全作品無料配信!ゆうばり国際ファンタスティック映画祭が初のオンライン開催!本日9月18日(金)夜7時開幕!22日(祝・火)まで!コンペティション審査員長、清水崇らと共に未知の才能を発掘!

イベント・映画祭
『機動戦士ガンダム』などの安彦良和がメインビジュアル原画を制作。


日本で最も歴史のある国際ファンタスティック映画祭で、海外でも知名度の高い、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭。
2020年は初のオンラインで、本日9月18日(金)夜7時より開幕する。開催は22日(祝・火)まで。Huluにて全作品が無料配信される(登録の必要なし)。

今年30回目の節目を迎える映画祭では、これまでの雪深い真冬の開催から、初めて夏に期間を移して開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で状況が一変。一時は中止も検討されたが、Huluの全面サポートにより、初のオンライン開催が実現。全作品が無料で配信されることになった。

毎年、新たな未知なる才能を発掘してきた映画祭だけに、オンラインとなる今年も個性あふれる作品が目白押しだ。

ここでは「cowai」注目の作品をピックアップしてみた。

もちろん、この他にも、興味深い作品がたくさんあるだけに、気になる人は映画祭のオフィシャルサイトをチェックしてみよう。



映画祭オフィシャルサイト(全作品解説と上映スケジュール)
https://yubarifanta.jp/

(Huluでの視聴方法)
会員登録の必要なし。パソコンであれば直接サイト(https://www.hulu.jp/)にアクセス、携帯やタブレット、TVでの視聴の場合にはHuluのアプリをダウンロードし、「ログインせずに使う」もしくは「お試し利用」からアクセスしてください。
詳細はこちら https://help.hulu.jp/hc/ja/articles/360048527673 をご確認ください。
Huluのライブ配信は、テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴が可能。
なお、本日9/18(金)19:00よりオープニングセレモニーの模様をLive配信する予定だ(ニューウェーブアワード受賞者らが登壇予定)。



何度も書くが、全作品無料配信だけに、気になる作品を片っ端からチェックしてみても損はない。

『犬鳴村』が大ヒットした清水崇がファンタスティック・ゆうばり・コンペティションの審査員長を務め、ニューウェーブアワード受賞者として山田裕貴(男優賞)、奈緒(女優賞)らが参加するなど、映画祭には著名人も多数参加している。
(過去にはクエンティン・タランティーノやトビー・フーバー、勝新太郎らも映画祭に参加。
タランティーノは映画祭を楽しんだ体験などから、『キル・ビル』の女子高生殺し屋にGOGO夕張と名付けたのは有名な話だ)

彼らと共に次世代の才能を発掘してみてはいかがだろうか。







【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 プログラム紹介】




ゆうばりチョイス部門

ゆうばり映画祭がお勧めするヒューマンドラマやハートウォーミングなエンターテインメント作品を独自の視点でチョイス。

オフィシャルサイト全作品紹介
https://yubarifanta.jp/fllm_category/choice/


《「cowai」注目の作品》


乙姫二万年

OTOHIME20000
NIIYA naoyuki © 2019

2019年 / 日本語 / 36分

<解説>
変な住人ばかりが住んでいるおんぼろアパート。二万年後からやって来たという女が主人公の部屋に居候を始める。ダンボールの中で生活する男の子。未来の怪獣映画を見にやって来るオタクの宇宙人たち。死んだはずのヤクザとカッパの戦い。猫の首が大空を舞い、墓石が歩き出す。不思議な出来事が次々と起こり、アパートは二万年後にタイムスリップする。ついに現れる、新たな生命「乙姫」とは?! 写真、画、実写、模型、特撮、様々な技法を混ぜ合わせて制作された、誰も見たことのない「おもちゃ特撮映画」です!

<映画祭参加経歴/表彰>
イメージフォーラム・フェスティバル2019 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション部門ノミネート。神戸映画資料館、京都Lumen gallery、横浜シネマノベチェント、などでにいやなおゆき過去作品と共に特集上映。


<監督>
NIIYA naoyuki © 2019
にいや なおゆき

Naoyuki Niiya
1963年、岡山県生まれ。アニメーション作品に『納涼アニメ電球烏賊祭』(93)、紙芝居アニメ『人喰山』(09)など。特撮、特殊美術担当作品に、高橋洋監督『ソドムの市』(04)、NHKBSドラマ『小暮写真館』、沖島勳監督『WHO IS THAT MAN!?あの男は誰だ!?』(13)、関根勤監督『騒音』(15)私立恵比寿中学『未確認中学生X』井川耕一郎監督『色道四十八手 たからぶね』(14)など。

<声の出演>
男:加藤賢崇、女:斎藤ナスカ、鈴木さん:塩塚和代、ヤマダさん:宇賀神明広、小川さん:にいやなおゆき、歌う娘:よだまりえ、変なおじさん:仁科貴

NIIYA naoyuki © 2019

上映スケジュール
• 9/18(金) 22:55 – 23:32 Cスクリーン
• 9/19(土) 23:20 – 23:57 Bスクリーン
• 9/20(日) 18:50 – 19:27 Cスクリーン
• 9/21(月) 20:45 – 21:22 Aスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




怪獣映画の夜明け

The Dawn of Kaiju Eiga
Jonathan Bellés © 2019 All Rights Reserved. Intellectual Property: CS-19-20
Jonathan Bellés © 2019 All Rights Reserved. Intellectual Property: CS-19-20

2019年 / 日本語、英語 / 51分

<解説>
日本で最初の怪獣映画は1954年のゴジラでした。原爆の脅威が「巨大怪獣映画」の制作に直接影響を与えました。ゴジラと原爆との関係の起源は何だろうか。それは60年以上の歴史の中でどのように進化してきたのか。世界中の20人以上の映画製作者、俳優、映画専門家とのインタビューを通じて紐解いていきます。

<映画祭参加経歴/表彰>
ファンタスティックス・フィルム・フェスティバル 最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞(カステリョン、スペイン)2019年11月2日
インディーズビジョン・フィルムフェスティバル(バージニア州、アメリカ)2019年9月30日
インターナショナル・フィルムフェスティバル・ノクトゥルナ(マドリード、スペイン)2019年10月24日
アジア・フィルムフェスティバル・オブ・バルセロナ(バルセロナ、スペイン)2019年10月18日~26日
イスラ・カラヴェラ・カナリアアイランド・ファンタスティック・フィルムフェスティバ(カナリア諸島、スペイン)2019年11月
アジア・フィルムフェスティバル・オブ・バルセロナ(バルセロナ、スペイン)2020年1月25日

<監督・プロデューサー・脚本>
Photo par Ségolène Lacourte de Jonathan Bellés le 10 juin 2019 espagne
ジョナサン・ベレス

Jonathan Bellés
ジョナサン・ベレス(1988年、カステリョン・デ・ラ・プラーナ出身)は監督・プロデューサー・脚本家として、様々な短編映画やドキュメンタリー作品に携わる。主な作品として、画家レネ・マグリットについてのドキュメンタリー『René Magritte: drôle de bonhomme』(2010年)や、スペインのコメディーについて語る『No es cosa de risa 』、ゴジラの起源を解明するドキュメンタリー『Los albores del kaiju eiga』(カイジュウ・エイガの夜明け, 2019年)がある。

<出演>
宝田明、中島春雄、薩摩剣八郎、金子修介、久保明、小泉博、大森一樹、川北紘一、手塚昌明、石井良和、浅田英一、中野昭慶、井上誠、高橋敏夫、原口智生、樋口真嗣

Jonathan Bellés © 2019 All Rights Reserved. Intellectual Property: CS-19-20

上映スケジュール
• 9/18(金) 22:05 – 22:57 Bスクリーン
• 9/19(土) 22:25 – 23:17 Aスクリーン
• 9/20(日) 17:15 – 18:07 Cスクリーン
• 9/21(月) 19:50 – 20:42 Aスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




マメゾウピクチャーズ Presents フォービデンゾーン部門

コンペ部門ディレクター塩田時敏がセレクトするファンタスティック映画のノン・コンペ部門。ここはまさに禁断の場所。

オフィシャルサイト全作品紹介
https://yubarifanta.jp/fllm_category/forbidden/


《「cowai」注目の作品》



さつ人テディベアーたん生のひみつ

red ted
©2019こおろぎ工房


2019年 / 日本語 / 21分 / ワールドプレミア

<解説>
ダンサーを目指しながらセクシーな制服のスポーツバーで働くりかは日々の生活にも事欠く毎日。そんなとき、ひょんなことから歌舞伎町のストリップ小屋に迷い込み、頼りない店長やだるそうな照明係の大石、頑固なオカマの振付師とデビューを目指すことに。しかし思いもよらない人物がりかの踊り子デビューを知って…

監督・脚本
©2019こおろぎ工房

生地 遊人

Yuto Onji
演劇学校で演技を学んだ後、本作の脚本を書くために新宿にあるストリップで照明係として働き、そこでの経験を踏まえて執筆した脚本を元に、趣味で集めた3インチフィギュアを使ったコマ撮りではない人形劇として完成させた。

上映スケジュール
• 9/18(金) 27:40 – 28:02 Aスクリーン
• 9/19(金) 25:10 – 25:32 Bスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

©2019こおろぎ工房



スペシャルプログラム

映画人や現在進行系の情報などにスポットを当てた作品やドキュメンタリーなどゆうばりならではの企画を組んで、今年も見どころ満載でお届けします。

オフィシャルサイト 作品紹介
https://yubarifanta.jp/fllm_category/special-program/


《「cowai」注目の作品》



ニート・ニート・ニート

NEET NEET NEET
©三羽省吾・角川文庫×映画「ニート・ニート・ニート」製作委員会

2018年 / 日本語 / 117分 / 配給:MACH/スパイラル・ピクチャーズ

北海道ロケ作品
2019ゆうばりファンタランド大賞 人物賞(主演・安井謙太郎)
アンコール特別上映

<解説>
退屈な会社になんとなく辞表を出したタカシ、何やらワケありでクズいレンチ、元肥満児だった引きこもりのキノブー。3人は謎の家出少女・月子に巻き込まれ、言われるがまま北海道中を車で走り回ることに。月子にしか分からない順序で旅を続ける中で、少しずつ明かされていく、レンチの事情、キノブーの事情、そして心を開かない月子が抱える秘密…。タカシの叔父ゴジさんの牧場に身を寄せたニート3人は、そこで否応なしに汗水流して働くことになり、一方で月子はゴジさん親子との交流を通して静かに心を溶かしていく。それぞれが、少しだけ何かに気づき、何かを変化させ始めていたある日、レンチに迫り来る追っ手が…!


監督・脚本
©三羽省吾・角川文庫×映画「ニート・ニート・ニート」製作委員会
宮野ケイジ

Keiji Miyano
1965年生まれ、京都府出身。主な監督作品は「CHICANO LiveTour in Japan」(2010年)、「不良少年3000人の総番」(12年)、「Moon☆Dream」(13年)、「夢二~愛のとばしり」(16年)、「殺る女」(18年)

<出演>
安井謙太郎、山本涼介、森田美勇人、灯敦生

©三羽省吾・角川文庫×映画「ニート・ニート・ニート」製作委員会

上映スケジュール
• 9/19(土) 16:00 – 17:58 Bスクリーン
• 9/20(日) 18:10 – 20:08 Bスクリーン
• 9/21(月) 20:55 – 22:53 Bスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




ゆうばりローカル

応募作品の中から夕張の地域や歴史を見つめた1本を特別に選定しました。
https://yubarifanta.jp/fiim/yubari-branch-line/




夕張支線ノスタルジア

Yubari Branch Line Nostalgia

2020年 / 日本語 / 37分 / ワールドプレミア

<解説>
2019年3月31日をもって、127年の歴史を持つJR北海道石勝線夕張支線が廃線となった。作者は夕張炭鉱が栄え、夕張支線の乗客数が多かった時代を知る世代ではないが、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に行くため、毎年のように夕張支線を利用してきた。運行最終日のキハ40の車窓から見える夕張の雪景色に、鉄道ファンや地元の方々の言葉や想いが織り込まれる。

<監督・プロデューサー・演出・原作・脚本>
西田 知司

Satoshi Nishida
小樽市生まれ。大学在学中から、商業映画やCM制作の現場に携わる。音楽が好きで地元のミュージシャンのライブ撮影や舞台映像の撮影も行う。また、最近は短編ドキュメンタリーも制作しており、大阪や京都の上映イベントで上映されている。主な参加作品(上映年)早川渉監督『壁男』(2007年)制作応援 金子遊監督『ムネオイズム愛と狂騒の13日間?』(2013年)撮影 『映画になった男』(2018年)撮影 坂本優乃監督『茜色クラリネット』(2014年)メイキング デモ田中監督『リリカルスクールの未知との遭遇』(2016年)制作部

出演
大山幹雄、清水裕一、岡実、櫻井薪吉

上映スケジュール
• 9/18(金) 21:00 – 21:38 Cスクリーン
• 9/19(土) 20:15 – 20:53 Cスクリーン
• 9/20(日) 18:10 – 18:48 Cスクリーン
• 9/21(月) 23:25 – 24:03 Aスクリーン
• 9/22(火) 16:55 – 17:33 Aスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。





京楽ピクチャーズ. Presentsインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門

これから注目されるであろう学生クリエイターやアニメーション作家、CG作品を中心としたショートコンペ部門。グランプリ・優秀芸術賞(3作品)を選出し表彰。

オフィシャルサイトの作品解説
https://yubarifanta.jp/fllm_category/short/


《「cowai」注目の作品》



ウロボロス

Ouroboros
©POST FIN

ショートプログラム【1】
2019年 / 韓国語 / 20分 / ジャパンプレミア

<解説>
深夜まで学校で脚本を書いていたミンジの耳に悲鳴が聞こえる。

<映画祭参加経歴/表彰>
2019年ミジャンセン短編映画祭(コンペ部門)など

監督
©POST FIN

ケ・ヨンホ

Youngho GYE
延世大学校コミュニケーション大学院(映画専攻)在学中。本作を含め3本の短編を演出したほか、俳優としても活動する。

出演
ハ・シヨン、シン・ソニョン、ケ・ヨンホ

©POST FIN

上映スケジュール
本作を含む4作品をショートプログラム【1】として上映します。
• 9/18(金) 24:05 – 26:03 Aスクリーン
• 9/20(日) 24:00 – 25:58 Cスクリーン
• 9/21(月) 26:50 – 27:48 Bスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




狭霧の國

Howl from beyond the Fog
©LosGatos Works

ショートプログラム【3】
2019年 / 日本語 / 35分

<解説>
明治42年。九州の山に囲まれた町に帰ってきた少年・栄二は、蔵で人知れず生活している目の見えない少女・多紀理と出会う。ある霧の夜、一人で出かけていく多紀理に気づいた栄二はその跡を追う。霧深い山の湖で栄二が目撃したのは、目の見えない巨大な怪物と多紀理が一緒にいる姿だった。誰の目にも触れられず生きてきた多紀理と怪物だったが、やがて町の人間にも知られてしまい…。

<映画祭参加経歴/表彰>

「第2回熱海怪獣映画祭」特別上映、京都みなみ会館「京都怪獣映画際NIGHT8」特別上映


監督/脚本/撮影/美術/特殊技術/編集/人形制作/製作
©LosGatos Works
佐藤 大介

Daisuke Sato
2001年、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の造形スタッフとして映画に初参加。以後、『ゴジラ Final Wars』(2004年)、『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(2006年)、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006年)、などの特撮作品に怪獣造形として携わる。アメリカでの現地取材記者を経て、現在はLosGatos Works代表としてWeb媒体向けコンテンツの制作に携わる傍ら映像や造形作品の制作を行っている。

出演
井上優、金森朱音、石本径代、長尾奈奈

©LosGatos Works

上映スケジュール
本作を含む5作品をショートプログラム【3】として上映します。
• 9/19(土) 17:25 – 19:17 Aスクリーン
• 9/20(日) 20:30 – 22:22 Aスクリーン
• 9/21(月) 21:40 – 23:32 Cスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




Ghost in you

…Lalalalabuhoterururu…(Love hotel)
©The guide to Japanese midnight culture

ショートプログラム【1】
2020年 / 日本語 / 26分 / ワールドプレミア

<解説>
198X年。ラブホテルで密会する不倫アベックの前に現れる謎の女霊媒師・鴉。そんな三人を襲う恐怖の心霊現象を描く長い長い一夜の物語。怪談の形を取りながら、外国の人に日本の風俗文化を楽しく教えるガイド作品。(国際クールジャポン機構推薦)

監督
©The guide to Japanese midnight culture

新竹 蟹蔵

Kainizo Shinchiku
新竹蟹蔵こと佐藤懐智は、アニメプロデューサー・監督そして脚本家。19歳の時、東京のフィルム&ビデオ映画祭にて、初作品が上映。2009年、初3D制作のアニメーション「カニバル星人」が国内外で高い評価を受け、多数の映画祭で入賞した。2010年 Hard Talk Cafe 、2014年 ダイナミック・ヴィーナス、2014年 リキッド(Liquid) (実写) 、2018年 誘拐アンナANNA のほか、Cartoon Network U.S.A の大人向け放送時間「Adult Swim」の人気作品Rick & Mortyで監督を務めるなど、世界に活動を広げている。

出演
亜希子、丸山裕一、叶ここ、松坂南

©The guide to Japanese midnight culture

上映スケジュール
本作を含む4作品をショートプログラム【1】として上映します。
• 9/18(金) 24:05 – 26:03 Aスクリーン
• 9/20(日) 24:00 – 25:58 Cスクリーン
• 9/21(月) 26:50 – 27:48 Bスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずオフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。




ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門
FANTASTIC YUBARI COMPETITION

数多のクリエーターを世に輩出している国内屈指のコンペ部門。国内外の有識者を審査員として招き、グランプリ、審査員特別賞などを選出& 表彰。若手監督にとっての登竜門として世界からも注目されている。


オフィシャルサイト内紹介
https://yubarifanta.jp/fllm_category/yubari/


《候補作である全七作品を紹介》


Crazy World

Crazy World
©WAKALIWOOD All right reserved.


2019年 / ウガンダ語、英語 / 63分 / ジャパンプレミア

<解説>
ウガンダ最狂のマフィア「タイガー団」は幼児誘拐を繰り返している。今回の誘拐もうまくいくはずだったが大きな誤算があった。誘拐した子供たちは、小さいがカンフーの達人だったのだ。自分たちで脱出に挑む子どもたち。そして遂にあの男が子どもたちの救出に立ち上がる。

<映画祭参加経歴>
Midnight Madness部門のトリとして、トロント国際映画祭(TIFF)2019で一度だけ上映され、1000人を超える観客に4度のスタンディングオベーションを受けた。


監督・脚本
Nabwana ©WAKALIWOOD All right reserved.

ナブワナIGG

Nabwana IGG
ウガンダ・カンパラ出身。2005年より、世界的に有名な「Who Killed Captaion Alex?(2010年)」「Rescue Team(2011年)」「Bukunja Tekunja Mitti: The Cannibals (2012年)」「The Revenge (2015年)」「 Bad Black (2016年)」など長編映画約50作品を監督

キャスト
アイザック・ニュートン・キジート、キラボ・ベアトリス、ナッテンボ・レイチェル・モニカ

上映スケジュール
• 9/18(金) 22:55 – 23:59 Aスクリーン
• 9/19(土) 22:10 – 23:14 Cスクリーン
• 9/20(日) 17:00 – 18:04 Bスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©WAKALIWOOD All right reserved.




湖底の空

SORA
©マレヒト・プロ


2019年 / 日本語、韓国語、中国語 / 112分 / ジャパンプレミア

<解説>
空(そら)と海(かい)は、日本人の父・高志と韓国人の母・チスクの間に生まれた一卵性双生児の姉弟。大きな湖があり、民族芸能が盛んな韓国・安東(アンドン)で生まれ育った。現在、28歳となった空は中国・上海でイラストレーターとして働き、出版社に勤める日本人の男性・望月と知り合う。異郷の地で暮らす二人は、似たような境遇から親密な関係を築きつつあった。空の双子の弟・海はインターセックスだったため、性別適合手術を受けて女性となり、名前を海(うみ)と変えていた。海は空と望月の恋愛を後押ししようとするが、空は何かに追い詰められ、精神的に不安定になっていく…。

<映画祭参加経歴/表彰>
第3回中韓国際映画祭(ソウル)特別賞。中国にて中国編集版がインターネット配信。


監督・脚本
佐藤 智也©マレヒト・プロ

佐藤 智也

Tomoya Sato
大学在学中より映画製作に関わる。初の16ミリフィルム作品『マレヒト』(’95)や、『L’Ilya イリヤ』(’00)はゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映され、『L’Ilya イリヤ』は審査員特別賞を受賞。その後も『舌 デッドリー・サイレンス』(’04)、短編『三つ子』(’10)を製作し、韓国、アメリカの映画祭で上映された。

出演
イ・テギョン、阿部力、みょんふぁ、武田裕光、アグネス・チャン、金暁明、王_子、周亜林、蔡仁堯、早川知子、ウム・ソヨン、ジョ・ハラ

上映スケジュール
• 9/18(金) 21:00 – 22:53 Aスクリーン
• 9/19(土) 21:25 – 23:18 Bスクリーン
• 9/20(日) 18:35 – 20:28 Aスクリーン


※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©マレヒト・プロ




巻貝たちの歓喜

ETERNAL
©2020巻貝たちの歓喜


2019年 / 日本語 / 90分

<解説>
突然変異したツブ貝を食べた者は、今は亡き愛した人の幻覚を見る。その幻覚は生々しく、一度それを見たものはまた会いたいという思いに囚われてツブ貝の毒を進んで摂取する。そして幻覚は発症者を支配して海へと連れていき一緒に没してしまう。来栖慶一郎も幻覚の妻に呪縛されたが、彼は幻覚に妻の魂を宿す方法に気づく。それは終戦間際のドイツで行われた実験と、世界的巨匠が指揮したベートーベン第九の演奏が関係していた。

<映画祭参加経歴/表彰>
イスタンブール・フィルム・アウォード JUNE 2020(トルコ)、ヴェガス・ムービー・アウォード JULY 2020(アメリカ)、マンハッタンヘンジ・フィルム・フェスティバル 2020(アメリカ)


監督・脚本
齋藤 新©2020巻貝たちの歓喜

齋藤 新

Shin Saito
山形大学で8mmフィルムの映画を製作。就職後、長野県で01年地元の劇団員らとの映画製作。14年に活動拠点を首都圏に。「その悩み何バイト?」(’05)、「猫とり名人」(’06)、「Soulmate」(’08)、「せば・す・ちゃん」(’10)、「罪と罰と自由」(’12)、「チクタクレス」(’13)、「唯一、すべて」(’16)が国内の映画祭で上映。

出演
古本恭一、きむらまさみ、神戸カナ、山城まこと

上映スケジュール
• 9/19(土) 15:50 – 17:21 Aスクリーン
• 9/20(日) 21:40 – 23:11 Bスクリーン
• 9/21(月) 21:25 – 22:56 Aスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©2020巻貝たちの歓喜




Hysteric Betty

Hysteric Betty
©2020映画「Hysteric Betty」製作委員会

2020年 / 日本語 / 100分 / ワールドプレミア

<解説>
地元で普通に暮らして死んでいくに決まってる。 特に何も成し遂げることもなく。 そんな30歳実家暮らしのいおりは、東京で出会った写真家トミヨシとのヌード撮影をSNSに投稿し一躍有名に。 そして地下アイドル「Bettys」との出会いで、夢を追いかける女の子たちに触発され、生きがいや自分の夢に目を向け始める。 しかし承認欲求による嫉妬、裏切りに振り回されうまくいかない日々。 挑戦することを決めたアラサー女の運命はいかに!?


監督・演出・原作・脚本
いおり気高い©2020映画「Hysteric Betty」製作委員会

いおり気高い

Iorikedakai
「昭和のえっちなお姉さん」というコンセプトでモデル活動をしていたが、本業は著名人の爪も施術するネイルアーティスト。アパレルブランドも運営し、「絶対浮気しないパンツ」という商品でバズる。モデル活動休止の翌年から映画を撮ることを決意。2年ほどかけて本編を制作。

出演
いおり気高い、永山竜弥、堀江 鈴、御茶海マミ、来栖うさこ、福田もか。、miyako、ももちの、このゑ、紫乙、ひつじちゃん、鉄観音サワラ、常川遼太、大石菊華、Alto Tanaka、kowa

上映スケジュール
• 9/19(土) 25:35 – 27:16 Cスクリーン
• 9/20(日) 25:45 – 27:26 Aスクリーン
• 9/21(月) 24:05 – 25:46 Bスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©2020映画「Hysteric Betty」製作委員会




リホーム 血祭り伝説

Tokyo Home Stay Massacre
©Tokyo Bay Films Entertainment

2020年 / 英語、日本語 / 76分 / ワールドプレミア

<解説>
その日アメリカ人留学生三人組が日本のとある家に訪れた。しかし、なにかがおかしい。それもそのはず。奴らは人を拐って、リホームするための「人柱」を必要としてたのだ。「留学生の一人や二人いなくなったところで、誰も気付きやしないよ!」異様な行動を起こす家族の面々。着々と進められる不可解な儀式。生贄にされる言葉の通じない三人。一家の存続をかけて奮起するホストファミリーとアメリカ人三人との生き残りをかけた争いが始まる!


監督・脚本
瀧源 裕仁©Tokyo Bay Films Entertainment
瀧源 裕仁

Hirohito Takimoto
22歳。アンドレイ・タルコフスキー、北野武の作品に感銘を受け、高校時代から映像を始める。学生生活の傍ら、昨年「リホーム」で長編を初監督。大阪大学工学部で、環境やエネルギー問題と格闘しながら、映画業界への道を模索中。


大坂 健太©Tokyo Bay Films Entertainment
大坂 健太

Kenta Osaka
20歳。高校時代から映画を製作。京都大学に入学後、2019年には「リホーム」で長編監督デビュー。なお俳優としても商業映画を中心に活躍中。



出演
アレックス・デレチ、ダイアナ・G、ウィル・ハレル、みやたに、有希九美、うみゆし、徳重かりん、野中貫多、川島祐樹

上映スケジュール
• 9/18(金) 24:15 – 25:32 Cスクリーン
• 9/20(日) 26:00 – 27:17 Cスクリーン
• 9/21(月) 25:40 – 26:57 Cスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©Tokyo Bay Films Entertainment




Cosmetic DNA

Cosmetic DNA
©穏やカーニバル/大久保 健也

2020年 / 日本語 / 120分 / ワールドプレミア

<解説>
化粧を愛する美大生・アヤカは、ある日クラブで出会った自称映画監督・柴島に性的暴行を受ける。泣き寝入りせざるを得ない状態に精神的に病んでいくアヤカだったが、大学院生のサトミ、アパレル店員のユミと出逢うことで少しずつ自我を取り戻していく。しかし、柴島の次なる標的がユミであることを知ったアヤカは突発的に柴島を殺害、やがて死体処理を行う最中に人間の血液こそが理想の化粧品の材料であることに気付くが…?


監督・プロデューサー・脚本・撮影・照明・編集
©穏やカーニバル/大久保 健也

大久保 健也

Kennya Okubo
1995年生まれ、大阪育ち。中学時代より自主映画の制作を始め、60本以上の映像作品を制作する。近年は様々なインディーズアイドルやシンガーソングライターのミュージックビデオなどを手掛ける傍ら、自主映画の制作を行っている。

出演
藤井 愛稀、西面 辰孝、仲野 瑠花、川崎 瑠奈、吉岡 諒、麻丘 健太

上映スケジュール
• 9/18(金) 25:35 – 27:36 Cスクリーン
• 9/19(土) 24:00 – 26:01 Aスクリーン
• 9/21(月) 25:45 – 27:46 Aスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。

©穏やカーニバル/大久保 健也




モンマルトル パパ

Montmartre de Papa

2019年 / 韓国語 / 84分 / ジャパンプレミア

<解説>
中学で美術教師をしている父親が定年退職を迎える。父親は退職後にやりたい夢があった。それは、パリのモンマルトルの丘で絵を描くこと。母親は大反対するのだが、父親は周囲の反対を押し切ってパリ行きを決める。結局、母親と息子が同行することでパリ行きが実現する。パリでひとり気を吐く父親と冷笑する母親、ふたりを観察する息子。家族3人の珍道中が始まる。

<映画祭参加経歴/表彰>
招待歴:第12回ソウル老人映画祭、第3回天安ダンス映画祭、第8回茂朱山里映画祭、第6回ワルシャワ韓国映画祭


監督
ミン・ビョンウ

ミン・ビョンウ

Byeongwoo MIN
水原大学校演劇映画休学中。人々に笑いを届ける栄華を届けたいという思いから、2012年にSmile Picturesを設立。

出演
ミン・ヒョンシク、イ・ウンスク、ミン・ビョンウ

上映スケジュール
• 9/19(土) 20:55 – 22:20 Aスクリーン
• 9/20(日) 21:25 – 22:50 Cスクリーン
• 9/21(月) 18:30 – 19:55 Bスクリーン

※スケジュールは変更される場合があります。必ずサイト内のスケジュールをご確認ください。





ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門

審査委員長

清水崇

1972年群馬県出身。ブースタープロジェクト所属。大学で演劇を学び、助監督を経て、3分間の自主制作映像を機に黒沢清、高橋洋両氏の推薦で98年監督デビュー。Vシネマ「呪怨1&2」(99)が話題になり、劇場版二作(01、02)を経て、USリメイク版”The Grudge(” 04)で日本人初の全米No.1に。近作に『ブルーハーツが聴こえる~〝少年の詩〟』『こどもつかい』(ともに17)など。ホラーやスリラーを中心に、ファンタジー、コメディ、SF、ミステリーも手掛ける。日本科学未来館で上映中の短編『9 次元からきた男』(16)では、理論物理学の仮説“ひも理論(超弦理論)”を3Dドームによるエンタメに仕上げ、各国の賞を受賞。『犬鳴村』(20)が大ヒットを記録。村シリーズ第二弾となる『樹海村』(21)が公開を控えている。



この他の審査員は以下の方々。

ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション
審査員 川瀬 陽太向井 康介本田 隆一モ・ウニョン

インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション
審査委員長 佐々木 浩久、審査員 黒沢 あすかチョン・ジウク

プロフィールはこちらをご覧ください。
https://yubarifanta.jp/jury/




<メインビジュアル原画制作者>

安彦良和

1947年、北海道生まれ。大学中退後、アニメーターとして虫プロに参画。
ʻ79年、アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインを務め、その後『巨神ゴーグ』など数々のアニメーション作品の監督を務める。
一方で1979年SFコミック誌『リュウ』に「アリオン」を発表しマンガ家デビュー。
以降精力的に作品を発表し、ʻ90年に「ナムジ」で第19回日本漫画家協会賞、ʻ00年に「王道の狗」で第4回文化庁メディア芸術祭賞、ʻ12年に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」で第43回星雲賞をそれぞれ受賞する。
マンガ作品は他に「虹色のトロツキー」「ジャンヌ」「クルドの星」など。
現在、「乾と巽―ザバイカル戦記」連載中。

制作意図
『メロン熊にやられました。「絶対描く」と心に決めて描きました。こんなのがいたんですね、夕張には。ゆるくない(これ、もしかして北海道弁?)ゆるキャラ。北海道出身者なのに知りませんでした。ほかにも魅力一杯の夕張。負けるな!(コロナにも!)』




映画祭オフィシャルサイト
https://yubarifanta.jp/
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