あなたの知らない世界がここにある―。
すべての予想を打ち砕く衝撃のクライマックス
未だかつてないノンストップ・最恐エンターテインメント誕生
『オカルトの森へようこそ THE MOVIE』『ノロイ』『オカルト』などのPOVホラーでカルトな人気を集める白石晃士監督(『貞子vs伽椰子』『不能犯』)。唯一無二のブッ飛んだ世界観で、これまでも、口裂け女、河童、コックリさんなどをテーマに描いてきた、彼の代表的人気シリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の最新作となる劇場用映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』が9月8日(金)ついに全国公開された。レビューサイト「Filmarks」では9月9日11時現在、平均4.3の高評価。多くの観客が8年ぶりのコワすぎ!ワールドを堪能している模様だ。
今回は本日9/9(土)に開催された「公開記念舞台挨拶」のレポートを紹介する。
呪われた廃墟で撮影された投稿映像に収められていたのは、全身血まみれの“赤い女”。怪異を解き明かすために、いま時空を超える!すべての予想を打ち砕く衝撃のクライマックス、未だかつてないノンストップ・最恐エンターテインメントがここに誕生した。
9/9(土)公開記念舞台挨拶には
大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、
南條琴美、木村圭作、桑名里瑛、白石晃士監督が登壇‼
イベントには、主人公・工藤仁役の大迫茂生、市川実穂役の久保山智夏、田代正嗣役、且つ本作のメガホンを取った白石晃士監督のおなじみメンバー3名に加え、迷惑系Youtuber若者3人組・“呉見遥”役の福永朱梨、“大倉絢音”役の小倉綾乃、“柳井大輝”役の梁瀬泰希、謎の“赤い女”役の南條琴美、おじさん霊媒師・“鬼村伊三”役の木村圭作、ギャル霊媒師・“珠緒”役の桑名里瑛の総勢9名が登壇!白石監督率いるヤバすぎ軍団が渋谷に大集結し、キャスト、スタッフが一丸となる白石組らしい“「コワすぎ!」大ヒット決起集会”となりました!
コワすぎ!話しすぎ?撮影秘話をぞくぞく暴露!
“赤い女”本当は赤ではなく白だった?!
9/9(土)公開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート
ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた公開記念舞台挨拶に白石晃士監督、大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛の9人が登壇した。
早速、一人ずつ本作の想いを話しつつ、ご挨拶。
白石監督は「小さなビデオ作品から始まりましたコワすぎもこうやって最新作を多くの皆さまに劇場で見ていただけることは本当に嬉しく思っております!楽しんでいただけていたなら幸いです。本日はよろしくお願いします!」と話し、
大迫は「本日はありがとうございます。1作目、2作目を撮影していた時はこれで、ビデオが売れれば続けますけれども売れなければ終わりですと言われて始まったコワすぎシリーズですが、まさかこんな光景を目にする日が来るとは思ってもいませんでした。本当に嬉しいです!」と喜びを伝え、
久保山は「本日は、天気の悪い中、しかも朝早い回にこうやって大勢の方にお越しいただき本当にありがたく思っています!私も思い返せば、初めて舞台挨拶をやらせていただいたのが、コワすぎ!のシネマスコーレだったんですが、その時は10人前後のお客様の前での舞台挨拶でした。こうやって8年経っても応援してくださったり、新しく楽しんでいただけるお客様がいること、本当に感謝しております!」と昔を振り返りしみじみと感謝を伝えた。
福永は「はじめまして!遥役を演じました福永朱梨です。8年ぶりの新作が発表された時から今までのコワすぎファンの方々の熱いメッセージとかをたくさん読んでいて今日この場に一緒に立つことができて本当に嬉しいです!ネタバレたくさんして楽しくお話できたらと思うのでよろしくお願いします。」と呼びかけた。
小倉は「絢音役を演じました小倉綾乃です。皆さんが待ちに待った『コワすぎ!』の10作目に出演することができて、本当に光栄に思っています!白石監督とは、韓国の映画祭で出会い、そこから私の出演作を観ていただいてのオファーでした。ホラー映画は初めてでしたが、すごく楽しんでやらせていただきました!今日はよろしくお願いします!」と話し、
南條は「赤い女役を演じました南條琴美です。ずっと『コワすぎ!』のファンだったので、まさか自分が出られるとは思ってなくて、嬉しくて現実感がないんですが、今日ここに立って、ちょっと現実味が濃くなった気がします。楽しんでいただけていたらすごく嬉しいです!本日はよろしくお願いします。」と喜びを伝え、
木村は「鬼村役を演じました木村圭作です。自分は今年で役者を初めて38年目になるんですけど、今までで一番話題になっていて、これだけヒットしそうになっている作品に出るのが初めてなんですよ!!だから本当に嬉しくて、長いこと役者をしていたらこんなご褒美みたいなこともあるんだな!!と思って、白石晃士監督、皆さんに愛されるコワすぎを引っ張ってきた大迫さん、久保山さん、プロデューサーの田坂さん、スタッフの皆さんに感謝しています!本日は、朝早い中劇場に足を運んでいただきましてありがとうございました!」と感謝を述べ、
桑名は「皆さん、こんばんにゃ~!」と劇中の自身が演じた役での挨拶で会場を沸かせたのち、「珠緒役を演じさせていただきました、桑名里瑛と申します。お足元の悪い中お越しいただきまして、ありがとうございます!久しぶりの表舞台でとても緊張しているのですが、最後まで楽しんでいってください!」と呼びかけ、
梁瀬は「大輝役を演じました梁瀬泰希と申します。本日は、雨の中ご来場いただきましてありがとうございます!8年ぶりの新作に僕も出られるということに感謝しかありません。僕はいまとても緊張しています。今日は皆さんで楽しんでいただけたらと思います!」と挨拶した。
本作の撮影場所が映画『カメラを止めるな!』と同じことが話題になっていることが話に上がり、白石監督は「完全に『カメラを止めるな!』の場所なんですけど、見栄えとお金の都合とスケジュール等いろんな面で考えて、この場所がベストだった。ていうのと、皆さんの記憶には『カメラを止めるな!』が残っているかもしれないが、本作で塗り替えてもらえればいいな(笑)。」と撮影場所を選んだ経緯を話した。
本日9月9日はちょうど1年前の2022年9月9日が本作のクランクアップ日であったことから、撮影時の思い出話に話が及ぶと、白石監督は「雨が多かったな~、コワすぎなのに待ち時間があったね、基本コワすぎはノンストップで撮っているので、コワすぎ最後にして待ち時間ができたな」とコワすぎシリーズならではの思い出を話し、
つづけて大迫と木村は「すごい暑くてたまらない日に、プロデューサーがアイスを買いに行ったら途中で車がパンクして車が使えなくなったので、車内でのシーンのリハーサルができなくなった。だから原っぱにパイプ椅子を車の形に並べて何回もリハーサルをやったよね!青空教室みたいにね!」と盛り上がった。
また、怖い現象がすごく苦手だという福永は「私は、個人的にお清めスプレーを持って行ってシュッシュシュッシュまきながら撮影していました。あの廃墟にいると、物音がしただけで怖い気持ちになってくるんですよ…だから撮影中はずっと怖がっていました。」とホラー作品ならではのエピソードを語った。
南條は、あんな赤い格好でお芝居するのはどうだったかと聞かれ、「最初は、血だらけの予定ではなくって…雑な白塗りで…」と明かすと、白石は「ジョーカーみたいな自分で塗ったようなイメージだったけど、色々考えて途中で血だらけになった。」と役の裏話を語った。また、「蚊が多い現場だったんですが、私全然刺されなくて、よく見たら蚊が血のりにひっついて死んでいた(笑)。血のりに守られていたんです。」と赤い女の特殊メイクならではのメリットも飛び出し、会場に笑いを誘った。
他の白石作品にも出演経験がある木村は「『オカルトの森へようこそ』で初めて白石監督の現場を見て、フェイクドキュメンタリーの撮り方に興味がすごくあって、自分が出てないときもどういう風に撮っているんだろうと思って興味深く見てました。今回はがっつり撮ってもらえました。白石監督は芝居のことに対してあまり言わないのでびっくりした!なんか小学校の運動会をお父さんが撮ってくれてるような(笑)、監督はお父さんのように温かく好きなようにやってくださいというような感じでした」と監督の撮影技法を語った。
久保山は「白石監督からアクションをやってもらいたいというお話があって、それからちょっとアクションの体験をしたり武道に入門したりアクションをやっている先輩に殺陣を教えてもらっていたんですけど、、パンチに特化した役だと思ってなくて、全体的にアクションをすると思っていたので、パンチを全然練習していなかったので、本番前に大迫さんにパンチをみてもらったらへなちょこパンチだったので、練習で、大迫さんにスパークリングをやってもらった」と語ると、大迫・白石から「スパークリング!?スパーリングでしょ!!」とツッコミが入った。自身の言い間違いとツッコミに笑いが止まらなくなってしまった久保山とキャストの微笑ましい場面に、会場が笑いに包まれた。
小倉は「役名と本名がほぼ同じなので素に近い感じでできたな、小倉綾乃として楽しめたのかなと思っています。」と語ると、白石監督は、「別作品での小倉さんの演技を観てそのリアリティーさが良くて、フェイクドキュメンタリーに出演してもらっても絶対大丈夫だなと思ってオファーした」と語った。また、撮影秘話を聞かれた小倉は、「一つ言いたいのが、すごいゾッとしていることがあって、自分の携帯につけてる赤い服を着たクマちゃんのストラップが一瞬だけ、リュックの後ろからでてるんですよ!皆さん気付きました(笑)?もしよかったら確認しに、2回3回と観に来てください!」と撮影中ゾッとしたエピソードを語った。
本作の出演の経緯を聞かれた梁瀬は、「久保山さんと共演経験があって、久保山さんに誘っていただいて、その時は、コワすぎシリーズ観ていなかったんですけどやりたい!ということで、出演しました!」と明かした。
白石監督とは5回目のタッグとなる桑名は、「たくさん、色んな役を白石監督からいただいているんですけど、小学生の頃からお世話になっていて、何1つ被らないおいしい役をいただいています(笑)。今回はとうとう来たか!という霊媒師役をいただけて、とても楽しんで霊媒師を演じました。素敵な役者さんと撮影ができて思い出深く、今後一生忘れないぐらい濃い記憶に残る作品に出させていただけて、嬉しいです。3回も4回観に来ていただいて、ご家族やお友達にもおすすめしていただければなと思います!」と作品をアピール。
最後に白石監督が代表してご挨拶。
「本日はお越しいただきましてありがとうございました。このコワすぎ!シリーズはこの作品でラストです!ということで作った作品なんですが、この作品がもし盛り上がりすぎて、あまりにも会社が儲かったら会社もつづきを出しますよという可能性はありますので、是非このTシャツもご購入いただいて、会社を潤わせていただけたら、次のコワすぎ!を作ることもやぶさかではないのかもしれませんので、ご協力いただけますと幸いです。本日はどうもありがとうございました。」と笑いを交えて次回作の意欲を告げ、観客からの大きな拍手の中、舞台挨拶は幕を下ろした。
【イベント概要】
■日時 9月9日(土) 11:00~11:30 ※上映後イベント
■場所 ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1 (東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 8F)
■登壇者(敬称略):白石晃士監督、大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛
<INTRODUCTION>
今から11年前の2012年、レンタルビデオ店のホラーコーナー棚に突然現れた「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」。『ノロイ』や『オカルト』など、ホラー映画界で異彩を放っていた監督・白石晃士が満を持してスタートさせたフェイクドキュメンタリーシリーズは、唯一無二のブッ飛んだ世界観でカルト人気を獲得した。
怪奇現象を追う取材班が、車で口裂け女に体当たりしたり、河童を捕獲しようとしたり、学校のトイレから異次元に吸い込まれたり、コックリさんに素手で殴りかかったり……。「いったい何を見ているのか?」と唖然、爆笑、戦慄がいっぺんに迫りくる異様なテンションと、ジャンルの常識をぶち破る予測不能なストーリー展開はエスカレートの一途をたどり、2014年には初の劇場版が公開。その後も「戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!」シリーズへと進化を遂げた。
そして8年間の沈黙を破り、「コワすぎ!」の集大成とも新たな世界線ともいえる最新長編映画が劇場公開される。呪われた廃墟で撮影された投稿映像に収められていたのは、不気味な祭壇と、全身血まみれの“赤い女”、そしてどこにも映ってない赤ん坊の鳴き声だった。粗暴なプロデューサー工藤とディレクターの市川、田代カメラマンの「コワすぎ!」チームが再集結。怪異を解き明かすために、いま時空を超える!
往年のファンも、まだ「コワすぎ!」未体験という方も、数々の伝説が凝縮された《戦慄怪奇ワールド》の真髄をぜひ体感していただきたい。
作品情報
<CAST・STAFF>
監督・脚本・撮影・音響効果:白石晃士
出演:大迫茂生 久保山智夏
福永朱梨 小倉綾乃 梁瀬泰希 南條琴美 木村圭作 桑名里瑛 吉田悠軌 白石晃士
製作:吉原豊 プロデューサー:三上真弘 田坂公章
ラインプロデューサー:姫田伸也 助監督:山口晋策 録音・整音:根本飛鳥 特殊造型・イラスト:相蘇敬介 編集・合成:宮崎歩
配給:アルバトロス・フィルム 制作プロダクション:レスパスフィルム 製作委員会:ニューセレクト ジェンコ
2023年|カラー|16:9|ステレオ|78分
©2023「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会
【Web】
・公式サイト https://kowasugi.com/
・Twitter https://twitter.com/kowasugi_movie
・TikTok https://www.tiktok.com/@albatros_film?lang=ja-JP
・推奨ハッシュタグ
#コワすぎ #ヤバすぎ #オモロすぎ