映画『真・鮫島事件』初日舞台挨拶リポート!武田玲奈、鶴見萌、清水理子(虹のコンキスタドール)、永江二朗監督が登壇!武田「新しいタイプのホラーです」、監督も「感無量」

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平成ネット史最大の闇と言われる【鮫島事件】を原案にしたホラー映画『真・鮫島事件』が11月27日(金)公開され、都内の劇場で、武田玲奈、鶴見萌、清水理子(主題歌「ツグム。」/虹のコンキスタドール)、永江二朗監督らが初日舞台挨拶を行った。

左から清水理子、武田玲奈、鶴見萌



主人公・佐々木菜奈を演じた武田玲奈は公開初日を迎えたことに「このような時に、舞台挨拶をできたことがほんとに珍しいことだと思うので、感謝したい気持ちでいっぱいです。
撮影してからほんとに日にちが経ってないので、(監督をちらっと見た後)編集も大変だったと思うんですけど、お疲れ様でした」
と、無事公開できたことに安どの表情浮かべた。



菜奈の高校時代の同級生・山田鈴を演じた鶴見萌は「私、元々ホラーがそんなに得意じゃないんですけど、この『真・鮫島事件』は、“観たら最期”というキャッチフレーズがある通り、自分にもいつ(呪いが)来てもおかしくない、みたいな内容なので、これがついに世の中に広まってしまうんだなあって思うと、すごく“コワ楽しみ”です。皆さん、ぜひその恐怖を楽しんでいただけたらなと思います」と、笑顔で作品の出来に自信をのぞかせた。



主題歌「ツグム。」を担当した清水理子(虹のコンキスタドール)は「この曲は、歌詞が映画にぴったりの内容になっているので、あまり言い過ぎるとネタバレになってしまって言えないんですが。歌詞の中によく出てくる“ツグム”は主題歌のタイトルにもなっていて、この“ツグム”という言葉と、“つむぐ”という言葉が両方たくさん出てくるんですけど、その意味をぜひ考えながら皆さんに聞いていただけたらなと思います」と、曲に込めた思いを伝えた。



永江二朗監督は「コロナ禍という、いつもと違う特殊な状況の中で、一生懸命作りました。ほんと今日来ていただいて感無量です。すごくありがたく思います」と公開初日を迎えられた喜びを打ち明けた。





<舞台挨拶の一問一答>

MC「今回の作品は、ふだんとはちょっと違った撮影方法だったと思いますが」

永江監督「そうですね、武田さんが実は(リモートの共演者と)全員誰とも会ってなくて。今日、鶴見さんとも『初めまして』って言ってましたけど、コロナ禍のリモート撮影で、武田さんは本当に誰とも会わずにずっと一人で演じてもらいました」
武田「はい、映像だけ見てました。
撮影中、唯一会えたのはお兄ちゃん役の佐野さんだけで、やっと人とお芝居ができると思ったぐらい(笑)」




永江「僕が『今、こういうことが起こっています』って、ひたすら武田さんに説明して、一人で芝居をしてもらっていました。孤独な現場で、これは、とんんでもないことをしてるぞ、並大抵ではできないことをお願いしてるなって。それでも、何も言わず、歯を食いしばるじゃないですけど、一人で考え抜いて、すごい芝居をやり続けてもらいました。神がかった芝居だったと思います」





音が怖すぎて (武田玲奈)



MC「作品を見た感想があればお願いします」

武田「私もホラーは、そこまで得意ではないんですけれども、完成した作品を見た時、ほんとに怖くて…。特に音がめちゃめちゃ怖すぎて。色んな方向から色んな音が聞こえてくるんですよね。観客も菜奈たちと一緒に部屋にいてリモート恐怖体験をしてるような感覚になれると思います」



MC「監督も、音にはかなりこだわったんじゃないでしょうか」

永江監督「そうなんです、やっぱりホラーは音が命ですからね。
今回、5.1chを駆使して、かなり音にこだわったつもりです。
すごくシビアに一生懸命チームで音を作り上げましたので、ぜひ皆さんにも劇場で楽しんでいただけたらなと思います。」




MC「鶴見さんは感想はいかがですか?」

鶴見「さっきも監督が仰ってたんですけど、矢継ぎ早にこうみんな話して、色んな出来事が起こって、ジェットコースターみたいに進むっていうところが、すごい面白くて、ポイントだと思います。」



MC「清水さんは試写会で観たと思いますが、ここ怖かったなっていうのがあれば」

清水「常に怖いですけど(笑)。やっぱりこう“来るぞ 来るぞ”みたいなところって、あるじゃないですか。そういうシーンはこうやって(手で顔を覆って)、隙間から観ようとしていたにも関わらず、あ、ここ来るの、わからなかった!バーン!ってきて、結局怖いので、悪あがきはせずに、頑張ってしっかり観た方がいいと思います。ほんとに怖いので」





怖さを残したまま、ばあっと突き抜けなきゃいけない(清水理子)

MC「監督は、清水さんの曲についてはいかがですか」

永江監督「この『ツグム。』っていう曲はほんとに、横にいるからではなく、めちゃめちゃ好きですね。
何本も映画を撮らせてもらって、主題歌も聞かせてもらっているんですけど、僕は最高峰にいい主題歌だなと思っています。僕の映画史上、一番好きなくらいですね」
清水「うれしいですね。やっぱりホラー映画の主題歌ってけっこう勢いとかが大事じゃないかと。怖さをちゃんと残したまま、ばあっと突き抜けなきゃいけないっていう。それがちゃんと表現できていたらいいなと思います」





鮫島事件、やっぱり検索するのが怖くって (鶴見萌)

MC「鮫島事件というワードは知っていましたか?」

武田「私はこの映画をきっかけに知りました」
鶴見「私も、『おっと誰か来たようだ』っていう言葉だけ、よくSNSとかで見るので知ってたんですけど、それが、あ、これが鮫島事件発祥だったんだっていうのは、今回初めて知りました。
やっぱり検索するのが怖くって、なんか起こるんじゃないかと思って、まだ自分ではネットとかで調べられていないです」




清水「私も鶴見さんと同じで、『おっと誰か来たようだ』は聞いたことあったんですけど、基本的に、“検索してはいけない、したらアウト”みたいなのが、人生で一番避けてきた部類のジャンルなので、詳しくは知らなかったですね」





【パネルトーク】
Q 私には霊感がある、〇か×か

清水理子だけ“○”



永江監督「ないんですよ、意外と。20年くらいホラー撮っていて、感じないですね」
武田「“見た”ことはないんですけど、旅館とかに行って、“この部屋だけ気持ち悪いな”みたいなのはふわっと感じたことはあります」

MC「撮影で行くと、そういう所、多くないですか」

武田「幽霊のせいなのかはわからないですけど、ちょっと嫌だな、とかはありますね。もしかしたら……」

MC「鶴見さんはいかがですか?」

鶴見「なんかちっちゃい頃に見たような。1回見た気もしなくもないですけど……。でも私は見えないって信じて生きてます。私は見えないから大丈夫って」

MC「清水さんはお一人だけ“ある”と……」

清水「別に“見える”わけではないんですけど、それこそ感じやすいというか、なんでしょうね、体調が悪くなるんですよ。
例えば修学旅行で沖縄に行った際に、戦時中のそういう場所に行くじゃないですか。そうすると突然、熱がぼんと上がって、とか。
あと、どことは言えないですけど、けっこうそういう、普段アイドルやらせて頂いているんですけど、イベントとか、ここの会場に行くと絶対熱が出る、みたいなところがあって、毎回体調が悪くなったりするんですよね。だからあるんじゃないかなと。
でも、私自身はないと信じたいですけどね」






“さ・め・じ・ま”で大喜利

<さめじまの“さ”>

清水「さあ、はじめよう」


<さめじまの“め”>


鶴見「目をそらすな」


<さめじまの“じ”>

永江「ちょっと間違っちゃった」


永江「じろう、ながえの。自分の名前を」

MC「これを最後締める武田さん、これは難しい」

<さめじまの“ま”>



武田「まじで怖い、真・鮫島事件。締まった、締まったんじゃないですか、つながってる!」



さあ、はじめよう
めをそらすな
じろう、ながえの
まじで怖い、真・鮫島事件

MC「むちゃぶりを考えていただいてありがとうございました」





MC「監督からひと言いただきたいと思います」

永江監督「皆さん、ぜひこの作品のことを、SNSやTwitter等で、まさに鮫島事件のように拡散していただけたらと思います。ご協力よろしくお願いします。本日はありがとうございました」

MC「最後に武田さんお願いします」



武田「はい、この時期というか、こういう状況ならではの、新しいタイプのホラーになっております。私も観て、ほんとに怖くて、目を何度もそらしたくなったんですけど、皆様目をそらさずにじっくりとこの恐怖を一緒に味わっていただけたらなと思います。本日はお集りいただき、本当にありがとうございました」






<ストーリー>

その日、佐々木菜奈は、高校時代の同級生たちと、毎年恒例の部活会をリモートで開催した。仲間の一人、   あゆみが連絡も無しに参加してこない。しばらくするとあゆみの彼氏、匠が画面に映り、菜奈たちを怒鳴りつける。「お前らか!一緒に行ったのは・・・!お前らのせいで、あゆみは・・・!!」そう言って、あゆみの部屋を映す。そこには、壮絶な死に顔の、絶命したあゆみの姿があった。「あゆみが言ったんだ。呪いで殺されるって・・・。呪いってなんだよ。あの話って一体なんなんだよ・・・!」すると、匠のいる部屋の扉を叩く音がする。扉を開ける匠。すると扉の先は・・・。

ようやく裕貴、鈴が重い口をひらいた。20年以上前に『2ちゃんねる』で流行った『鮫島事件』という平成ネット史最大の闇と言われる都市伝説があり、『鮫島事件』の真相に触れたものは、必ず呪われて死ぬとされていること。さまざまな説がある中で、発祥とされる廃墟に3人で行ったこと。その時からあゆみの様子がおかしかったこと。

『鮫島事件の呪い』は、本当に実在するのか? 『鮫島事件の呪い』を渡されパニックに陥る菜奈たち。呪いが伝染し、死へのカウントダウンが始まる―



【作品概要】



出演:武田玲奈 小西桜子 濱 正悟 林 カラス 鶴見 萌 山形啓将 水島里菜 佐藤 仁 / しゅはまはるみ 佐野 岳
監督・脚本:永江二朗 主題歌:『ツグム。』 清水理子 (虹のコンキスタドール)

製作幹事:イオンエンターテイメント/キャンター 制作プロダクション:キャンター 配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:https://samejimajiken-movie.com/ 
公式Twitter:@samejima_movie 
公式インスタ:@samejima_movie
製作:「真・鮫島事件」製作委員会 
©2020「真・鮫島事件」製作委員会 映倫:G 
公開日:2020年11月27日(金) 全国ロードショー


11月27日(金)より全国ロードショー




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