【読者プレゼント】『恐解釈 桃太郎』公開記念!主演の早河ルカ×鳴瀬聖人監督単独インタビュー!3名様にサイン入りポスター・プレゼント!

pick-up インタビュー・コメント オススメ 俳優インタビュー




これが、令和のモモタロウ?猟奇連続殺人鬼を退治せよ!

日本最狂のクリエイターたちが仕掛ける超絶バチ当たりなアブノーマル恐怖映画!
第2弾は、日本人なら誰もが知る超有名昔話“桃太郎”!



『真・事故物件/本当に怖い住民たち』、『オカムロさん』、『妖獣奇譚ニンジャ VS シャーク』など、数々のホラー映画をスマッシュヒットさせてきたエクストリームが、ホラー専門サイト、オソレゾーンとタッグを組んで贈る全世界注目の映画製作プロジェクト第二弾!
日本最狂のクリエイターたちが仕掛ける超絶バチ当たりなアブノーマル恐怖映画『恐解釈 花咲か爺さん』の 11 月 3 日(金) 公開に続き、第二弾『恐解釈 桃太郎』が12 月 8 日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺他にて絶賛公開中だ。
この映画の公開を記念して、主演の早河ルカ鳴瀬聖人監督の対談インタビューを敢行!さらに二人のサイン入りポスターを抽選で3名様にプレゼントします(応募方法の詳細は記事の後半に掲載)





こっくりさん、メリーさん、お菊さん…お供はニッポン妖怪&幽霊連合軍
令和の桃太郎は、魔法少女が事故物件で鬼退治!

『恐解釈 桃太郎』予告編









『恐解釈 桃太郎』公開記念!
主演・早河ルカ×鳴瀬聖人監督 対談インタビュー


鳴瀬聖人監督と早河ルカ



――『恐解釈 桃太郎』面白かったです。いろいろ大変だったと思いますが、チャレンジングな作品で、とても楽しめました。

鳴瀬監督: ありがとうございます。

――まず鳴瀬監督に企画の経緯をお聞きします。

鳴瀬監督: 最初は、“人面犬”の映画の企画があったんです。

――人面犬!?全然、昔話じゃないですね(笑)。

早河ルカ: そうだったんですか。

鳴瀬監督: うん、最初、「人面犬の映画撮りませんか」って言われて。人面犬って、『学校の怪談』とかに出てたけど、確かに、それ単体の映画はなかったな、なんかチャレンジングで面白いなと思って「やります」って言いました。それで何度か「こういうので行きましょうか」って打ち合わせをしたんです。そんな中で、途中から「もしかしたら昔話もやるかも。一応そっちも考えといて」みたいな流れで、振られて。ぱらっと書いてあった企画書を読んだら、「桃太郎」っていうのが引っかかって「面白そう」って、いろいろ膨らませたっていうことが最初になります。

――なるほど。「昔話」なら題材は「桃太郎」一択だった?

鳴瀬監督: 流れの中で候補的には「鶴の恩返し」とか「浦島太郎」もあったんですけど、もし昔話やるなら桃太郎かな。ただ、「人面犬」がやっぱ僕の中でもメインストリームで(笑)、桃太郎は「まあ、やれたら」みたいな感じで。

――じゃあ、「人面犬」の企画はまだ生きているわけですね。

鳴瀬監督: そう、死んでないです。僕の中で生きてます。





――早川ルカさんは、これが初主演なんですか。

早河ルカ: はい。映画も初で、主演も初ですね。

――お芝居としては?

早河ルカ: 映画の前に一応、全八話の連ドラに出させてもらっているので、映画の初っていう感じですね。

――今回、オファーを受けた時、どんな感想でしたか。

早河ルカ: 何かホラーで「桃太郎」とか「花咲じいさん」やるっていうのをちょっと耳にして、気になっていたんです。
元々、ホラー好きっていうのもあって「やりたいな」って話してて、そこから1ヶ月ぐらい何もなく、「あれっ、もうなくなったのかな」と思ったら、急に主演のお話をもらって、急に決まった感じでした。





――最初に主演の話を聞いた時は?

早河ルカ: びっくりしましたね。ちょっと理解が追いつかない感じでした。

――ホラー好きと仰いましたが、どんな作品が好きなんですか。

早河ルカ: 元々はホラーというより、「科捜研(の女)」とか「相棒」とか、そっち系の刑事ドラマが好きだったんです。

鳴瀬監督: ちょっと渋いね(笑)

早河ルカ: 「赤い霊柩車」とかずっと見てて。

鳴瀬監督: 渋いよ!「赤い霊柩車」って!

早河ルカ: 大好きなんですけど(笑)。そこから映画でホラーを見るようになって。今だと、ネトフリとかでたくさんあるじゃないですか。けっこう本格的にホラーを見てハマっていますね。

――「科捜研」とか「相棒」とか「赤い霊柩車」はやっぱり親の影響ですか。

早河ルカ: そうです。ちっちゃい時から、刑事ドラマをずっと家でつけてたので。

――刑事ドラマって血まみれの死体とか殺人現場とかあるじゃないですか。そういうのは子供の頃、抵抗がなかったんですか?

早河ルカ: 全然。なんか私、けっこう“殺されたい”願望みたいなのが強くて(笑)。なんか刑事ドラマで、包丁で殺されるシーンとか、よくあるじゃないですか。私も「ちょっと1回殺されてみたいな」って思ったり。

――なかなかない願望ですね (笑)。

早河ルカ: そうですか?あと「科捜研」見て、「人の解剖をやってみたい」とか。

鳴瀬監督: ヒトの解剖はちょっとヤバいんじゃ(笑)。

早河ルカ: えっ、でも「科捜研」見たら、普通思いません?

――監督、ドン引きですね。

鳴瀬監督: 怖い。人を解剖してみたいとか、なんかゾクッとしましたよ(笑)。

――監督は、早河さんのどこに魅力を感じて、主役に抜擢したのでしょうか。

鳴瀬監督: やっぱ目がいいなと思ったんです。

早河ルカ: うふふ。

鳴瀬監督: ホラーは目力というか。でも、このキャラクターって、あんまりおびえるところがなかったんで。

早河ルカ: たしかに、そうですね。

鳴瀬監督: でも目が印象的だったのでお願いしたいなと思いましたね

――早河さん演じるヒロインが<魔法少女>とか、こっくりさんたちをお供にするとか、「桃太郎」をかなり斬新にアレンジしていますよね。


©恐解釈製作委員会



鳴瀬監督: プロットを練る段階から、「桃太郎」を現代でやるのって難しいなと思っていました。実際、一番最初に見た企画書には、「事故物件に住んでる幽霊を追い出す」みたいな話が書かれていて、なんか面白くないな、見たことあるなと思って。『事故物件 恐い間取り』もそんな話だったし、じゃあ、“逆”にしようって。
本当に遊び感覚で逆にしてみたら、そこからいろいろ膨らんで組み立てていったんですね。

――それで事故物件で、邪悪な殺人鬼に、幽霊やこっくりさんが立ち向かう形になったんですね。
桃太郎である、早河さんの魔法少女、いやギャル占い師の役柄はどの段階で決まったんですか。

鳴瀬監督: たぶん、僕、(脚本を書いている時、)小泉今日子の「魔女」ばっかり聞いていて、ずっと歌ってたんですよ、うちで。それが影響したんだと思います。









「自分の知っているホラーとは
全く違った世界な感じでしたね」(早河ルカ)


――早河さんは台本を読んでどう思いましたか?

早河ルカ: えっ、ちょっとなんか……台本読んだ時はハチャメチャすぎて、想像があまりできないというか、異世界すぎて、どう役を作ろうとか、どう演じようというより、不安がすごかったですね。

――いきなりギャル占い師と言われても戸惑いますよね(笑)

早河ルカ: ピンとこないというか。ただ、初めてだったので、もう…。

鳴瀬監督: 流されるままにやるしかねえなって(笑)。

早河ルカ: そうです。イメージをつかむのに結構時間がかかって。でも監督と打ち合わせして、やっと明確にどういう感じかわかったんです。それまでは自分で練習してる時も「いや、どうなるんだろう」って全然想像できない感じで、自分の知っているホラーとは全く違った世界な感じでしたね。

――監督は早河さんにどんなアドバイスをしたんですか。

鳴瀬監督: ちょっといたずらっ子みたいなダンストラックっていう、すごいチープな言い方してるけど(笑)。なんだろう、サド感が若い未熟なルックスに乗ったら、なんかすごく魅力的に変わっていく、面白く映えるかなと思って、そこをお願いしたところはありますね。

――監督はホラーお好きなんですか。

鳴瀬監督: ホラー、好きなんすよ。僕も『死霊のはらわた』とか『ブレインデッド』とか、ああいう系、血まみれの楽しいホラーが好きですね。ただ、最近、ホラー映画に対して、まったく怖いっていう感情がなくなって、ただ見るだけになっちゃってて、そこは残念ですね。あと、Jホラーが全然好きじゃない(笑)。Jホラーはけっこう溜めて溜めて…が多くて、そこで飽きちゃうんすね。だから今回はJホラーを目指さないように、僕もファンタジーというか空想的なものが好きだったので、そっちに寄せながら、どれだけ怖いっていう表現にチャレンジできるかなって感じですね。





――ホラーの中で新しい怖さの表現というのは、作り手として一番の課題と思いますが。

鳴瀬監督: だから今回は、途中から僕の作りたいものって何だろうって、いろいろ考え直して、こっくりさんの“手”を出すとか、そっちに振るようにはなりましたね。
ただ、撮影期間が4日で(笑)、要するにどうやって収まるんだろうって考えながら、脚本は収まる作り方をしましたね。

――結構盛りだくさんですもんね。

鳴瀬監督: 今回に関してはスピーディーに物語が展開して、なおかつ撮りやすいシーンを多めにしていこうって作戦ですね。

――監督は血まみれのシーンでもライティングとか丁寧に当てていたり、血の撮り方にもこだわりが感じられました。

©恐解釈製作委員会




鳴瀬監督: そうなんです。本当はもっとやりたかった。ただねえ、お片付けの時間がかかるな(笑)と思ったので、今回はもう要所要所だけにしよう。それよりキャラクターの面白さに寄せた本作りにしましたね。

――早河さんは血まみれのシーンは?

早河ルカ: ないんですよ。私、血が付くシーンしかなかったんです。

――血まみれのシーンもやってみたかったと?

早河ルカ: はい。

鳴瀬監督: そんな淡々と答えるかな(笑)。普通嫌がるんですけどね。

早河ルカ: 時間があれば、血まみれにもなりたかったですね。最初の台本はもっと長かったんですよ。場面も多くて、私がお父さんの首絞めるシーンとか、鬼を刺すシーンとかあったんですけど…。もし時間に余裕があったら、もっといろんなことに挑戦してみたかったなとは思いましたね。

鳴瀬監督: アクションは興味あるんですか。

早河ルカ: …あ、全然やりたいです。

鳴瀬監督: なんか一瞬の間が(笑)。「大変そう」って思った?

早河ルカ: いえいえ。アクションやりたいですね。

鳴瀬監督: 今回、ルカちゃんがちゃんと格闘するっていうシーンがなくって。

早河ルカ: そうですね。

――でも、なんか主役感は出てました。

早河ルカ: 本当ですか。それならよかったです。


©恐解釈製作委員会









途中で「登場人物を3人にしてください」って言われて(笑)。
アベンジャーズもできねえし、どうしようって…。(監督)

©恐解釈製作委員会


――監督、撮影で苦労した点があれば教えてください。

鳴瀬監督: ずっと苦労してるっちゃ苦労してたんですけど、今回一番苦労したのは…シナリオ?マジでシナリオどうしようって。桃太郎と妖怪アベンジャーズとホラーを三点倒立しないといけないわけですから、すごく悩みました。最終的に自分が一番楽しいものにしようって、誰かに怒られてもいいやって感じで。

――誰か、って誰ですか?

鳴瀬監督: やっぱ怖い系を望んでる方々に(笑)。「でも、ま、いっか!」みたいな。ただ、怖いシーンもあると思うんで、全部楽しい作品だったなと思います。

――早河さんは演じられて大変だったのは?

早河ルカ: 全部って言ったら全部ですね。

鳴瀬監督: 初日とか大変だったでしょう。

早河ルカ: 大変でしたね。占いで吐くシーンとか。何回か練習したんですけど、現実に(そんなシチュエーションで)したことないですから。もちろん吐いたことはありますけど、見世物じゃないですから。吐こうと思って吐くのは本当に難しいです。

――ホラーは『エクソシスト』『フェノミナ』も美少女がゲロ吐くシーンが人気ですからね。

鳴瀬監督: そうそう。

早河ルカ: 吐くシーンも大変でしたけど、なんかいつもと違うっていうか、何度も言いますけど、異世界な感じだったんで、演じられたのはすごく楽しかったですね。

――現場では、限られた撮影日数で、かなりタイトなスケジュールだったと思いますが、実際に早河さんが演じられて、NGや撮り直しはあったんですか。

鳴瀬監督: ありましたよ(笑)。

早河ルカ: そりゃ、もう。

鳴瀬監督: 初日がめちゃくちゃセリフが多かったんですよ。もうずっとルカちゃんが出ずっぱりで。家でね、こっくりさんとかお菊さんとか出てくるんですけど、全員喋らないですから(笑)。(早河さんが)1人で全部回さないといけない。





――ああ、そっか、会話して、ちゃんと話せるキャラが他に誰もいない。ただ一人でしゃべるだけ。

鳴瀬監督: ずっといっぱいセリフを話すから、パンクしますよ。一番最初の作品でね。

早河ルカ: しかも初日なので。作品の雰囲気、撮影の雰囲気も何もつかめないまま、もうずっと出てたし。

――セリフは事前に。

早河ルカ: はい。セリフの量もすごいし、よく自分でも覚えたなって。とにかく必死でした。

――他にタロット占いのシーンも印象に残ります。

早河ルカ: ありがとうございます。もともと私、タロット占い好きで、台本を読んでうれしくなりました。撮影で占い師の方が来て(占い方を)教えてもらった時、ちょっと経験が役に立ったというか、やっててよかったなと思いましたね。

――殺人鬼と向き合うシーンも、普通のホラー映画とは少し雰囲気が違いますよね。

早河ルカ: そうですね。私のシーンでは、「ホラーをやってる」っていう感覚には、そこまでならなかったんですよ。でも、逆に休憩する時、それこそ(御法川)イヴさんが亡くなってるシーンとかは本当に彼女が全身血まみれで、あと、首絞めのシーンなんかを見ても、「あっ、ホラーだ」って実感しました。


中段左端の写真が御法川イヴの惨殺シーン。早河が演じたと誤解されることも多いという。確かに似ている…。




――他のシーンも見学されてたのですね。

早河ルカ: 待ち時間があるので、その時にみんなの演技を見たりとかしてましたね。

――実際、完成した映画をご覧になった感想は?

早河ルカ: 試写を見た時、ホラー好きの私でも、しょっぱな「怖い!」って感じるぐらい、ちょっと怖さがありましたね。思った以上に怖い出来だなと、びっくりしました。
私の現場ではちょっとコメディ感が強かったので、やってる時はそんなにホラー寄りにはならないと思ってました。

――監督としてはその辺いかがですか。

鳴瀬監督: まあ、早河さんの存在自体が異質なんで。それ以外のところは、ちょっとじっとりとした怖いシーンという感じで撮っていきましたね。

――監督のやりたいことは大体実現できた?

鳴瀬監督: そうですね。血、大好きなんで。“血かけ”“血プラス”はしてましたね。現場で「ここが塗れてない」とか言って、僕が血のりかけたりとか。あと、こっくりさんとかがすごく好きだったので、撮れてよかった。

――コックリさんの手のアイディアはどっから出たんですか

鳴瀬監督: なんかね、「登場人物3人にしてください」って途中で言われて(笑)。ええっ、桃太郎だって登場人物が3人以上いるし、アベンジャーズもできねえし、どうしようって思ったときに、じゃあ、人外にしようって思いついて。

――なるほど。

鳴瀬監督: メリーさんも人外ですし。こっくりさんは…人外だけど、あの手は朝木(ちひろ)さんがやってます。二人目に殺される女の人。そっからもう困ったら人外に振ろうって(笑)。全部人外だとあれだったんで、お菊さんだけ人?にしようとか。役者じゃなくて、そういうの撮っていた方が僕は楽しかった…かも(笑)。

早河ルカ: あと、私はメリーさん。メリーさんの声もやってます。


©恐解釈製作委員会




――先程、早河さんが「こんなにホラーになるとは思わなかった」みたいな、試写の感想を仰いましたが、いい意味で観客の予想を覆す作品と思います。

鳴瀬監督: うん。毎回僕の映画はそんな感じがありますよね。「完成を見るまでこういう作品になるとは思わなかった」みたいなことを毎回言われます。「こんな映画だったんすね」「意味がわかりませんでした」とか、そういう人がわりといますね。

――これまでの監督の経歴を教えてください。

鳴瀬監督:  『温泉しかばね芸者』(2018 年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞受賞)っていうのを卒業制作で撮って、『恋の墓』『女囚霊』などを何本か監督して、あとピンク映画も撮りました。全部変な映画です(笑)。ピンク映画も、一言でいうと、人間がブラジャーにされる映画(『小悪魔ランジェリー 巨乳ブラジャーVS濡れパンティ』)。「下着をモチーフに(した映画のプロット)」って言われて、「よーし、じゃあ」って。俺も二つプロットを書いたんですよ。「ブラジャーを盗む男の話」「人間ブラジャーにされる話」で、絶対後者が棄てられるだろうと思って、ちゃんとした真面目なやつ撮りたいなと思ったら、後者が選ばれてしまった。最後、ブラジャーと意思を持ったマネキンが対決するって話で、全然ピンク映画じゃないっす(笑)。










「話題の“叶井俊太郎に捧ぐ”ってテロップ、まだ見てなくて…」(早河ルカ)
「主演女優なのに!?」(監督)




――早河さんは鳴瀬組が初の映画の現場だったのですが、振り返っていかがですか。

早河ルカ: 監督って結構ピリピリしてる方が基本的に多いのですが、今回は違いましたね。すごく明るい現場というか、カメラマンさんもそうですし、もうそれこそ4日間で撮るという、時間もない中、私もすごい緊張してましたけど、ピリピリしてる雰囲気もなく、明るく、終われたかなって思います。

鳴瀬監督: ピリピリしてる空気で、これやってもね(笑)。

――あと今回の作品でエンドロールで“叶井俊太郎に捧ぐ”ってテロップが入るのが、話題を集めています。ご存じの通り、叶井さんは本作のプロデューサーで、一年半前に、末期がんで余命半年と宣告されながら、奇跡的に生き続け、現在もプロデューサーとして活躍されています。医師の判断からはいつ亡くなっておかしくないため、本作ではそれを考慮して、エンドロールにテロップを入れたのですが、叶井さんがご存命のため、一種のツッコミどころとなっています。

早河ルカ: すみません、私、そのテロップ見てなくて……。

――ええっ!?

鳴瀬監督: 主演女優なのに!?

早河ルカ: さっき別のインタビューでエンドロールの話になって。プロデューサーさんのこと、初めて知ったんです。

――エンドロールを飛ばしてしまった?

早河ルカ: はい。

鳴瀬監督: また後で見ておこうみたいな。

早河ルカ: ちゃんとしっかり見ます。

――まあ、映画のエンドロールが始まると、すぐ帰っちゃう人もいっぱいいますからね。

早河ルカ: 私も帰りますもん。

鳴瀬監督: 早河ルカ、って名前だけ見て帰ろうみたいな。

早河ルカ: いえいえ、さすがにそれはないですけど。

――でも最近の映画ってエンドロールが終わった後に、何かおまけの映像が付く作品も多いですよね。

早河ルカ: そうですね。映画は最後まで見た方がいいですね。

――では、今後の予定を教えてください。

鳴瀬監督: 最近の日本って、ファンタスティックな作品が全然少なくなってきてるような気がします。ホラーもそうですけど、ファンタジーとかSFとか、なんかもっと大きなバジェットで、想像力あふれる作品をこれから作れたらなとは思ってますね。

早河ルカ: そうですね。さっきも話した通り「赤い霊柩車」とか刑事系が好きなので。高みを目指すというならば、絶対「相棒」をやりたいなと思うんです。

鳴瀬監督: おおっ、水谷(豊)さんの隣にルカちゃんがいたら!「これが新しい相棒か!」とか、めっちゃ面白いっすよね。

早河ルカ: あはは。「相棒」なら、ちょっとでも出られたら(笑)。もう20歳なんですけど、学生のラブコメとかにも出てみたいし、やっぱりホラーも好きですし、刑事ドラマも目指したいので、いろんなことに挑戦できたらなとは思いますね。





――最後にメッセージを。

早河ルカ: うわっ、一番難しい。

鳴瀬監督: じゃあ、僕から。今までのホラーの枠組みにとらわれず、すごく自由に桃太郎を、いや、桃太郎の枠組みにもとらわれず(笑)、自由に作らさせていただきました。ちょっとテーマパークやお化け屋敷に行くみたいな何か楽しい感じで見ていただければなと思います。これが当たれば続編もあると思います。続編なら、次は「トイレの花子さん」がしたいと思ってます。

――しつこいようですけど人面犬も忘れないでください(笑)。

鳴瀬監督: そうでした。人面犬を操るルカちゃんもちょっと見たいっすね。

早河ルカ: それはぜひやらせてください。

――最後に早河さん、お願いします。

早河ルカ: 令和の魔法少女ということで、タイトルがそれこそインパクトがすごいんですけど、異世界な感じというか、ホラーが混ざりつつ、コメディの面白さもありつつ、ホラーが好きな方も、ちょっと苦手な方も何か違う世界に飛んでいった!みたいな感じで、いろんな感情が出てくるので、わくわくしてハラハラしてとても楽しめる作品なんじゃないかなって思います。

――ありがとうございました。












【読者プレゼント】
『恐解釈 桃太郎』公開記念!
主演の早河ルカ鳴瀬聖人監督のサイン入りポスターを
抽選で3名様にプレゼント!




<応募方法>

応募締め切りは2023年12月22日(金)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート(https://twitter.com/cowai_movie/status/1734981455955251508)をリポスト(RT)してください。



<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品は宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!


【応募の注意点】

〇当選品による霊障、怪異、現象が発生した場合も、当サイトは一切責任を負いません。ご了承ください。応募は自己責任でお願いします。
〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
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※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。







幽霊、鬼、妖怪…入り乱れる
悪夢のパラノーマル・バトルロワイヤル!



©恐解釈製作委員会


愛と勇気と友情の英雄譚が今、現代的な猟奇殺人と妖怪大戦争のバイオレンス・バトル・ホラーに生まれ変わってスクリーンを直撃‼ 想像を絶するクレージーでアブノーマルな展開の連続に賛否両論激突必至の超問題作の誕生である。


©恐解釈製作委員会



監督・脚本は、『温泉しかばね芸者』で 2018 年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞を受賞した鬼才、鳴瀬聖人。出演は Ranzuki 専属モデルで「アイドルだった俺が、配達員になった。」の早河ルカ。その他、『アキレスと亀』『ベイビーわるきゅーれ』の仁科貴、『雷魚』『ビリーバーズ』の佐倉萌、『階段の先には踊り場がある』の朝木ちひろ、『真・事故物件パート2/全滅』の御法川イヴ、『呪怨:呪いの家』の長村航希らが戦慄の熱演を繰り広げる。


©恐解釈製作委員会
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監督・鳴瀬聖人&主演・早河ルカよりコメント到着!



早河ルカ(主演)

早河ルカ




初めての映画そして初主演をやらせてもらいました。
ホラーということで非日常すぎるシーンが多く叫んだり、悲しんだり、嬉しくなったり、感情豊かな演技はとても難しかったですが現場はいつも明るく私らしく最後で走りきることができました。
私はホラーがだいすきなのでそんな方でも苦手な方にも今回楽しんで頂ける作品になっているのではないかなと思います。沢山の方に劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!!





鳴瀬聖人(監督・脚本)

鳴瀬聖人監督



“日本の昔話をホラーにする!””撮影日数は 4 日!?”
まともじゃない企画だからこそ、ほんとにまともじゃない映画が完成しました!
連続殺人鬼を、こっくりさん、メリーさん、お菊さんの妖怪総進撃で追い詰める!ほんとにこれは桃太郎なのか!?桃太郎じゃない可能性もある!でもそんな事どうだっていい!これは映画の暴挙だ!
監督前作『女囚霊』とは真逆の、アッパーでワンダーで狂乱必至の本作をぜひスクリーンで体感してください!









『恐解釈 桃太郎』

©恐解釈製作委員会


監督・脚本:鳴瀬聖人
出演:早河ルカ/仁科 貴/佐倉 萌/冨田伊織/朝木ちひろ/御法川イヴ/長村航希
プロデューサー:叶井俊太郎 星野和子/制作プロデューサー:後藤剛
撮影監督:中條航/録音:渡邉直人/衣装:大石真未/メイク:MAFUYU/助監督:遠山浩司/制作:小玉直人
2023 年/日本映画/カラー/DCP/80 分/R15/配給:オソレゾーン、エクストリーム
©恐解釈製作委員会





2023年12月8日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、
シネマート新宿、アップリンク吉祥寺他 全国ロードショー!




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