『突撃!隣のUFO』公開記念!主演・ヨネスケ単独インタビュー!「一番大変だったのはカニの宇宙人との格闘」ヨネスケ×服部有菜(AKB48)サイン入りポスターを抽選でプレゼント!

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大ヒットした『NOPE/ノープ』など、UFO映画がにわかに世界的な注目を集める昨今、『いかレスラー』『日本以外全部沈没』『地球防衛未亡人』など、日本バカ映画の巨匠・河崎実監督による画期的なUFO映画が誕生!『突撃!隣のUFO』がエクストリーム配給で、本日2月3日(金)より、池袋シネマ・ロサ、ヒューマントラストシネマ渋谷 他 全国ロードショーされる。

この映画の公開を記念して、「cowai」では、主演のヨネスケに単独インタビューを敢行!撮影の舞台裏から、映画の元ネタとなった「突撃!隣の晩ごはん」の秘話まで語ってもらった。

さらに抽選で三名様に、ヨネスケと、共演で次回インタビュー予定の服部有菜(AKB48)のサイン入り映画ポスターをプレゼントします(応募方法は記事の後半に掲載)


『突撃!隣のUFO』ポスタービジュアル




2/3(金)公開『突撃!隣のUFO』予告編


 








『突撃!隣のUFO』公開記念
主演・ヨネスケ単独インタビュー





――『突撃!隣のUFO』とても面白かったです。

ヨネスケ: くだらないという意味で(笑)。

――ええ(笑)。ヨネスケさんにしかできないというか。最初にオファーされた時の感想はいかがですか?

ヨネスケ: 僕が浅草演芸ホールの寄席に出てる時に、河崎監督から「会いたい」って言ってきまして。近くに、ブロンディって喫茶店があって、そこで監督とお会いして、監督から「ちょっと『突撃!隣のUFO』っていう映画を撮るんだけど(主役を演じてほしい)」って言われて。でも僕は「僕は映画を見るのは好きなんだけど、絶対出ないぞ!」ってはっきり言ってたんですよ。

――いきなり断った?

ヨネスケ: この前、TBSの日曜劇場でやってた「陸王」で、僕、中小企業の社長の役で出たんですよ。でも、台本の「申し訳ありません。何とかかんとか…」っていうセリフをテイク9までやったんですよ。テイク9ですよ。落語って一人でやっているんで、間違っても誰にもわからないですよね。自分だけが「あ、間違ったな」と思うだけ。でも、ドラマも映画も、チームワークでやるから、せっかくみんなが長台詞を覚えているのに、俺だけが短いセリフでうまくできなくて、「はい、もう一度最初からやり直し」ってなっちゃうと、すごく迷惑かけちゃうじゃないですか。それがプレッシャーになっちゃってね。だから僕は「絶対出ないよ」って言ったんです。

――そうしたら河崎監督は?

ヨネスケ: 「いや、セリフ少なめにして、表情だけでやりますから、あとはシャモジ持ってやってりゃいいんですから」って(笑)。

――シャモジ持ってりゃ(笑)。確かに。

ヨネスケ しかも「そんなに長く撮らないよ」って「1週間、(愛知県の)蒲郡かどこかに合宿して、あとはカニを食うぐらい(笑)」そういうふうに言ってくれたらさ、「なるほど、それじゃあ、まあいいかな」って。うまく河崎監督に説得させられたんだよね。

ーーたしかに滝のキャラクターも普段はポーカーフェイスというか感情を表に出さないクールな役柄で、寡黙で台詞も少なめですね。

ヨネスケ: そういう設定にしてくれてね。ありがたかったです。


©A UFO intruder 2023




ーーそれがいざシャモジを持つと人が変わってしまう。その辺はやっぱり元ネタの「隣の晩ごはん」の影響なんでしょうか。

ヨネスケ: まあ、「突撃!隣の晩ごはん」の時も、陰気で行ったら、誰も絶対入れてくれないですよね。
玄関で真顔で「晩御飯、見せてください」って言っても駄目でしょ。「こんばんはー!どうもどうもどうも!」って笑顔で突撃するしかない。だから、どの家でも玄関から台所へ行くまでは「どうも」「こんばんは」しか言っていない(笑)。


©A UFO intruder 2023









「突撃!隣の晩ごはん」って、今やったら絶対断られる。
でも、当時でも田園調布は36軒行って全部断られています。





ーー「突撃!隣の晩ごはん」はある意味で画期的な番組でした。

ヨネスケ: いえいえ、ひどい番組ですよ(笑)。

――今だと難しいですよね。

ヨネスケ: 昔はインターフォンもなかったから。今は(インターフォンに)テレビカメラが入ってるじゃない?だから玄関に出てこなくて断られちゃうんじゃないかなって思いますよ。
インターフォンのモニターに、あのシャモジと俺の顔が映されて「隣の晩ごはんです」って言っても、「あら~っどうぞ」って入れてくれる人はほとんどいないと思う。昔は、みんな、家に鍵をかけてなかったじゃないですか。だから入れた。
でも当時でも田園調布は36軒行って全部断られてますよね。しかも、それを三回もやっているらしいんですよね。不思議と脳が消しているんですね、いやな思い出だから。僕は初めてだなと思って話すと、スタッフが「何言ってるの、今回で三回目ですよ」って。そうじゃないと毎週毎週ですから、やってられない。結局、30年続いたのかなあ。

――台本もあってないようなものですもんね。

ヨネスケ: 昼間はワイドショーやっていたでしょ。その後、ロケバスの中で寝てて。夕方の3時とか4時ぐらいになると、段々緊張してくる。いよいよ“入る”って時になると、「ここで地震が来ればやらなくて済むな」ということばっかり考えてた。逆に、終わった後はスカッとしますからね。そんなのが30年続いたんです。だから今の時間帯(午後二時頃)がロケバスの中にいても一番調子がいい。日が暮れるうちに、段々段々暗くなっていく。でも暗いまんまじゃ入れないからテンション上げて、「どうも!」ってしなきゃいけないからね。それがちょっとつらかった。

ーーそうした経験が、今回の主人公の、シャモジを持ったら人が変わるという滝のキャラに生かされているんでしょうか。

ヨネスケ: そうですね。映画では、シャモジを持ったら、あとは監督から「好きにやって」って言われましたから。だから、当時のまま、「どうもどうもこんにちは~!」って突撃していました。

ーー撮影中、アドリブはあったんですか。

ヨネスケ: アドリブはないですよ。すべて台本に書かれていました。よく研究されているなって。本物の「晩ごはん」は全部アドリブですけどね。芝居となると、アドリブなんて考えている暇なんてないもん。主演も初めてなんだし。必死でしたよ。撮影中の1週間、ホテルにいましたけど、(酒も)一滴も飲まなかったです。帰ってセリフを覚えて、それで寝て、また起きてセリフを覚えてっていう。

ーー共演の濱田龍臣さんはいかがでした?ヨネスケさんの分まで、ひたすらセリフやモノローグをしゃべっていたような気がしますが。

ヨネスケ: だから濱田君がいたから、持ったようなもんですね。だって簡単に(セリフを)覚えちゃうんだもんな、頭脳が違うな。めっちゃうまくってね。すげえなもう。それを見ただけでも、役者が本業(の人)とは違うんだなって思いましたよ。しかも性格がいいからね。服部(有菜)さんもそうだけど、一種、チームワークでやってる感じでしたよね。

ーー服部さんもよかったんですね。

ヨネスケ: 明るいしね。本当に(役の小百合のような)こんな感じだったし。ハリウッドザコシショウなんかはちょっとだけ(の共演)だからね。1週間ずっと濱田君、服部さんといたからね、チームワークはあった。


©A UFO intruder 2023









「一番大変だったのは、カニと格闘するところかな。宇宙人だけど。」


©A UFO intruder 2023




ーーキャラクターのバランスも含めて、すごく不思議な作品ですね。

ヨネスケ: そりゃ、B級映画の巨匠ですし。

ーー河崎監督の作品はご覧になっているんですか。

ヨネスケ: 今まではなかったけど、映画好きはみんな知ってたよ。噺家も、やっぱり若いのはみんな知ってた。

ーー監督からは何か演技指導はあったんですか。

ヨネスケ: そういうことはね、プレッシャーになるから逆に全然言わない(笑)。だからすごい方ですね。撮影中に“動き”ぐらいはね。「もっと早めに」とか、「ゆっくりめ」とか、それぐらいの話はしましたけど、演技指導はしてもしょうがないと思ったんだろうな。

――撮影で苦労したところは?

ヨネスケ: 一番大変だったのは、カニと格闘するところかな。宇宙人だけど。

ーーある意味、斬新な見せ場ですよね(笑)。

ヨネスケ: うん、完璧に「隣の晩ごはん」のパロディ。それを宇宙人にしたってのが面白いですよね。戦い方なんかは、監督が「こうやって、こうやったら、かっこいいよ」と具体的に見せてくれたのかな。実際やってみたら、「ああ、かっこいい!それでいい!それでいい!」って。すごい監督だよね。

――他に大変だったシーンはありますか?

ヨネスケ: シャモジが結構重いんですよ。昔「晩ごはん」も、最初にやった時は、シャモジが本物の木だったんです。でも、あの大きさで木だと持ってられないでしょ。二軒目、三軒目って行くと本当に重くて。その後、発泡スチロールになったんですよね。発泡スチロールに色を塗って。でも、今回は小道具で(シャモジが)光ったりするでしょ。中にも(仕掛けが)いろいろ入ってて、ほんと重かった。だからシャモジを持っているシーンは、片手だけじゃ無理だから、両手で抱えています。でも、このシャモジ、「ほしい」って人もいるんだよね、けっこう。


©A UFO intruder 2023




ーー僕も欲しいですね(笑)。実際完成した作品をご覧になっていかがでしたか。

ヨネスケ: 俺は役者にならなくてよかったなと思って。へたくそ~って。

ーー宇宙人とかCGにはこだわりも感じられましたが、演じていて意識されました?

ヨネスケ: それでうまくごまかしてくれてるんだよね。(僕自身は)本当に下手くそだなと思いますね。

ーー今回はUFOの話ですが、目撃体験はありますか?

ヨネスケ: 僕はないね。田舎で育ったのに、意外に。一番出やすいと思うんだけど、当時はガキだから飲みにも行かないし、夜になるとほとんど外に出なかった。お祭りとかお盆の時以外は真っ暗ですもんね。だから全然UFOも見たことないし、お化けも見たことないし、心霊体験とかもないんですよ。ただ、うちの道路を挟んで反対側に、お寺とかお墓があって、そこで草野球をやっててね。昔は土葬ですから、そこに足突っ込んだことぐらいかな(怖い経験は)。





――今後の予定はいかがですか。

ヨネスケ: 「突撃!ヨネスケちゃんねる」っていうYouTubeをやってて、落語家のね。変な話だけど今って、落語家がどんどんどんどん忘れ去られてんですよね。もし「笑点」がなくなったら、誰も知っている人がいなくなっちゃうんじゃないかって思います。ですからYouTubeで、若手の落語家をクローズアップしてるんですよ。普通のYouTuberだと落語の楽屋なんて入れないですからね。

――今は若手の楽屋に突撃しているんですか(笑)

ヨネスケ: 俺は「隣の晩ごはん」とかで売れたから、もういい(笑)。俺が(YouTuberになって)撮って、おめえたち若手を宣伝してやるのに何が悪い(笑)。でも逆に出たがってる人も多いみたいですけどね。

――映画が公開されて、いいきっかけになるかもしれないですね。

ヨネスケ: いやあ、これは恥ずかしくてね。他の噺家には言っていない(笑)。小遊三さん(三遊亭小遊三)、昇太さん(春風亭昇太)、たい平さん(林家たい平)とか、そのあたりには「出たよ」って言いました。それからナイツの塙ね、DVDを渡しましたけど。でも、今の若手なんかには恥ずかしくて言えない。

ーー皆さんの反応は?

ヨネスケ: 「何でも出りゃいいってもんじゃねえよ!」って(笑)。大体の人が言います。こっちも「わかってるよ!こっちも洒落で出たんだよ!」って(笑)。

ーーははは。では最後にメッセージをお願いします。

ヨネスケ: コロナで暗くなっている世の中だから、これを見て明るくなってください。下手したら、第二弾でコロナをやっつけに行くぞ!(笑)。

――ありがとうございました。










【読者プレゼント】
『突撃!隣のUFO』公開記念
ヨネスケ×服部有菜(AKB48)の

サイン入りポスターを抽選で3名様にプレゼント!


『突撃!隣のUFO』ポスタービジュアル


<応募方法>

応募締め切りは2023年2月12日(日)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート(https://twitter.com/cowai_movie/status/1621517562646511623)をRTしてください。


<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品は宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!


【応募の注意点】

〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。





『突撃!隣のUFO』公開記念・第2弾
次回、小百合役・服部有菜(AKB48)単独インタビューを予定!


©A UFO intruder 2023











「突撃!隣の晩ごはん」ヨネスケ×UFO が奇跡の融合!



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人気テレビ番組「突撃!隣の晩ごはん」で有名な落語家ヨネスケと、UFO ストーリーが奇跡の融合!
UFO 事件が多発する現代、それを調査する民間組織 URL の凄腕捜査官・滝史郎(ヨネスケ)の活躍を描く!


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どんな UFO にも突撃、不法侵入してゆくヨネスケの痛快な活躍。一見ギャグながら、実在の UFO 事件の謎に鋭く切り込む、前代未聞のドキュメント・エンターテインメントが誕生!


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出演者は「ウルトラマンジード」の濱田龍臣、AKB48 の服部有菜、ハリウッドザコシショウ、「ウルトラセブン」の森次晃嗣、更に月刊ムー編集長三上丈晴、UFO のカリスマ矢追純一、そして河崎監督と共にかつてエリア 51 で UFO を目撃した、いしだ壱成が驚愕の体験を激白!!


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どんな UFO にも突撃、不法侵入してゆく
ヨネスケの痛快な活躍!



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UFO 事件を調査する民間組織 UFO RESEACH LABORATORY(URL)の新人・岡本(濱田龍臣)は、不時着した UFO の捜査に先輩の滝(ヨネスケ)と向かう。恐怖のあまり躊躇する岡本をさしおいて滝は金のしゃもじを持ち、ずんずんと UFO に不法侵入してゆく。その図々しさに宇宙人は怖れ、去ってゆく。実は滝は、妻子を UFO に誘拐されていた。その事件の際、現場に落ちていたのが金のしゃもじであり、その力により滝は不思議な力を持つようになったという。滝は UFO 事件を追ってゆけばいつか妻子に逢えるのではないか、と思い URL に参加。そして、しゃもじを持っていくと不思議に気が大きくなり、大胆に UFO に入ってゆけるのだった。そしてついに妻子をさらったケタ違いの巨大 UFO が出現した。 果たして滝たち URL の運命は!?




©A UFO intruder 2023
©A UFO intruder 2023
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『突撃!隣のUFO』作品情報

監督:河崎実
キャスト:ヨネスケ、濱田龍臣、服部有菜(AKB48)、ハリウッドザコシショウ、かとうあつき、澄川友哉、谷口洋行、破李拳竜、米多朗、三上丈晴(「月刊ムー」編集長)、いしだ壱成、矢追純一、森次晃嗣 ほか
ナレーター:高川裕也

企画制作:一般社団法人1パーセントの社会貢献、有限会社リバートップ
配給:エクストリーム
(2023/日本映画/カラー/ビスタサイズ/77分)
©A UFO intruder 2023




2023年2月3日(金)池袋シネマ・ロサ、ヒューマントラストシネマ渋谷(※渋谷は2/3,4,5限定上映)他 全国ロードショー!










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