世界三大アニメ映画祭・ザグレブ国際アニメーション映画祭
日本映画で唯一、長編コンペ部門にノミネート!(『アムリタの饗宴』)
【究極の個人制作アニメ映画二本立て】
“たった一人で制作する劇場用アニメ”として、世界最高峰アヌシー国際アニメーション映画祭などで話題を集めたアニメーション映画『アラーニェの虫籠』(花澤香菜 C.V.)で知られる、アニメーション作家、坂本サクの最新作ホラーアニメ映画『アムリタの饗宴』(内田真礼C.V.)が、『アラーニェの虫籠<リファイン版>』のリバイバル上映との二本立てで、5 月26日(金)より全国順次公開中。8月18日(金)からはシネマネコ(東京・青梅市)にて公開される。
この度、『アムリタの饗宴』が、北米最大のジャンル映画祭「第27回ファンタジア国際映画祭」のオフィシャルセレクションに選出され、アニメーション作品のコンペ部門である「Axis」部門へのノミネートが決定した(英語タイトル“Feast of Amrita”)。アニメ最高賞「今敏賞」を競う。
北米最大のジャンル映画祭・ファンタジア国際映画祭に
『アムリタの饗宴』がノミネート!
坂本サク監督は前作『アラーニェの虫籠』に続いて、
アニメ最高賞「今敏賞」に挑戦!
「ファンタジア国際映画祭」は、カナダのモントリオールで1996年から開催されている映画祭で、SF、ファンタジー、ホラー、アクション、アニメなどに特化した、「北米最大のジャンル映画祭」として人気を集めている。今年は7月20日から8月9日まで開催される。
Axis部門はアニメーション作品のコンペ部門であり、アニメ最高賞「今敏賞」を競う。
■映画祭公式サイトの上映作品ラインナップ
https://fantasiafestival.com/en/festival-2023/program/movies?categoryId=1307534
■映画祭公式サイト『アムリタの饗宴』紹介ページ
https://fantasiafestival.com/en/film/feast-of-amrita
(「今敏賞」とは、2010年に亡くなったアニメーション監督・今敏氏の功績を讃え、最優秀アニメーション賞を「今敏賞」と呼んでおり、「アニメーション最優秀長編作品賞」「アニメーション最優秀短編作品賞」に分かれる)。
『アムリタの饗宴』で監督、アニメーション、原作、脚本、音楽を手掛けた坂本サクは、前作『アラーニェの虫籠』(2018)でも今敏賞にノミネートされたが、惜しくも受賞はならず、今回が二度目の挑戦となり、初受賞に期待がかかっている。(他に『アムリタの饗宴』は今年6月に開催された、世界三大アニメ映画祭、ザグレブ国際アニメーション映画祭の長編映画コンペティション部門に日本映画で唯一ノミネートされたが、惜しくも受賞はならずでした)
乙一、大槻ケンヂらが絶賛!
『アムリタの饗宴』著名人・推薦コメント
絶望の向こう側に見える、エモーショナルな情景に感動。人物の記号化されていない生々しい動きには、身体の真実味が宿り、死の恐怖が際立つ。他のアニメとは異なる進化の道を選び、羽化しようとする蛹のような作品だ。
乙一(小説家)
ああっ!少女が空から!!観たいもの、観せたいもののイメージが明確であり、かつ無限。演出の絶妙な間。ホラーの既視感。雰囲気ある音楽と全員かわいい女の子たち。もっと観たい。芸が細かい。
大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)
全編Happyなクライマックスの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だが、その対極と言えるのが全編darkなクライマックスに彩られた『アムリタの饗宴』だろう。坂本サク監督がたった1人で作ったホラーアニメの到達点!
鶴田法男(映画監督/『リング0バースデイ』『おろち』「ほんとにあった怖い話」)
こんなにも早く、見終わってすぐ最初から見直したくなる映像はそうそうあるものじゃない。
アニメーションとは思えないカメラワークやいきいきとしたキャラクターの動きは、異様に大きく動かない建物を際立たせるためにある。
眩しい光は昏い影を、声や音は沈黙を、白い服は赤い血を。
安寧な日常は悪夢の前ふりに過ぎない。
悪夢は美しくおぞましく、いつまでもおわらない。
闇を愛する人たちがみな快哉を叫ぶであろう、そんな映画。
角銅博之(アニメ演出家/「デジモンアドベンチャー」「ゲゲゲの鬼太郎」)
異形と不条理を詰め込んだ濃厚な48分。
この常軌を逸した世界を1人で作り上げたというのが信じられない。
妖しく蠢く蟲たちに目を奪われ、鑑賞後は心ここに在らず。
完全に別世界に持っていかれた。
人間食べ食べカエル(人食いツイッタラー)
節足動物への執着と独特の内臓感覚、奇妙なカメラワークと耳を狂わすミニマルな劇伴が織りなす絶望。生き地獄の中、少女たちが生むシスターフッド感の切なさよ……。
ナマニク(映画評論家/文筆家)
【ストーリー】
女子高生のたまひは、クラスメイトとの下校途中、前方の巨大集合住宅の屋上から、人が飛び降りるのを目撃する。驚いて、施設に足を踏み入れたたまひは、そこで奇妙な気配や、人の視線を感じて……。
【作品情報】
『アムリタの饗宴』
CV: 内田真礼
能登麻美子 MoeMi / 花澤香菜(特別出演)
監督・アニメーション・原作・脚本・音楽:坂本サク
主題歌:「CYNISME」 aruma(「Sony Music Labels Inc.」)
イメージ・ソング:「風に傷」 aruma(「Sony Music Labels Inc.」)
製作・監修・プロデュース:福谷修
サウンドデザイン : 丹雄二
サウンドエフェクト: 西村洋一
ノベライズ 「小説版 アムリタの饗宴」 著: はーみっと、イラスト:しおん、原作・坂本サク(TO文庫)
製作・配給・著作:合同会社ゼリコ・フィルム
2023 年/日本映画/48分/5.1ch/DCP/映倫PG12
バリアフリー版(UD-Cast方式)日本語音声ガイド&日本語字幕対応
提供:WEB 映画メディア「cowai」(https://cowai.jp/)
ⒸSakuSakamoto / zelicofilm,LLC
公式サイト:https://www.amrita-movie.com/
公式 twitter : https://twitter.com/ara_mushi
<同時上映>
『アラーニェの虫籠<リファイン版>』
CV:花澤香菜
白本彩奈 伊藤陽佑 片山福十郎 バトリ勝悟
福井裕佳梨 土師孝也
監督・アニメーション・原作・脚本・音楽:坂本サク
主題歌:眩暈SIREN「その嘘に近い」(ワルプルギスRECORDS)
企画・製作・監修・プロデュース:福谷修
提供・製作・宣伝・著作:合同会社ゼリコ・フィルム
2018年/日本映画/74分 /5.1ch/DCP/映倫:PG12
バリアフリー日本語音声ガイド、日本語字幕・対応予定(UDCast)
ⒸSakuSakamoto / zelicofilm,LLC
公式サイト https://www.ara-mushi.com/
公式twitter https://twitter.com/ara_mushi