最古で最大のファンタスティック映画の祭典
“シッチェス映画祭 2021”今年も日本で開催!
1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭。
『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション』は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集めてきた。
そして今年も『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021』の開催が決定!
今年で8回目を迎え、東京:ヒューマントラストシネマ渋谷、名古屋:シネマスコーレ、大阪:シネ・リーブル梅田、さらに京都:アップリンク京都を加えて、10月29日(金)より開催される。
2021年も観客を恐怖の奈落へと引きずり込む、強力なラインナップが日本上陸!
新型コロナウィルスにより本家映画祭に参加出来ない中、買い付け担当が試行錯誤しながら出品作を鑑賞し、そのなかから指折りの全6作を本映画祭でプレミア上映する。
この度、今年のプレミア上映作品にして目玉作品となる「呪術召喚/カンディシャ」の予告篇が完成、新たな場面写真2点と共に解禁された。
その領域は、犯してはいけなかった…呪術で召喚された“特級”魔物による大殺戮!!!!
その女魔物は男しか殺さない!! 今年の目玉作品『呪術召喚/カンディシャ』
初公開時から”映画史上最も邪悪”と騒がれ、今年、無修正版が上映され反響を呼んだ大問題作『屋敷女』の監督コンビが贈る最新作となる本作。
彼らが題材に選んだのは、日本にとって”こっくりさん”のようなモロッコでは誰もが知る美女怪物が登場する物語。
自分を痛めつけた男たちに積年の怨みを持つ女魔物”カンディシャ”が、召喚した少女の周囲の男性たちを次々と血祭りにあげていく!
『屋敷女』『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』
監督コンビ最新作『呪術召喚/カンディシャ』予告篇&新規場面写真
男しか殺さない女魔物 カンディシャが繰り広げる殺しの宴が幕を開ける…!
人間が心に抱える負の感情が、呪いとなり、次々と人を死に追いやっていく…。ティーンエイジャーのアメリは、幼なじみのふたりの親友とともに怪談話を楽しみながら夏休みの夜を過ごしていたが、ある日、元カレから暴行されてしまう。そんなアメリの頭をよぎったのが、復讐に燃える邪悪な魔物カンディシャの物語。復讐心に駆られたアメリは、呪術によってカンディシャを召喚してしまうと、次の日、元カレの無残な死体が発見され…。封印を解かれ次々と人を襲い続ける魔物の暴走を、果たして3人は止めることができるのか!?
大問題作『屋敷女』監督コンビの最新作
呪術を題材としたこの超常ホラーでメガホンを握るのが、『ハイテンション』(03年)のアレクサンドル・アジャ、『マーターズ』(07年)のパスカル・ロジェらと並び、フレンチホラー界の旗振り役として活躍しているジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロの監督コンビ。
彼らは、妊婦に襲いかかる謎の女性がもたらす恐怖をおぞましい暴力とともに描き“映画史上最も邪悪”とも騒がれた禁断の一作『屋敷女』(07年)で知られている。
なお、あまりの凄惨さから日本公開時に大修正とカットを余儀なくされた『屋敷女』は、今年ノーカット版が公開され、初公開時を遥かに上回る残虐な描写が話題を集めた。
2017年の『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』でもハリウッド作でありながら、相変わらずのバイオレンススタイルを貫いており、残虐ホラーにおいて最も信頼のおける監督コンビと言っても過言ではない。
この度、新たに予告篇と場面写真も解禁。
予告篇では人が燃えたり、血塗れ&関節がグッチャグチャの死体が出てきたりと度を越したバイオレンスが満載のやりたい放題!
魔法陣によって召喚された魔物が繰り広げる大殺戮の宴は、ぜひスクリーンで目の当たりにしたいところだ!
【過去の記事】
【ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロの監督コンビ作品/Amazon】
Amazon Prime Video
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シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021
今年の上映ラインナップ紹介!
今年も選りすぐりの新作洋画をプレミア上映!
13歳の少女によるネオナチ脱獄犯への復讐劇『BECKY ベッキー』や、魔物を呼び覚ました少女たちの運命を描く超常ホラー『呪術召喚/カンディシャ』、国会を舞台のアクション満載パニックムービー『ゾンビ・プレジデント』、新作ジーンズがあらゆる手法で人間たちを襲撃するスプラッターコメディ『キラー・ジーンズ』、眠ったら最後…極限状態が観る者すべてを不安と狂気に陥れる大問題作『スリープレス・ビューティー 戦慄の美女監禁実験』、空港で出会った男女の悪夢のようなサイコサスペンスミステリー『ロスト・ボディ ~消失~』まで、見逃し厳禁のフレッシュな注目作が集結した。
各作品の個性が凝縮された6種のキービジュアルも完成!一挙解禁する。
『BECKY ベッキー』
★13 歳の少女がネオナチ脱獄犯への復讐に挑む! 全米興行 No.1 のヒット作
『ブッシュウィック 武装都市』『ゾンビスクール!』の監督コンビが描く、13歳の少女VSネオナチ脱獄犯の壮絶バトル!
母親を亡くした少女ベッキーは、父の再婚相手を紹介されて滞在中の別荘を飛び出してしまう。ところが脱走した凶悪犯4人組が押し入り、ベッキー以外は人質にされてしまった。
恐るべきスキルを駆使するベッキーの反撃が始まる。
『アナベル 死霊人形の誕生』の子役ルル・ウィルソンが繰り出すバイオレンスが痛快&戦慄。全米興行では2週連続1位となったヒット作。
○監督:ジョナサン・ミロ、カリー・マーニオン
○出演:ルル・ウィルソン、ケヴィン・ジェームズ、ジョエル・マクヘイル
○原題:BECKY 2020 年/アメリカ/94 分
© 2020 BECKY THE MOVIE, LLC
『呪術召喚/カンディシャ』
★魔物を呼び覚ました少女たちの運命やいかに…。妖女伝説がモチーフの超常ホラー
ティーンエイジャーのアメリは幼なじみの親友ふたりと怖い話で盛り上がり、復讐に燃える邪悪な存在カンディシャの物語を耳にする。
元カレに暴力を振るわれたアメリは思わずカンディシャを召喚してしまい、翌日には元カレが死体で発見される。
アメリたち3人は封印を解かれた魔物の暴走を止められるか?
『屋敷女』『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』の監督コンビが、モロッコでは知らぬ者がいないという妖女伝説をモチーフに贈る超常ホラー。
○監督:ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
○出演:マティルド・ラ・ミュス、サマルカンド・サアディ、スージー・ベンバ
○原題:KANDISHA 2020年/フランス/85分
© 2020 – Esprits Frappeurs -WY Productions – SND
『ゾンビ・プレジデント』
★国会を舞台にゾンビパニック勃発! コメディテイストでアクションも満載
台湾の国会、立法院で政治家が次々とゾンビ化していく珍事を描いたホラーコメディ。
化学工場の建設をめぐって反対派と賛成派の審議が紛糾する中、壇上に立った台湾総統が突然ゾンビ化してしまう。
たちまちゾンビウイルスが増殖し、議場は阿鼻叫喚の地獄絵図に。
武術使いの女性立法委員のインインと、彼女に片思い中の新米委員ヨウウェイは、この地獄から脱出できるのか?
プロレス技を取り入れたハイテンションなアクション描写が見もの。
○監督:ワン・イーファン
○出演:ハー・ハオチェン、メーガン・ライ、フランチェスカ・カオ、トゥオ・ツォンホア
○原題:Get the Hell Out
2020年/台湾/96分
©2020 Third Man Entertainment Co., Ltd. / Sky Films Entertainment Co., Ltd. / Lots Home Entertainment Co., Ltd. / Uni Connect Broadcast Production Co., Ltd. / Greener Grass Culture Co., Ltd. / Across Films Inc. / Kaohsiung Film Fund All Rights Reserved ©Greener Grass Production Co., Ltd.
『キラー・ジーンズ』
★新作ジーンズが人間を襲撃…!? 圧巻の殺人手法に舌を巻くホラーコメディ
とあるアパレルメーカーが、誰にでもフィットする最新のジーンズを開発。
従業員が発売前夜にキャンペーンの準備に追われる中、ジーンズが勝手に動き出して人間たちを血祭りに上げていく……。
“人食いジーンズ”というワンアイデア、ワンシチュエーションで押し切るホラーコメディ。
スプラッター度高め、アイデア豊富な殺しのバリエーションが見ものだが、ファストファッションや消費文化の弊害をテーマに据えるなど、思いのほか社会派な怪作。
○監督:エルザ・ケプハート
○出演:ロマーヌ・ドゥニ、ブレット・ドナヒュー、セハル・ボジャーニ、スティーブン・ボガート
2020年/カナダ/77分
○原題:SLAXX
© 10619248 CANADA INC. / EMAFILMS 2019
『スリープレス・ビューティー 戦慄の美女監禁実験』
★絶対に眠ってはいけない――。極限状態が観る者すべてを不安に陥れる大問題作!
EDMのミュージシャンとしても活躍するロシア人監督パウル・ファリーフの長編4作目は、『ソウ』シリーズと似たシチュエーションをさらに捻ったサイコスリラー。
若い女性ミラは謎の組織に拉致され、絶対に眠ってはいけないというルールの実験に強制参加させられる。
身体的な虐待や次々と命じられる奇妙なミッション、VRゴーグルで見せられる暴力的なイメージによって精神は崩壊寸前。
容赦ない描写で観客をとことん不安にさせる大問題作。
○監督:パウル・ファリーフ
○出演:ポリーナ・ダヴィドワ、エヴゲーニイ・ガガーリン、セルゲイ・トプコフ、アンドレイ・テレシェンコ
○原題:SLEEPLESS BEAUTY
○2020 年/ロシア/85 分
『ロスト・ボディ ~消失~』
★シッチェス映画祭受賞監督がカムバック!悪夢のようなサイコサスペンスミステリー
2011年シッチェス映画祭のオープニング作品『EVA〈エヴァ〉』でゴヤ賞の新人監督賞に輝いたキケ・マイーヨが、アメリ・ノートンのベストセラー小説を映画化。
成功した建築家が、飛行機に乗り遅れて自ら設計した空港で立ち往生する。
そこで見知らぬ若い女性に声をかけられ、殺人や犯罪にまつわる奇妙な話を聞かされる。
彼女の不穏な打ち明け話は、やがて建築家自身の秘密を暴き出していく。
衝撃のエンディングが待ち受けるスパニッシュ・スリラー。
○監督:キケ・マイーヨ
○出演:トマシュ・コット、アシーナ・ストラテス、マルタ・ニエト、ドミニク・ピノン
○原題:A PERFECT ENEMY 2020年/スペイン、ドイツ、フランス/88分
©2020. SÁBADO PELÍCULAS, BARRY FILMS, THE PROJECT
シッチェス映画祭とは
シッチェス映画祭は、1968年に創設されたスペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催される映画祭。国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の国際映画祭であり、ファンタジー系作品(SF映画・ホラー映画・スリラー映画・サスペンス映画など)を中心に扱うスペシャライズド映画祭として、世界でも権威のある国際映画祭のひとつである。
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルト国際映画祭(ファンタスポルト)と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の代表格であり、ホラーやファンタジージャンル映画の最先端作品を選定する特徴。歴代の最優秀作品には『狼の血族』『死霊のしたたり』、日本映画の『リング』などがある。最優秀賞受賞者もヴィンセント・プライスからデヴィッド・クローネンバーグ、審査員には『食人族』のルッジェロ・デオダートがいたりと、本映画祭の歴史がホラー映画の歴史を表していると言っても過言ではない。
近年では中島哲也監督の『渇き。』が最優秀男優賞、新海誠監督の『君の名は。』がアニメーション部門にて、最優秀長編作品賞を受賞するなど、日本ともゆかりの深い。
【イベント概要】
■映画祭タイトル「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」
■会期・会場:10月29日(金)~11月11日(木) @ヒューマントラストシネマ渋谷
11月開催 @シネマスコーレ
10月29日(金)~11月18日(木) @シネ・リーブル梅田
11月19日(金)~ @アップリンク京都
■料金:当日一般:1,600円/専門・大学生、シニア:1,200円/高校生以下:1,000円
■公式サイト: https://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/
■FB: https://www.facebook.com/sitgesfanta/
■ツイッター: https://twitter.com/sitges_fanta
■配給・宣伝:ブラウニー
協力:松竹