ホラーからミステリー、日常系まで、出演映画が続々と公開!唯一無二の存在感を放つ、21歳の個性派俳優、清水尋也の魅力に迫る!

映画



ホラーファンにとっては、『ミスミソウ』でヒロインに唯一寄り添うクラスメイトを演じながら次第に狂気の素顔を見せる役柄などが残ったかもしれない。デビュー作の『渇き。』で壮絶ないじめにあうボク役を好演し、続く『ソロモンの偽証』ではクラスメイトに恐怖を与える不良役という両極端な役を演じるなど、瞬く間に脚光を浴び、今や最も注目される若手個性派俳優の一人となった清水尋也。
最近も『⻘くて痛くて脆い』(8 ⽉28 ⽇より公開中)、『妖怪⼈間ベラ』(9 ⽉11 ⽇より公開中)と出演映画が相次いで公開された彼の、新たな出演映画『甘いお酒でうがい』が、9⽉25 ⽇(⾦)からヒューマントラストシネマ渋⾕、テアトル新宿ほかにて全国公開される。



©2019 吉本興業




この作品で、二回り年上のヒロイン、佳子(松雪泰子)の生活に重大な変化をもたらす青年、“岡本くん”を演じた彼が、撮影の裏側を語ってくれた。

©2019 吉本興業



Q. 本作のように、実際に、二回り近く年が離れている女性を恋人の候補として考えられますか?

A. 好きになったら何歳でも気にしない、候補として考えられますかということですが、年齢は条件として考えていなくて、好きになってから年齢を聞いて、それが二回り上だったとしても「そうなんですね」くらいの感じです。



Q. 年上の女性の魅力、憧れる部分はありますか?

A. 落ち着きや自分の知らない知識を聞けること。撮影現場でも録音、照明、カメラマン、製作、演出など様々な部署の一人一人が別の角度から現場を見ているから、景色が違い、考え方も違う。俳優部の自分が見えていないものや自分の知らない知識を持っている人の話を聞くことが好きです。恋愛に限らず、友人でも自分より長く生きている人の方が、多くの物事を自分の目で見ているので、自分の持っていない知識を持った年上の人には魅力を感じます。



Q. 人生の中で心奪われることはありますか?

A. 人生で一度、中学生の時にすれ違った人に一目惚れしたことがあります。洋服が好きで、ビビッと来たものは何が何でもその日のうちに買います。音楽が好きで、瞬発的に好きになる曲と、曲を何回も聴いて、構造や歌詞などの奥深い部分を理解し好きになることがあります。

©2019 吉本興業



Q. 実際の自分と、演じた岡本くんは似ていますか?

A. 岡本くんと自分を全体的に評価すると似ていません。ただ、恋愛、家族、友人の中で人として好きだなと感情を抱くのは、何かをひたむきに楽しんでいる、その人が好きなものと触れ合っている瞬間を見た時で、劇中の岡本くんも佳子さんがワインを飲んでいる姿が好きなので、その感覚は理解し共感できます。



Q. 役者を目指したきっかけは?

A. 4つ上の兄が役者で、兄が主演の映画の初号試写を母と観に行った時、当時のマネージャーに「弟君もやらないか」と言われたことです。はじめは興味がなくて何度か断ったのですが、レッスンに行く機会があり、それが思いのほか楽しかったのでやることにしました。



Q. 今後の俳優像、目指しているものは?

A. 俳優にこだわっているわけではなく、直面している作品をいかにいいものにするかに全力を注ぎたいです。それを積み重ねていけば、どういう結果でも後悔はしないと思います。ゴールを決めるとプロセスも決まってしまうし、レールに敷かれるのが嫌いだから、自分の道は自分で選びたいです。

©2019 吉本興業



取材全体を通して、21歳とは思えない余裕のある対応や回答から落ち着いた印象を感じ、俳優だけでなく自分のできることには挑戦していきたいという野心も見せており、今後の活躍がより一層期待できるはずだ。

©2019 吉本興業









9月25日の新公開日決定について清水尋也から到着したメッセージ

無事、皆様にお届け出来る事が決まり、
楽しみな気持ちとホッとした気持ちで胸が一杯です。
劇場での鑑賞には、まだ不安な気持ちが残る方もいらっしゃるかと思いますが、
充分な予防対策の上、出来るだけ多くの方に足を運んで頂ければ嬉しいなと思っています。
撮影からは約1年半が経過し、スタッフ,キャストの皆さんと共に奮闘した日々が懐かしいです。
それぞれが持てる力を最大限発揮し、良い作品を作りたいという想いの元に完成した映画「甘いお酒でうがい」です。
どこか常に緊張しているような、ふと気疲れしそうになってしまう毎日ではありますが、この映画を通して少しでも安らぎをお届け出来れば嬉しいです。
是非、劇場でご覧下さい。


©2019 吉本興業


清水尋也(しみずひろや)PROFILE

1999 年 6 月 9 日生まれの 21 歳。186 cm。
出演作の映画『渇き。』で、壮絶なイジメに遭うボク役を好演し注目を集める。
主な映画出演作に、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』、『ちはやふる 上の句・下の句/結び』、『3D彼女 リアルガール』等。
2019年、映画『貞子』『パラレルワールド・ラブストーリー』『ホットギミック ガールミーツボーイ』に出演し、第11回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。2020年6月にはファースト写真集『FLOATING』も発売。
また、本作『甘いお酒でうがい』に加え、『⻘くて痛くて脆い』(8月28日より公開中)、『妖怪人間ベラ』(9月11日より公開中)と、直近だけで3作品の公開映画があり、さらに今後は大作映画も控えるなど、今、大注目を集める若手俳優である。








【作品情報】

映画『甘いお酒でうがい』

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松雪泰子、主演作! 黒木華、清水尋也 共演!
『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』の大九明子監督 最新作!
40代独身OL・川嶋佳子のちょっぴり後ろ向きだけどポジティブな517日の物語

©2019 吉本興業


シソンヌじろうがネタで演じていた“女性キャラ”がスクリーンに!

原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人シソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子(かわしまよしこ)”がもし日記を書いたら・・・と執筆された同名小説「甘いお酒でうがい」。2015年の年末に出版されると、佳子が日記に綴る詩的な言葉の感性や、日記が持つ世界観、佳子と同僚の若林ちゃんの世代を超えた仲睦まじい関係に共感する感想で、ネット上をざわつかせた。じろう本人も「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかり。佳子はじろうであり、じろうは佳子である。一心同体となって書き綴られた数々の日記という形式のエピソードの中から、大九監督とじろうが選りすぐったものを、じろう自身が脚本を手掛け、大九監督が映像化した。

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松雪泰子、黒木華、清水尋也ら実力派キャストが集結!

ちょっぴり後ろ向きだけれどポジティブに生きる、主人公の40代独身OL・川嶋佳子を演じるのは松雪泰子。強烈なキャラクターから子供を持つ母まで幅広い役柄を演じてきたベテラン女優・松雪泰子が、平凡だけれど、切ないことも、そして嬉しいことも起きる日常の中に散りばめられている喜びに、そっと寄り添って生きる女性像を丁寧に演じている。
佳子にとって何気ない変わらない日常の中で、一番幸せな時間を一緒に過ごせる後輩の同僚・若林ちゃんを黒木華。本作を観た女性は「若林ちゃんのような後輩、同僚が欲しい!」と切望するのは必至!
佳子の生活に大きな変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くんを清水尋也が、フレッシュに、そして愛らしく演じている。最初オファーが来た時には、松雪の恋人役を演じることを知り恐縮したという清水だったが、「恋する気持ちに年齢は関係ない」と奮起したという。
『勝手にふるえてろ』で“釣りおじさん”として大きなインパクトを与えた古舘寛治や、前野朋哉、渡辺大知らが、本作でも、それぞれのシーンで松雪とインパクトに満ちた共演を果たしている。
さらに、レイザーラモンRGや、空気階段の鈴木もぐらも、本作では芸人としてではなく、役者として見事にその存在感を放つ。
「お母さんでも、奥さんでもない、大人の女性を主人公にした映画を撮りたいと思っていた」という大九監督の穏やかな優しい映像美と演出。そして、“川嶋佳子+若林ちゃん+岡本くん”の3人の行く末が気になる展開と結末は、観る人多くの心に、温かな幸せの時間をもたらすだろう。

©2019 吉本興業


STORY

これは私の日記。誰が読むわけでも、自分で読み返すわけでもない、ただの日記・・・

出版社で、ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子(松雪泰子)は、毎日日記をつけていた。自由気ままなお一人様な毎日は、撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、見知らぬ人と川辺で歌ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり・・・。平凡そうでいて、ちょっとした感動や、何か発見がある日々。ちょっぴり後ろ向きだけれど、しっかりポジティブに生きている。

そんな佳子の一番の幸せは、佳子を慕ってくれる年下の同僚の若林ちゃん(黒木華)と過ごす時間。ランチはもちろん、お酒を飲んだり、カラオケに行ったり。自分の誕生日が「昨日だった」と言った時には、一緒に祝えなかったことを本気で怒られたが、年の差を超えた友情に心が熱くなり、絆の深まりを感じていた。佳子にとって若林ちゃんは、天使の生まれ変わりだと思えるほどの存在となっていた。

ある日、佳子の平穏な日々に大きな変化が訪れる。それは、若林ちゃんの後輩男子で、自分よりふた回り年下の岡本くん(清水尋也)との出会い。天使の存在の若林ちゃんは、恋のキューピッドとして、佳子と岡本くんとの恋の始まりを演出する。「白黒がちだった日常にちょっと色がついてきた気がする」と思い始める一方で、「なんとなくだけど答えは出ている気がする」と佳子は自問自答。鏡の前で何度も「素直に受け入れなさい」と自分に言い聞かせる佳子だが・・・

出演:
松雪泰子
黒木華  清水尋也
古舘寛治 前野朋哉 渡辺大知 RG(レイザーラモン) 
佐藤貢三 中原和宏 小磯勝弥 坂本慶介 鈴木もぐら(空気階段)

監督:大九明子
脚本:じろう(シソンヌ)
原作:川嶋佳子(シソンヌじろう)『甘いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)
音楽:髙野正樹
製作:藤原寛  エグゼクティブプロデューサー:坂本直彦  スーパーバイザー:黒井和男、古賀俊輔  企画:佐々木基
プロデューサー:高島里奈、大森氏勝、八尾香澄  共同プロデューサー:田中美幸  ライン・プロデューサー:本島章雄
撮影:中村夏葉  照明:渡辺大介  美術:秋元博  録音:小宮元  編集:米田博之  装飾:東克典、奈良崎雅則
衣裳:宮本茉莉  ヘアメイク:外丸愛  音響効果:渋谷圭介  助監督:成瀬朋一  制作担当:今井尚道
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント  制作:吉本興業、テレビ朝日
製作・配給:吉本興業
映倫区分:G
コピーライト:©2019 吉本興業

2019/カラー/日本/107 分/アメリカンビスタ/5.1ch

<公式ウェブサイト>https://amasake-ugai.official-movie.com 
<公式Twitter>https://twitter.com/AmaiOsakeDeUgai

9月25日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国ロードショー

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