永遠の命を巡る壮絶な戦いを描く、SFエンターテインメント⼤作『SEOBOK/ソボク』7/16公開!『新感染 ファイナル・エクスプレス』のコン・ユ×『建築学概論』イ・ヨンジュ監督。プロダクションノート&コメント付

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死ぬことのない存在のクローンと、死を⽬前にしたエージェント。永遠の命を巡る壮絶な戦いを描く、SFエンターテインメント⼤作『SEOBOK/ソボク』が7⽉16⽇(⾦)より新宿バルト9ほか全国ロードショーされる。

出演は『新感染 ファイナル・エクスプレス』のコン・ユ、「⻘春の記録」のパク・ボゴム。監督は『建築学概論』のイ・ヨンジュ。










INTRODUCTION

©2020 CJ ENM CORPORATION, STUDIO101 ALL RIGHTS RESERVED



⼈類に永遠の命をもたらすクローン・ソボク。  
彼を奪い合う争いの中、唯⼀、⼈として接し守り続ける男がいた
― 互いのために宿命に抗う2⼈の運命とは―   



余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホン(コン・ユ)。死を⽬前にし明⽇の⽣を渇望する彼に、国家の極秘プロジェクトで誕⽣した⼈類初のクローン・ソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務が舞い込む。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2⼈だけになってしまう。危機的な状況の中、2⼈は衝突を繰り返すも、徐々に⼼を通わせていく―  。

しかし、⼈類の救いにも、災いにもなり得るソボクを⼿に⼊れようと、闇の組織の追跡は更に激しくなっていく―。


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死を⽬の前にした元情報局エージェント・ギホンを演じるのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『82年⽣まれ、キム・ジヨン』など出演作を必ずヒットに導く韓国映画界を代表するスター、コン・ユ。元情報局エージェントとしてよどみないアクションを完璧にこなすと共に、ソボクと出会って変化するギホンの内⾯を繊細に描き出し、トップスターの底⼒を⾒せつけている。


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⼈類初のクローン・ソボク役には⻘春スターとして圧倒的な⼈気を誇るパク・ボゴム。⽣まれて初めて実験室から出て、真の世界と出会ったソボクの天真爛漫な表情から⾃⾝を狙う勢⼒に向ける鋭い⽬つきに⾄るまで、刻々と変わるソボクの感情を動物的な感覚で表現し、これまで⾒たことのない強烈な姿を観客に披露している。


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『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督が9年の時を経てメガホンをとった本作は、本国では2021年最⼤の話題作として注⽬を浴び、初登場NO.1を記録!

“死ぬことのない”クローンと“死から逃れられない”男。対極の定めを⽣きる2⼈が、 互いのために宿命に抗い、⾏き着くクライマックスに涙が⽌まらない―











STORY

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かつて情報局でエージェントとして働いていたギホン(コン・ユ)は、脳腫瘍を患い余命宣告を受けていた。そんなギホンの元に当時の上司アン部⻑(チョ・ウジン)が現れ、国家機密に関わる任務を強制する。その任務とは、幹細胞複製と遺伝⼦操作で作られた⼈類初のクローン⼈間、ソボク(パク・ゴボム)をテロから守り、研究所からシェルターまで護送するというものだった。体内で作られるiPS 細胞ですべての疾患を治療できるため、⼈類が死を免れる唯⼀の技術だとされるソボクだが、⾒た⽬は普通の少年にしか⾒えない。だがソボクが副作⽤として持つ周囲の圧⼒を調整する能⼒を⾒せられたギホンは、⾃らの病の治療と引き換えにソボクの護送を決める。ところが護送早々に襲撃を受け、ギホンはソボクを抱えて逃⾛する⽻⽬に。そんな状況にも関わらず「ギホンさんが悪い⼈じゃない証拠は?」と動こうとしないソボク。「俺の命がお前にかかってる」というギホンの⾔葉にようやく納得したソボクだが、初めて⾒る外の世界に⽬を奪われ、なかなか情報局の隠れ家に辿り着けない。そんなソボクに苛⽴ちを隠せないギホンだったが、改めてソボクの研究所での⽇々を知り、次第に同情⼼が芽⽣えていく。やがて情報局のチームが到着するが、その真の狙いはソボクの救出ではなく殺害だった。窮地に陥ったギホンはソボクの能⼒によって⾟くも危機を脱出。アン部⻑に事情説明を求めるが逆にソボクの殺害を命じられ、「今度はだまされない」とその命令を無視する。複数の集団から命を狙われることになったソボクのため、ギホンは研究所に戻ろうとするが、当の本⼈は知り合いがいるという南東部のウルサン⾏きを主張。だが道中で突如吐♛したソボクを案じ研究所に連絡したギホンが知らされたのは、⼀刻も早く細胞分裂抑制剤を打たなければソボクが死ぬという事実だった。⾃分の病気のためにも早くソボクを連れ戻そうと焦るギホンだが、焦っている理由をソボクに⾒抜かれた上にあなたの命を救う価値があるのかと問われ、怒りのあまり発作で倒れてしまう。やがて⽬を覚ましたギホンの隣にはソボクがいた。静かに夜の海を⾒つめる2⼈。ギホンはソボクに過去のトラウマを告⽩し、泣き崩れる。そんなギホンのために海辺の⽯を積みあげたソボクは“兄”として彼を受け⼊れるのだった。ついにウルサンに到着した2⼈はそこでソボクの“知り合い”と会い、研究所へと帰る決意をする。


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PRODUCTION NOTE

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『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督が挑む、韓国映画史上初めてクローン⼈間を題材にしたSF⼤作



家を建てる過程を、⼈を愛する過程になぞらえ、初恋のときめきを⽣き⽣きと表現して、2012年公開当時、恋愛映画として歴代最⾼興⾏を達成。全国に初恋シンドロームを巻き起こした『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督。本作では、映画的な想像⼒を発揮できる「クローン⼈間」というアイテムを使い、死ぬことのない存在のクローンと死を⽬前にした1⼈の男のロードムービーを通して、⼈間が恐れる「死」と、求める「永遠の命」について描くことに挑んだ。「両極端な状況に置かれた2⼈の男が  険しい旅路で⼈間の宿命ともいえる死の恐怖を克服し、⼈⽣と向き合う過程を描きたかった」と語る。イ・ヨンジュ監督は、狭い実験室で永遠という時間に閉じ込められたクローンのソボク、そして死を⽬前にして⽣涯最後の任務を引き受けたギホンの2⼈が、少しずつお互いを知り変化し成⻑する過程を作品に深く盛り込み、SFというジャンル性を持たせながら、感動的な⼈間ドラマを観客に伝えることに成功した。






韓国の⼀流スタッフが作りだす圧倒的なビジュアル


今まで韓国映画で扱われたことない新鮮なキャラクターのビジュアルを具現化するため、撮影、美術、⾐装、⾳楽、武術、編集、CGに⾄るまで韓国映画界を代表する最⾼レベルの製作スタッフが集結した。撮影は、『アシュラ』『悪魔を⾒た』『グッド・バッド・ウィアード』など躍動的でインパクトある撮影スタイルのイ・モゲ。「本作は現実のような空間で広がる仮想の話だと考えた。観客が映画の中で繰り広げられる事件をリアルに受け⽌め、主⼈公の情緒に共感しながら⾒てくれたらうれしい」と語るイ・  モゲ撮影監督は、序盤、ギホンのシーンのほとんどを⼿持ちカメラで撮影し、リアル感を最⼤限に出した。⼀⽅ソボクのシーンは、観客が彼に若⼲の異質感を持つようにフレームの上段に余⽩部分を増やしたり、⼈物を極端に画⾯の⽚側に寄せるようにしたり、あるいはど真ん中に配置したりなど⼀⾵変わったフレーミングで撮影している。

美術は『毒戦 BELIEVER』、『ハウスメイド』、そして『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞の美術賞にノミネートされたイ・ハジュン。「異⾊の映画が誕⽣するという期待感と初めてのジャンルに   対する不安が⼊り交じった作品」と語ったイ・ハジュン美術監督は、巨⼤な船舶内部の実験室や粗末な 建物の中に最先端装備が備わった部屋など空間ごとに独特のコンセプトを設定し、多様な⾒どころで観客を楽しませてくれる。

⾳楽は『オールド・ボーイ』、『新しき世界』、『タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜』など韓国映画の⼤きな流れと共に歩んできたチョ・ヨンウク。キャラクターの感情を倍増させる⾳楽で、映画に深い余韻を与えた。アクションは、「新感染」シリーズのホ・ミョンヘン武術監督が指導。スリルと興奮をもたらすアクションシーンにより、本作は⼀層⾼い完成度となった。

その他、⾐装はチョ・サンギョン (『タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜』『お嬢さん』『暗殺』)、編集はキム・サンボム(『インサイダーズ/内部者たち』『ベテラン』『弁護⼈』)、VFXスーパーバイザーはキム・ハンジュン (『EXIT』『安市城 グレート・バトル』『新感染 ファイナル・エクスプレス』) と、韓国を代表する⼀流のスタッフが集結した。


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膨⼤な労⼒の結晶。重⼒と圧⼒をコントロールするソボクの特別なパワーの映像化



極秘プロジェクトによって誕⽣したソボクは無限の可能性を持つ存在。その存在に説得⼒を与えるには彼が持つ特別な能⼒、重⼒と圧⼒をコントロールする様⼦をスクリーンで具現化しなくてはならない。まず論⽂⽔準ともいえる演出チームの莫⼤な量のリサーチをもとに、各パートでソボクが持つ特別な能⼒の⽅向性とアルゴリズムを作り、ソボクの覚醒にともなう段階別能⼒値を設定。Before & After をデザインするという過程を経た。 美術チームは空間と事物の変化や破損程度を細かく何段階にも分けて作り、 撮影チームは特殊効果チームが作った振動器の上にカメラをセッティングして、観客がソボクの能⼒を実感できるようにした。


 

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映画の世界観の集合体であるソボクの家


映画の中で最も核⼼的な空間であり、イ・ヨンジュ監督が作る世界観の集約体であるソボクの家は、彼が⽣まれてから今まで⼈⽣を送ってきた場所であり、⼈間の永遠の命のために作られた実験体ソボクにありとあらゆる実験がなされてきた実験空間でもある。「初めてソボクが登場するシーンは、観客に彼が本当の海辺にいるように錯覚させたい」というイ・ヨンジュ監督のアイディアをイ・ハジュン美術監督は、クローンという設定と相反する⿃、海、草、⽊、花など⾃然のオブジェを空間の随所に配置することで実現させた。⾃然のイメージで満たされた空間はストーリーが進むにつれ冷たい実験室に、そして破壊の空間に変わっていく。また、ソボクの家は、2階のモニター室からすべてがひと⽬で⾒下ろせるようになっており、研究員たちがソボクの⼀挙⼿⼀投⾜を監視することができる” 視覚的暴⼒”が存在する場所にもなっていて、空間の中で彼を取り囲むすべてが⼈為的なもので埋め尽くされている。そして徹底した統制のもと、昼も夜もシステムで管理されているよう設定することで、ソボクが⽬的を持って作られた存在であることを観客に伝えている。







DIRECTORʼS COMMENT



限りある⽣を⽣きる⼈間は、絶えず時間の限界を延ばそうとするが、
結局、⽣の最後の瞬間は誰にでも訪れる。
私たちはその事実をよく知っているため、死に対する恐怖を消し去ることができない。
それは宿命なのだ。

秦の時代、始皇帝の命を受け不⽼不死の霊草を探すため、東⽅に旅⽴った徐福(ソ ボク)という⾂下がいた。
死を克服しようとする⼈間の欲望、そして結局は失敗するしかない宿命を象徴する⼈物だと思い、その名を使った。不死の欲望を実現できる無限の存在、ソボク。
死の恐怖を前にして逃げようとする有限な⼈間、ギホン。
2⼈にはどんな救いが待っているのだろうか。


監督:イ・ヨンジュ  LEE Yong-ju

1970年⽣まれ。延世⼤学の建築学科で学び、10年間建築⼠として働いた後、映画の世界に転向。ポン・ジュノ監督の『殺⼈の追憶』(2003年)の演出部スタッフとして現場の経験を積み、その後、映画『不信地獄』(2009年)で監督デビューを果たす。その後⻑年温めてきたシナリオである『建築学概論』を2012年映画化し、”初恋シンドローム“を巻き起こすほどの⼤ヒットとなった。本作が3作⽬の脚本・監督作となる。












CHARACTER & CAST





過去の事件でトラウマを抱える余命わずかな元情報局要員

ギホン:コン・ユ GONG Yoo


「シナリオに鋭いテーマ意識が⾒えた。今まで⾒たことのない独特で新しい映画が誕⽣しそうだという期待感が⾼まった」

ある事件でトラウマを負い、不治の病に苦しむ元情報局要員。ソボクの細胞を得ることで病を克服できると⾔われ、ソボクを研究所から安全に移動させる任務に就くことに。次々と迫る危険を共に乗り越えていく中で、ソボクに対して情が芽⽣え始める。

1979年7⽉10⽇⽣まれ。映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』、アジア全域にシンドロームを起こしたドラマ「トッケビ 〜君がくれた愛しい⽇々〜」をはじめ、『トガニ 幼き瞳の告発』『密偵』『82 年⽣まれ、キム・ジヨン』など話題作に次々と出演。作品をヒットに導いてきた韓国のトップ俳優。本作『ソボク』では過去のトラウマに苦しみ、⽬前に迫った死に怯えるギホンの鋭敏なイメージを表現するため、減量して撮影に臨んだ。

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永遠の命と特別なパワーを持つ⼈類初のクローン

ソボク:パク・ボゴム  PARK Bo Gum

「今までなかったキャラクターだ。映画の中でソボクが選択すべき瞬間、僕ならどうするかずっと悩み研究しながら演じた」

幹細胞複製と遺伝⼦操作で作られ、10年前に誕⽣した⼈類初のクローン⼈間。普通の⼈間の2倍の速さで成⻑するが、細胞分裂を抑制する薬があれば永遠に⽣きられる。⽣まれてからずっと実験室の中だけで⽣きてきた。その細胞は⼈類に「不死」を与えるため、国家のみならず世界中から狙われることに。逃避⾏の中、ギホンと⼀緒に⽣まれて初めて本当の世界に向き合う。

1993年6⽉16⽇⽣まれ。2011年映画『ブラインド』でデビュー。ドラマ「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」の天才囲碁棋⼠チェ・テク役で注⽬を集め、ドラマ「雲が描いた⽉明り」の王世⼦イ・ヨン役で国境を越え、アジアを魅了する⻘春スターとなった。本作『ソボク』は、『コインロッカーの⼥』以来5 年ぶりのスクリーン復帰作となる。純粋な⼦供のような姿から、感情を失くした⼈間ではない⽣物を感じさせる表情まで、振幅が⼤きいキャラクターを繊細に演じ、その表現⼒でイ・ヨンジュ監督を唸らせた。


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【作品情報】

監督 イ・ヨンジュ
出演 コン・ユ、パク・ボゴム、チョ・ウジン、チャン・ヨンナム、パク・ビョンウン
提供/配給 CJ ENM, 티빙(TVING) 製作 STUDIO101, CJ ENM 共同製作 TPSCOMPANY
脚本 イ・ヨンジュ、ヨム・ギュフン、イ・ジェミン、チョ・ミンソク
プロデューサー キム・ギョンミン、ソ・ヨンヒ、ソン・スンミン
撮影 イ・モゲ  照明 イ・ソンファン  美術 イ・ハジュン
⾐装 チョ・サンギョン メイク/ヘア キム・ソヨン 
編集 キム・サンボム  ⾳楽 チョ・ヨンウク
視覚効果 キム・ハンジュン、ソン・スンヒョン  デジタル⾊補正 パク・ジニョン
サウンド キム・チャンソプ  録⾳ ウン・ヒス
特殊効果 パク・ギョンス、キム・チャンソク
特殊メイク クァク・テヨン、ファン・ヒョギュン
美術監督 ホ・ミョンヘン、クォン・テホ

公式サイト https://seobok.jp/




7.16 fri. 新宿バルト 9 ほか全国 Roadshow







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