いよいよ明日9/11（金）公開！『カウントダウン』
全米ティーンを震撼させた“恐怖のアプリ”がついに日本でも拡散開始！
全米ティーンの間で話題となり、2019 年秋の全米映画興行界を席巻しスマッシュ・ヒットを記録したホラー映画『カウントダウン』。
9 月１1 日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開される。
予告編
＜試写レビュー＞
映画祭や上映イベントで、全くノーマークだった作品が、お目当ての作品よりもずっと面白かった経験はないだろうか。
『カウントダウン』はそんな掘り出し物のような、劇場で見ると得した気分になれる作品だ。
内容は、“余命の時期を教える”という呪いのアプリをめぐるもの。都市伝説ホラーとしては定番だが、その分、ハズさないし、脚本も演出もB級ホラーとしてのツボをしっかり押さえて、あの手この手で恐がらせて楽しませる。
おっとB級と書いてしまったが、スタッフはハリウッド一流の布陣だ。
撮影は、『ミラーズ』『マニアック』『死霊館のシスター』などハリウッドで最もホラー映画を撮っているマキシム・アレクサンドル。
特殊メイク・スーパーバイザーはハワード・バーガー。『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』でオスカーを獲得。ホラー・ファンなら「ミスト」のクリーチャーデザイン＆特殊メイク、『ホステル1,2』『ヒルズ・ハブズ・アイズ』の強烈な特殊メイクが記憶に残る大御所だ。
製作は、『ランペイジ 巨獣大乱闘』のジョン・リカートと、『大脱出』のザック・シラーらハリウッドのヒットメーカーがタッグを組んでいる。
B級ホラーと侮ってはならない。
劇場の大きなスクリーンと大音響でこそ映える“怨霊”や、スリリングな恐怖シーンも見ごたえがある。
見どころはホラーシーンばかりではない。登場人物も一癖もふた癖もあり、ドラマ部分も飽きさせない。
たとえばヒロイン。普通、この手の作品の主人公は、大学生や高校生だが、こちらは看護師。
上司のセクハラや対立、患者との交流など、病院内外のドラマもしっかり描かれている。呪いのアプリをめぐって登場する、スマホ販売業者や神父もクセ者ぞろい。セリフ一つ一つも妙に凝っていて、これらの要素も伏線となり、クライマックスに至るドラマを盛り上げ、ヒロインも体を張った熱演を見せる。
主演は、『YOU 君がすべて』のヒロイン役で一躍脚光を浴び、当映画ではスクリーム・クィーンと称賛されたエリザベス・ライル。役柄は、見た目はセクシー、中身はまじめなインターン…と思いきや、意外と清純派ビ〇チをにおわせるシーンもあり、ハラハラさせる。
ヒロインの妹役には、『アナベル 死霊人形の誕生』に続き、ティーン・ホラーに欠かせないタリタ・ベイトマン。ホラーファンも納得の確かな演技力で、作品にムードと彩り、緊張を与えている。
監督はこれが長編映画デビューとなるジャスティン・デック。
ショートフィルムでは以前から注目されていた新鋭で、本作も2016年の同名のショート・ホラー・ムービーを自ら長編映画化したもの。
オリジナル版もわずか六分の作品ながら人間ドラマの部分もしっかり描かれており、ホラー演出以外でも注目を集めそうだ。
話題の超大作も悪くないが、こうした掘り出し物を劇場で鑑賞するのもまた贅沢な体験だろう。
【作品情報】
警告！恐怖は、あなたの手の中にある！
ダウンロードしたら一切責任は持てません！
映画本編に登場するアプリがダウンロードできます！
作品名:『カウントダウン』
2020年9月11日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開
【ストーリー】
若者たちが自分の余命がわかるアプリを見つける。
スマホにダウンロードし、自分の余命年数で盛り上がるが、
その中の一人の女性コートニーの余命は「3時間」と通知が届く。
アプリのカウントダウンが「0」になったとき、彼女は想像を絶する恐怖に襲われた！
亡くなったコートニーのボーイフレンドのエヴァンは交通事故を起こし緊急入院。
入院直後のエヴァンもアプリの通知の時間通りに謎の死を遂げる。
彼の死に疑問を持った看護師のクイン（エリザベス・ライル）は、生前エヴァンが話していた”カウントダウン”のアプリをダウンロードしてしまった。
彼女の余命は3日と告げられる……。
2019年／アメリカ映画／カラー／９０分／英語／スコープサイズ／原題：COUNTDOWN／映倫区分：G
配給：カルチュア・パブリッシャーズ／配給協力：インターフィルム
映画公式 HP：countdown-movie.jp
映画公式 Twitter：countdown_eiga(https://twitter.com/countdown_eiga）
【スタッフ】
監督・脚本：ジャスティン・デック／製作：ショーン・アンダース／ザック・シラー『大脱出』／ジョン・リカード『ランペイジ 巨獣大乱闘』／ジョン・モリス／製作総指揮：ロバート・シモンズ／マシュー・メドリン／グレゴリー・プロトキン／タイラー・ザカリア／撮影：マキシム・アレクサンドル『クロール 凶暴領域』／音楽：ダニー・ベンジー／ソーンダー・ジュリアーンズ
【キャスト】
エリザベス・ライル／ジョーダン・キャロウェイ／タリタ・ベイトマン『アナベル 死霊人形の誕生』／ティシーナ・アーノルド／P・J・パーン『グリーンブック』／ピーター・ファシネリ『トワイライト・サーガ』
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