「日本ホラー映画大賞」第2回開催決定!商業映画デビュー確約!選考委員は清⽔崇、堀未央奈、FROGMAN、⼩出祐介、宇野維正が続投、ゆりやんレトリィバァが新たに参加!

pick-up アニメ・コミック イベント・映画祭 インタビュー・コメント



第 2 回開催決定︕2023 年商業映画デビュー確約︕
新時代を恐怖で満たす狂逸な才能 求む!!



KADOKAWAは、ホラージャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティション『日本ホラー映画大賞』を開催、令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指している。昨年第1回を行い、“ホラー”ジャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションが日本初の取り組みとして、大きな注目を集めた。
そしてこの度、第2回「日本ホラー映画大賞」の開催が決定した。






本映画大賞は、ホラージャンルの先駆者企業・KADOKAWAと運営委員会パートナーが新たな時代のホラー作家の発掘・支援を目的として実施、大賞受賞者には応募作品のリメイク版、または完全オリジナル新作映画の監督を担っていただき、作品は来年2023年以降の劇場公開を目指す。

また、アニメ部門賞も設置し、ホラー・アニメーションの先駆的才能を見出し、支援していく。

審査員特別賞、運営委員会各賞受賞者にはそれぞれ賞金が用意され、大賞、各賞に選考された作品は劇場公開や配信展開を予定している。

KADOKAWAには角川ホラー文庫と連動し、数々のホラー映画をヒットさせてきた歴史があり、中でも『リング』(98/中田秀夫監督)は後のJホラー・ムーブメントの火付け役として、一大ブームを巻き起こした。

そして今、まだ誰も見たことのない未知の“恐怖”を創出し、日本にとどまらず世界市場で活躍するような才能を発見するべく、本年も「日本ホラー映画大賞」を開催する。








選考委員は各界ホラーマスター集結︕





今回の選考委員は前回に引き続き、選考委員長・清水崇監督(『呪怨』『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』『ホムンクルス』)、選考委員に女優・堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優・FROGMAN、Base Ball Bear・小出祐介、映画ジャーナリスト・宇野維正という各界のホラーマスターが集結。そして今回、新たな選考委員として、コメディアン・ゆりやんレトリィバァの参加が決定した(各選考委員のコメントは記事の後半に掲載)。
これにより一層多様な観点からの作品選考が期待され、新しい才能発掘の場をさらに充実させるべく取り組んでいく。

なお、第1回の大賞受賞者・下津優太監督は、現在KADOKAWA主導のもと商業映画デビューとなる長編ホラー作品を、来年の劇場公開を目指し鋭意制作中。第1回の応募総数は、初めての開催にも拘らず100本を超え、最終選考に残った作品はどれも力作で、昨年の授賞式の際には選考委員各氏から作品への賛辞、賞への思いが語られた。





以下は抜粋コメント。


清水監督
「怖い空気が捉えられている作品ってなかなかないのですが、この作品にはゾッとさせられました(授賞作『父さん』に対して)」


堀未央奈
「日本のホラーではあまりないようなグロテスクな描写や、人間の心理を突いたモノもあり(見終わった後の)充実感がすごかったです」


FROGMAN
「スマホが普及して、映像をつくることが日常になりつつも、ホラーの演出ってめちゃめちゃ難しいですよね。みなさんレベルの高いことをされているなと思いました」


小出祐介
「楽しんで全作品観ましたし、(作品クオリティーが高かったので)審査の会合で皆さんと意見を交わすのがめちゃくちゃ楽しかった」


宇野維正
「日本がグローバルと戦えるのは“アニメ”と“ホラー”と言ってもいいと思いますし、そのタイミングでこの賞が立ち上がるのには意義があると思います」


本年も、さらに時代を切り拓く斬新なアイディアを持った才能が台頭することを願い、委員会として大きな期待を持って取り組んでいくという。
今後の日本ホラー映画大賞の行方にも注目していきたい。









【「第2回 日本ホラー映画大賞」開催概要】



応募期間:
2022年10月3日(月)10:00 ~ 2022年11月30日(水)23:59

応募資格:
プロ・アマチュアを問わず、年齢、性別、国籍などの制限なく、どなたでもご応募いただけます

対象作品:
実写映像作品 3分~90分程度の未発表・完全オリジナル新作
アニメーション映像作品 10秒~30分程度の未発表・完全オリジナル新作

応募方法等:詳しくは下記公式サイトをご覧ください

公式サイト:http://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/

受賞部門:令和の新しいホラー映像作家の発掘・育成を目指し、以下の賞を設けます


[大賞]
賞金 20万円
副賞 運営委員会製作による新作長編映画(応募作品のリメイク版または完全オリジナル作品)の監督をご担当いただきます

[アニメ部門賞]
ホラー・アニメーション分野への斬新なアプローチを観点に選考します
賞金 20万円

[審査員特別賞]
将来性を感じさせる作品に贈られます
賞金 15万円

[ホラーちゃんねる賞]
記憶に刻まれるような恐怖や狂気の演技を見せてくれた出演俳優に送られる優秀俳優賞
賞金 5万円

[ニューホープ賞]
“オトナ”になる前の荒削りで、尖った、最新の感性とセンスを持つ原石に対して贈られます
賞金 10万円

[株式会社闇賞]
前例のないアプローチに果敢に挑み、新しいホラー体験を与える作品に贈られます
賞金 10万円

[オカルト部賞]
「配信動画で見たい!!短編作品」に贈られます
選考・配信は、心霊スポット探索・怪談を体当たりで取材するYouTubeチャンネル『オカルト部』
賞金10万円

[MOVIE WALKER PRESS賞]
映画情報プラットフォームならではの視点で、観る者が怖さを「楽しめる」、映画ファンに広く愛される作品を選出いたします
賞金10万円

[豆魚雷賞]
優れたキャラクターが登場する作品に贈られます
人物・怪物などのほか、造形物・アイテムなど、特徴を持ったイメージを含みます
賞金10万円


運営委員会
【主催】株式会社KADOKAWA/ホラーちゃんねる
【協力】株式会社ディー・エル・イー/株式会社闇/オカルト部/MOVIE WALKER PRESS/豆魚雷
【公式Twitter】https://twitter.com/jp_horror_fc
【公式サイト】http://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/











【チェアマン ご挨拶】


株式会社KADOKAWA エグゼクティブ・フェロー 井上伸一郎

この度「日本ホラー映画大賞」チェアマンに就任いたしました(株)KADOKAWAエグゼクティブ・フェローの井上伸一郎です。
KADOKAWAはジャパニーズ・ホラーというジャンルに風穴を開け、新たな映像作家を発掘・支援する目的で「日本ホラー映画大賞」を設立。2021年に第1回が開催されました。突然のコンペティションの募集にも関わらず、国内外から実写アニメ合わせて104作品もの応募がありました。大賞を射止めた「みなに幸あれ」の下津優太さんをはじめ、多くの新しい才能と出会うことが出来ました。
「大賞は商業映画デビュー!」という看板に偽りはありません。「みなに幸あれ」は下津監督自らがメガホンを取り、商業映画としてスケールアップさせ、現在鋭意制作中。2023年内の公開を目指しています。
そしていよいよ第2回の応募がスタートします。
まだ誰も見たことのない表現、思いもつかなかった着想、実験的・刺激的なチャレンジ。ホラーというジャンルの地平線には、まだまだ開拓されていない可能性があるはずです。
「第2回日本ホラー映画大賞」をきっかけに、世界にはばたく新星が生まれることを楽しみにしています。










【選考委員コメント】




選考委員長/清水崇(映画監督)


ホラー映画は“蔑視”や“偏見”あってこそ、だと僕は思っている。

市民権を得過ぎて、皆に両手を広げて迎えられるホラーなど、きっと面白く(怖く)ないだろう。元来、恐怖は本能的な防御心から発生している感覚だが、「怖そうだけど、こっそり覗いてみたい……」この“こっそり覗く”怖いもの見たさの衝動こそ真骨頂で、安全圏内で恐怖を娯楽たらしむ事が出来る人間ならではの贅沢な特権ではないか……と思える。

「ホラーは苦手」な人ほど、ホラー=〈物語や感情の機微は二の次で、無闇やたらに登場人物が死に、派手な血まみれ残酷場面を見せられる俗的で下衆なシロモノ〉といった認識が多いようだ。実際は……その手の類のものもあれば、全くそうでないものもある。

そこは他のジャンルでも同じく、表面上ヒューマンな感動ドラマを装い、多くの涙を誘いながらも、結局は動物や難病、子供を盾に使い、観ていられない程の残酷性を感じるシロモノも平然と存在している。

要は世間がジャンルという“観易く、選び易くするために取り入れられた都合の枠”に捉われ過ぎてしまっているだけの気もしてくるが、ホラーにはホラーならではの視点やメッセージやテーマの掲げ様があり、そこには苦手な方からの“蔑視”や“偏見”があるからこその社会や人間の隠微な闇の淵を反映し、探索心や認識・理解・共有への創意工夫も表現せしめる事が出来る。

僕はホラーを手掛ける事が多いので、舞台挨拶などで出演してくれた俳優陣から「怖いだけじゃなく、物語性もある映画なので…」という言葉を良く耳にするが、その度に毎回〈怖いだけのホラーって?そんなの作る方が大変だよ…〉と心の内で思う。勿論……いや、当然……「怖い」だけがホラーの醍醐味ではない。が、ホラーと聴けば、「如何に怖いか?怖がらせてくれるか?」が期待値のメインではある。

僕よりも一回り上の世代の先輩陣が挙げる怖い映画と言えば、大抵が『サスペリア』や『犬神家の一族』に集約され、皆さん口を揃えて「当時はこんな映画見たら、自分はどうなってしまうのか!?と怖くてたまらなかった…」と仰る。つまり観る前から恐怖を堪能していたのだ。そして当時、実際に観た方は「しばらく眠れなかった」「何が怖かったか?は憶えてないが(今でも)…二度と見たくない」などと仰る。観てしまった当時の印象こそが全てで、今もその人の心を打ち震わせてしまう……何てロマン溢れる時代だったのだろう、と僕などは感じる。生きた時代、観た年齢、その時の状況で各自の度合いは違うが、受けた印象やトラウマ的な衝撃は、その人の嗜好や人格の形成、ホラーや物事の捉え方に大きな影響を与えてくれる。

時代と共に映像制作が手頃になり、プロだけの領域で無くなった昨今、一昔前のような誇張された宣伝や広告も“こっそり覗く”感覚も一般的に通用しなくなり、より過激に、より派手に、より端的に……となりがちだが、大事なのは“蔑視”や“偏見”を越えた先にあるホラーならではの醍醐味を、個々が如何に感じ取れるか?な気がしている。

「結局、一番怖いのは人間だよね」ある年齢を越えると、目に見える現実や常識に縛られ、訳知り顔の大人ぶった人たちは皆、この言葉を口にし始める。人や世を良く洞察しており、賢く見てもらえそうだからでしょう……僕には、むしろ何て高慢で幼稚で無責任な口ぶり…と思えてしまい、この言葉が好きではない。とは言え、この所謂ヒトコワも確かにホラーだ。むしろ、「自分は違うし、理解不能だが…」とばかり、無責任にこの言葉を放っている大人こそが、恐怖の対象たり得る気もしてくるが。

自分たちや生活への反省や戒め、教訓も鑑みて、“ロマン”という香辛料をまぶした文化こそが妖怪やお化け、モンスターを生み出し、人智を超越した現象や異物を持ち込んだ創作世界に昇華しているのではないか?

長くなってしまったが、幽霊でも人でも現象でも何でもいい……大いなる“蔑視”や“偏見”を乗り越え、大人になっても…否、現実に汚染された大人にさえも、脳裏から離れないような印象を与えてくれる〈恐怖〉を心待ちにしている。


プロフィール:
ブースタープロジェクト所属
1972年群馬県生まれ。大学で演劇を専攻し、小道具や助監督を経て監督デビュー。ホラー映画『呪怨』(00)が話題となり、シリーズ化、ハリウッドリメイク版は日本人監督初の全米No.1を記録。ホラーを中心に『魔女の宅急便』〈実写版〉(16)や『ブルーハーツが聴こえる/少年の詩』(17)などSFやファンタジー、コメディも手掛ける。近作に“村”シリーズ『犬鳴村』(20)『樹海村』(21)『牛首村』(22)『ホムンクルス』(21)など。プラネタリウムの3D科学映画『9次元からきた男』(16)は、お台場の日本科学未来館にて公開中。現在、来年公開予定の新作を制作中。









堀未央奈(女優)


第1回に続いて第2回目も審査員をさせていただけることを嬉しく思います。幼少期から徐々に好きになり今では1番好きな映像ジャンルとなりました。日常から生まれたアイディアを非日常の世界へと繋げて、皆さんの奥底に眠る恐怖への好奇心や発見を新たなホラー作品としてたくさん投影していただきたいです。今回も楽しみにしています。


プロフィール:
1996年10月15日生まれ。岐阜県出身。
2013年に第2期生として乃木坂46に加入。7thシングル『バレッタ』の選抜発表で初選抜。センターを務める。
2017年より女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルを務め、同年初のソロ写真集『君らしさ』を発売。
2019年に『ホットギミック ガールミーツボーイ』(監督:山戸結希)にて映画初主演を務める。
2021年3月をもって約8年間活動した乃木坂46を卒業。
現在は俳優として様々な作品に出演する一方で、タレントとしてもマルチに活動している。





フロッグマン(映像クリエイター・監督・声優)

実は私もアニメでホラー作品を作ってきた。
と言うのも、なんとかして海外で評価を得たい、そう考えてのことだ。私は長くコメディ作品を作ってきたが、日本の笑いをそのまま海外に持っていくことは難しい。”笑い”は、文化や言語などが違えば、そのツボが大きく変わってしまうのだ。しかし恐怖は違う。死者が蘇り、生者の目の前に現れる気味の悪さは、どんな国、どんな人種でも共有されている。ジャパニーズホラーが海外を席巻したことは、まさしくその証左だろう。
昨年度は初のアワードにも拘らず、多くの才能が”恐怖”に挑み、目を見張るような素晴らしいホラー作品が出品された。
しかし、まだまだこんなもんじゃない。もっともっと、今すぐ世界に打って出られるような才能が隠れているはず。
今年はそんな、世界で戦える作品に出会えることを楽しみにしている。



プロフィール:
長年、実写映画・ドラマの世界に籍を置く。 2006年DLE入社。
2007年9月 より取締役就任(現任)。
2006年に「秘密結社 鷹の爪」を地上波で発表した後、2007年には劇場公開。その後、テレビ・映画シリーズを次々と公開。
その他「古墳ギャルのコフィー」や「土管くん」などオリジナルIPを多数輩出。
独自の世界観とプロデュース手法が人気を呼び、「島耕作」シリーズ、「天才バカボン」等の有名原作のパロディ化によるリプロデュースにも従事。
怪異蒐集家木原浩勝とタッグを組み「平成松江怪談」(http://xn--u9j429qiq1a.jp/matsue/kaidan/)を手掛けるなど、怪談への造詣も深い。











小出祐介(Base Ball Bear/ミュージシャン)

第1回目の「日本ホラー映画大賞」は、集まった作品のクオリティーの高さに驚き、若い監督さんたちの情熱にとても感銘を受けました。そして、選考会も大盛りあがりでめちゃくちゃ楽しかったです。
ホラー映画をひとりで嗜んできた人生だったので、世代も立場も異なるみなさんと、候補作品のここが好き、ここがすごいと語り合えるなんて、すごく贅沢な時間でした。
今回もお声がけいただけて、嬉しい限りです。
Jホラーの歴史を更新するような、ぶっちぎりに怖い作品と出会えることを楽しみにしています!



プロフィール:
1984年12月生まれ。東京都出身。ロックバンドBase Ball Bearのリーダーで、ボーカル&ギターとほとんどの楽曲の作詞作曲を手掛ける。中学でギターを始め、高校3年の秋に同じ学校に通う同学年の堀之内大介(ds)と1年後輩の関根史織(b&cho)を中心にBase Ball Bearを結成。ギターロック/ニューウェイヴのテイストを独自に昇華したバンドサウンドとポップセンスに優れたメロディ、そして青春感に溢れた歌詞が人気を集め、2006年4月にミニアルバム『GIRL FRIEND』でメジャーデビュー。その後8枚のフルアルバムをリリースし、2010年と2012年には日本武道館単独公演を開催して大盛況に収めた。2022年の11月10日には結成20周年を記念して3回目の武道館公演が決定した!





宇野維正(映画ジャーナリスト)


昨年の第1回「日本ホラー映画大賞」で審査員を務め、また日々の仕事で日本の若い映画作家の作品に触れる中で、改めてホラーというジャンルが日本映画の新しい時代を切り拓いていく鍵であることを確信するようになりました。ホラーは撮影、照明、録音、編集といった映画としての基礎体力がむき出しになるジャンルなので、自分は審査の過程でもそれらのポイントを重視していますが、一方で、技術面は未熟であっても見たことを一生後悔するような「本当に怖い作品」の応募も待ち望んでいます。


プロフィール:
1970 年、東京生まれ。著書に「1998 年の宇多田ヒカル」(新潮社)、「くるりのこと」(新潮社)、「小沢健二の帰還」(岩波書店)、「2010s」(新潮社)など。 「キネマ旬報」、「集英社新書プラス」、「MOVIE WALKER PRESS」、「リアルサウンド」、「メルカリマガジン」などで映画関連の批評やインタビュー企画を連載中。YouTube番組「宇野維正のMOVIE DRIVER」配信中。









ゆりやんレトリィバァ(コメディアン)


この度は、非常に光栄なことに審査員をさせていただくことになりました。ありがとうございます!
子どもの頃からホラー映画が怖くて怖くて、思い出しても寝られなくなるのに大好きです!
今回の日本ホラー映画大賞の夜からはトイレにもお風呂にも入れなくなると思いますので、体が心配です。
とても楽しみにしています!
おちついていきや~!



プロフィール:
奈良県生まれのコメディアン。
得意の英語を生かしたネタや、人物の特徴をつかんだモノマネが得意。バラエティ番組・CM・ドラマ・映画と幅広いジャンルで活躍中。
映画好きで知られており、映画をオマージュしたネタを披露している。










【キービジュアルに関して】 




冨安由真(とみやす ゆま) 『Sisters』
(c)Yuma Tomiyasu, photo by Ken Kato



冨安由真(とみやす ゆま)

1983年東京都出身。2005年に渡英し、ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ、ファインアート科にて学部と修士を学ぶ。2012年に帰国。2017年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了、博士号取得。心霊や超常現象、夢など、不可視のものや科学的に解明されていないことをモチーフに、現実と非現実の狭間を鑑賞者に意識させる作品を、没入型のインスタレーションや絵画、立体など多様なメディアを横断しながら、数多く発表する。

主な個展に「The Doom」(アートフロントギャラリー/2021-22)、「アペルト15 冨安由真 The Pale Horse」(金沢21世紀美術館/2021-22)、「KAAT EXHIBITION 2020 冨安由真展|漂泊する幻影」(KAAT 神奈川芸術劇場/2021)、「第12回 shiseido art egg:冨安由真展 くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」(資生堂ギャラリー/2018)、「guest room 002 冨安由真:(不)在の部屋――隠れるものたちの気配」(北九州市立美術館/2018)など。主な受賞に第21回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2018)、第12回 shiseido art egg入選(2018)など。

「瀬戸内国際芸術祭2022」夏・秋会期に参加予定。










【過去の記事】





前回の『日本ホラー映画大賞』PV






Tagged

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

10 − six =