本日11月27日(金)より全国で公開される映画『真・鮫島事件』。
平成ネット史最大の闇と言われる【鮫島事件】を原案に、「事件の内容を知ると消され、真相はわからない」という形のない噂話の恐怖が【リモート部活会】という、昨今一般化したオンラインをベースに伝播し、家と外で同時に巻き起こるという、話題のパニック・ホラーだ。
清水崇ら人気ホラー監督からも絶賛の声が殺到している本作で、ヒロイン、佐々木菜奈を演じるのは武田玲奈。女優としての活躍も目覚ましい彼女に単独インタビューを行い、本格的なホラーへの挑戦、そして、今の時期ならではの、リモートでつながる友人たちとのシーンなどの撮影秘話を披露してもらった。
『真・鮫島事件』武田玲奈インタビュー
Q撮影を終えた感想は?
「今の時期ならではの、新しいホラーだなと思いました。
実際に撮影したものの、これ、怖すぎて絶対見れないだろうなと思っていました。
試写でも特に後半は手で顔を覆って、指の隙間からスクリーンを覗いていましたから」
Q都市伝説の『鮫島事件』については?
「正直よく知らなかったんですけど。ちょっと上の年代の皆さんはよく知っていて。スタッフさんもそうでした。でも都市伝説には少し興味があって、もう怖いもの見たさで、私自身も鮫島事件を調べてみました……。やっぱりまずいですか?(笑)」
Qご自身ではヒロインをどう演じたいと思いましたか?
「ホラーは過去に少し経験はあるとはいえ、本格的なホラー映画は初めてで、わからないことだらけだったので、監督と話しながら、どう演じるのか、考えました」
Q監督とはどんなお話しを?
「ホラーのお芝居はほんとに監督に全部お任せしていて、たとえば『この時、後ろにいるから、何か気配を感じて驚いて下さい』みたいに言われて、特殊でした(笑)」
Qうがいのシーンとか、細かな描写もこだわりが感じられました。
「そうですね、あのシーンは監督も力を入れていて、ドアを強く閉めるとか、閉めた時に鏡があるので、その鏡で一瞬止まってください、とか。不思議な間の取り方にこだわりが感じられましたね。これがホラーなのかと思いました」
「けっこう特殊で……。ほんとに難しかったです」
Q劇中はリモートによる友人たちとの掛け合いのシーンの連続でしたが、撮影も大変だったのでは?。
「はい。けっこう特殊で……。実はリモートでつながっているシーンの友人たち(共演者)とは一度も会ってないんです。会話もしていません」
Q一人とも会話をしていない!?
「全員バラバラに撮って、(撮影は)私が一番最初だったので、共演者の皆さんがどんな風にしゃべっているのか、演技しているのか、まったくわからず撮っていました。ほんとに難しかったです」
Qほとんど一人芝居ですね。
「はい。ずっと一人で。孤独でした」
Q他の方は、まず武田さんのお芝居(の映像)を見て合わせるわけですね。
「そうです。だからもう、みんなが合わせてくれるのを信じるしかないなって思いました」
Q実際の映像を見ると違和感ないですよ
「いやあ、(謙遜して、首を横に振る)。ほんとは、リモートでつながっているモニターの向こう側の共演者の皆さんとも全員そろって演じたかったですよね」
「菜奈は感じやすい子」
Q演じたヒロイン、佐々木菜奈については?
「自分自身がこういう立場だったらどう感じるのか、つねに考えながら、できるだけ自然に見えるよう、等身大な感じで演じていました。
監督とも、『こんなことしないよね』とか、『こんなこと言わないよね』みたいな、言葉遣いだったり、仕草だったり、手を洗ったり、うがいをするとか、扉を開けるとか、そういう日常のシーンについても、現実と違和感がないように、話し合いながら撮影していました」
Q監督からは、役柄について何か説明はありましたか?
「菜奈はけっこう感じやすい子っていうか、霊的なものに対して、ちょっと耐性があるっていう設定だったんです。なので、(ホラー演技的に)怖さが最初から100にならないように気を付けながら、徐々に徐々に上げて、一番最後に100まで持っていこうと思いました」
Q冒頭、外でマスクをして歩いているシーンも印象的でした。
「ずっと部屋の中で撮影しているところから、(撮影スケジュールで)途中で外に飛び出して、新宿の街中で撮影しました。外に出るとすごく新鮮な気分になって、楽しかったです。
でも、自分も含めて、みんな、マスクをしていて、ああやっぱり今はそうなんだって、改めて実感しましたね」
Qプライベートでもリモートで友達と会ったりしました?
「ありました。自粛中には何度か。普通に楽しく飲んでました(笑)」
Q今後はどんな女優に
「そうですね、久しぶりだったんです、映画が。やっぱりこうやって監督と時間をかけて、色々お話をしながら、一つの作品を作り上げていくのって、すごく楽しいなって思いました。日常を切り取ったものとか、今後もっとやっていけたらと思います」
Q最後に観客にメッセージを
「この時期だからこそのリモート・オンラインでつながる生活が一般化してきた中でのホラーで、今までにない作品だと思います。公開を楽しみにしていてください。それと、やっぱり“鮫島事件”ってワードが解禁になった時もネットがざわってしましたので、ついに真実が語られますよ、その真実を見ていただければなと思います」
【武田玲奈 プロフィール】
2014年Popteenレギュラーモデルとして芸能活動スタート。
2015年『暗殺教室』にて女優デビュー。
2016年4月から【non-no】専属モデル。
最近では、ドラマ「美食探偵 明智五郎」への出演、CM「ハートに炎を。BOAT IS HEART」への出演など活躍の幅を広げている。
武田玲奈の「サイン入り色紙」プレゼント!
武田玲奈のサイン入り色紙を1名様にプレゼントいたします。応募要項は以下のとおり。
【応募要項】
WEB映画マガジン「cowai」の公式Twitter https://twitter.com/cowai_movie をフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
当選された方には、cowaiの公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
WEB映画マガジン「cowai」公式 Twitter https://twitter.com/cowai_movie
応募締切
12月4日(金)
【作品概要】
『真・鮫島事件』2020年11月27日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
出演:武田玲奈 小西桜子 濱 正悟 林 カラス 鶴見 萌 山形啓将 水島里菜 佐藤 仁 / しゅはまはるみ 佐野 岳
監督・脚本:永江二朗 主題歌:『ツグム。』 清水理子 (虹のコンキスタドール)
製作幹事:イオンエンターテイメント/キャンター 制作プロダクション:キャンター 配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://samejimajiken-movie.com/
公式Twitter:@samejima_movie
公式インスタ:@samejima_movie
製作:「真・鮫島事件」製作委員会
©2020「真・鮫島事件」製作委員会 映倫:G
公開日:2020年11月27日(金) 全国ロードショー
11月27日(金)より全国ロードショー
(関連記事)