【今週のオススメ】「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論」本日発売!ホラーファンこそ“怖いもの見たさ”で読むべき名著。

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映画業界では知らない人のいない名物宣伝プロデューサー・叶井俊太郎

本作は、膵臓がんで余命宣告を受けた彼の対談集。
対談相⼿は、鈴⽊敏夫、清水崇、奥⼭和由、柳下毅⼀郎、江⼾⽊純、河崎実ほか。


叶井俊太郎といえば、世間的には『アメリ』の人かもしれないが、ホラーファンにとっては『八仙飯店之人肉饅頭』『ネクロマンティック』『ムカデ人間』などの、普通ならビデオスルー必至のえげつない作品群を劇場でヒットに導いた仕掛け人であり、現在は『真・事故物件/本当に怖い住民たち』、『オカムロさん』、『妖獣奇譚ニンジャ VS シャーク』など、数々のホラー映画を配給・宣伝し、スマッシュヒットさせてきたエクストリームの宣伝プロデューサーとして知られる。
そんな彼が末期がんを告白し、清水崇らかつて仕事などで交流のあった映画人、クリエイター、業界人との“死に際”の対談をまとめた著書『エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論』(サイゾー)が本日11月10日(金)発売された(Amazonは10月31日先行発売)。





次回予告
叶井俊太郎単独インタビュー&サイン入り著書をプレゼント予定!



※叶井さんからは「俺の本より、『恐解釈 花咲か爺さん』のインタビュー記事を先にやってくれ」と言われましたので、監督のインタビュー記事や「恐解釈」シリーズ作品紹介の記事を優先しております。






【今週のオススメ/レビュー】



不謹慎かもしれないが、今年一番の面白さだった。
「映画人たちのえげつない死生観」から
「『八仙飯店之人肉饅頭』『ネクロマンティック』ヒットの狂乱の舞台裏」まで。
眩暈を覚えるほどの貴重な証言の数々。

こんな本はもう二度と出せないかもしれない。
ホラーファンこそ“怖いもの見たさ”で読むべき名著だ。



                            「cowai」編集長・福谷修









作品紹介


『末期がん患者との対談本って、 今までにない前代未聞の企画じゃないですか?
いやーかなり楽しかった!
皆さまご協⼒ありがとうございました。
おかげさまで伝説になりそうな本が完成しました。』
――叶井俊太郎 まえがきより

『夫のがんが判明した昨年は、⼈⽣で⼀番泣いた⼀年だった。
「なんで泣いてるの」 泣く私に、いつも夫は⾔う。
「泣いても仕⽅ないでしょ、治らないんだし。泣いて治るなら俺も泣くけどさ」
夫はがん告知されてから⼀度も泣いていない。』
――妻・倉⽥真由美(漫画家)あとがきより

映画業界では知らない人のいない名物宣伝プロデューサー・叶井俊太郎(かない・しゅんたろう)。
数々のB級・C級映画や問題作を世に送り出しつつも結局は会社を倒産させ、
バツ3という私生活を含めて、毀誉褒貶を集めつつ、それでもすべてを笑い飛ばしてきた男が、
膵臓がんに冒された!しかも、診断は末期。余命、半年──。
そのとき、男は残り少ない時間を治療に充てるのではなく、仕事に投じることに決めた。
そして、多忙な日々の合間を縫って、旧知の友へ会いに行くことにする……。

本作は、膵臓がんで余命宣告を受けた叶井俊太郎の対談集です。

対談相⼿は、鈴⽊敏夫、奥⼭和由、Kダブシャイン、ロッキン・ジェリービーン、樋⼝毅宏、柳下毅⼀郎、宇川直宏、中原昌也、江⼾⽊純、河崎実、清⽔崇、豊島圭介といった、叶井をよく知る映画監督、⼩説家、評論家、デザイナーなどに加え、妻・倉⽥真由美との出会いにかかわった編集者・中瀬ゆかり、作家・岩井志⿇⼦、中村うさぎといった⼥傑たちまで、実にさまざまです。

話題は叶井俊太郎の特異な処世術・仕事術や、90年代サブカル映画界隈のハチャメチャすぎるエピソード、バツ3の叶井俊太郎に友⼈を紹介する奇特な⼥性たちとの思い出話など。それらが爆笑とともに(本当に笑っている)語り尽くされます。 また、対談の後半では叶井俊太郎が対談相⼿に「余命半年を宣告されたら、あなたならどうする?」と質問。末期がん患者を相⼿に⾃らの余命に思いを巡らせるという、厳かでスリリングな展開が訪れます。

この本は、ひとりの映画⼈の業界冒険譚であると同時に、各界の⽂化⼈たちの“余命半年”論を通して、命との向き合い⽅を考え直すものとなっております。







叶井俊太郎プロデュース、オソレゾーン&エクストリーム配給の最新作
超絶バチ当たりなアブノーマル恐怖映画『恐解釈 花咲か爺さん』絶賛公開中!




叶井俊太郎率いるエクストリームが、ホラー専門サイト、オソレゾーンとタッグを組んで贈る全世界注目の映画製作プロジェクト発進!
日本最狂のクリエイターたちが仕掛ける超絶バチ当たりなアブノーマル恐怖映画『恐解釈 花咲か爺さん』が、 2023 年 11 月 3 日(金) より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺他にて全国ロードショーされる。










“恐解釈”シリーズ第二弾『恐解釈 桃太郎』12 月 8 日(金)全国ロードショー!
こっくりさん、メリーさん、お菊さん…お供はニッポン妖怪&幽霊連合軍
令和の桃太郎は、魔法少女が事故物件で鬼退治!






全世界注目の映画製作プロジェクト第二弾!
日本最狂のクリエイターたちが仕掛ける超絶バチ当たりなアブノーマル恐怖映画『恐解釈 花咲か爺さん』の 11 月 3 日(金) 公開に続き、第二弾『恐解釈 桃太郎』が12 月 8 日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺他にて全国ロードショーされる。










幽霊、鬼、妖怪…入り乱れる
悪夢のパラノーマル・バトルロワイヤル!



©恐解釈製作委員会


愛と勇気と友情の英雄譚が今、現代的な猟奇殺人と妖怪大戦争のバイオレンス・バトル・ホラーに生まれ変わってスクリーンを直撃‼ 想像を絶するクレージーでアブノーマルな展開の連続に賛否両論激突必至の超問題作の誕生である。


©恐解釈製作委員会



監督・脚本は、『温泉しかばね芸者』で 2018 年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞を受賞した鬼才、鳴瀬聖人。出演は Ranzuki 専属モデルで「アイドルだった俺が、配達員になった。」の早河ルカ。その他、『アキレスと亀』『ベイビーわるきゅーれ』の仁科貴、『雷魚』『ビリーバーズ』の佐倉萌、『階段の先には踊り場がある』の朝木ちひろ、『真・事故物件パート2/全滅』の御法川イヴ、『呪怨:呪いの家』の長村航希らが戦慄の熱演を繰り広げる。


©恐解釈製作委員会
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