【読者プレゼント】『フンパヨン 呪物に隠れた闇』公開記念!プーンパット・イアン=サマン単独インタビュー!呪いの儀式の撮影で起きた怪異とは!?サイン色紙を2名様にプレゼント!

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“フンパヨン”それはタイに古(いにしえ)より伝わる特級呪物


大阪アジアン映画祭で好評を博した、タイ発“新世代の”ホラー・ムービー『フンパヨン 呪物に隠れた闇』が7月5日(金)より、シネマート新宿ほかにて公開される。
この度、本作の公開を記念して、「cowai」では、主演のプーンパット・イアン=サマン(アップ)への単独インタビューを敢行。さらに、サイン色紙を抽選で2名様にプレゼントする。応募方法は記事の後半で紹介。

本ポスタービジュアル











“呪いの儀式”の撮影で起きた怪異とは…!?
「僕自身、本物のフンパヨン(呪物)とは知らないまま、身に付けて演じて…」
『フンパヨン 呪物に隠れた闇』公開記念、
プーンパット・イアン=サマン(アップ)単独インタビュー!

© Five Star Production Co., Ltd. 2023



ーー『フンパヨン 呪物に隠れた闇』、とても面白く、怖かったです。

プーンパット・イアン=サマン(愛称アップ) 嬉しいです。気に入っていただけて。

ーー日本のホラーファンも楽しんでもらえると思います。アップさんご自身は、ご覧になって手応えはいかがでしょうか。

アップ 役者としては精一杯頑張りましたから、完成した映画を見て、僕はもちろん大好きです。スタッフにも感謝しています。でも、僕の感想よりも、観客がこの映画を見て楽しんでいただけたら、それが何よりです。

ーー作品の見どころは?

アップ タイトルの通り「フンパヨン」(術式人形)そのものですね。実はタイの若者もフンパヨンってよく知らないんですよ(笑)。僕自身も今回演じることになって初めて知りました。フンパヨンって、タイの文化や習慣として、ずっと昔からあったようですね。昔はごく一部の人しか知らなかったんですが、今回の映画で、すごくモダンな形になって、タイ国内でも、フンパヨンの存在を知らしめたと思います。

ーー今回の役柄には、どのように抜擢されましたか。

アップ 最初、この映画の企画を聞いた時、すごくワクワクしました。「この役はチャレンジになる。ぜひ演じてみたい」と思ってオーディションに参加することを決めました。

© Five Star Production Co., Ltd. 2023



ーーホラーの芝居をするだけでも大変なんですけど、同時に自閉症の役柄を演じることの難しさがあったと思います。

アップ 最初に役を演じるにあたって、リサーチをしました。タイにある自閉症の子供財団に行って、自閉症の子供たちと話をしたんです。子供たちはみんなとてもかわいくて、同時に様々な面で能力の高さも感じました。また理事長ともたくさん話をして、自閉症について、子供たちのバックグラウンドの情報を集めて、持ち帰りました。その後、監督やアクティブコーチ(演技指導)とよく話し合い、テというキャラクターを作り上げました。

ーー撮影現場でのお芝居は、事前の準備のままでしたか?それとも、現場で演じ直したことなどがあったんですか。

アップ 現場で手直しはしていないですね。どんな撮影に入る前にも、まず、できる限り時間をかけて完璧にキャラクターを作ります。なぜなら、(撮影の)途中で(芝居を)付け足したり、修正したりすると、撮影に支障が出るからです。

ーーそれは今までの作品でも同じなんですか。

アップ そうですね。

ーーホラー映画への出演は初めてですか。

アップ うん、初めてです。

ーーホラーはお好きですか?それとも苦手?

アップ 僕はとっても怖がりなんですよ(笑)。でもホラー映画って、怖さもさることながら、(音とかで)驚かせるポイントがいっぱいあるじゃないですか。あれが苦手で。何度も驚いちゃうんですよね。








“目覚めの儀式”のシーンでは
機材トラブルやケガ人が出て……

憑依されたミーナ― © Five Star Production Co., Ltd. 2023



ーー森の寺院など、映像が非常にリアルで迫力を感じました。これらはロケなのでしょうか、それとも美術セットですか?

アップ すべて実際の場所で撮影しました。セットはありません。本物です。
舞台は、フンパヨンを信仰する架空の村なのですが、寺院など、撮影地は4、5ヶ所あって、バンコクから遠く離れた山奥の村々を移動して撮影しました。ごく一部、森の中に多少美術を加えた所はありますが、それ以外は、ほぼそのまま撮影に使っています。



アップ でも寺院には遺体が安置されていたり、本物のフンパヨンや呪物があちこちに置かれていて、本当に怖かった。
タイでは怖い時、とりあえず“手を合わせる”んですよね。どのロケ場所に行っても、すぐに手を合わせて、ひたすら「仕事で来ました。仕事で来ました。馬鹿にしてるわけじゃないですよ」ってお祈りしました。タイ人なら皆そうします。
ただ、その“何か”がいそうな場所のおかげで、よりリアルなお芝居ができたのは事実です。

© Five Star Production Co., Ltd. 2023



ーーある意味で、“いわくありげなスポット”で撮影したからこそ、迫真の演技になった?

アップ そうですね。本当に怖い場所だったけど、感謝しています。

ーーアップさんご自身は、フンパヨンなどの呪物、つまりオカルトめいた話は信じますか。

アップ 本音を言えば、僕は科学的なことの方を信じるんですけど、科学では説明できないことが実際にあるというのもわかっています。だから撮影中に絶対にふざけたり、(フンパヨンなどの呪物に)いたずらしないように心がけました。



ーー実際、現場で何か怖い体験はあったんでしょうか。

アップ そうですね……。僕自身はそういう現象に遭っていないんですけど、共演者の中には、本当に奇妙で恐ろしい体験をした人がいました。
フンパヨンの土像を作るジェイドという役を演じたニックさんです。彼は、本物のフンパヨンをロケット・ペンダントに入れて首に下げていたんですけど、撮影の本番で、ジェイクが呪文を唱えてフンパヨンを目覚めさせるという、“目覚めの儀式”のシーンを実際に演じました。ところがそのシーンの撮影になった途端、撮影機材のトラブルが起きたり、ニックさんがいきなり倒れてケガをしたりとか、予期せぬアクシデントが次々と起こったんです。
さすがに怖くなりましたが、それだけでは終わらなかった。
その夜、なんとか撮影を終えて、みんな、地方のホテルに宿泊しました。
ニックさんもホテルの自分の部屋に帰って、疲れてベッドに横になっていたら……“視線”を感じたんです。よく見ると、部屋の奥の暗がりに、何か影のようなものがいて、じっと自分の方を見ていたそうです。おまけにベッドの下からも何かが蠢(うごめ)くような気配を感じたと……。

ーーあああ、ガチですね。

アップ ええ……たまらずニックさんは荷物をまとめて、ホテルを飛び出したそうです。
翌日、彼はその話を僕にしてくれました。心底おびえた様子でした。
実はニックさんが前日の撮影で唱えた“目覚めの儀式”の呪文は、呪術師が教えた《本物の呪文》だったそうです。その呪文のせいで、何かが彼に憑いてしまったかもしれない……。



ーー怖すぎる……。でも、アップさんたちも、役の中で、フンパヨンを身に付ていましたよね。あれは、さすがに“小道具”ですよね?

アップ いやあ(困惑した苦笑い)。実は《本物のフンパヨン》だったらしいんですよ。

ーーええっ。

アップ 撮影中は教えてもらえてなかったんですね。

ーーたぶん真実を知ったら、芝居に影響が出るかもしれないという配慮でしょうか。それにしても、知らなかったとはいえ、本物のフンパヨンを身に付けて、いわくつきの場所で撮影をしていたんですね。

アップ そうです。自分でも「何かがおかしい」とうっすら感じていて……。半信半疑なところもあったんですが、「疑ったらダメだ」と自分に言い聞かせました。本当に無我夢中で演じましたけど、撮影が終わって、スタッフから「アップ知ってる?そのフンパヨンって…本物なんだよ」って教えられて、ぞっとしました。監督は「(ニックさんのように)“目覚めの呪文”はかけていないから、大丈夫」って言って励ましてくれましたが、心の中では「What!?なんなの!?」って驚きました(笑)。

© Five Star Production Co., Ltd. 2023



ーーそれを知ってから、もう一度映画を見ると、見方が変わるというか、怖さが倍増しますね。
ニックさんには申し訳ないけど、アップさんが無事で何よりでしたね。

アップ 本当に……何も遭わくなてよかったです。

ーー最後にメッセージを。

アップ 僕も役作りのためにいろいろ調べたんですけど、実はフンパヨンには“悪のフンパヨン”“善のフンパヨン”があるんです。悪のフンパヨンは映画に出てきた通り、他人に危害や災難を及ぼす。逆に、善のフンパヨンだと、身に付けた人を守ってくれます。作り方や、着け方次第では、その人を不幸にも幸福にも導いてくれる。だから必ずしもフンパヨン=悪い呪物ではないんです。その辺りを日本の皆さんにも知ってもらって、映画を楽しんでほしいと思いますね。

ーー最後に救いのあるメッセージをありがとうございました。










【読者プレゼント】
『フンパヨン 呪物に隠れた闇』公開記念
プーンパット・イアン=サマン(アップ)
日本語入り《直筆サイン色紙》を抽選で2名様にプレゼント!


<応募方法>


応募締め切りは2024年7月15日(月・祝)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート(https://x.com/cowai_movie/status/1809230441955651911)をリポスト(RT)してください。



<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。当選品は郵送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!



【応募の注意点】

〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。





INTRODUCTION
“フンパヨン”それはタイに古(いにしえ)より伝わる特級呪物。
話題必至!タイ 2 大若手スター“アップ”&“プーウィン”の共演!
タイ発ホラー映画の新たな幕開け!


© Five Star Production Co., Ltd. 2023




日本での人気急上昇中!! タイ発 BL ドラマ『Lovely Writer The Series』や『Step by Step』 などに出演し、“アップ”の愛称で親しまれるプーンパット・イアン=サマンと、 『The Gifted Graduation』や『Fish Upon the Sky』などに出演し、 “プーウィン”の愛称で親しまれるプーウィン・タンサックユーン。日本でファンミーティングが開催されるほど人気の今注目の 2 大タイ若手スターの共演作。


© Five Star Production Co., Ltd. 2023



タムは兄弟の僧侶ティーに会うために旅に出る。彼はドンシンタム島の寺院で、フンパヨン(呪物)に魔術をかける彫刻家ジェットと出会う。タムは、ティーが前の僧院長を殺して逃亡したという噂を聞くが、ティーが人を殺すことができるとは思えない。彼はまた、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの信仰に疑問を抱き、村を守る霊的な存在というよりも、ただの盲目的な迷信だと考える。その後、恐ろしい出来事が次々と起こり、村は恐怖に包まれる。女性が行方不明になり、死人が続出し、あげくの果てには、曽祖父シンタムの人形が壊されてしまう。村人たちは怒りに燃え、ナイフを持った犯人を捕まえるための呪いの儀式を始める・・・。

© Five Star Production Co., Ltd. 2023



“フンパヨン”とは


釈迦の時代から存在するタイの伝統的なお守りで術式人形である。神聖であると同時に恐ろしいものでもあるこの人形には、死霊術師の強力な呪文がかけられている。フンパヨンにはさまざまな流派があり、身を守るものもあれば、破滅を招くものもある。


© Five Star Production Co., Ltd. 2023








監督(ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン) コメント


この作品では、フンパヨン(人形)への信仰がタイ社会から決して消えていないことを伝えています。それどころか、人形に対する信仰はさらに強まり、そのことを悪用する悪い輩も出てきています。この映画ではフンパヨン(人形)に対するさまざまな考え方を描きました。一番の狙いは観客に恐怖を与えることですが、これまでの監督作品と同じように、人間のいろいろな感情を表現することを心がけました。






【作品概要】



タイトル:『フンパヨン 呪物に隠れた闇』

公式 HP:https://hoonpayon-movie.com/
公式 SNS X 、Instagram:@hoonpayon_movie

監督 : ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン

キャスト : プーンパット・イアン=サマン(アップ)
プーウィン・タンサックユーン(プーウィン)
クナティップ・ピンプラダブ(ニック)
タソーン・クリンニウム(エミ)
プーリパット・ウェーチャウォンサーデーチャーワット(ジェームス)
パンナウィット・パッタナシリ
ワラティップ・キッティパイサン

製作会社 : ファイブスター・プロダクション
配給 : ギークピクチュアズ
配給協力: ギグリーボックス
2023 年作品/“HOON PAYON”/タイ映画/上映時間:107 分/シネスコサイズ/字幕翻訳:高杉美和
© Five Star Production Co., Ltd. 2023




7月5日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開







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