全世界の映画祭で大絶賛を浴び、韓国、日本をはじめ世界中で歴史的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』 の4年後の世界を描く『新感染半島 ファイナル・ステージ』が2021 年1月1 日(金)よりTOHOシネマズ日比谷 他 にて、全国ロードショーされる。
謎のウイルスが半島を覆ってから4年後、元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、亡命先の香港で暮らしていた。そんな彼のもとに、完全封鎖された半島に戻り、大金を持ち帰るという仕事が舞い込む。だが、かつての祖国で彼を待ち受けていたのは禍々しい感染者たちと、狂気の民兵集団。両者に追い詰められた男を助けたのは、母娘の生存者だった。この地獄から脱出する、という最後の望みにかけて手を結んだ彼らの決死の作戦とはー?ハリウッド驚愕のド派手なカーアクション、銃撃戦、追跡劇、手に汗握る接近戦に期待が高まります!ウイルス感染で前例のない危機を迎えていたアジア映画界の渦中で記録を次々と塗り替え、“救世主”となったノンストップ・サバイバル・アクション、遂に日本に上陸する。
今回、映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』の公開直前イベントが12月21日(月)に開催され、ゲストとして俳優の磯村勇斗が登壇した。
出演作が続き現在放送中のドラマで上司を一途に想う、情熱的な部下を演じ新たな“沼男子”として注目を浴びると共に、ゾンビ映画好きを公言している磯村。彼が前作との比較を交えながら、ゾンビ愛や本作の魅力を存分に語った。
また、イベントに先立って、東京タワー内のフットタウン1Fにて開催される『新感染半島 ファイナル・ステージ』とコラボした【ドライブインお化け屋敷】も体験! 実際に「ゾンビ隊に襲われる!」という一コマを披露しながら、新感覚のお化け屋敷の衝撃についても語ってくれた。
一足先に本作を鑑賞した磯村は「手に汗握りました! 今回の映画に出てくるゾンビは何といっても速い! それだけで恐怖を感じましたし、夜になると目が見えないので、音に敏感になるという設定もゾンビ好きとしては楽しく見られました」と興奮冷めやらぬ様子で感想を語った。
前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年を経ての続編となるが「前作がすごく面白かったので、期待して見たんですが、いい意味で裏切られました。続編だけどテイストを全く変えてきて、(前作に続きメガホンを握った)ヨン・サンホ監督は枠に囚われずに挑戦していく人なんだと感じました」と続編での“進化”に称賛を送る。
主人公の元軍人・ジョンソクを演じるカン・ドンウォンについては「かっこいい! 目力がすごくて、何もしゃべっていなくても、いま危機的状況にいて、でも前を向いていかないといけないんだと伝わってくる表情と目が素敵だなと思いました」と俳優として大いに刺激を受けた様子。
また“ゾンビ好き”としての本作の見どころ、印象的なシーンを尋ねると「(悪役の)ファン軍曹たちがゾンビたちをおもちゃにするのが可哀そうだな…と。悪者たちがゾンビを手懐けたり、おもちゃにするのは、“ゾンビ映画あるある”だと思うんですが(笑)、この映画でもそれがあって、それが人間の“エゴ”を引き立てていて、面白く見させていただきました」とマニアックな視点でゾンビ映画ならではの魅力を解説してくれた。
また、もしも自身がゾンビ映画に出演するなら? という問いには、ゾンビと戦う人間側ではなく、あえてゾンビ側での出演を希望!「自我を持って、人間に戻ろうとするゾンビをやりたい! いままで人間主体のゾンビ映画はありましたが、ゾンビ主体で全部描いたらどんな映画になるのか? ゾンビが主人公の映画をやりたいですね」とノリノリで話した。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大の中で、様々な価値観や生活様式に変化がもたらされたが、「映画を映画館で見る」という行為の変化もそのひとつと言える。磯村は「自粛期間中、映画館が閉まっていて見に行けない状況で、でもその分、配信に力を入れている映画も増えて、より身近に映画を感じられることができたのかなと。ただ、やはり『映画館で見たい』という、恋しい気持ちもあって、自粛期間が明けて映画館に行ったら、すごく感染予防も徹底されていて、逆に映画が見やすくなったと思いました。相手に気を遣いながら見ることができて、やっぱり映画館で見ることって大事だなと改めて思いました」と思いを口にした。
この1年は話題のドラマ、映画への出演、“サウナ好き”という一面など、様々な形で注目を浴び、磯村にとって飛躍の年となったが、2020年を振り返り「厳しい時代になったと感じますし、俳優として、どのように届けたらいいんだろうと悩む時期もあったりして、難しかったですが、やはり自分たちは見てくださる方たちがいるからこそ頑張れると希望を持って、自粛期間が明けてからも一生懸命やってきました。ドラマもたくさんの人に見ていただけて、暗い年だったけど、明るくなってもらえたんじゃないかなとうれしく思っています」と笑顔を見せた。
そして、2021年に向けて「サウナ好きなので“熱波師検定”は取りたい!」と笑いつつ「プライベートも充実させながらお仕事の方も、俳優としてステップアップできるように、変わらずしっかりと向き合っていきたいです」と意気込みを口にした。
コラボ・アトラクション「ドライブインお化け屋敷」を会場で再現!
磯村勇斗がゾンビに囲まれ、ゾンビ愛ダダ漏れ!
この日は、イベントに先立って、本作とのコラボが実現した「ドライブインお化け屋敷」を実際に体験した磯村。
本作にも出てくるシチュエーション同様に、車に乗った状態でゾンビの群れに襲われるという新たなタイプのお化け屋敷で、ソーシャルディスタンスや感染予防にも配慮しながら楽しめるということもあり、大きな注目を浴びているが「すごかったですね。この映画を見てのドライブインお化け屋敷で、より映画の世界観を感じつつ、没入しながら体感できました。ホントに怖いです(苦笑)! いままで(お化け屋敷内を)歩いてお化けが出てくるというのはありましたが、密閉された空間で、どこからゾンビが出てくるかわからない怖さもあり、しかもゾンビが本当にリアルで……。フロントガラスが割れるんじゃないかと(笑)。容赦なかったです!」と興奮気味に新感覚のお化け屋敷の恐怖を語ってくれた。
最後に磯村は改めて「続編でありながら、前作と全く違う作風になっていて、ゾンビ好きはもちろん、前作を見ていない人も楽しめる内容です。お正月に家族、友達、恋人と、“感染予防”をしっかりして『新感染半島』を見ていただきたいと思います!」としっかりアピールし、イベントは幕を閉じた。
<ストーリー>
パンデミックが半島を襲ってから4年後。
香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み3日以内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。
チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如とし631部隊と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。
トラックも奪われ、危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン(イ・ジョンヒョン)母娘。そして、彼らはともに半島を脱出するために協力することになり・・・。
作品情報
『新感染半島 ファイナル・ステージ』2021年1月1日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)監督:ヨン・サンホ『新感染 ファイナル・エクスプレス』
出演:カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン
英題:PENINSULA/ 2020年/韓国/カラー/116分/字幕翻訳:根本理恵/映倫:G
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2021年1月1日TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
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