黒沢清「我々はついに本物のホラー映画女優に出会った」【閲覧注意!?な笑顔のメイキング写真も解禁】公開初週から超満員の回続出!『みなに幸あれ』絶好調スタート!

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「地球上の幸せには、限りがある――」
狂気に満ちていく古川琴音が怖すぎる


2021年日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)の初大賞受賞作品である『みなに幸あれ』が、長編となり現在、全国で公開中だ。

この度、黒沢清ら著名人のコメントの他、閲覧注意なメイキング写真が解禁された。




主演は、今最も注目を集める俳優の一人で、若手俳優の中でも確かな演技力で評価の高い古川琴音。古川自身初めてのホラー映画への出演となる。
メガホンをとるのは、「日本ホラー映画大賞」にて同名タイトルの短編映画として大賞を受賞した下津優太。商業映画監督デビューにして、早くも世界各国の映画祭で称賛を浴びており、今までに観たことのない斬新な恐怖の世界を創り上げている。
そして、総合プロデュースを手掛けるのは、日本ホラー映画界の重鎮である清水崇。



©2023「みなに幸あれ」製作委員会








「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」

人類の宿痾と言ってもいい根源的なテーマが根底に流れ、とある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていく様を描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる…。」という得体の知れない恐怖と対峙していく―。









笑顔溢れる!?閲覧注意なメイキング写真公開!


©2023「みなに幸あれ」製作委員会




今回解禁となったメイキング写真では、主演の古川琴音と、古川の演じた主人公の幼なじみ役の松大航也が、予告解禁時から話題沸騰の「目と口と耳を縫った男」のそばに駆け寄り、体に手を添え会話をしている姿と、本編の不穏な雰囲気からは想像もつかない、キャスト勢が和気藹々と撮影に臨む現場の様子が明らかに。


©2023「みなに幸あれ」製作委員会




「目と口と耳を縫った男」ともう一人、本作の観客に強烈なインパクトを残すのは、劇中で主人公が迷い込む森で出会う、不気味な笑みを浮かべる女性。物語の鍵を握る存在として登場するが、この女性の登場シーンの恐ろしさはトラウマ級。一度観てしまったら二度と忘れることはできない、観たことを後悔する恐怖シーンをメイキングカットでその裏側が公開された。

「目と口を縫った男」を演じた橋本和雄は、縫われる上に半裸で身体のいたるところに傷がある異質な存在であったが、どうしたら観客に楽しんでもらえるのかノリノリで演じていたという。多くのキャストはロケ先である福岡で活動する俳優たちで構成され、演技経験が豊富ではない者も多かったが、監督やスタッフ、キャスト同士で密に連携を取り合い撮影は進められた。「みなさん本当に楽しそうでした」と主演の古川が話すように、恐怖のどん底に突き落とされる物語とは正反対の笑顔が溢れる現場だった。








黒沢清「我々はついに本物のホラー映画女優に出会った」
公開初週から超満員の回続出!絶好調スタート!
考察に考察を呼ぶ、賛否両論が飛び交う話題のニューホラー


©2023「みなに幸あれ」製作委員会




先週1/19(金)公開を迎え、公開を待ち構えた方々が我先にと駆けつけ、都内の劇場は満席の回が続出!上映が終わるとSNSを中心に感想が吹き荒れており、「狂った世界を丁寧に描写してくれて超絶面白かった」や「観れば観るほど濃厚な気持ち悪さが噛み締められる」「不快感と気持ち悪さにめちゃくちゃ不安になった」など、鑑賞したホラーファンから絶賛の声や本能的に受け入れられないなど、賛否のコメントが続々と寄せられている。

あまりにも不気味で不快感すら覚える本作を、「ミッドサマーだったらパンツも履かせてもらえない」や、「気持ちの悪さ、恐怖、理解の追いつかない映像全てが「A24」を思い出させる」など、上質かつエッジの効いた作品性にA24と重ねる人も多い。今までのJホラーにはない恐怖と笑いの間のシュールさが際立つ斬新な作品に仕上がっている。

映画監督の黒沢清は「我々はついに本物のホラー映画女優に出会った。」と古川琴音を絶賛。
同じく映画監督の瀬々敬久も「新しい世界観を生み出し続けるA24のような現代ホラー。この映画は、明らかにそこに参戦している。」と、その作品性の高さや古川の鬼気迫る演技に注目が集まり続けている。

見て見ぬ振りをしてきた“幸せの本質”、その真意に追い込まれた先に何を見つけるのか―。
絶好調公開中のJホラーの歴史を塗り替えた本作を、ぜひ劇場でご覧いただきたい。


©2023「みなに幸あれ」製作委員会





著名人コメント(敬称略、順不同)


©2023「みなに幸あれ」製作委員会




謎のような人たちが住む謎のような村の物語だが、古川琴音の迫真の恐怖表現が、この映画のリアリティを強力に押し上げていた。見事と言う他ない。我々はついに本物のホラー映画女優に出会った。

黒沢清(映画監督)



新しい世界観を生み出し続けるA24のような現代ホラー。
この映画は、明らかにそこに参戦している。
幸福ということが、どんな犠牲によって維持されているのか。
目を背けてきたものを見せつけられる怖さ。

瀬々敬久(映画監督)



「実際に現実に起こりそうなこと」に近ければ近いほどホラーは怖い。
その観点で考えると、この作品に勝るものはないのかもしれない。
だって画面の中で起きていることは「実際に現実で起きていること」だから。

オカモトコウキ(OKAMOTO‘S)



なんだこれは!心霊現象も殺人鬼も登場もしない、理解不能で常識を超えた新感覚の恐怖と嫌悪感。
監督・下津優太、日本ホラー界に新しい才能が誕生した瞬間をシェアすべし。
古川琴音、あなたは一体、どうしてこんな…

笠井信輔(アナウンサー)



動揺し、戦慄した。和製ホラーのゲームチェンジャーが来た…。
超高齢化社会に同調圧力、食糧難…狂的な現実に基づいた恐怖。
この異常な時代にふさわしい1本に、ついに出合えた気がする。

SYO(物書き)



こんなに不気味な映画は観たことがない。自分で閉じていた蓋をこじ開けられた感覚です。
幸せとは、一体なんなんだろう。

浜島直子(モデル)



©2023「みなに幸あれ」製作委員会









<海外映画祭コメント>

©2023「みなに幸あれ」製作委員会




強力なストーリー、独創的なアイデア、ダークユーモア、田舎暮らしという要素が、暗いホラー映画のレシピを完璧に完成させている。
(プチョン国際ファンタスティック映画祭 最優秀アジア映画賞 受賞)


コントロールされた演出力をもつ下津優太は、Jホラーの伝統を受け継ぐにふさわしい監督である
(Monsters Taranto Horror Film Festival最優秀監督賞 受賞)



©2023「みなに幸あれ」製作委員会








【ストーリー】

©2023「みなに幸あれ」製作委員会



看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。












映画『みなに幸あれ』
出演:古川琴音 松大航也
原案・監督:下津優太 総合プロデュース:清水崇 脚本:角田ルミ 音楽:香田悠真
主題歌:「Endless Etude (BEST WISHES TO ALL ver.)」 Base Ball Bear ※レーベルロゴ
製作:菊池剛 五十嵐淳之 企画:工藤大丈 プロデューサー:小林剛 中林千賀子 下田桃子
助監督:毛利安孝 川松尚良 統括:古賀芳彦 撮影:岩渕隆斗 照明:中嶋裕人 録音:紙谷英司 美術:松本慎太朗 
スタイリスト:上野圭助 メイク:木戸友子 CG:橘剛史
製作:KADOKAWA ムービーウォーカー PEEK A BOO 
制作プロダクション:ブースタープロジェクト 
配給:KADOKAWA
©2023「みなに幸あれ」製作委員会

■公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/
■公式Twitter:@minasachi_movie




2024 年 1 月 19 日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開





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