蘇る戦慄の心霊体験!洒落にならない事故物件とは!?映画『真・事故物件/本当に怖い住人たち』公開記念③小野健斗インタビュー!【出演者&監督サイン入りポスター・プレゼント!】

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その部屋は、事故物件というより“地獄”だった。
脚本段階で映倫審査拒否!?
ゴア表現と残虐描写の限界に挑んだ超過激なバイオレンス描写で圧倒!



オカルトメディア「TOCANA」によるホラー映画製作プロジェクト第一弾で、TOCANA 編集長・角由紀子が原案を手掛けるバイオレンス・スプラッタ・ホラー映画『真・事故物件/本当に怖い住人たち』が、TOCANA 配給で、いよいよ2月18日(金)より ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ他にて全国公開中だ。

「cowai」でも絶賛の本作の公開を記念して、主演の海老野心、幽霊役の竹内花に続いて、マネージャー・安藤役の小野健斗の単独インタビューを敢行。
本作の撮影をきっかけに、過去の恐ろしい記憶が生々しくよみがえったという彼の戦慄の心霊体験談をぜひ読んでほしい。

さらに、海老名心、小野健斗、竹内花、佐々木勝己監督のサイン入り特製ポスターを抽選で3名様にプレゼントします。(応募方法は記事の後半に掲載)





<映画最新情報>



2/26(土)追加舞台挨拶決定!

©TOCANA映画製作プロジェクト



ヒューマントラストシネマ渋谷
2/26(土)16:00の回上映終了後
登壇者:佐々木勝己監督、海老野心
※ゲストは予告なく変更することがございます。

詳細や最新情報は公式サイトをご覧ください。





『真・事故物件/本当に怖い住民たち』予告編

https://www.youtube.com/watch?v=jyj2t9FSyTM






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小野健斗



――ホラーは初めてなんですか?

小野健斗: そうですね、ちゃんとしたホラーは初めてですね。
 前からホラーの現場には「どうやって撮っているんだろう」って興味がありましたし、台本を読んで、安藤というキャラクターが面白くて見せ場も多いので、役の幅のためにもやってみようと臨みました。

――実は登場するアイドルやYouTuberともそんなに絡まない、一見地味なマネージャーの役柄ですが、後半は存在感が増して、怖くなり、非常に印象に残ります。

小野: 前半は、みんなから馬鹿にされるようなダメ人間なんですけど、どこまでキャラを誇張していいのか、悩みましたね。しかも、そこから少しずつ、隠された怖さだったり、狂気的な部分がにじみ出て来る必要があったので、バランスが非常に難しかった。
 ふだん僕がやってるお芝居って、なるべくナチュラルな感じを目指していたので、余計ですね。自分的には「やりすぎだな」って思っている部分もあったけど、監督的には「全然もっとやっていいよ」と言われて、「え、ほんとですか」って、勉強になりました。たしかに前半の誇張したキャラが際立てば、後半の安藤の不気味さが引き立つんです。だから前半とは対照的に、後半はわりとナチュラルにやっているんですよ。後半の方がやりやすかったかな。でも現場に慣れてからは、自分なりに安藤と言うキャラクターを楽しんで演じることができましたね。


頼りにならないマネージャー・安藤だが……。映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』©TOCANA映画製作プロジェクト




――ホラーの撮影現場はどうでしたか?

小野: なんかね、ちょん切った“手”(の特殊造形物)だったりとか、内臓だったりとか、あるんですよ。うわあってなるけど、みんなはずっとそこで撮影しているから、“手”とか持って記念写真撮ったりとかしていました。
 現場は本番前は室内が明るくて、あまり怖くないし、逆にこれがどうやってホラーになるんだろうって思っていたんです。だけど、実際に照明さんがライトを当てて、モニターで映像を見ると、リアルになるんですよね。すげえなって。なんか、みんなのこだわりが詰まっている作品なんだって思いました。
 たしかにタイトなスケジュールでしたけど、逆にタイトで余計なことを考える余裕がない分、芝居に集中できたと思います。まあ、現場は真夏だったし、撮影中は部屋を閉め切って、エアコンも回せないので、演じている僕らも、スタッフも大変でしたね。









家の中で“ラップ音”がしょっちゅうするんです





――ロケ場所のアパートでは何か心霊体験や不思議な体験はありましたか?

小野: 正直、あまり感じなかったんですよ。このアパート自体はそんなに「嫌だな」と思わなかった。どっちかというと虫の方が嫌でした。でもたぶん、みんなでいるからでしょうね。これがもし一人でいたら、ちょっと嫌な感じするなっていうのはあったのかもしれない。それと…他の共演者のように、極端に血まみれになったりしなかったからかもしれないですね。他の人はいろいろ騒いでいましたから。

――霊感はないんですか?

小野: 僕は「ない」と思っていたんですけど……。この映画を撮って、今日のようにインタビューを受けて、昔を振り返ってみると……「ある」っぽいですね。
 今回の映画、TOCANAさんも(製作に)入っているじゃないですか。そういう人たちと関わらないと知れなかった事があって……。
 霊にまつわる奇妙な事件といいますか。自分の周りで、意外とそういうのが多いみたいだってことに初めて気がつきました。

――それまでは自分に関係ないと思っていた?

小野: 普段そんな話しないじゃないですか(苦笑)。だから自分でもびっくりしてますよ。
 霊感があるのかって言われると、まだ決定打はないですけど……実は家の中でラップ音がしょっちゅうするんです。これはちょっと気になり始めてます。

――ラップ音ですか。

小野: 記者さんは自宅でラップ音を聞いたことがありますか?

――ラップ音って、普通のカタッとかいう物音とは違いますよね?

小野: パン!とか。

――いや、たぶん…ないですね。

小野: そうみたいですね、普通。僕はみんなあるもんだと思っていたんです。言わないだけで(笑)。

――まあ、普段は「昨日ラップ音した?」とか、そんな会話しないですもんね。

小野: そうです。だから、これが普通だと思っていました。

――しょっちゅう聞こえるんですか?ラップ音

小野: 一週間に三、四回はあるんじゃないかな。ちゃんと数えないじゃないですか、そんなの(笑)。しかも、いつも家にいるわけじゃないし。でも確実に鳴ってる方向は、近くて、テレビの方とか、玄関の方とかからするんです。音の種類も違うし。しかも一回だけ、パン!って鳴るだけじゃない時があって。パン!って鳴ったなって思って、一分程してからまたパン!って鳴ったりしたんですよ。
 うーん……何か呼んでるんですかね。それとも何かしてほしいとか、かまってくれみたいな、“同居人”として。
 でも、気づいちゃうと、ちょっと引越たくなってきてますもんね。しょっちゅうすぎて。


映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』©TOCANA映画製作プロジェクト




――普通の家ですか?

小野: マンションです。賃貸の。

――築年数は?

小野: 新築です。新築で入ったので。

――じゃあ、過去に何かあったとか、そうじゃないんですね。

小野: そうですね。なんか不思議だなって思っているんですけど、怖いかどうかもよくわからないので……。
 でもさっきも言ってたように、自分の中で信じないようにしている部分ってあるじゃないですか。見て見ぬ振りとか。なんかもっと思い返してみたらいろいろ出てきそうだなって。
 でもこの数時間でやばいくらいに思い出してますね。たとえば、さっき思い出しのが、箱根の旅館の話。

――詳しく教えていただけますか









箱根の旅館で、寝ている間に……


映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』 ©TOCANA映画製作プロジェクト




小野: 昔、友達とみんなで箱根に旅行に行ったんです。ずっと僕が丸一日運転してて、ほんとは今日帰る予定だったんですけど、みんな明日も休みだから箱根に泊まろうよってなって。
 でも、旅館が全然空いてなくて。何軒も電話をかけて、たまたま一軒だけ部屋が空いてた。
 夕方にその旅館に着いて、通してもらったのが、7,8人入れる大きな部屋。
 僕は運転で疲れていたから僕だけ仮眠して。一時間くらい寝てる間に、金縛りにあったんです。でも、金縛りって以前からよくあるから「ま、いいや」と思ってそのまま寝続けて、ふいに金縛りが解けたと思ったのと同時に起きたんです。
 で、みんなに「おはよう」みたいに声をかけたら、みんな、僕の顔を見て、驚いた様子で「どうしたの!?顔パンパンだよ」って言われて。
 洗面所に行って、自分の顔を確認したら、むくみまくってて、ほんとに腫れてパンパンなんですよ。目とかも、泣きはらした後みたいな、1時間ぐらい泣いた後みたいな感じになっていて。
「なにこれ…」ってなって、金縛りにも遭っていたし、絶対おかしいからネットで調べたんです。そうしたら、やっぱり、いわくつきの“出る”旅館だったんです。「こわっ」て言いながらも、みんなでいるから、そこまで怖くないじゃないですか(笑)。他に泊まれる宿もないし、結局その後みんなで飲み明かしました。
で、寝る時に、ベッドが二つあって、あと畳に布団を敷いて、僕は畳で寝たんです。その夜は特に金縛りにもならなかった。
 朝起きて、洗面所に行って、顔のむくみも取れていたし、ああ、もう大丈夫なんだと思ったら、友達が神妙そうな面持ちで「ちょっと言ってもいい?」って。
 実はその友達が夜中にたまたま目を覚ました時、ベッドの端に、白い女の霊がちょこんと腰かけていているのを見たんです。その女が「ずっと健斗のこと見てたよ」って。もちろん、その場に女の人なんていないし。「うわ、こわっ」て、やっぱりこの宿やばいわって、なったんですけど。

――ご本人が気づいていないのが怖いですね。
たまたま友達が目を覚ましていたら状況が分かったけど、知らないまま寝ていたら……。

小野: そうですね。あと、僕が人生で初めて金縛りに遭ったのが、実家だったんですけど。
 当時、20歳くらいで。自分の部屋のベッドで寝ていたんです。ふいに目を覚ますと、俯瞰で部屋を見下ろしているんですよね。ベッドがこうあって、仰向けで寝てるので、部屋の扉とか見えるはずないじゃないですか。でもはっきり見える。で、部屋の隅に、白っぽい、髪の毛が長い女が立ってて、ベッドに近づいてくる。そして女がそのままベッドの上に乗るんですよ。右足、左足って乗ってきて、その時きしむんですよ、ベッドが、リアルに。で、寝ている僕をまたいで仁王立ちして、見下ろしているっていう。

――滅茶苦茶やばいですね。

小野: 当時よく戦隊の撮影で、海辺の崖とかに行ってて、そこから連れてきたのかなあって思ってますね。



映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』 ©TOCANA映画製作プロジェクト












洒落にならない事故物件


映画『真・事故物件/本当に怖い住民たち』 ©TOCANA映画製作プロジェクト




――事故にあったとかはないんですか?

小野: それはないですね。あ、あと、もう一つ思い出した。その時、その仁王立ちしている霊にお尻触られたんですよ

――お尻!やばいですね

小野: 仰向けで寝てるから、お尻触られるっていう感覚っておかしいじゃないですか。
 でもしっかりと触られた。お尻を触られて、お尻と腰あたりをつかまれるような感覚があって、それで俺、心の中で(やめろ、出てけ)って強く念じた時に、ばって解けた。
 夜中の一時とか二時くらいかな。仰向けのまま、目が覚めても、その時のお尻を触られた感触が生々しく残っていて。そこに何か跡がついていたってことはなかったですけど、でも、あわてて部屋を出て、親父がリビングで一人で晩酌してたんで、初めて金縛りにあったこととか、今あったことを伝えました。
 親父はすぐに塩を持ってきて、俺の肩とか、部屋に撒いてくれましたね。
 金縛りはそれが人生で初めてです。戦隊やってる時でした。

――お父さんがいてよかったですね

小野: そうなんですよ、まだすぐ話せる相手がいてよかったんですけど。

――でも、女の霊とか、知らない間に寄せてきてるような気がします。

小野: いい霊だったらいいんですけどね。でもそれ含めて三、四回くらいかな、この手の霊的なやつは。この十何年の間だと。

――ひょっとして現場でも気づいていないだけかもしれないですね。

小野: っていうのもあるかもしれない。金縛りとかにあっても基本スルーなんで。
そうだ、さっきのラップ音の話、僕が学生の頃にあったことなんですけど、中学生かな、小学生かな、記憶が曖昧ですが……。僕と仲いい友達の家が複雑な作りで、1階と地下しかないんです。

――へえ

小野: 地下は子供たちの部屋で、窓が一つしかなかったんですけど、しょっちゅう、ラップ音が聞こえていた。俺そいつと仲良かったので、そいつの部屋とかよくいたんですけど、ラップ音も、パン!とかじゃないんですよ。もっとひどい、しょっちゅう大きな音が鳴っていたりとかしたんです。やっぱ雰囲気がよくないっていうか、変に感じるものがあって、そこの家が全焼したんです。

――ああ……

小野: そういうの、あるんだなって。

――洒落にならない事故物件ですね。

小野: これは俺にまつわる話じゃないけど、でも仲いい友達だったし。そこでひどいラップ音を何回も聞いていたんですよね。
 ただ、ちょっと昔すぎてなかなか思い出せなくて、たぶんもっといっぱいあったんです。少しずつ記憶がよみがえるような……今のところ一番強く残っているのがラップ音だったと。

――だから今のご自宅はもう慣れてしまった。

小野: うん、慣れちゃった。

――何かのメッセージかもしれないですね

小野: そうですね、怖いですね。何かのメッセージとかやめて下さいよ。

――では、メッセージつながりで、最後に作品を見たいと思っている皆さんに一言お願いします。

小野: そうですね、今回のこの『真・事故物件』っていうのは、今までにないような形のホラーだなと思います。
 台本を読んでも、「どうなるんだろう」って思ったんですけど、完成した作品を見ると、監督すごいなあって、音楽の使い方とか、照明の見せ方とか、フィルターのかけ方とか、編集の仕方とか、色々あると思うんですけど、けっこう全てが嚙み合って、なんか一つのすごい物になっています。
 怖いけど、それだけでは終わらせない作品になってるなって思っています。
 苦手な方いると思うんですけど、でも苦手な方でもたぶん観れるんじゃないかなって。より多くの方に見て頂きたいなと思います。

――貴重なお話ありがとうございました。





小野健斗

1989年8月9日生まれ。東京都出身。O型。
2006年に『ミュージカル・テニスの王子様』の柳蓮二役で俳優デビュー。
以降、『天装戦隊ゴセイジャー』(テレビ朝日系)ハイド/ゴセイブルー役で出演。
『怨み屋本舗』(テレビ東京系)シリーズ、ミュージカル『薄桜鬼』などに出演し、
現在、ミュージカル『新テニスの王子様』The Second Stageに徳川カズヤ役で出演中。


(ヘア&メイク/古橋香奈子)
(スタイリング/小澤佳夏子)









【読者プレゼント】
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ポスター・イメージ


<応募方法>

応募締め切りは2022年2月27日(日)。
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート( https://twitter.com/cowai_movie/status/1493960712263471107 )をRTしてください(すでにフォローされている方は、ツイートのRTのみで結構です)。


<抽選結果>

翌日以降に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品のポスターは宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!


【応募の注意点】

〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品のポスターは映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。



次回・佐々木勝巳監督への単独インタビュー記事を掲載予定!
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そこは絶対に住んではいけない部屋だった。


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監督・脚本は数々の短編スプラッター・ホラーで注目された“ジャパニーズ・ホラーの暴走王”佐々木勝己。

主演は映画デビュー作となる本作で血まみれ演技に挑戦する海老野心(「超無敵クラス」)。


©TOCANA映画製作プロジェクト




共演は小島みゆ、RaMu、小野健斗(『天装戦隊ゴセイジャー』、ミュージカル『新テニスの王子様』)、渋江譲二(『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』、『新卒ポモドーロ』)ほか。


©TOCANA映画製作プロジェクト




日本映画界の未来を担う若者たちが体当たりで挑んだ怒涛のバイオレンス・スプラッターにあなたはどこまで耐えられるか!?












『真・事故物件/本当に怖い住民たち』

監督・脚本:佐々木勝己 原案・エクゼクティブプロデューサー:角由紀子
プロデューサー:叶井俊太郎/千葉善紀
出演:海老野心/小野健斗/小島みゆ/RaMu/竹内花/御法川イヴ/とももともも/
渋江譲二/岸端正浩/島田秀平(友情出演)
©TOCANA映画製作プロジェクト
2021年/日本/カラー/DCP/79分
制作プロダクション:シャイカー 配給:TOCANA

公式サイト:shin-jiko.com



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