!
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