荒木伸二×中村倫也、衝撃のディストピア・ミステリー『人数の町』、明日9月4日(金)公開!9/5(土)リモート舞台挨拶。

映画


『水曜日が消えた』などの注目株、中村倫也と、これまで多くの CM・MV を手掛け、本作が初長編映画となる荒木伸二による、新感覚のディストピア・ミステリー『人数の町』が明日9月4日(金)公開される。
9月5日(土)にはリモート舞台挨拶を予定している。

©2020「人数の町」製作委員会



2020年9月5日(土)リモート舞台挨拶開催


会場:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、新宿武蔵野館、シネクイント
登壇者・中村倫也、石橋静河、荒木伸二監督(予定)
※登壇者は予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。
ローソンチケット https://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=541085
※最新情報は公式サイト等でご確認ください。

『人数の町』公式サイト
https://www.ninzunomachi.jp/
公式twitter
https://twitter.com/ninzunomachi

©2020「人数の町」製作委員会


INTRODUCTION


出るのも入るのも自由だが
離れられない「町」とは?


ハイ、フェロー。
互いを誉めあって交わす挨拶のあとは、すぐにでも求め合い享楽に耽りましょう。そこでは社会的しがらみも不安も存在しない、自由と平等の世界が待っています。出るのも入るのも自由。住めばわかります。だって逃げる必要を感じないのですから。
さあ、パーカーを着たら、あなたもこの「町」の住人です—。

もしかしたら日本のどこかに本当に存在するかもしれない、ある「町」。そこは果たして現代の理想郷か、それとも……。

©2020「人数の町」製作委員会



新感覚のディストピア・ミステリーの世界で主人公・蒼山を演じるのは卓越した演技力で幅広いファン層を獲得し続ける中村倫也。力強い瞳が印象的なヒロイン・紅子役は近年話題作の活躍目覚ましい石橋静河。美しくも謎を秘めた住人・緑役には ViVi 専属モデルで今作映画デビューの立花恵理、チューター・ポール役に山中聡といった魅力ある実力派が「町」を構成する。

これまで多くの CM・MV を手掛けてきた荒木伸二による初長編映画。

第一回木下グループ新人監督賞・準グランプリを受賞したオリジナルストーリー。

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STORY


借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられる。男は蒼山に「居場所」を用意してやるという。蒼山のことを“デュード”と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は、ある奇妙な「町」だった。
「町」の住人はツナギを着た “チューター” たちに管理され、簡単な労働と引き換えに衣食住が保証される。それどころか「町」の社交場であるプールで繋がった者同士でセックスの快楽を貪ることも出来る。
ネットへの書き込み、別人を装っての選挙投票……。何のために? 誰のために? 住民たちは何も知らされず、何も深く考えずにそれらの労働を受け入れ、奇妙な「町」での時間は過ぎていく。
ある日、蒼山は新しい住人・紅子と出会う。彼女は行方不明になった妹をこの町に探しに来たのだという。
ほかの住人達とは異なり思い詰めた様子の彼女を、蒼山は気にかけるが……。

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「人数の町」予告編


COMMENT

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「人数」 — そのグロテスクな塊

『人数の町』監督・脚本 荒木伸二


人間が「人数」に変わる時、私は恐怖を覚えます。小さい頃から多数決が苦手で、人が人の頭数を数える行為に何故かゾッとしました。怖いものがあれば映画が撮れる。ある著名な映画監督がそう言うのを聞いて私は「人数」に対する恐怖を紐解くところから映画創りを始めました。
ホロコースト、強制収容所、ガス室。ナチスが歴史に刻んだ人類の恥部のことを最初に考えました。生身の人間たちの集団が効率よく殺す為の「人数」に貶められた忌まわしい過去。でも、もしかしたら……今現在、人間たちはそんなに追い込まなくても
「人数」に変わってしまうかもしれない。 私はハッとしました。今、この国の人々は、ニコニコと笑いながら、楽しそうに、自分から「人数」に成り下がるのではないか。意思や、希望や、信念や、愛やなんかサクッと捨てて、中にさえ居れば気持ちいい「人数」という塊に簡単に入ってしまうのではなかろうか。
私はこのグロテスクな塊を描きたい衝動に駆られました。そしてまずはそれを「町」という空間に放り込んでみました。過去でも未来でもなく今現在に在る「町」。場所はハッキリとは分からないけど、すぐそこのあの道をまっすぐ行った先にある「町」。私はその場所を夢想しました。そして、幼い頃、怖がっていたものよりずっと恐ろしいこの「人数の町」に辿り着きました。
最早、ファシズムとは関係が薄いかもしれません。寧ろ、ポピュリズムの産物なのかもしれません。とにかくこれは私のリアリズムなのです。
皆様、準備はよろしいでしょうか。「町」に着いたら、よく辺りを見回してください。なんか変です。なんか怖いです。でも、なんか楽しくて、なんかラクチンで、もしかしたらなんか居心地がいいかもしれません。
そして私は不思議な既視感を覚えるのです。

©2020「人数の町」製作委員会



ファンタジーとリアルのギリギリを攻める
唯一無二の荒木ワールド

『人数の町』プロデューサー : 菅野和佳奈


木下グループ新人監督賞の第1回目の締切は 2017年1月末。応募総数241通。
配給会社が企画する新人監督賞ということで、一緒に映画を作り、配給したいと思える監督と作品を選ぶというコンセプトで実施した本賞で『人数の町』は準グランプリを受賞した。山積みの企画書と脚本を毎日毎日、朝から晩まで読む日々。これだけの量があると、応募作の題材にも傾向が見えてくる。世相を反映してなのか ?「孤独死」「貧困」「虐待」といったある種の社会がはらむネガティブな側面をエネルギーに変えて題材にする作品が多かったように思う。
『人数の町』という黄色い表紙を手にし、「これはちょっと違うかも」と読み始めたものの、借金まみれで居場所がなくなった主人公が怪しい組織に連行される―という描写で「ああ、これも裏社会の闇を描いた暗い話か……」と一瞬、がっくり肩を落としたのを覚えている。が、読み進めていくうちに、あれ?これは、ファンタジー?社会派?どっちだ?とわからなくなった。演出次第でどっちにも振れるこの本を、監督はどういう世界観で映画にするつもりなのかとても興味を持った。最終審査で荒木監督と初めてお会いし、そのことを聞いた。監督の思い描くSF世界。社会のすぐ隣にありそうな、本当にあるかもしれない、ファンタジーとリアルのギリギリのところを攻める感じに心が躍った。その後、準グランプリを受賞した本作を一緒に作ることになるわけだが、映画監督としては初の長編ということで大変なことも多々あった。準備、現場で監督がどう動くか、時間配分 etc…荒木監督は熱心に、映画制作のすべてを教えてくれ、という姿勢で臨んでいた。我々の叱咤激励(叱咤多め)を、委縮することなく逆に嬉しそうに全身で受けとめながら、アラフィフの新人監督は現場を乗り切ったのである。2020年になり、人々の概念をひっくりかえすような出来事が起きた。ファンタジーとリアルの絶妙なバランスをもつ唯一無二の荒木ワールドを、人々が観てどう感じるのか。本作を今、世に出せることにプロデューサーとしてワクワクしている。

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CAST


中村倫也

(蒼山哲也役)

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1986 年生まれ。2005年に俳優デビュー。2014 年に「ヒストリーボーイズ」にて舞台初主演。同作で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。2018 年には連続テレビ小説「半分、青い。」(18/NHK)に出演。「美食探偵 明智五郎」20/NTV)ではゴールデン・プライム帯連続ドラマで初主演し話題を呼ぶ。近年の映画出演作は、『孤狼の血』(18)、『長いお別れ』(19)、『アラジン』(19)では主人公アラジンの日本語吹き替えを担当。その他『台風家族』(19)、『屍人荘
の殺人』(19)、『影裏』(20)、『水曜日が消えた』(20)など多数。公開待機作には、『騙し絵の牙』、『サイレント・トーキョー』などがある。




石橋静河

(木村紅子役)

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1994年生まれ。バレエ留学後、コンテンポラリーダンサーとして活動しながら 2015年より役者としても活動を開始。2017年には初主演作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で、第 60回ブルーリボン賞、第 91 回キネマ旬報ベスト・テンなどで新人女優賞を数多く受賞。近年の映画出演作に『きみの鳥はうたえる』(18)、『二階堂家物語』(19)、『21 世紀の女の子』(19)、『いちごの唄』(19)、『楽園』(19)、『37セカンズ』(20)、舞台出演作に『ビビを見た!』(KAAT 神奈川芸術劇場)、『神の子』(本多劇場 他)などがある。
2020年「東京ラブストーリー」(FOD・Amazon Prime Video 配信)では赤名リカ役を務め注目を集める。




立花恵理

(末永緑役)

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1993 年生まれ。2013年に開催された「ViVi 30周年記念専属モデルオーディション」に出場しグランプリを獲得、同年に「ViVi 」の専属モデルとして活動を始める。
近年役者としても活動を開始し、「TWO WEEKS 」(19/KTV・CX )、「リカ」(19/CX )、「ニッポンノワール – 刑事 Y の反乱 -」(19/NTV )など出演作が続く 。本作品で映画デビュー。




山中聡

(ポール役)


1972年生まれ。主な映画出演作は、『卓球温泉』(98)、『ハッシュ!』(02)、『刑務所の中』(02)、『キル・ビル』(03)、『運命じゃない人』(05)、『映画 鈴木先生』(13)、『風俗行ったら人生変わった www』(13)、『グラスホッパー』(15)、『恋人たち』(15)、『クロス』(17)、『のみとり侍』(18)、『歩けない僕らは』(19)『映像研には手を出すな!』(20)など多数。




DIRECTOR


荒木伸二

東京大学教養学部表象文化論科卒。卒論はジャック・リヴェット。CM プランナー、クリエイティブディレクターとして数々の CM、MV を手がける。その傍らシナリオを学び、テレビ朝日 21世紀シナリオ大賞優秀賞、シナリオS1 グランプリ奨励賞、伊参映画祭シナリオ大賞スタッフ賞、MBS ラジオドラマ大賞優秀賞など受賞。第 1回木下グループ新人監督賞において、応募総数 241作品の中から準グランプリに選ばれた本作で初の長編演出に挑む。

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【作品情報】


『人数の町』


中村倫也     石橋静河

立花恵理 橋野純平 植村宏司 菅野莉央 松浦祐也 草野イニ 川村紗也 柳英里紗 / 山中聡脚本・監督 : 荒木伸二 音楽 : 渡邊 琢磨
製作総指揮 : 木下直哉 エグゼクティブプロデューサー : 武部由実子プロデューサー : 菅野和佳奈・関友彦 音楽プロデューサー : 緑川徹撮影 : 四宮秀俊 照明 : 秋山恵二郎 録音 : 古谷正志
美術 : 杉本亮 装飾 : 岩本智弘 衣裳 : 松本人美 ヘアメイク : 相川裕美制作担当 : 山田真史 編集 :長瀬万里 整音 : 清野守 音響効果 :西村洋一製作 : 木下グループ 配給 : キノフィルムズ 制作 : コギトワークス



9月4日(金) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー





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