【本編映像解禁】「人が死んでんだよ!」叫ぶ主人公を鼻で笑う母親が怖すぎるー。不穏さと絶望感が滲む家族の食卓シーンが公開!『みなに幸あれ』公開中!

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「地球上の幸せには、限りがある――」
狂気に満ちていく古川琴音が怖すぎる



2021年日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)の初大賞受賞作品である『みなに幸あれ』が、長編となり現在、全国で公開中だ。

この度、不穏さと絶望感が滲む家族の食卓シーン(本編映像)が解禁された。




主演は、今最も注目を集める俳優の一人で、若手俳優の中でも確かな演技力で評価の高い古川琴音。古川自身初めてのホラー映画への出演となる。
メガホンをとるのは、「日本ホラー映画大賞」にて同名タイトルの短編映画として大賞を受賞した下津優太。商業映画監督デビューにして、早くも世界各国の映画祭で称賛を浴びており、今までに観たことのない斬新な恐怖の世界を創り上げている。
そして、総合プロデュースを手掛けるのは、日本ホラー映画界の重鎮である清水崇。



©2023「みなに幸あれ」製作委員会








「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」

人類の宿痾と言ってもいい根源的なテーマが根底に流れ、とある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていく様を描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる…。」という得体の知れない恐怖と対峙していく―。








【新着情報/本編映像解禁】
一番信頼できるはずの家族の存在が、
主人公を絶望のどん底へ突き落とす—。





19日に公開されてから「観たことがない新感覚ホラー」「終始強烈に狂ってる」「最悪だった(褒めてる)」など、SNS上で常に話題が耐えない本作より、話の噛み合わない家族の不穏なやり取りが際立つシーンが解禁された。

映像では、食卓を囲む家族の中、主人公・孫(古川琴音)だけが取り乱した様子で「絶対におかしいって!」「目を覚ましてよ!」と必死に両親に何かを訴えかけている。それを面倒臭そうにあしらう父親と、「目を覚ますのはあなたの方よ」と我が子の言うことにまるで耳をかさず、穏やかに微笑む母親。何事もなかったかのように何気ない会話を楽しみながら食事を始める家族、誰一人自分の話を聞いてくれない異様な状況を飲み込むことができない孫は、荷物をまとめ怒りをぶつける。「狂ってるよ!人が死んでんだよ!」と声を荒げる彼女を母親が鼻で笑った途端、突如祖父が口から血を噴き出す。衝撃的な光景を目の当たりにし声も出せず固まる孫をよそに食事を続ける家族。「始まったのね」「まずいな、早く見つけないと。」「お姉ちゃんがきっと治してくれるから。」「あなたのせいでこうなったんだから早く次を見つけてきなさい。」畳み掛けるように浴びせられる家族たちの言葉。彼らの言葉が意味するのは、恐ろしい“幸せの本質”だった。 「今見るべき作品」と話題沸騰、Jホラーの歴史を塗り替えた本作をぜひ劇場でご覧いただきたい。





著名人コメント(敬称略、順不同)


©2023「みなに幸あれ」製作委員会




謎のような人たちが住む謎のような村の物語だが、古川琴音の迫真の恐怖表現が、この映画のリアリティを強力に押し上げていた。見事と言う他ない。我々はついに本物のホラー映画女優に出会った。

黒沢清(映画監督)



新しい世界観を生み出し続けるA24のような現代ホラー。
この映画は、明らかにそこに参戦している。
幸福ということが、どんな犠牲によって維持されているのか。
目を背けてきたものを見せつけられる怖さ。

瀬々敬久(映画監督)



「実際に現実に起こりそうなこと」に近ければ近いほどホラーは怖い。
その観点で考えると、この作品に勝るものはないのかもしれない。
だって画面の中で起きていることは「実際に現実で起きていること」だから。

オカモトコウキ(OKAMOTO‘S)



なんだこれは!心霊現象も殺人鬼も登場もしない、理解不能で常識を超えた新感覚の恐怖と嫌悪感。
監督・下津優太、日本ホラー界に新しい才能が誕生した瞬間をシェアすべし。
古川琴音、あなたは一体、どうしてこんな…

笠井信輔(アナウンサー)



動揺し、戦慄した。和製ホラーのゲームチェンジャーが来た…。
超高齢化社会に同調圧力、食糧難…狂的な現実に基づいた恐怖。
この異常な時代にふさわしい1本に、ついに出合えた気がする。

SYO(物書き)



こんなに不気味な映画は観たことがない。自分で閉じていた蓋をこじ開けられた感覚です。
幸せとは、一体なんなんだろう。

浜島直子(モデル)



©2023「みなに幸あれ」製作委員会









<海外映画祭コメント>

©2023「みなに幸あれ」製作委員会




強力なストーリー、独創的なアイデア、ダークユーモア、田舎暮らしという要素が、暗いホラー映画のレシピを完璧に完成させている。
(プチョン国際ファンタスティック映画祭 最優秀アジア映画賞 受賞)


コントロールされた演出力をもつ下津優太は、Jホラーの伝統を受け継ぐにふさわしい監督である
(Monsters Taranto Horror Film Festival最優秀監督賞 受賞)



©2023「みなに幸あれ」製作委員会








【ストーリー】

©2023「みなに幸あれ」製作委員会



看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。


©2023「みなに幸あれ」製作委員会











映画『みなに幸あれ』
出演:古川琴音 松大航也
原案・監督:下津優太 総合プロデュース:清水崇 脚本:角田ルミ 音楽:香田悠真
主題歌:「Endless Etude (BEST WISHES TO ALL ver.)」 Base Ball Bear ※レーベルロゴ
製作:菊池剛 五十嵐淳之 企画:工藤大丈 プロデューサー:小林剛 中林千賀子 下田桃子
助監督:毛利安孝 川松尚良 統括:古賀芳彦 撮影:岩渕隆斗 照明:中嶋裕人 録音:紙谷英司 美術:松本慎太朗 
スタイリスト:上野圭助 メイク:木戸友子 CG:橘剛史
製作:KADOKAWA ムービーウォーカー PEEK A BOO 
制作プロダクション:ブースタープロジェクト 
配給:KADOKAWA
©2023「みなに幸あれ」製作委員会

■公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/
■公式Twitter:@minasachi_movie




2024 年 1 月 19 日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開





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