1/24(金)公開『悪鬼のウイルス』山本清史プロデューサーがホラー制作現場で起きた“怪奇現象”の数々を告白!

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神隠しの伝説が残る“旧石尾村”を訪れた4人の若者が消息を絶った・・・・・・
数日後、村の入り口で発見されたビデオカメラに記録された忌まわしき映像とは!
主演・村重杏奈が挑む衝撃のイニシエーション・ホラー!



人気作家、二宮敦人の累計8万部突破の大人気ホラー小説を原作に、『オカムロさん』で鮮烈な監督デビューを果たした若干25才の気鋭、松野友喜人がメガホンをとる衝撃のイニシエーション・ホラー『悪鬼のウイルス』が、2025年1月24日(金)より丸の内TOEI、イオンシネマほか全国100館超で劇場公開される。

この度、本作プロデューサーで、映画『水霊 ミズチ』などの監督で知られる山本清史によるインタビューが到着。
『悪鬼のウイルス』撮影現場で山本Pが体感した不穏さやスタッフの身に起きたトラブルなど、ホラー現場歴20年で直面した不可思議な現象の数々を証言いただいた。









山本清史Pが、ホラー制作現場で起きた
“怪奇現象”の数々を告白!

新規場面写真 ©2025二宮敦人・TOブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



―――1月24日に公開となる映画「悪鬼のウイルス」の制作中に、関係者で怪奇現象に遭われた方がいると伺いました。

まず最初にお断りをしておきたいのが…これからお話することは本当に起きたことであり、現在も続いている現象であるため、様々な大人の事情を鑑みてどこで起こったことなのかは伏せさせていただきます。

―――早速ですが、「悪鬼のウイルス」撮影時の様子から、どんな怪奇現象が起きたかお聞かせください。

映画「悪鬼のウイルス」は2023年秋、関東某所でクランクインしました。都内のとある神社でお祓いをし、10日間ほどの撮影がスタートしました。

軽く映画の冒頭を説明すると、主演の村重杏奈が演じる日名子をはじめ、メインキャストの全員が美男美女というホラー映画のテンプレをしっかり踏襲しながら旧石尾村というすでに廃村となって久しい場所にたどり着く。村の名前はもちろん仮名です。

©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会


旧石尾村はとても奇妙な場所で、彼らは都市伝説ユーチューバーとして当然興味を抱くのだが、いかんせん廃村なのでインターネット環境がない。困っていると、一人の親切そうな男が声をかけてくる。「Wi-Fiならうちにありますよ」ちょっとでも昔話をかじったことのある人なら、こんな場所でわかりやすい餌を垂らす人間についていったらどうなるかは予測できそうなものだが、日名子たちはホイホイとついていってしまう。まあ、そこはホラー映画なので大目に見てほしいところではあるが、問題はその男の棲む家。この家は映画のために作った建物でもなければ、特別に使わせてもらった未公開物件でもなく、実際に誰でも使用可能な形で存在している。江戸時代から続く大変な名家で宿泊もできるし、庭も広く、人懐っこい猫もいて、環境の良い古民家でした。

ロケハンをしたとき、松野監督はこの古民家を気に入った。プロデューサーである私としても、ロケ地として使用するのはもちろん撮影隊のベースにもできそうだと夢は膨らむばかりでした。

しかし、屋敷の北側の通路を回ると一気にそんな気分は萎えました。

私は20年近くホラー作品に携わっていますが、そのキャリアの中で廃墟や廃道、朽ち果てた神社、廃村、飛び降りの名所、墓地、洞窟等々、数多くの「スポット」に足を運んできた。わかりやすく心霊スポットと呼ばれる場所だけでなく、傾いた一軒家だったり、病院跡地だったり、そういった場所でも数多く撮影を計画してきた人間です。霊感は持っていないと自覚しているし、生まれてこの方幽霊を見たことはないが、そういうキャリアを重ねていると「何となくこの場所はよくない」ということがわかってきます。いつの頃からか、私には予感や直感のようなものが働くようになっていた。

そんな私の足が古民家の通路で止まった。まるで誰かに「それ以上行くな」と止められたかのように。ピタッと足が動かなくなった。こういうときは「ヤバい」ことを経験でわかりました。私は監督に「この通路はあんまり使わないほうが良い」とだけ言ってすぐにその古民家を出た。

表は非常にすがすがしく、芝生もきれいで、猫ものんびり昼寝していた。

良くないのは屋敷全体なのか、奥の通路だけなのか、私にはわからなかったが、注意した方がいいということだけは確信していた。霊感が皆無の監督は、私の話を聞いてワクワクしていた様子だが、そういうことを感じやすい別のスタッフも「あーここで撮るんですか…」と少し残念そうにつぶやいていた。

©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会






「この場所は良くない…」
滞在したスタッフが腰骨折
SNS で本作告知後に指が変形!?


©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



前置きが長くなりましたが、本題はここからです。

冒頭で10日の撮影と書いたが、10日で撮影を終える映画はほぼ間違いなく低予算映画である。ただでさえ映画撮影は深夜に差し掛かることも多い。撮影後都内に戻るのはロスが大きいため、翌日早いキャストやスタッフは近くのホテルなどに宿泊するスケジュールになっていた。しかし低予算映画だ。とにかくコストを押さえたい。少しでも安くしたい。特に宿泊費は安ければ安いほど良い。そこで白羽の矢が立ったのが、くだんの古民家だった。

とはいえ古民家なので、泊まれるとはいっても雑魚寝に近い形になる。さすがにキャストや女性スタッフをそこに寝かせられないので、私とラインプロデューサーの岡田氏が泊まるのはどうか、となった。

私はロケハンのときのことを思い出し、「あんなところに泊まるくらいなら自車で来て毎日都内に帰るので許してくれ」と懇願した。岡田氏は多少の霊感があるので、私と同じく泊まるのをやめると思っていたが、予算管理を担うラインプロデューサーとしての責任感だろうか、泊まることを決意し、撮影中ひとりで寝起きしていた。

今思うと、強引にでも止めておくべきでした。

撮影が終わって数か月後、岡田氏は謎の転倒を起こし、腰の骨を折った。

しばらく起きて歩けず、一年ほど経っても杖を使わなければ歩行困難だった。人間関係のトラブルも続いた。

私は冗談のつもりで「あの古民家に泊まったからですよ」と言っていたが、岡田氏は否定せずに苦笑した。その苦笑には意味があった。

「ほぼ毎夜、寝つくタイミングでリアルなヒトのそれでなく、乗ってこられる感覚はありました。毛布位の重みで、少しひんやりした人型。風呂のお湯の温度も不安定だったなぁ」

…ガチの現象が起きていたわけです。

―――なんとも恐ろしいですね…。そして、直近でも不穏な出来事があったと伺いました。

この原稿を書く前日、一応許可を取るために岡田氏と話したら「映画のポスター画像をSNSにアップして告知したら、どこにもぶつけていないのに左手の薬指が曲がってしまったんです。原因不明で、医者に診せたけれど、治らないと言われまして」

岡田氏はそれなりに信仰心のある方で、神社はもちろん撮影場所に神棚があればきちんと御祈祷するくらいには霊的なものへの感度があります。そんな方が事前のお祓いをしたにもかかわらずこれだけの不幸に見舞われたことには何かしら意味を感じざるを得ません。お祓いをしたから「この程度」で済んだのか、あるいは……。

一つだけ言えることは、私は泊まらなくてよかった、ということです。

直感は信じた方が良い。それがどんなに非科学的であっても。


山本清史(「悪鬼のウイルス」プロデューサー・脚本)


©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会









INTRODUCTION・STORY
村重杏奈 初主演
二宮敦人原作、衝撃のホラーサスペンス小説「悪鬼のウイルス」完全映画化。



映画『悪鬼のウイルス』より。©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



『旧石尾村って知ってる?』
YouTuber の内川智樹(太田将熙)は 都市伝説調査の動画を撮るために、仲間の日名子(村重杏奈)、颯太(桑山隆太)、奈々枝(華村あすか)を連れ出して、神隠しの噂があるという旧石尾村へ向かったが、その後全員が消息不明になる。
数日後、村外れのトンネル付近で4人が借りていたレンタカーが警察に発見され、現場に落ちていたビデオカメラには驚愕の映像が残されていた。
施錠された家々、武装した制服の子供、監禁された大人、そして新月の夜に発症する奇病「腐り鬼」に侵される大人たち・・・・・・。
この村では一体何が起こっているのか!?

©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



本作のヒロイン日名子を務めるのは、バラエティを中心にモデルとしても活躍中の元 HKT48 村重杏奈。映画初主演となる本作で、惨劇に見舞われる主人公 日名子を体当たりで演じる。また、日名子の友人 智樹を、映画、ドラマで活躍中の太田将熙、颯太を注目のダンス&ボーカルグループ「WATWING(ワトウィン)」の桑山隆太、奈々枝を NETFLIX ドラマ「シティハンター」でも注目を集めた女優、モデルの華村あすか、旧石尾村に住む高校生・マイを映画、ドラマの他モデルとして活躍目ざましい吉田伶香等、フレッシュな顔ぶれが演じる。


©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



映画主題歌は関連動画総再生回数25億回越えのクリエイターユニット「HoneyWorks」がサウンドプロデューサーを務め、デビュー2周年記念 ZeppTOURを敢行、人気絶好調の高嶺のなでしこが初担当、切なくも力強いロックバラード「アイのウイルス」で映画をドラマティックに盛り上げる。

©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会



原作は「最後の医者は桜を見上げて君を想う」等フィクションとノンフィクションの垣根を越えた著書で多くの読者から支持を受ける二宮敦人の傑作ホラー小説「悪鬼のウイルス」
監督は『オカムロさん』で鮮烈なデビューを飾り、本作が長編 2 作目となる松野友喜人が原作とは一味違った衝撃のイニシエーション・ホラー映画に仕上げた。

この冬、忌まわしい伝説の扉が開く……。

©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会








【作品情報】

出演:村重杏奈、太田将熙、桑山隆太、華村あすか、吉田伶香
プロデューサー:山本清史 監督・編集:松野友喜人 脚本:山本清史、小田康平
アクション監督:三元雅芸 キャスティングプロデューサー:原田知明
ラインプロデューサー:岡田恒明 助監督:近藤有希 美術・制作担当:今津光 キャスティング:岩瀬恵美子
撮影監督:長野泰隆(J.S.C) 照明:児玉淳 録音:浅田将助 スタイリスト:中村さよこ
特殊メイク・ヘアメイク:征矢杏子 インティマシーコーディネーター:浅田智穂
VFX:Double Slit 音楽監督:Jun Goto
原作:二宮敦人「悪鬼のウイルス」(TO 文庫刊)
主題歌:「アイのウイルス」高嶺のなでしこ(ビクターエンタテインメント)
2025 年/日本映画/99 分/スコープサイズ/5.1ch/
©2025 二宮敦人・TO ブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
配給:イオンエンターテイメント PG-12

www.demon-virus.movie




2025年1月24日(金)全国公開










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